頭で考えるのではなく体で感じる

頭で考えるのではなく体で感じる とはどいうことでしょうか?栄養学も自然科学ですから、まさに、自然からのいただきものです。物質を分析した形だけを見るものではありません。そこにお天道さまがある。分析によって知った今までわからなかった知識をもっと深く掘り下げたとき、そこにいのちがあるのです。

頭で考えるのではなく体で感じる

頭で考えるのではなく体で感じる

魚の骨でも骨せんべいにしてパリパリに油で揚げて食べる知恵は、お天道さまに申しわけない心が根となってあるからです。

捨ててしまうコマツナの根も、コンプや煮干しのだしがらもありがとうの心で、おいしく手品みたいに形をかえて食卓に踊り出る。これはけちで捨てないのではありません。「いのちにありがとう」の心がさせるのです。

このお天道さま思想は、端的で明快。さわやかな感触の鋭い民族の根を養いました。

ところが、今は挨拶にしても、おはようございます、いただきます、ご馳走さま、おやすみなさいと言葉にするだけで、肝心なことを伝えようとしないのです。何のためにするのかという、その根底となる心を教えない。よそへ行ったときに恥をかくから、親が笑われるから、世間体が悪いから、お里が知れるからと言って、肝心なことを伝えようとしない。心を伝えないから、スーツと入らなくて子どもも納得できないのです。

これでは、表面を気にして人のことが気になる人間になってしまう。立派になれと言っても縮んでしまいます。この頃、自然農法、有機農法が大事というと、箱だけそれらしくつくって、農薬をどっさり使っても有機農法無農薬で送り出したりします。

また、2001年9月10日に千葉県でBSEの疑いがある牛が発見されたと農林水産省が発表し、大騒ぎになった狂牛病問題では、うそつき食品が次々と現れました。心がないと、本当のことをしないのです。食べものも、栄養学で言う知識を覚えただけでやめないで、体に入ってどうなるのかを考えることです。

細胞と神経は心で働くのです。食物は、そのいのちを人間に与え、姿をかくして人間のいのちとなるのです。そしてかすとなって出てくる。それを浄化してくれるトイレにもありがとう。その「いのちにありがとう」を忘れると、理屈だけ言って、何で私だけトイレ掃除云々と不平不満の生活となってしまうのです。すべてのことはつながっているのです。そのつながりにまで想像をめぐらすことが大切なのです。

日本の 「 お天道さま 」 思想の重要性とは

日本人は 「 お天道さま 」 思想 という考えかたをします。例えば「食べものを捨てたらお天道さまに申しわけない」と言います。そのお天道さまって何でしょうか?」

「太陽と思っている人」と「太陽でなないと思っている人」が半数ずついるようです。

「 お天道さま 」 は、太陽に畏敬と親しみをこめて言う語です。 日輪。 特に神格化された太陽神として扱う場合に用いられます。

小さい頃に食べ物を残すと 「 お天道さま 」 に申し訳ないと言われたことがある人はたくさんいるかもしれません。

人の顔を見て、みんなはどうかなとみんなに合わせる。みんなで渡れば恐くない式で周囲を見るのです。

今はみんな便利で簡単でラクなほうが良い。損したくない。お金が大事で心をどこかに忘れてきてしまうのです。日本人は多くの人が「あの人がやっている」からいいだろうという考え方が根強くあります。比較をして少しでも優位にたつ方法を模索しています。

「 お天道さま 」 思想

「 お天道さま 」 思想

これまで、日本の教育の根底はお天道さま教育でした。道徳的な教育は人間形成に非常に大切なのです。人は迷いますからそんなとき、判断に迷ったとき、自分に都合のいい答えでなく 「 お天道さま 」が見ているという視点で考えるようにします。テストや偏差値で人間の価値を評価することも必要なのかもしれませんが、それが全てになってしまっては人間の心は育ちません。

お天道さまとは天道と書きます。例えば、昔の人は、お魚を食べるとき、このお魚もお天道さまのおかげと言って骨までしゃぶって、お茶につけて飲みました。無駄にしたらお天道さまに申しわけないという考え方です。

そうです。あの見える太陽の背後にあるもの、あの雲をつくり出しているその背後にある見えない偉大な力。つまり、人間の力のおよばない自然の力をお天道さまと言ったのです。

天とはあの青い空ではありません。あの空の背後にある力そのものです。天に恥じない心を大切にし、天に申しわけないと言ったのです。天とはそれです。

今は天と言えばあの青い空。地と言えば窒素、リン酸、カリウムの物質の土。土はいのちですがそれが見えないから、ああわかったわかったと、味もそっけもないのです。

こんな経験はありませんか?親に叱られた記憶です。友達が、お菓子をもっていて私に半分くれると言ったので、喜んで二人で木の根っ子に座って食べました。しかし、それはその子が親の財布から盗んだお金で買ったお菓子でした。それがばれて親に叱られた友達は、理由を聞かれたときに、私が食べたいと言ったからと答えたのです。

母は、私を叱りました。私が「もらったのだ」と言っても信じてくれなかったのです。一生懸命違うと言い張ると、「うそまで言うのか」と叱られ、子ども心にももうそれ以上説明のしようもなく、悲しくて泣きながら外に出て、じっと天を仰いで空を見ました。

そして「お天道さま、わかってるよね」と、涙をボロボロ流しました。「そうだ! お天道さまが見てる。わかってる。もういいや」と、心で受けとめて納得し、泣くのをやめました。また、何かのときに「うそを言う」と叱られたとき、「お母さんはいつもお天道さまが見てる、知ってるって言ったでしょう。

お母さんがわからなくてもいい、お天道さまが知ってるもの! 」とすごい勢いで言ったら、母がびっくりして「わかった」と言いました。これがお天道さま教育であり、よく言う「おかげさま」の心です。

おかげさま 相手の助力があったことを感謝する表現。 「おかげ」をさらに丁寧にした表現で、多く「おかげさまで」の形で用いる。 また、漠然と、身辺の状況が良いことについて感謝を表明する際にも言いますね。

今の学校教育でも、家庭教育でもこのお天道さま思想が失われ、「人間をこえた大きな力があるんだ」ということを子どもに教えません。そこに教育の限界があると私は思います。この大きな力を知るとき、枠も垣根もなく、広く深く生きられるようになるのです。それを先祖達は端的に伝え残してくれました。これは日本にしかない大変な遺産です。

テストでいい点をとる、地元の進学校に通う、お友達よりいい点をとるといった教育にはかならず後にしっぺ返しがまっているでしょう。そして子供達もその違和感に気づき始めているのです。

天知る、地知る、我知る、人知る なども似たような意味ですが、昔の方々の子育てには、きっと重要なポイントだったのでしょう。
道徳的なことを伝える生活の中での教えのような気がします。人として生まれて人の中で生きていく中で重要です。

自然の摂理

生かされているという感覚

生かされているという感覚 はとても大切な感覚です。健康になりたい、幸せになりたいと、願うのは誰も一緒です「ではその幸せ健康は根ですか? それとも出てきた枝葉ですか? 」とたずねると、誰もが「根です」と答えます。

生かされているという感覚

生かされているという感覚

大事なのは根っこ、根っこが育たなければ葉や花は育たない

しかし、これは根ではなく葉なのです。健康や幸せや自由や平和といった、人間が願うことがらは見えないいのちです。根から実って現象として出てきているのですから、枝葉です。この当たり前のことなのに多くの人はびっくりしています。

健康も幸せも不幸も病気も、枝に実った実なのです。この辺からすでに考えかたが違って、健康という願いばかり追いかけて根を枯らすから、不健康の実りばかり出てきてしまうのです。

体の健康ばかり追いかけても、毎日の生活が健康的でなければ実現しません。その生活とは先にもふれましたが、衣、食、住、人間関係です。

ですから願いばかり先行しても、健康体に導く生活ができていなければ、願いとは裏腹な心のようにしか出てこないのです。生活を健康にしようと思うなら、心を健康にしなくては難しいのです。

心の健康とは、どう生きるか、どう考えるかです。それによって行動が違ってくるのです。食についても、いのちの尊さがわからなければ一時しのぎの三日坊主で終わります。朝の目覚めもおはようの挨拶も、この、いのちへの感謝の心があるかないか、生きてるのか、生かされているのかでまるで違ってくるのです。

何度もくり返しますが、心臓も肺も自分が動かしてはいないのです。これは自然の働きです。太陽を照らし雨を降らせ、土をうるおす、いのちあふれる自然の恵みをありがたくいただくのか、頭だけ、理屈だけで食べるのか。それが「いただきます。ご馳走さま」に表現されます。

日々の挨拶は生活の基礎、心の基礎、人間関係にまでつながります。住居にしても畳は酸素を出し、木や紙は生きて呼吸して、湿気の多い日本の風土に合うのは木造建築です。しかし、国土が狭いので今は鉄筋が多くなっています。そのため換気に気をつけ、自然をとりいれる工夫をするのも大切なことです。そんな日々の生活の健康が基礎となって、心を養います。それによって幸せも健康も育ち、運命の健康へと運ばれてゆくのです。

大事なのは根っこ、根っこが育たなければ葉や花は育たない

大事なのは根っこ、根っこが育たなければ葉や花は育たない 部分的に論じたものに減塩があります。
塩が良くないから塩をへらせとなれば、やたらと塩をへらして、体のバランスをくずし、だるくて動けなくなった人もいます。減塩は体調管理と密接に関係しています。

大事なのは根っこ、根っこが育たなければ葉や花は育たない

大事なのは根っこ、根っこが育たなければ葉や花は育たない

もちろん摂りすぎはNGです。健康を害してしまうのは言うまでもありません。ガンの原因になるほど恐ろしいものです。
胃壁をむき出しにしてしまう(塩)

こんな話もあります。塩をへらして梅干しが腐ってしまっと言うのです。そのため、焼酎を入れたり、防腐剤を入れた梅干しや漬物も登場する始末です。これでは本末転倒です。

今までおいしくできていたのになぜそれを続けなかったのか。そこに心のひずみ、生きる姿勢のずれがあり、ここにこそ気づくべきなのです。

食べものは生きものです。科学がどんなに進歩しても、理論でいくらおしまくっても、真理に反するものは必ずそのように表現して教えてくれます。

その出てきたものを見て植え直さない限り、正されません。病気、不幸、災難も同じ。すべて、根の間違いを知らせてくれているのです。根が腐ってしまっては葉も実も枯れてしまいます。

体の健康を願い、運命の健康を望む。幸せに生きたといっても、この日々の生活が健康でなければ、足もとからしっかり根づくはずがありません。

枝葉がよく繁った大木を見れば、根の深さがわかります。根は土の中にあって見えなくても、根のごとく枝葉は繁るので、枝葉の具合を見れば、根はどれだけかがわかります。枝葉が育って早く実がなることを望んでも、根が育たないと枝葉は枯れます。

根は心(生きかた、考えかたの精神世界)、幹は自律神経で、枝葉は体を構成している内臓の多くの器官です。根と幹(心と自律神経) はつながっていますから、心のごとく神経は働き、60兆の細胞を動かして体に伝えます。細胞の1つ1つは神経そのものの働きです。

明るい心で喜んでいるとき、心のごとく細胞はいきいきと働き、血液もよどみなく流れ、毒素も公害も流すくらいのエネルギーを与えられます。

逆に、暗く狭くとらわれた心は神経を疲労させ、働きをにぶらせるので、細胞も心のごとく閉ざされて自由に働きません。それで内臓の働きも弱まり、毒素や疲労素も残されてしまい、不健康と縁ができてしまうのです。

脳のしくみを見ても、神経と心はすべてつながっていますから、体も精神も生活もすべて生きかた、考えかたの心の姿が根のごとく枝葉に出てきます。

その神経は、人間が動かしているのではありません。心臓、肺、胃腸の働きは自分で動かしているのではなく、自然の働きです。この働きがスムーズなら、神経は宇宙につながるので体も健康です。病気や不幸や災難にみまわれるのは、不自然さやトラブルの根があるからです。その出てきた枝葉から、もとになった根を探せばいいのです。

食物の摂取のしかたひとつにしても、心が育たないと、便利で簡単で合理的なインスタント的な加工食をとりこみ、その蓄積が不健康を生むことになってしまうのです。刑務所の栄養士の話です。ここは安い食費ですから、麦が4割も入る真っ黒いご飯です。ヒジキなどの海草、ゴマ、根菜類や大豆をよく使い、呉汁などもよく献立に加えるそうです。

これらは健脳食(脳を健康にする食事)です。心の開発を考えて、すべて手づくりなのです。そうした食事を続けると、考えかたも落ち着いてきて、心がかわり、いきいきと働き出すと言います。食べものと心のつながりを本当に考えさせられると言っていました。

ストレスには、人間関係や環境など、さまざまな要因が絡んでいますが、食生活の乱れも無関係ではありません。なぜなら、私たちはストレスを脳で感じますが、その脳を働かせているのは他でもない食べ物だからです。

食事が心も休も狂わせている

人の体=宇宙の仕組み

人の体=宇宙の仕組み とはどういいうことでしょうか? 脳血栓や心臓病・高血圧・糖尿病などが、10年間足らずで2倍以上にふくれ上がってしまいました。

つい先日まで元気でいた人が突然入院したり、歩けなくなったり、亡くなったり、そこまでいかなくても、調子が悪いので薬を飲んでいるという人が多いようです。

人の体=宇宙の仕組み

人の体=宇宙の仕組み

こうした中で、薬を使わず、自然の力を生かして生命力を強める 「 自然療法 」 を実践する人たちも増えています。
健康の大切さは自分で理解しているように思っていますが、本当に健康を害したときによくわかります。

「現代医学ではもうお手上げというガン患者が自然療法で助かるなんて、うそでしょう」と言う人が大勢いますが、 「 自然療法 」 はいのちの源である自然に帰る道で、病気治しではありません。自然に帰る心を養うことで、生きかた、考えかたをかえた生活が、結果として病気を治すのです。

ガン患者のための血液浄化のための自然療法
http://www5a.biglobe.ne.jp/~wahuu/cancer/

いのちは自然からのいただきもの。この体は小宇宙で、宇宙につながるエネルギーです。神経はすべての細胞を動かしています。そして、その神経は宇宙につながっているのです。

内臓にしても、自分で動かしているわけではありません。心臓も肺も、すべて宇宙のいのちの根源とつながっているのです。

私達は、その無限の大いなる力によって支えられ、生かされています。ですから、ある一面だけをとらえて病気を治そうとしても、病のもととなったゆがみ、宇宙のしくみに反した流れそのものを正さなければ、治ったことにはならないのです。

一方、現代医学は解剖からはじまった学問です。死んだ体の解剖ですから、そこにいのちはありません。それを細かく分析してバラバラにして発達してきたので、治療はそれぞれ違います。

だから内科、婦人科、外科と細分化しています。そして、出てきた病気という現象をとらえ、それを薬や手術、臓器移植などで治すのです。それは、枝葉として出てきた部分を何とかしようとするのであって、人間のいのちである根は考えていないのです。だから薬で攻撃し、手術や移植がだめならもうだめということになってしまうのです。

っまり、医学と自然療法は根底から考えかた、追究のしかたが違うのです。だからと言って、医学はだめだと言っているのではありません。自然療法では間に合わなくて、手術や点滴で助かる人も大勢いますから大事だと思います。大事なことですが、病院と縁がないように日々の生活に気をつけ、いのちの流れを大切にして生きるのもひとつの道。これが自然療法です。

では、自然に帰る健康的な生活は何から生まれるかというと、まず衣、食、住です。衣は、化学繊維ではなく木綿、毛、絹が自然です。

上着は化繊でやむを得ないとしても、1日1Lも汗を出すというのですから、下着だけは木綿が良いでしょう。ところが、この頃の若い人は、いきなり化繊の下着をつけます。これは保温、吸湿とともに神経にもマイナスで健康的ではありません。

寝具にしても、ふかふかのベッドやふとんでは背骨が曲がるので、せんべいぶとんが良いのです。枕も、小豆やソバがら、パイプが頭を冷やし、血行を助けます。

住について言えば、物質文明がつくり出す騒音はカルシウムを消費しますから、イライラしやすいと言えます。豊かな自然の中に行くと安らぐのも、都会に自然のエネルギーが失われているからです。

食については、手づくりを心がけることです。どありません。見せかけだけなら、人工甘味料、機械が大量生産する食べものに心なまかしもききます。これでは心がなく、いのちが消えるのもしかたのないことです。最近の栄養学の研究では、心や脳の働きが、未精白穀類のデンプン質のような自然なデンプンと、精白した穀類デンプンや砂糖のような精製しすぎたデンプンとでは、大いに違うことがはっきりしてきました。
そしてその糖が不足することでうつと間違えるような症状もあわれるのです。

うつの原因かもしれない「低血糖症」 | 食事でもっと健康にな
https://eat-h.com/?p=279

赤痢菌の一種である駒込菌の発見者で、文化勲章を受章された凍大名誉教授の二木謙三博士は、玄米博士と言われたくらい玄米食者としてよく知られています。

先生は昭和41年、92歳で天寿をまっとうされるまでの70数年間、玄米菜食で健康そのものでした。池袋から東大まで歩かれたと言います。
医者の家に育った先生は、患者からのもらいものでお菓子の山と肉と魚の食生活を送っており、子どもの頃から病弱でした。

小学校も2年遅れ、旧制中学は20歳でやっと卒業できたという気の毒な前半生で、その間、胃腸病、ぜんそく、ノイローゼ、腎臓痛、皮膚病と、病苦の連続だったのです。

一人前の丈夫な体になりたいと夢見ていたのでしょう。脚気に悩まされていた軍隊が、精白米に精白しない麦を3割入れ、脚気をはじめとする病人をへらしたという話を聞いて、菱食にして、調子の良いことがわかると、さらに玄米に着目され、実行していかれたということです。

それから1日1日と健康になられ、しかも医薬品で治らなかった病気が食事の改善でうそのように治ったのです。二木先生はこの経験をもとに、それからは細菌学の研究のかたわら、一生涯を玄米食啓蒙運動に捧げられました。

玄米菜食」は腸にとってプラスに働くか | 腸の冷えは不調の原因に
https://www.cause-reason.info/b-rice/2015/11/post.html

治る体質、治らない体質

漢方は体質医学

同じ環境で生活していても、発病する人、しない人がいます。また、病人の病情(病気の性質と状態)も、それぞれです。なぜ?こうなるのでしょうか?漢方は、自然順応を健康の基本と見ますから、この考えに立てば、人によって発病したりしなかったりするのは、自然に順応できる体質にあったかどうがカギになります。
病気の原因は、順応する体質であるかどうか、つまり原因を体内に求めることになります。漢方が「体質医学」であると言われる所以はここにあります。

陽性体質、陰性体質

漢方医学では、体質を陽性体質と陰性体質の2通りに分けます。

陽性体質
強い体質、漢方では実証という。
病気に対する抵抗力のある体質。病気になっても治りやすく、自然治癒力の強い体質です。
陰性体質
弱い体質、漢方では虚証という。
病気にかかりやすい体質。病気になると治りにくく自然治癒力の弱い体質です。

気を重視

さらに体質の判定にあたって重要視されているのが、「気」といわれる精神状態の良否、並びに親から受け継いだ身体の性質(先天性体質)と生後に発生した身体の性質(後天性体質)です。

西洋医学の体質分類

西洋医学では、体質を次ぎのように分類しています。

  1. 発育不全体質
  2. 胸線リンパ線体質
  3. 無力体質(下垂体質)
  4. 浸出性体質
  5. アレルギー体質
  6. リウマチ体質
  7. 精神病体質
  8. 痛風体質
  9. 卒中体質
  10. 結核体質

この西洋医学の体質分類は、特定の病気にかかりやすいか否かを基準にして区別していうrのが特徴で漢方医学ほど広義に解釈されていません。

体質決定の要因

体質を一般的に決定する要因は、遺伝と環境の3つです。

  1. 体質形成の主役は、なんといっても先天的要因=遺伝があります。遺伝体質は主として、受精から出産に至る母の胎内で形成される体質です。血液や白血球のタイプ、骨格異常、内臓の奇形、気質的な変化(不全)などでこれを一次体質(胎生発達期の体質)といいます。
  2. 次に子宮害の環境によって生じる体質。オギャーと生まれてからの生活環境、とくに食生活が主体となって形成される体質です。機能的な働きに関係する体質で、これを二次体質(成長発達期の体質)といいます。
  3. 最後が本人の気構えによって形成される体質です。たとえばクセなどもこれになります。

三者一体でつくられる

以上のように体質とは、その人がその時々にもっている形態的性質(形質)、機能的性質(素質)、精神的性質(気質)の和であり、形と機能とが精神とが三者一体となって作られています。

改善できる体質とは

一次体質は遺伝的要因が強いので、現代医学による血液交換とか、外科的手術といった手段以外には、改善不能です。
二次体質は、環境、とくに食生活が深く関わっています。これは、生活環境の改善によって体質改善は化膿です。
三次体質は、本人の心構え(漢方でいう気)によって変化する体質ですので」、精神力によって改善が可能です。

体質改善は漢方が得意分野

一次体質は遺伝因子によってほとんどがその原型ですから特殊な場合は除いては改善することができませんし、健康上の障害になるとは限らないものです。
健康上の問題となるのは、二次、三次体質です。漢方は病気の発生、再発、進行、変化をめぐって、体質の判定を基礎にして処方していくので、実は二次、三次の体質改善は、漢方が最も得意とする分野なのです。これに対して西洋医学では、体質を特異なものとして半ば見放したり、見放された患者の方も「体質が原因なら治らなくても仕方ない」と諦めてしまいます。

陰性体質の改善

最近の漢方ブームの背景には、西洋医学が体質改善にあまり力を発揮できなかったのに対して、漢方は著しい体質改善の結果を示したからです。そこで、漢方の考えに立って二次、三次の体質改善法を紹介しています。
まず重要なことは、二次・三次体質の陰性化です。身体と心の冷えによって、体質はどんどん陰性化していきます。
陰性化していけば、やがてアレルギー性疾患、便秘、宿便、胃腸障害、婦人科疾患、神経痛などに悩まれることになります。
陰性体質は食生活や生活習慣をかえることによって、改善できるのですから心がけ次第ということになります。

塩ヌキ療法で陽性化

塩抜きはこちら。

食生活では、体質のかたよりに応じて三大栄養素、ビタミン、ミネラルを摂取すれば改善されていきます。

ミネラルで体質変換

陰性体質を陽性体質に変換するためには、たんぱく質とカルシウムを多くとるように心がけます。体質変換にはミネラルによる体液変換が有効性が高いのです。

カルシウムの多い食品 チーズ、ちりめんじゃこ、桜えび、大豆
ナトリウムの多い食品 食塩、塩辛、みそ汁
マグネシウムの多い食品 麦類、芋類、
カリウムの多い食品 落花生、果物類、しいたけ、ジャガイモ

体質の陽性化には、体の保温と排泄を心がけることが大切です。

また、日本人の体にあったものを摂取することが重要なポイントになります。
植物性発酵食品が特に合っていますのでぬか漬けや味噌、しょうゆなどの添加物が加えられていない無添加のものを選ぶようにします。
自然な通じがなく困っている人はイサゴールがおすすめです。

身体の冷えは顔色にすぐでる

四診

漢方の診断法は、前述したとおり治療法を決定するためのものです。漢方が集大成された時代は、検査器具や診断設備のない時代でしたから、診断は現代医学と異なって、すべて五官の感覚のみに頼って行われています。診断にあたっては、四診を使います。要診(視覚)、問診(聴覚)、問診(問答)、切診察(触覚)の四つです。
具体的には、漢方医は患者の身体の表面にあらわれた症状や当人の訴えによって診断します。

顔面望診

なかでも重要視されているのが、望診です。「上工ハ望診ニヨリテ病ヲシル」といわれ、病人を見ただけで、正確な判断をできるのが名医の条件とされています。望真は、現代医学の視診に相当するもので、漢方医では、全体像、顔面部、舌、眼の望診をとくに重視しています。
顔面望診の基本は、顔は身体の萎縮図であるという考え方を基本に体内の全般的異常を顔面の望診によって診断するものです。
普段と違った顔色が見られるのは、必ず体内のどこかの異常と対応しているからです。顔面のどの部分に、どんな色が現れたら体内のどの部分がどんな状態になっているかを望診によって知ることとが出来ます。

冷えを望診すると…

身体の冷えという症状についてもどの臓器に冷えがあるかを、顔面の部位の色によって判断できます。
まず、冷えの色は、蒙色といって鉛筆の芯の色、墨の黒さとは明らかに違う、ちょっと陰影と見誤りやすいくらいの、湿灰色です。蒙色の現れる顔面の部位と、内臓の関係を箇条書きにしたので参考にしてください。
蒙色望診法は「小腸の宿便」を提唱した二代目・目黒玄竜子先生が30年の歳月と2万人に及ぶ観相体験によって開発された、きわめて信頼の高い病相学です。

冷えの自己診断(目安)

  1. 疲れやすく、根気や気力がない。
  2. 冷え性、冷えのぼせ、冷房に弱い。
  3. 慢性便秘、尿が近い、汗が少ない。
  4. 胃下垂、腹鳴、腹が張る、食欲不振。
  5. 生理不順、不妊症、精通がある。
  6. 肩こり、腰痛、神経痛がある。
  7. 低血圧症、平熱が低い、アレルギー体質。
  8. にきび、しみ、肌荒れ

顔色の発現と内臓の関係

  1. 冷え性で婦人科が弱く、宿便もたまりやすい
  2. 性線ホルモン、副腎皮質ホルモンの分泌異常
  3. 下腹部の冷えによる生理不順
  4. 冷えによる自律神経のアンバランス
  5. 貧血、疲れやすく気力不足
  6. 理紋あるいは、胆嚢の冷えによる胆汁分泌不足
  7. 小腸の宿便、小腸も弱くスタミナ不足
  8. 大腸が弱く、便秘、古便のある人
  9. 肝機能弱く、腰痛、便秘、ぢになりやすい
  10. 子宮の冷え、冷え性で宿便もたまりやすい
  11. 胃腸の冷えによる吹き出物
  12. 腎臓の冷え、排尿異常、アレルギー
  13. 下腹部の冷え、胃腸障害、冷え性
  14. 首に出るいぼ、冷えによる体内の水分代謝不足が原因

婦人病は 便秘 と密接な 関係 にある

婦人病は 便秘 と密接な 関係 にある ので速やかに便秘解消の対策を講じるべきです。女性が3人いれば2人は便秘症であると言われるほど女性の便秘体質は多くなっています。

そのためか女性は便秘を病気と考えてはいないようです。便秘が肌荒れの大敵であることは経験上十分に知っていますが、便秘が婦人病までに影響することを知っている人は少ないのです。しかし、便秘は生殖器の病気を誘発するので注意しなければいけません。また逆を言うと婦人病は便秘を解消すれば軽減できるということでもあります。便秘は1~2日ですぐに解消できるものではありませんが、地道に、食習慣、生活習慣を変えることで誰でも実現できます。

便秘 は 病気 という 考え方 をもつ 婦人病は 便秘 と密接な 関係

婦人病は 便秘 と密接な 関係 にある

婦人病は 便秘 と密接な 関係 にある

女性が 3 人いれば 2 人は便秘症であると言われるほど女性の便秘体質は多くなっています。そのためか女性は便秘を病気と考えてはいないようです。

周囲も同じように便秘だからと安心してしまうのでしょう。しかし、それはとても大きな問題や病気の原因になることを理解しなければいけません。

便秘が肌荒れの大敵であることは経験上十分に知っていますが、便秘が婦人病までに影響することを知っている人は少ないのです。
婦人病は便秘と密接な関係にあるのです。
便秘症の女性は、様々な全身症状を訴えています。こうした全身症状以外に婦人病もあります。

  • 頭痛
  • 頭重
  • のぼせ
  • めまい
  • むかつき
  • 不眠
  • 腹痛
  • 腹満

などのほかにも

  • 全身の疲労
  • 精神疲労
  • 精神不安
  • イライラ
  • 心悸高進
  • 頻脈
  • 不整脈

など、症状的には立派な婦人病の病態です。
こういった症状にプラスされて軽症に分類される

などができ肌は荒れてしまいます。

女性になぜ多いのか?

大抵の男性は、毎朝快便の習慣をもっています。便秘は少ないのが一般的です。女性になぜ多いのでしょうか。

女性は、ホルモンバランスで便秘しやすくなります。 排卵後や妊娠中に増加する「黄体ホルモン」「プロゲステロン」は身体に水を貯める作用があり、腸内の水分が不足し便秘の傾向となります。 ホルモンバランス以外でも「冷え」「ダイエット」「運動不足」などが原因となります。 便秘は簡単にいうと「腐ったものを腸内にためている」ことです。

  1. 女性は情緒が繊細で、その変化がすぐに大腸に影響する
  2. 運動不足
  3. 排便の習慣が妨げられる条件下に置かれている朝食の支度、排便時の育児など
  4. 特に経産婦における腹壁圧の減退
  5. 内臓下垂症と広骨盤腔による腸管の転位

などが理由としてあげられます。まだまだ理由は多数あるのかもしれません。

腸は生殖器から進化した

人間はアメーバにはじまって魚類を経て進化してきました。この進化の過程をたどっていくと、腎(泌尿器・内生殖器)は、腸が変化したものであることがわかっています。

内生殖器を進化度の低い魚類のメスについて見てみると、尿・大便・生殖腺をつくる所は 3 つに分化していますが、出口はひとつしかありません。したがって両便も生殖物もひとつの穴から排泄されます。これを単孔類と呼びます。鳥類、亀、蛇類の両棲類からカモノハシに至るまですべて単孔類に属します。

さると人間

進化がすすむと下等なほ乳類になります。下等なほ乳類は、腎臓の下に膀胱ができ、尿道と肛門とが分かれています。
しかし、まだ生殖排泄物の通路は、肛門を使っています。これがもう一段変化したのがサルや人間です。生殖排泄孔が独立し、尿道と肛門の間に膣ができ開口部となっています。このように内外の生殖器は腸から分離、独立してきました。つまり、元を正せば腸と生殖器は本家と分家の関係にあり、しかも身体の表と売れの隣に位置していますので、相互に密接な関係が生まれます。

便秘は生殖器の病気を誘発

たとえば、直腸の下部に蓄積した大便や宿便がありますと、直腸が鬱熱を発します。この鬱熱が直腸の前面にある子宮や膣に熱を感じさせ、古血を発生させます。

そうなると子宮や膣は充血状態となり、不正子宮出血、子宮筋腫または膣炎などを起こして帯下の増量をまねき、外因炎を誘発することさえあります。また、子宮は冷えに弱い こともわすれてはいけません。さらに、便秘や宿便は肝臓にまで悪影響を及ぼします。

直腸ガンと誤診されるほどの宿便もある

婦人科で有名な東洋医は「漢方では、体温で固くなった宿便を燥屎といっていろいろな病気の原因になるとしています。西洋医学では便秘をすすると便秘薬を処方しておわりですが東洋医学は体質を変えることで便秘を改善します。

便秘によって腸壁にこびりついた宿便は、現代医学では便とは別のものと見誤ることもあるそうです。このように便秘は肌荒れだけなく婦人病の引き金になるものばかりです。効果の早い便秘対策には イサゴール宿便 を改善。

病気の原因となる冷え・宿便

花粉症は腸を整えて根治する

鼻垂れ小僧の食生活

戦後から少し前までの子供達の食生活は、穀菜主体の粗食でした。発育盛りである子供たちは、たんぱく質の不足を補うためにご飯や芋を腹いっぱい食べるのが習慣でした。こういった食生活は副交感神経緊張の食生活です。
そのため、鼻が蓄膿症やうっ血をを起こしやすく鼻垂れ小僧(蓄膿症)が目につきました。
しかし、最近では、食生活も豊かになり、たんぱく質不足も解消されてきました。
ただ、その反面で、生活環境が豊かになり過ぎたために、アレルギー性の疾患が激増し、花粉症という30年前は考えもしなかった新医薬用語まで生まれました。

花粉症が起こる原因

花粉症は、花粉が抗原となるアレルギー性鼻炎のことで、アレルギー性疾患の中で一番多い即時型のⅠ型に属するアレルギー症状です。抗原に対応する抗体が、体内に生産され、血中に流れる抗原を補足するのが、抗原抗体反応です。ところが、生物の抗原に対する感受性が強く、過剰防衛に出ると、抗原が多量に生産されます。そして、その多量の抗体は、粘膜や皮膚にあるマスト細胞にくっついて、抗原の侵入に備えることになります。そして、侵入してきた抗原をマスト細胞にくっついている抗体が直接つかまえて、抗原抗体反応を行うために、マスト細胞が化学伝達物質(ヒスタミン、セロトニンなど)を遊離します。この物質は、粘膜に張り巡らされた知覚神経を刺激してしまうので、症状としてくしゃみがでて、多量の鼻水がでてきます。
さらにヒスタミンは、毛細血管に作用して環境障害やむくみを起こしてその結果として鼻づまりが生じます。これがいわゆるアレルギー性鼻炎というわけです。

漢方医が考える花粉症

これだけの数の花粉症患者がいて、しかも現代医学では詳細に解明がされています。ところが実際、根治治療については、決定的な方法を見いだしていません。花粉症の時期になると鼻詰まりや鼻水を解消するTVCMを頻繁に目にします。。ドラッグストアーに行くと「花粉症コーナー」がかなりの場所をとっています。
現代医学では、アレルギー体質であることを診断されて花粉の季節が過ぎるのを待つだけになっています。漢方医学では、鼻垂れの蓄膿症を「食毒」と捉え、アレルギー性鼻炎は「水毒」と捉えます。
水毒とは、「身体の冷え」が起こす病態です。いずれも食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、身体の冷えが最大の原因です。
そうした冷えによる抵抗力の低下から免疫反応ゆがみが、鼻で起きたのがアレルギー性鼻炎、皮膚で起こるのがアトピー性皮膚炎です。
漢方薬で症状を改善したい人はこちらの「アレルギー性鼻炎・花粉症」がおすすめです。

冷えによる水毒

かなりひどい花粉症で、鼻水、鼻づまり、涙、くしゃみの症状が常にとまらない方の中にも鼻の症状が一時的によくなるときがあります。
こんな時ではないでしょうか?

  • お風呂に入っているとき(身体が温まっている)
  • 運動をしているとき(身体が温まっている)
  • 何かに夢中で取り組んでいるとき(交感神経緊張)

アレルギー症状は、身体が温まっているとき、精神を集中しているとき、お腹がすいている時、こういった時には、症状がでないか、比較的軽い傾向にあります。漢方では冷えを解消し代謝をよくすることが花粉症根治には必要だといっています。
冷えを解消する方法や知識についてのサイトはこちら

鼻と腸は密接な関係

小腸には、パイネル氏板といって抗体産生リンパを育成する組織があります。お腹が冷えて血行障害があったり、腸内毒素がたまると、パイネル氏板の働きも妨げられて、アレルギー性疾患には、よくありません。漢方医学によれば、鼻と腸とは肺を通じて密接な関係にあります。鼻の投影図は、羽根を広げた蝶に大変に似ており、鼻と蝶の関係は、花と蝶とが相互依存関係にあるのと同等であるといいます。アレルギーは細胞膜と腸管とが深く関与しています。

鼻をよくする10の生活習慣

花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのお悩みは鼻をよくする10の生活習慣を実践します。

  1. 鼻は片方の鼻ずつ軽くかむ。鼻をほじったり鼻毛を抜かない
  2. 規則正しい生活と食事療法を守り常に背中を伸ばして肺に負担をかけないようにする
  3. 部屋は常に清潔にし風通しをよくするハウスダストに留意する
  4. 就寝前に背中のマッサージ。腰やそけい部の指圧
  5. 食事は控えめに。よく噛んで食べる。薄味を心がける
  6. 治すという決意を大切に
  7. 快便と腸内毒素の排泄を意識する
  8. 空腹であっても夕食以降は食べない.症状がひどいときは特にお腹がぐるっと鳴ったら食事をする。
  9. 目がさめたら同時に深呼吸
  10. 起床時の呼吸法によっては心臓にもいい影響があります。

  11. ペットを飼うこと、ぬいぐるみを抱くことを避ける

鼻づまりの治し方

背中のマッサージ
夜寝る前や食事前に実行。うつぶせに寝かせ首から腰へと下方へさすりおろす。ついでに首筋や肩周辺も軽く揉んだり押したりします。神経が休まり津腋の流れが改善します。
鼻の指圧と深呼吸
目が覚めたら枕をとり仰向けの姿勢。目をつむり体をまっすぐにして腹式呼吸10回。次に鼻筋のマッサージ。鼻周辺を指圧。鼻粘膜が次第に強くなる。
蒸しタオルで
鼻の上全体から顎まで蒸しタオルでおおい温シップすると一時的に鼻の通りがよくなる。

花粉症対策

宿便 は日本の風土が影響している

宿便 は日本の風土が影響している  ことについてです。
宿便 ( しゅくべん、Fecal impaction ) とは、便秘により腸内に長く滞留している糞便のことです。 必要な場合には治療として浣腸などが行われます。 滞留便(たいりゅうべん)とも呼ばれることがあります。

また「 宿便 」 の定義もかなりいろいろあります。解釈がそれぞれ違います。1~2日便秘しただけの便を宿便 というところもありますし、1週間以上 滞留した便を宿便と解釈しているところもあります。ただし、宿便は体内にあってはならないという解釈はどこも一緒で共通です。

宿便 = 滞留便は、本来なら排便によって体外に出るはずの老廃物です。ところがストレスや運動不足、食生活の乱れにより大腸の機能が低下すると、排便が滞って溜め込んでしまうことになります。
腸内に便が滞留している時間が長くなると、悪玉菌が増えたり、ガスが過剰に発生したりするなど、腸内環境の悪化につながります。

また、大腸で過剰に便の水分が吸収され、さらに腐敗・醗酵も進むので、硬くニオイのきつい便になります。
宿便 = 滞留便 を放っておくと腸内環境の悪化が進み、便秘などの不調を招くことがあります。便秘により 宿便がたまるという考え方と宿便が原因で便秘になるという考え方があります。

便秘体質の方の中には、排便のあとにまだなんとなく残っているような気がすることがあるかもしれません。これを宿便では?とイメージしている人も多いかもしれませんが、それは半分正解で半分間違っています。これは、しっかり出ていないだけでいわゆる 便秘 に当てはまります。

宿便 について

宿便は日本の風土が影響している

宿便は日本の風土が影響している

体内にあってはならないものとして 「 宿便 」 という考え方があります。しかし、この言葉は東洋医学にも西洋医学にも存在しない言葉なのです。

便が腸内で出やすい大きさや硬さになることができず、しっかりと出し切れなかったり、便の量が少なく細くなってしまったりすることが、滞留便に至る要因の1つです。食物繊維は、そういった便を適度な大きさと柔らかさにして出しやすくするとともに、自然に近い便意を呼び起こしてスムーズに排出するサポートをしてくれます。

食物繊維は消化液では消化されず、大腸まで到達する栄養素。水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維は便のかさを増やして、腸のぜん動運動を促進。水溶性食物繊維は水を含むとゲル状になり、便を柔らかくしてくれます。

宿便 という言葉は登場したのでしょうか。日本は四方を海に囲まれて湿度が高く、四季の気温差も激しい…というまさに身体は冷えやすい自然環境です。

人間が継続的に自然への働きかけを行い、自然が特殊な形となると同時に、この特殊化した自然を自分たちの営みに取り込んで形成される人間集団の性格や社会のつながり、文化など生活のすべてを総称して、「風土」とよびます。

さらに飢えや寒さかから身体を守るために、塩分の摂取が異常に多いことなども重なって腸の動きや伸縮性を著しく低下させてしまいまいました。このことが「食べる」「出す」という健康維持に最も大切な生理現象を妨げてしまったのです。

また、これが原因で健康障害の原因となっていることを体験から学んだのです。
この腸管に停滞する古便のことを宿便と呼び万病の元凶として警告したのです。

宿便とは、便が直腸と大腸の最後の部分で硬くなり、他の便の排泄を完全に妨げる状態で、便秘の人に発生することがあります。 宿便によって、けいれんや直腸の痛みが生じ、排便しようとして力んでも便が出なくなります。

宿便 は日本の風土が原因

日本人女性の多くが、便秘や冷え性の悩みを抱えているのは、日本特有の自然環境によるものであって冷え性と宿便は、日本の風土が生んだ民族の病であり風土病といってもいいでしょう。本来、排泄すべき 滞留便 宿便 が残っているのは体にとってなにひとつメリットはないし、デメリットでしかありません。つまり、快便になれば 滞留便 宿便 は存在しないことになるので便秘を改善することがいかに大切かわかります。

日々、快適に過ごすために「冷えと宿便」という先人の警告を真摯に受け止めて自然環境に対応した生活習慣を守ることが大切です。

食物繊維で宿便を解消するなら イサゴール