自然の摂理

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる というのは、お手軽に、手っとり早く健康になりたい人であふれています。特に 「 ○○ さえ食べれば病気が治る、その栄養素さえ食べれば病気が治せる 」 というキャンペーンのような広告などを、うのみにしている人が多いので、困ったことだと思います。商品を売るための集客テクニックであることに気づいてください。

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

今の世の中は、こうした自然療法の考えかたとは大きく異なり、お手軽に、手っとり早く健康になりたい人だらけです。便秘をしたり、夜更かしをしてニキビができると様子を見ることなくニキビの薬を使います。

しっぺ返し

ニキビであれば大きな事態にはなりませんが、例えば 牛乳 と 卵 の健康法で、ご飯もろくに食べずに、手っとり早い添加物入り加工食品と 牛乳 と卵 で毎日暮して腎臓を悪くし、無脳児が産まれてしまったという実例があります。無能児というのは、脳の大部分が欠損した状態で生まれてくる新生児です。

生まれつき頭の一部が不自然に凹んでいたり、皮膚が正常に形成されていなかったりします。胎児が無脳症である場合、ほとんどのケースで死産となり、生まれた子どもは生後数日で亡くなります。
脳は人間の体において重要な役割を担う部分です。したがって、無脳症の子どもが生存するのは、非常に難しいと考えられています。

健康ブームに踊らされてしまう

それから 玄米ブームがやってくると、玄米健康法 思想の人は、朝から晩まで「 玄米でなければ人にあらず 」式に、 玄米 と ゴマ と ヒジキ にとりつかれて、きつく真黒な顔になり体はコリコリになってしまいます。

そのため、肝臓にひどい疲労があらわれます。たしかに玄米は白米より栄養価が高いものですが、栄養バランスが崩れてしまえば他にさまざまな影響を及ぼすのは当然です。

糖質制限食にとりつかれればご飯などの主食は一切食べないかわりに肉や脂は人の2~3倍も摂ります。これで健康になれるわけがありません。確かに見た目の体重は減るのかもしれませんが内臓はどうなっているのか考えたことはありますか?

ここに心のひずみがあり、結果として病を呼んでしまったのです。アスリートが糖質を制限しても体を壊さないのは、専門の栄養士がちゃんと管理しているからです。一般の私達が糖質制限食で痩せても後で しっぺ返し がくるのです。栄養バランスのとれた食事をとって、どうしても排泄だけがスムーズでないのなら イサゴール の力をかりるのがいいでしょう。

ビタミン に関してもそうです。 ビタミン が不足しがちとなれば、日々の食生活の改善を考えることもせずに、せっせと高価な ビタミン剤 を胃袋に流しこんでいるようです。ビタミン剤が100%体に吸収されるわけではありません。

また、頭を良くするには カルシウム が大切と聞けば、 カルシウム 剤を流しこむ。ある一定の食べものを大量に食べ、健康食品、強化食品、科学的にできあがった ビタミン 、 ミネラル 類をとることが、健康につながるといった風潮さえあります。特に、進学校を目指す子供の食生活はかなり偏食が多く問題とされています。

しかし、子どもに カルシウム剤 をやたらに飲ませて細胞が硬化し、新陳代謝障害や、結石、胆石をつくったりする例もあります。低年齢でも脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性大です。

不自然なとりかたが不自然さを残すのは、しかたがないことです。栄養は薬では補えません。今は、栄養は自然の食物からとるというごく当たり前なことがずれてしまつていることや、便利なもので健康を買おうとする横着さが、むしろ病気や不幸の温床となっていることに気づかなくなってしまっているのです。

健康ブームは昔からある

昔から人は不老長寿の薬を探し求め、万病に効くものにあこがれてきました。日本でも 紅茶キノコ 、 ヨーグルト 、 アロエ 、 青汁 とさまざまなブームがありました。 紅茶キノコ などはすごいブームで、日本中をのし歩きましたが、今はまったくその姿を消しました。本物であれば風雪に耐えて残るはずです。それも食品ですから極端に摂りすぎることがなければ健康を害することはないはずなのに、そればかり、またはそれしか食べない人が急増するのです。

ダイエットにいいからとこんにゃくゼリーを食べてのどをつまらせてなくなってしまった人もいました。こんにゃくゼリーでなくてもダイエット方法はたくさんあります。すぐに効果のでそうなものを選ぶからこうしたしっぺ返し がくるのです。

健康は食生活ぬきにはできません。また、ひとつの栄養素、ひとつの食物で論じるというのはあまりに部分的すぎるのです。本来、健康というのは、日々の食生活、運動習慣、睡眠…多様な条件から生まれるものです。お手軽に健康を手に入れることができるのなら苦労はありません。

いまいちど、食材のプロフィールを熟読してほしいものです。

食材のプロフィール
https://www.hood-memo.info/

そして食生活だけではありません。人間として大事な考え方を忘れてしまうと後で待っているしっぺ返しに苦しむことになるのは目に見えています。子供の頃から大切なことをしっかりと理解し、頭で考えるのではなく体で感じる 心が育っていれば何が正しいか間違いかはすぐに判断できるようになります。もちろん大人もそうです。お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる のもそうですが、他のことも同様です。

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少食&しっかり噛む が体によい

健康を強く意識したときに  少食&しっかり噛む という 2 点については非常に重要です。病気を患っている場合は、食事は 100 回以上よく噛むこと。とは言っても 30 ~ 40 回噛めばなくなってしまうのですが、それでも慣れると唾液が濃くなってよく噛めるようになります。体が健康な状態でも最低でも 30 回は噛むようにします。腹八分目にするのが大事です。

少食&しっかり噛む

少食&しっかり噛む

少食&しっかり噛む

まず口の中でドロドロにして、流しこむような食べかたを練習することです。よく噛めばこめかみがよく働いてくれますから、これが脳に響いて神経が活発に動き出し、細胞も働き出します。
すると、心が明るくなり、何か下腹に力が入ってずしりとした重みと落ち着きができてきます。

自律神経も安定してくるので体調が非常によくなります。頭がよく働くようになったという人もいます。

よく噛むと唾液が出て消化を助け、アルカリの血液にかえますし、 パロチン という ホルモン を多く出して細胞に活力をつけ、穴のあいた胃をふさぐ力となります。

パロチンは耳下腺から分泌される唾液腺ホルモンの一種で,脂質を含むポリペプチド。 緒方知三郎らによって発見され,骨と歯牙の石灰沈着および骨端軟骨の増殖を促す因子といわれています。

パロチンは、あまり耳にしないホルモンですが、成長ホルモンの一種で、骨や歯の再石灰化を助け、皮膚の新陳代謝を活発にしたり、筋肉、内蔵、皮膚、目や髪などの成長を促進させます。

血行を良くし、公害も毒物も流します。噛むということは大変なことです。体はみなつながっていますから、神経が活発に働くと、眠っていたり、なまけ根性をおこしていた全身の臓器も働き出します。これをさせるのは何かというと、明るい心です。

神経と心はつながっていて、暗くなると働けないのです。江戸時代の食養家、貝原益軒は「珍味の食でも八、九分に止むべし。十分に満ちたりるときは後に禍あり。少しの間、食をこらえれば後の禍なし」と言いました。

また、同時代の食養家である水野南北は「飽食これ病根。少食なれば即ち健康。減食断食するは治病の根本。1日1食なれば病魔退散」と言っています。

現代人はどうしても食べ過ぎ傾向です。食べることでストレスを発散する傾向が強いからでしょう。やけ食いややけ飲みはよく噛まずに食べすぎてしまうので NG です。
就寝前にたらふく食べて胃腸が全開に働いているときに安眠、快眠ができるわけがありません。夜型になっている人が多いことから考えても夕食や夜食はもっと抑えるべきでしょう。

飽食の時代だからこその「栄養失調」

「現代型栄養失調」なのです。燃料を完全燃焼させるためには、空気が必要です。ここでいう空気が、いわゆる微量栄養素といわれるビタミンやミネラル類なのです。つまり、燃料となる食物自体はたくさん食べていますが、微量栄養素といわれるビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しているのです。食糧事情のよくなかった時代の栄養失調を「量の栄養失調」というなら、現在は「質の栄養失調」ということができるのではないでしょうか。

よく、どのくらい食べたらいいでしょうかと、量を気にして質問する人がいます。その場合、栄養学的なカロリー説から言うと、単一的な計算で考えます。

しかし、個人差もありますし、悲しいときには食欲もなくなるでしょうし、重労働して汗を流したときは多く必要です。
風邪をひいたときにはしっかり食べようとする人がいますが、こういった食欲がないときは胃腸を休めたほうが風邪も早くよくなります。

だからそのときの腹具合と相談して、よく噛んで腹八分を目安に、もう少し食べたいと思うところでやめることです。これが自分の生活の中にしみこみ、血となり肉となって流れこんでいくほどに消化したら、病は本当に退散ですね。

でも、これをさせるのは心で、神経は心が暗いと硬化します。細胞は神経が動かすから心が根です。頭だけで理解しても続かないのです。インスタント的な食品添加物入り加工食品ばかり食べていると、鋭い感性は育たず、味覚神経もまひして腹八分目もわからなくなります。

どうしても食べ過ぎてしまう人は、現在、心にストレスがないかを知る必要があるでしょう。少食&しっかり噛む を続けると体調も変わってきます。軟らかいものばかり食べているとしっかり噛まずに食べてしまいすし、満腹中枢も働きません。歯ごたえのあるものを食べましょう。すると 少食&しっかり噛む が実現しやすくなります。

食欲がおさまらない | Q&A式形式によるマイナス5歳情報
https://metaboliz.net/5young/archives/148

よく噛んで食べることの効果 | αリポ酸 ダイエット
https://metaboliz.net/ripo/?p=155

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心 悩み があるときは、自然に帰る

心 悩み があるときは、自然に帰るようにします。心に悩み があるときの対処方法はとても簡単です。昔から「病は気から」と言います。もし心に悩みがあり、どうしてもその悩みからぬけ出せないときは、いつもかわることなく確実に助けてくれる自然の広く温かいふところを信じて、自然に帰ることを目標に自然療法を実行していくことです。自分も自然界の一部であることを認識することです。

心 悩み

心 悩み

本当に信頼しているなら、効果は見えなくても10日や1ヶ月で中止したりはしないし、「必ず良くなる」という気持ちがその治療の効果を確実なものにします。

自然の力は、私たちが考えるよりも偉大です。タケノコを例にとってみても、タケノコはアスファルトさえもち上げて出てきます。その芽は柔らかいのにどうしてと思いますが、それが自然の力です。そしてひと晩でニョキニョキとのびるあの生命力です。その自然の力をとりいれることができるなら、人間の小さな力ではない自然の無限の力が、あなたを快方へと導いてくれることでしょう。

この力をとりいれるためには、自然の食物を心をこめて手づくりすること。生活にしっかり根づかせるのは、自然に対する感謝の心なのです。

ただ、ここで大事なことは、力んで緊張してがんばらないことです。よく健康になるためにといろいろな健康法を熱心にして、ジョギングなども一生懸命しているのに、急に亡くなったという話を聞きます。自分のがんばりではなく、自然体で力をぬいてラクになることです。即効性を期待すれば、かえって細胞を硬化させてつまってしまいます。

心の明るさや豊かさが大切だということを、自然の力は教えてくれます。また、心と神経は結びついていて、心のごとく働くことも悟ることができます。不自然な食生活を続けて長年かかってつくり上げた病気が、10日や20日で治ると考えるほうが間違いです。1年がかりでつくった病気は、2年がかりで治すくらいの気持ちが大切です。

最近は、病院や治療所めぐりのベテランが増えています。ちょっと医者にかかってだめ。次に、漢方薬を飲んでだめ。またちょっと病院に通っはりてやはりだめ。民間薬、鍼、灸をやって続かない。

またはじめの医者のところに顔を出す。こうしてめぐりめぐった後にやって来る、という方が多いのです。病気を治すには、8割は心のもちかたです。人に頼るのではなく、毎日の生活の積み重ねが真の健康をつくり上げることをまず肝に銘じて出発すると、目標は必ず達成されます。

現代医療を非常識な視点で見る
https://complete-guide.net/memo/health/14/

電話相談窓口|困った時の相談方法・窓口|まもろうよ こころ|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/tel/

こころのほっとチャット(SNS相談) – 悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

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