コーラック 座薬 使い方 10~20分で排便できるのが大きなメリットです。普段は、自然排泄を意識している方の中にも便秘が続いてしまうこともあり、どうしてもこうした即効性のある便秘解消方法を行わないといけないシーンもあるかと想います。コーラック 座薬はそんなときに役立ちます。
コーラック 座薬 使い方
便秘の際に肛門から挿入して使用する医薬品です。用法・用量、使用方法、注意点などを以下にまとめました。
特徴
コーラック 座薬 の出番となるのは次のような場合が多いです。どうしても緊急的に即便秘を解消したいときです。便秘がかなり長く続いてしまってお腹ぽっこりで早く排泄したいなどです。
いったん便秘が解消できたら、食事や運動で排便を促すように親善排泄習慣を取り戻しましょう。
- 直腸に作用して便通をうながす、炭酸ガス
- 体温で速やかにとけだす坐薬は、粘液と反応して微細球状の炭酸ガスを発生。直腸だけを刺激して便通をうながすので、腹痛をおこしにくく、やさしく作用します。
- 腸にやさしい速効性 10~30分で効き、12才から使える
- 直腸のみに作用して便通をうながすので、おなかが痛くなりにくく、腸にやさしい成分です。12才から使用ができて、すでに浣腸を使用している方や、浣腸が苦手な方にオススメです。腸内に微細球状の炭酸ガスを発生させ、その刺激により腸を活発にして排便をうながします。
用法・用量
- 12歳以上:1回1個を直腸内に挿入します。効果がみられない場合は、さらにもう1個挿入することができます。
- 12歳未満:使用しないでください。
使用方法
- 坐薬を包装から取り出します。
- 坐薬の先端を少し水で濡らすと挿入しやすくなります。
- 横向きになり、膝を曲げた姿勢、またはしゃがんだ姿勢になります。
- 坐薬の先端を肛門にゆっくりと挿入します。
- 挿入後、しばらく(10~15分程度)は安静にしてください。
注意
- 用法・用量を守って使用してください。
- 連用は避けてください。
- 心臓病の診断を受けた人、激しい腹痛、吐き気・嘔吐のある人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 使用後、便意が強まるまで、しばらくがまんしてください。
- 使用後、刺激感、肛門部の不快感、腹痛、残便感、下痢があらわれることがあります。
その他
- コーラック坐薬は、通常10~30分程度で効果が現れます。
- 効果には個人差があります。
- 症状が改善しない場合や、気になる症状が現れた場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
長期にわたって便秘が続いている際の悪影響やデメリット
自然排泄を習慣にしている人でもストレスがかかったり、心配事が続いたりすると便秘になってしまうことがよくあります。腸という臓器は非常にデリケートですから1年中、快便を維持するのは難しいです。しかし、便秘が長期間続く場合には、座薬の副作用より深刻な問題となる場合があります。
- 消化器系への影響 悪玉菌が増え、腸内バランスが崩れる ガスが溜まり、お腹が張る 硬い便を無理に出そうとすると、肛門に負担がかかり痔の原因に
- 全身への影響 胃腸の不調で食欲が低下による食欲不振 腸内に溜まった毒素が血流に乗り、肌トラブルを引き起こす 老廃物の蓄積により体調が悪化
- 重篤な健康リスク 腸の内壁がポケット状になり、炎症を起こす可能性 便が腸内で詰まり、緊急手術が必要になることも 便が長時間腸内に留まることで発がん性物質が増える可能性
コーラック 座薬 で溜まった便を排泄できた後は
- 食物繊維の多い食事(野菜・果物・発酵食品)
- 水分補給(1.5〜2L/日)
- 適度な運動(ウォーキングやストレッチ)
- 腸マッサージや生活習慣の見直し
などを行いましょう。また、自然排泄できるように運動習慣、食習慣を実践します。