肉は食べずに野菜や穀物だけで元気だった日本人

肉は食べずに野菜や穀物だけで元気だった日本人 は、昔の日本人が現代人より元気だったのは、世界的にも恵まれた自然環境のなか、 「 腸と相性のいい食事  」を常食することができたため。植物や微生物とのつきあい方に関しては、栄養価が高いものを食べているはずの現代人よりはるかに優れていたといえるでしょう。

肉は食べずに野菜や穀物だけで元気だった日本人

肉は食べずに野菜や穀物だけで元気だった日本人

日本国が成立したのは7世紀ごろとされていますが、日本列島にはそれ以前から人間が住みつき、生活を営んでいました。世界史全体で見てもかなりユニークなライフスタイルだったと記されています。
特に、食事内容はユニークで、大陸で暮らす人々とは異なる独自の食文化を形成していました。

  1. 米などの穀物に依存し、肉類をあまり食べない。
  2. 豊富な発酵食品を生み出し、食文化に取り入れていた。

この2つに絞って考えてみます。
最近は、日本食は ヘルシー だという評価が世界的に広まり、欧米の著名なアーティストや女優さんが和食を取り入れています、それはこれらのエッセンスが複合することで得られ力ものと言えるかもしれません。

たとえば、大のお寿司好きで、なかでもウニが大好物で知られるデビッド・ベッカム。今年は長男ブルックリン・ベッカムとの懇願により二人で来日を果たし、セレブ御用達の「すきやばし次郎」を親子で来訪しています。さらに東京は外苑前の「海味」、築地の「大和寿司」と寿司屋をハシゴ。また会員制和牛レストラン「WAGYUMAFIA」も訪ね、そこでもウニと和牛のコラボレーションを楽しんでいます。幼いころから父による英才教育のおかげか、ブルックリンも父同様にウニ&寿司好きのようです。海外のセレブにも日本食はとても人気です。

際立っているのは菜食(植物)にかなり依存していたという点。いまでこそ肉類の摂取量が増えましたが、かつての日本人は粗食ながら頑強で、 1 日に 200 kg 走った飛脚を例に挙げるまでもなく、その身体能力はずば抜けていました。

1の 「 米などの穀物に依存し、肉類をあまり食べない 」
という傾向は、稲作が始まった弥生時代以降と言われていますが、それ以前の縄文時代も、動物性のものを多食していたわけではなかったようです。食事の内容は、ドングリやクリなどの木の実、芋類、ヒエなどの穀類を中心に、魚貝類やまれに小動物も食べていたことでしよう。

世界的には農耕が始まる以前の人類は、狩猟採集を基盤にしていたため、肉食の割合がかなり高かったと考えられます。大陸ではそれが牧畜文化へと発展していくのですが、日本列島に渡ってきた人々はこのルートをたどらず、逆に徐々に肉食を減らしていった可能性があります。

つまり、コメを主食にしていなかっただけで、 「 植物をたくさん食べる 」 という土台はすでにできあがっていたのです。

大陸では農耕や牧畜が始まることで食事の内容がガラリと変化しますが、日本列島は、そのどちらも行なわれない時代が長く続きました。 1 万年以上続いたとされる縄文時代は、狩猟採集時代に分類できるものの、内容的には狩猟(肉食)からゆっくりと脱け出す期間でもあったといえるでしょう。

次に2の 「 豊富な発酵食品を生み出し、食文化に取り入れていた 」 についてです。

味噌や醤油、漬け物などの発酵食品 が作られるようになったのは、稲作開始よりさらに後のことだと考えられています。微生物の力を借りて食べ物を発酵させるというのは、植物を効率よく取り込むための応用編のようなものです。

目には見えない菌や酵母の力を借りるには、高度な技術が必要であり、その前提になるのは環境です。食べ物の発酵に適した温暖湿潤な気候風土は、縄文時代の段階ですでに整っていたと考えられています。

日本列島では、乳製品を発酵させた大陸とは異なり、植物をベースにした独自の発酵文化が形成されていったわけですが、こうした発酵食の利点は「腸との相性」がきわめて良かったことにあります。

腸との相性があまり良くない 「 たんぱく質 」 も、発酵するとアミノ酸に分解されて消化しやすくなります。たとえば、そのままでは硬くて食べにくい 大豆 も、発酵させて味噌や納豆にすることで、消化のいい良質なたんぱく源になります。

日本人が肉食に依存しなくても元気でいられたのは、こうした 発酵の力 によるところが大きいでしょう。植物や微生物とうまく調和していれば、腸の働きは安定し、精神も安定してきます。

昔の日本人が現代人より元気だったのは、世界的にも恵まれた自然環境のなか、 「 腸と相性のいい食事 」 を常食することができたため。植物や微生物とのつきあい方に関しては、栄養価が高いものを食べているはずの現代人よりはるかに優れていたといえるでしょう。

そして今の現代人がこのような食習慣を実践するのはとても難しいでしょう。体に負担のかかならない便秘解消法が イサゴール などの食物繊維です。

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる というのは、お手軽に、手っとり早く健康になりたい人であふれています。特に 「 ○○ さえ食べれば病気が治る、その栄養素さえ食べれば病気が治せる 」 というキャンペーンのような広告などを、うのみにしている人が多いので、困ったことだと思います。

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

お手軽に健康を手に入れようとするとしっぺ返しがくる

今の世の中は、こうした自然療法の考えかたとは大きく異なり、お手軽に、手っとり早く健康になりたい人だらけです。

例えば 牛乳 と 卵 の健康法で、ご飯もろくに食べずに、手っとり早い添加物入り加工食品と 牛乳 と卵 で毎日暮して腎臓を悪くし、無脳児が産まれてしまったという実例があります。

玄米健康法 の人は、朝から晩まで「 玄米でなければ人にあらず 」式に、 玄米 と ゴマ と ヒジキ にとりつかれて、きつく真黒な顔になり体はコリコリになつていました。そのため、肝臓のひどい疲労がありました。ここに心のひずみがあり、結果として病を呼んでしまったのです。

ビタミン に関してもそうです。 ビタミン が不足しがちとなれば、日々の食生活の改善を考えることもせずに、せっせと高価な ビタミン剤 を胃袋に流しこんでいるようです。

また、頭を良くするには カルシウム が大切と聞けば、 カルシウム 剤を流しこむ。ある一定の食べものを大量に食べ、健康食品、強化食品、科学的にできあがった ビタミン 、 ミネラル 類をとることが、健康につながるといった風潮さえあります。

しかし、子どもに カルシウム剤 をやたらに飲ませて細胞が硬化し、新陳代謝障害や、結石、胆石をつくったりする例もあります。

不自然なとりかたが不自然さを残すのは、しかたがないことです。栄養は薬では補えません。今は、栄養は自然の食物からとるというごく当たり前なことがずれてしまつていることや、便利なもので健康を買おうとする横着さが、むしろ病気や不幸の温床となっていることに気づかなくなってしまっているのです。

昔から人は不老長寿の薬を探し求め、万病に効くものにあこがれてきました。日本でも 紅茶キノコ 、 ヨーグルト 、 アロエ 、 青汁 とさまざまなブームがありました。 紅茶キノコ などはすごいブームで、日本中をのし歩きましたが、今はまったくその姿を消しました。本物であれば風雪に耐えて残るはずです。

健康は食生活ぬきにはできません。また、ひとつの栄養素、ひとつの食物で論じるというのはあまりに部分的すぎるのです。

いまいちど、食材のプロフィールを熟読してほしいものです。

食材のプロフィール
https://www.hood-memo.info/

ファッションが冷え症を助長している

ファッションが冷え症を助長している 真冬でもおへそだした流行のファッションを身にまとっている若い人が多数いますね。しかし、冷えのおかげで 生理痛 や 生理不順 悩まされているケースも多々あります。

ファッションと冷え症 ファッションが冷え症を助長している

ファッションが冷え症を助長している

美味しい物を食べ、美しく着飾ることは食欲・性欲の両本能とはまた別の、強力な欲望で、日常生活での大きな行動目標となります。文化といわれるものは、この欲望がつくりだしたものでもあります。

服飾に関して言えば、現代日本では、その欲望に焦点を合わせて、アパレル業界が毎年デザインを変え、次々と流行をつくり、使い捨てを前提にした消費文化の拡大をはかっています。

このファッションの変化にはワクワクするような楽しさがありますが、そのつけが女性の身体の「冷え」につながることを知ると、手放しで喜んではいられません。かわいい洋服はとても気分のいいものですが、体調を崩すまでの冷えにつながるファッションについてはしっかり判断してそれを選ぶか?選ばないかを決めなければいけません。

和服と日本の風土

日本人は、民族衣装ともいうべき和服に、永年にわたり親しんできました。和服には、日本の冷えやすい風土に対応した工夫が施されています。

木綿や絹の自然素材、紺系統を中心にした色合い、汗をよく吸うガーゼの肌着、体内毒素を放出しやすいように、肛門やお尻の周囲には下着をつけない習慣、足首まで覆う長い裾、夏足袋、気温の変化に応じた重ね着、和服は保温と排泄には、まことに合理的にデザインされ、日本の環境に適した服装です。

洋服は冷えやすい

洋服は、和服にくらべて活動的で、それは同時に封建的な抑圧から女性を解放させました。そうした意義を承知しながらも、健康という観点から、洋服については不満を抱いています。

なによりも、洋服の構造からいって、下半身とくに足元からの冷えが気になります。冷えは足元から体内に入るためです。

化学繊維は冷えをつくる

次に素材の問題です。人間は何千年も前から、毛布や木綿や羊毛、麻、絹といった天然の素材を衣服に利用してきました。最近になって、ナイロン、アクリル、ポリエステルなどの新素材が登場し、盛んに利用されています。

化学(合成)繊維を素材とした衣服を着用して、パチパチ音をたてて静電気が起きるのを経験した方も多いと思います。化学繊維は空気の正常なイオン現象を変化させるため、生体エネルギーを消耗させます。そのために、冷えをもたらし皮膚刺激の原因となります。

赤はホルモン分泌を活発にする

白っぽい色やピンク系を好む人は、貧血タイプに多く、青や緑を好む人は働き者、茶系統も比較的健康です。

黒や地味な色を好む人は、胃が弱く腰の冷える人に多いものです。冷えのある人は、暖色系や明るい色を着るようにするといいでしょう。とくに赤はホルモンが活発に働いて燃える色で、ホルモン分泌を盛んにします。

こんなファッションは冷え症に最悪

食べ物 「 陰 」 「 陽 」

食べ物 「 陰 」 「 陽 」 とうのを聞いたことがありますか? 冷え改善の食事療法を行うにはこの 陰 陽 のポイントがとても重要です。

大根おろし が胃によい作用をもたらすからと毎日食べていたら冷えタイプの人はさらに冷えが悪化するでしょう。

食事療法の基本

食べ物 「 陰 」 「 陽 」

食べ物 「 陰 」 「 陽 」

食物には、分析してわかる栄養素や計算できるカロリー意外に微量の未知の成分や食物そのもののもつ(食性)があります。

漢方では、患者の症状、体質、病気にあわせた食事メニューを用意します。その食事で治療することがあり、これを食事療法といいます。食事療法の基本的な考え方は、食物の様々な要素を、総合して身体に働きかけようとする物です。

食べ物 「 陰 」 「 陽 」 天然醸造酢 は身体を冷やしてしまう

どんなにすぐれた食品でも、人によっては合わない場合もあります。調理の仕方や食べ方によっても、良かったり悪かったりします。

たとえば、冷たい 生水 や ビタミンC が多いといわれる 生野菜 、 大根おろし などは、身体を冷やす作用がありますから、 陽性タイプ の方には適しますが 陰性タイプ の方には向きません。

流行の天然醸造酢にしても、これは身体を冷やす働きがありますから、やせ型の人がとりすぎると内臓下垂の原因となります。
体にいいと思って毎日摂っていたら逆効果ということもしっかり理解しなければいけません。自分の体質に合っている 合っていない ものがあるということです。また、冷えタイプの人でもお酢を毎日少量ずつ摂るのなら問題ありません。

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レバー はスタミナ食で興奮作用があるので陰性の人には向きますが、神経質タイプの人は避けたほうがいいでしょう。

薬も食べ物も、口から入るものは、共に身体に対して薬理作用をもちますから、漢方では「医食同源」をとなえ、普段から食物に気をつけることが大切です。

食事療法が第一歩

食事療法は、漢方治療の第一歩です。好んで食べるべき食品、なるべく控えたい食品を、食性によって病名別、体質別に分類してあります。

「身体の冷え」をとるためには、この食事療法の原則を守らないと、とれるはずの「冷え」もとれないことになってしまいます。

それから大切なこととして食べ物は良いからといって一度にたくさん食べるのではなく毎日少量ずつ忘れずに食べることです。
1 食ごとのバランスを考えて食べないと、食事療法のホントの効果は発揮できません。

冷え性の人の食生活の特徴

「冷え」をとるための食事療法の基本は三大栄養素では、たんぱく質、ミネラルではカルシウムを多くとることです。たんぱく質は植物性を中心に動物性たんぱく質もバランスよく摂取します。

お腹に冷えがあると、お腹が張ったり、気分がさえなかったりと食欲も減退しがちです。また、朝食を抜いたり、昼食はお菓子やケーキですましてしまったり、食事の時も食べる量も不規則になったりします。胃腸は、一定の規則的リズムで動いているときが最も快調なのです。

ですから、胃腸に多少の不快症状があっても3度の食事はきちんととることが大切です。若い女性がサラダなどしか食べないダイエットを行っている風景をみますが、身体を冷やす生野菜や果物を美容食と称してとるため冷えがさらにひどくなります。

よく噛むこと

これとは別に加工されて歯ごたえのない噛まずに食べられる食品が多くなりました。食べ物をよく噛むということは、唾液の分泌をよくして消化を助けるだけでなく唾液に含まれるパロチンなどのホルモンが、身体に活力を与えてくれます。また、よく噛むことで顔の筋肉が動き、しまりのあるキリットとした表情をつくってくれます。

塩も炒る

身体の冷えをとるには、陽性食品を多くとり、陰性食品を控えるのが大原則です。冷えをとる食事の基本は、口から入れるものは、火を通したもので、体温より高い温度のものです。
塩は天然塩に火を通して、狐色になた炒り塩を料理に使うといいでしょう。炒り塩には、冷えの原因となる水毒をとる働きがあります。

今、すぐに余分な水分を排出する8つの方法 5症例の紹介(水毒改善例)

下半身からくる冷え に注意とその体に及ぼす悪影響

現代人がまず一番きをつけなければいけないのは 下半身からくる冷え に注意しなければいけないということです。昔の人に比べ体温が低下していますが、これはどういったことに注意して生活すればいいのでしょうか?

下半身からくる冷え

下半身からくる冷え による影響

下半身からくる冷え 対策

体のエネルギー

人間が生活していくためには、必須のエネルギーですが、この エネルギーは、細胞に取り入れられた栄養素の代謝により生成され、熱に交換して体温を保ったり、各細胞組織が独自の働きを営むための熱源となります。
人間の体内で行われる代謝(生命活動)とは連続的な化学反応であることがわかります。

酵素の活躍

酵素 というのは、高分子のたんぱく質です。細胞の中には、膨大な酵素があり、ひとつの酵素は決められたひとつの仕事しかしないので、判明しているだけでも数千種類の酵素があります。

こられの酵素は、環境と温度には非常に敏感です。人間の体温が一定に保たれているのは酵素のおかげです。酵素 は体温調節機能が働いているおかげで円滑に仕事をしてくれます。体内で作られるエネルギーの60~70%は体温維持のための体熱生産に使われます。

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現代人の体温は低下傾向

日本人の平均体温は、腋の下で、成人が 36.8 ~ 36.9 度、幼少時は成人より 0.5 度前後高く、高齢者は低くなっている。これが従来の統計でした。ところが、最近は成人や児童の平均体温が低下する傾向にあります。

子供はアイスクリームや清涼飲料水で身体を冷やし、成人の男性はビールで体を冷やし、成人の女性はサラダや季節を無視した食材により体を冷やしています。これにより体温は低下する一方です。

冷房と運動不足

これに加えてさらに冷暖房完備の室内で長期間過ごし、運動不足の日常を送っていれば、体温低下にますます拍車をかけることになります。

エネルギーの発生が低下すれば、基礎代謝が低下します。身体の熱変換も同時に弱くなります。体温が低くなるのは、当然です。
エネルギーは体熱つくりに優位的に消費されますからエネルギー不足は体力不足を招いてしまうのです。
TVを長時間見る小学生の調査を行ったところ、平均の体温36度以下であったことも報告されています。

冷えの症状(頭~足先)

  • 頭痛
  • うつ症状
  • 肩こり
  • 血圧の異常(最低血圧が高い)
  • アレルギー性鼻炎
  • 抵抗力が弱い(風邪をひきやすい)
  • せき
  • ぜんそく
  • 気管支炎
  • 慢性皮膚病
  • アトピー性皮膚炎
  • 冷房病
  • しもやけ
  • 全身的・局所的寒冷
  • 腹部うっ血
  • 冷え性・婦人病・不妊症
  • 肥満
  • 腎臓病
  • 尿道炎
  • 勢力減退
  • 不感症
  • 神経痛
  • リウマチ
  • アレルギー性体質
  • 夜尿省
  • にきび・シミ・吹き出物
  • アレルギー肌・肌あれ
  • 口内炎・胃腸障害・内臓下垂
  • 便秘・宿便・下痢・軟便
  • 腹鳴
  • 腹部膨満
  • 痔・蕁麻疹・慢性皮膚病
  • 腰痛
  • 慢性疲労

「 冷え 」 は足元から次第にお腹 → 生殖器 → 肺へとあがってきます。

体温分布は一様でない

人の体温は、身体の部位によって温度差がみられます。腋下で36.5度前後とすれば、脳、肝臓、腎臓、消化器では38度前後を示しています。

身体の中で一番体温が低いのが足先で冬季には 31 度になります。
足先に届く血液は、帰り道に腹部大動脈の延長上にたり、帰り道の静脈は、腹部大動脈の延長上にあり、帰り道の静脈は、腹部大静脈を通って、心臓に届く仕組みになっています。

そのために、足先で冷えた血液は、帰り道にお腹を冷やしてしまうのです。
さらに、足から心臓へと上に向かう腹部大静脈は重力に影響されて流れにくく足先で冷えた血液が腹部でうっ血するこになります。

頭寒足熱

漢方が医療の中心であったころは、口から冷たいものを入れる機会が少なかったために、足先からくる冷えを問題にしました。
そこで足を温め、頭を冷やす方法がうまれたのです。これが頭寒足熱です。これは健康のシンボルでもあります。
冷え は 足元 からやってくることを証明しているわけです。
冷えは足元からやってくることとを先人達は体験をふまえて警告してきたのです。

頭寒足熱は健康のベーシック、筋肉があれば体の体温がアップする

肥満を深刻化させる 便秘 と 冷え

肥満を深刻化させる 便秘 と 冷え 女性には本能的にやせ指向があります。しかし、健康を犠牲にした 「 ダイエット 」 には美しさはありません。
適度の筋肉と脂肪がバランスよく配分されていることが 「美しさ」 の秘訣で本質です。真の健康美はこうした体型をいいます。若い頃はこうした本当の美しさに気づきにくいモノですがいずれ理解できるでしょう。

肥満を深刻化させる 便秘 と 冷え

肥満を深刻化させる 便秘 と 冷え 減量ポイント

女性には本能的にやせ指向があります。しかし、健康を犠牲にした 「 ダイエット 」 には美しさはありません。適度の筋肉と脂肪がバランスよく配分されていることが 「 美しさ 」の秘訣です。真の健康美はこうした体型をいいます。

ところが、女性のもつやせ指向の中には、こういった理屈を越えて心をかりたててしまいます。そこで、この機会に減量・肥満解消のための原理、原則を示したいと思います。

まずは、 肥満とは何か? を正確に認識することが大前提です。次に自分の生活習慣を正しく把握することです。
そうでないと、食事療法や運動療法を実施しても実のないものになるおそれがあります。

肥満を深刻化させる 便秘 と 冷え  『 肥満 』 とは何か

肥満とは、身体を構成する成分のうち、体脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。体重が多くても、肥満であるとは限りません。成人の身体を構成する成分は、普通体重の7割弱が水分、残りは脂肪とたんぱく質で、この他に少量の糖質とミネラルがあります。

よく水太り、かた太り、脂肪太りといいますが、西洋以外では体脂肪が異常に増えた場合のみをを肥満といい、かた太りは、筋肉質、水太りはむくみと呼び、肥満とは区別しています。若いころからの大食の食習慣から抜けられない人、出産・育児の激務から開放された人、デスクワークばかりの仕事をしている人、中年太りの多くは、運動不足に起因しています。

運動が大切

人間の体はいったん太ってしまうとそれを維持しようとしてしまうので食事量を減らしただけではなかなか体重が減りません。
運動を脂肪を蓄えやすい代謝状態を除々に治す効果がありますのでダイエットには運動療法を欠かせないのです。

ダイエットの秘訣

多くのダイエット法が流布しており、情報も溢れんばかりですが、基本は「入れる、出す」のバランスです。こうしたダイエットを行うと美しい体型にする本来の本質的なダイエットをすることができます。

肥満 に見られる 高血圧 、 動脈硬 化、 脳血管障害 、 糖尿病 、 高脂血症 、 脂肪肝 、 胆石症 、 痛風 、 腎疾患症 、 月経異常 、 不妊症 など、すべての病気が 栄養過剰摂取 、 身体の冷え 、 便秘 による体内の代謝障害が原因です。

肥満解消には、食事療法や運動療法と同時に、身体の冷えをとり、便秘を治し、腸内環境を整えることが、ダイエット効果を高めるのです。

内臓の冷えは脂肪をとりこんでしまう

肥満は食べ過ぎで太ってしまったのですから、食べる量を減らすことは基本です。しかし、女性の場合、肥満に先立って、多くの人に生理不順や冷え性が見られます。

「 身体の冷え 」 があるということは、臓器がまず冷えているということで、その冷えた臓器を温めるために、脂肪が蓄積されることになるのです。
お腹や腰回りが太るのは、その証拠です。したがって肥満、つまり脂肪をためこまないためには、「身体の冷え」をとることが大切になります。

排泄

代謝障害はなんといっても排泄機能の衰えによるものです。お腹の中には、老廃物がたまると、身体の毒素が栄養障害や肝臓障害を引き起こし、それにより身体の代謝障害を引き起こし、肥満をはじめ様々な病気を生むことになります。

運動

運動は静かに呼吸を充分に行うものを選びます。筋肉には赤筋と白筋の二種類があり、減量効果のあるのは赤筋です。赤筋は体を左右に曲げたり様々な姿勢を維持するなど、ゆっくり静かに体を動かす運動をするときに使われます。
空腹時に階段のぼりをすることもいいですし、乾布摩擦なども効果的です。

生活習慣

減量の自覚をもつためには、身近なところに体重計をおいたり、周囲の人に 「 ダイエット 」 をしていることを伝えるのがいいでしょう。最後、一番効果的なのは便秘解消です。自然排泄による便秘解消ができない場合は トクホ イサゴール です。

生命 の 命 の 基本 は 太陽 空気 水

生命 の 命 の 基本 は 太陽 空気 水 ですが、地球上の生物にとって、太陽と空気と水は生命を維持するための最低の基本条件です。食べ物は、この3つがあれば不随していますから基本条件からは外れますが、軽視できない不随条件のひとつです。

自然の恵み

生命 の 命 の 基本 は 太陽 空気 水

生命 の 命 の 基本 は 太陽 空気 水

地球上の生物にとって、太陽と空気と水は生命を維持するための最低の基本条件です。食べ物は、この3つがあれば不随していますから基本条件からは外れますが、軽視できない不随条件のひとつです。

人間は、この偉大な自然の恵みをほとんど意識せず、まして感謝の念なども意識せず、ひたすら恩恵に浴しています。

かえって古代人の方が、この自然の恵みを意識し、感謝していました。エジプト、ギリシャ、インド、メソポタミアなど古代文明の栄えた地域では、太陽は神として崇められていました。

エネルギー

地球上の全エネルギーの究極の発生源は太陽です。原始の生命の誕生にも、太陽エネルギーが大きく関係しています。また、生命は水の中から発生したといわれます。水は地球上の全生物の主な構成成分であり、生命活動に大切な役割を果たしています。
そして大気中には、体内で必要とする酸素や炭素があるほか、体調を整えるといわれるイオンなどが、含まれています。

陰陽論はサイクル論

地球上の生態系は、太陽エネルギーを中心に実に巧なサイクルをつくり、それぞれの生命を維持しています。

東洋思想の、有生無(有から無を生ず)無性有(無から有を生ず)の陰陽論は、現代的に考えればサイクルの理論、バランスの理論にあたります。

二つのサイクル

サイクルを具体的に見れば、まず植物は緑滴る葉っぱで太陽光線をうけて、炭酸ガスと水から光合成によって有機物(生きた組織=糖)をつくり、酸素を放出します。

動物は、植物を食べ、糖と酸素をエネルギー源にして炭酸ガスを食べ、糖と酸素をエネルギー源にして炭酸ガスを放出します。そして、動物・植物とも死滅すれば土壌となり植物の肥料として役立つことになります。

これは生命のサイクルで生態系ともいわれます。地上や海の水は、太陽エネルギーによって蒸発して雲となります。雲は飴となって再び地上に降り注ぎ、生命に必要な水を補給し再び蒸発してとサイクルを繰り返しています。ふたつのサイクルを支えているのが太陽エネルギーです。

サイクルの乱れる気配

計算によると、地球上の植物は、1年間で大気中の炭酸ガスを全て酸素に変えています。しかし森林を伐採して緑が減少し、工場や車から排気ガスを放出し、フロンガスによって大気圏に異常をもたらした結果、かつてない大気汚染が進行するようになりました。

マイナスイオン

イオンについていえば、マイナスイオンが多いほど気分は快適です。イオンは電気を帯びた1ミリの千分の一ほどの物質で、血液中にもとけ込んでいます。

大気が汚染されると体内や空気中にプラス・イオンが増え、頭痛、イライラ、不定愁訴の原因となります。雷雨の通過後は、気分がスーッとしますが雷の電気のせいで空気中にマイナスイオンが増加するためです。

婦人病は便秘と密接な関係にある

婦人病は便秘と密接な関係にある 婦人科の主な疾患というと

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 性器脱(子宮脱、膣脱)
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん
  • 卵巣がん
  • 卵巣腫瘍(良性)
  • 月経前緊張症

などがあります。

婦人病は便秘と密接な関係にある 便秘は病気という考え方をもつ

婦人病は便秘と密接な関係にある

婦人病は便秘と密接な関係にある

女性が 3 人いれば 2 人は便秘症であると言われるほど女性の 便秘体質 は多くなっています。
そのためか女性は便秘を病気と考えてはいないようです。

便秘が肌荒れの大敵であることは経験上十分に知っていますが、便秘が婦人病までに影響することを知っている人は少ないのです。

便秘症の女性は、様々な全身症状を訴えています。

  • 頭痛
  • 頭重
  • のぼせ
  • めまい
  • むかつき
  • 不眠
  • 腹痛
  • 腹満

などのほかにも

  • 全身の疲労
  • 精神疲労
  • 精神不安
  • イライラ
  • 心悸高進
  • 頻脈
  • 不整脈

、など、症状的には立派な婦人病の病態です。
こういった症状にプラスされて

  • にきび
  • しみ
  • そばかす

などができ肌は荒れてしまいます。肌荒れは女性にとって非常にストレスの大きいものです。

女性になぜ多いのか?

大抵の男性は、毎朝快便の習慣をもっています。便秘は少ないのが一般的です。女性になぜ多いのでしょうか。

  1. 女性は情緒が繊細で、その変化がすぐに大腸に影響する
  2. 運動不足
  3. 排便の習慣が妨げられる条件下に置かれている朝食の支度、排便時の育児など
  4. 特に経産婦における腹壁圧の減退
  5. 内臓下垂症と広骨盤腔による腸管の転位

などが理由としてあげられます。

腸は生殖器から進化した

人間はアメーバにはじまって魚類を経て進化してきました。この進化の過程をたどっていくと、腎(泌尿器・内生殖器)は、腸が変化したものであることがわかっています。

内生殖器を進化度の低い魚類のメスについて見てみると、尿・大便・生殖腺をつくる所は3つに分化していますが、出口はひとつしかありません。

したがって両便も生殖物もひとつの穴から排泄されます。これを単孔類と呼びます。鳥類、亀、蛇類の両棲類からカモノハシに至るまですべて単孔類に属します。

さると人間

進化がすすむと下等な ほ乳類 になります。下等な ほ乳類 は、腎臓の下に膀胱ができ、尿道と肛門とが分かれています。
しかし、まだ生殖排泄物の通路は、肛門を使っています。これがもう一段変化したのがサルや人間です。生殖排泄孔が独立し、尿道と肛門の間に膣ができ開口部となっています。このように内外の生殖器は腸から分離、独立してきました。つまり、元を正せば腸と生殖器は本家と分家の関係にあり、しかも身体の表と売れの隣に位置していますので、相互に密接な関係が生まれます。

便秘は生殖器の病気を誘発

たとえば、直腸の下部に蓄積した大便や宿便がありますと、直腸が鬱熱を発します。この鬱熱が直腸の前面にある子宮や膣に熱を感じさせ、古血を発生させます。そうなると子宮や膣は充血状態となり、不正子宮出血、子宮筋腫または膣炎などを起こして帯下の増量をまねき、外因炎を誘発することさえあります。

直腸ガンと誤診されるほどの宿便もある

婦人科で有名な東洋医は「漢方では、体温で固くなった宿便を燥屎といっていろいろな病気の原因になるとしている。
この腸壁にこびりついた宿便は、現代医学では便とは別のものと見誤ることもあるそうです。。このように便秘は肌荒れだけなく婦人病の引き金になるものばかりです。

食習慣で便秘が改善できない場合は、 トクホ イサゴール がおすすめです。

腸は第二の脳 じつは脳よりも優れている

腸は第二の脳 という言葉は聞いた事がある人が多いはずです。それほど緻密な臓器ということをいいたいのですが、じつは脳よりも優れています。

腸は第二の脳

腸は第二の脳

こちらでは ミミズ の生体について紹介しました。 ミミズ 同様に優秀なのは サナダムシ です。
ミミズ と サナダムシ のいちばんの違いがどこにあるかをご存じでしょうか。

ミミズ には脳がないのに、 サナダムシ にはちっちやな脳があるのです。 サナダムシ は 腹側神経系動物 では、初めて脳を持った生き物です。

脳を持った腹側神経系動物は、その後、 イカ や タコ 、節足動物などに進化していきます。一方、背側神経系動物では  ナメクジウオ や ホヤ などの尾索類あたりから神経管が出現し、それが脊椎動物の管状神経系、すなわち脳へと発展していきます。

そして、脳を持った脊椎動物は、魚額、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類へと進化を遂げ、わたしたち人類は大脳皮質が発達した高性能の脳を持つに至ったわけです。

ここでは 腸 と 脳 の関係性について紹介したいと思います。進化をさかのぼればわかるように、 腸 は 脳 よりもずっと先にできています。

まずは 腸 ありき。生き物は気の遠くなるような長い年月をほとんど腸だけの姿で過ごしてきました。

先ほど ミミズ の例でも挙げたように、考えたり、判断したりといったことを腸がすべてやってくれるから、脳がなくてもそう困ることはなかったわけです。

では、なぜ脳が現れたのか。多くの研究者は、脳は「食べる」ために生まれたのだと指摘しています。腸はなるべく効率よくエサを得てエネルギーを取り込んでいかなくてはなリません。

それで、そのための「作戦室」を必要としたのです。つまり、それが脳。脳は、もともとは腸が自分の生存をより有利に運ぶために備えつけた器官であったわけです。

だから、本来、 脳 は 腸 の配下 にあった存在なのです。ところが、脳はどんどん発達して大きな顔するようになり、いまではすべての決定権が自分にあるかのような態度をとっています。

腸からすれば、もともと自分の下請け会社だった存在が急速に発展して、いまでは自分以上の大会社となって自分を差し置いて指揮を振るっているような感じなのかもしれません。

それに、よく「腸は第二の脳」といったいわれ方をされていますが、これ腸からすればかなり不本意なはずです。

腸 にとっては、 脳 ははるか遅れてやってきた新参者に過ぎません。その脳が「第一 で、大先輩の自分が「第二」というのは、納得いかない急があるのではないでしょうか。

もっとも、 腸 こそが人間の第一思考器官だと考えている専門科も多いです。まあ、いささか腸の方をひいきしているところはありますが、大まじめに「脳より脳の方がかしこい」と考えている、消化器の専門科はたくさんいます。その理由は次のとおりです。

腸は第二の脳 腸は、脳にはできない判断ができる

見た目は普通なのに、食中毒菌が混入した食べ物があったとします。脳は、それを口に入れろという判断を下すことでしょう。

でも、腸は、食中毒菌が入ると、「これは体内に入れてはいけない!」という判断を下して拒絶します。安全ではないものが入ってくると、嘔吐や下痢を起こして体外へ出そうとするのです。

つまり、脳は口に入れるものが安全かどうかを判断することができませんが、腸はそれが判断できるということになります。

腸は、脳の措図を受けなくても動く

体はだいたい脳の指令を受けて動いていますが、 腸 は違います。 脳 の指図を受けることなく、独自の判断で動いているのです。たとえ、脳死になったとしても、腸はひとりで機能し続けることができます。しかし、腸が完全に死んでしまうと、脳の働きも完全にストップしてしまうことになります。

腸には、脳に匹敵する神経細胞ネットワークがある

人間の腸内には、約1億個の神経細胞があり、網目状の神経ネットワークを築いています。神経細胞の数こそ脳に及びませんが、腸内の神経ネットワークにおいて思考や情動に影響をもたらす多くの情報がやり取りされているのです。

人間の心のベースは腸内で生み出されていると見ています。そして、その形成に大きな働きをしているのは、おそらく 腸内細菌 です。今後研究が進めば、 腸 と心の関わりがよりいっそう明らかになってくるのではないでしょうか。

腸は、幸せな感情を生み出している

腸は セロトニン や ドーパミン などの幸せ物質のもとを生産しています。こうした物質が腸内でたくさんつくられていれば、その人の心は明るくポジティブで、幸せ感に満ちたものになります。

逆に、腸内でその物質の生産が少ないと、その人の心は暗く ネガティブ になってしまいます。これにより、うつ病などの心の病気になってしまうことも少なくありません。すなわち、心の健康のカギは腸が握っているといっていいのです。

腸 は、ウソをつかない

脳は、見栄っ張りのうぬぼれやです。真実をねじ曲げて、偏見に満ちたものの見方をすることもあります。

腸はウソなどつきませんしつかり分類整理して、実直にまじめを貫き通します。 腸 は、少々堅物過ぎるくらいの正直者なのです。

腸 は、欲に溺れない

脳 は、意志薄弱で目先の欲望にとらわれがちです。ついついポテトチップスをひと袋空けてしまったり、満腹なのにお寿司をもうひと皿食べてしまったりするのがいい例です。

しかし、 腸 はそんなことはありません。食べ物も含めて日々を生きていけるだけのものがあれば、それで満足。常に謙虚であり、分を超えて欲琴ることがないのです。

腸 は、体のことを第-に考えている

脳は、お調子者の遊び人。時にはハメをはずすこともあります。食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、たばこを吸ったり、生活を乱してしまったり…

体によくないことをするのもしょっちゆうです。でも、腸はいたって体思い。体によくないことが続くと、すぐに便秘や下痢などで不調を訴えます。心身が弱ってしまうことは、腸内細菌にとっても都合の悪いこと。だから、 腸 はいつも体のことを第-に考えて、もくもくと仕事に励んでいるのです。

「脳よりも腸のほうがかしこい」と思えてくるのではありませんか。とにかく、 腸 もいろいろ考えているのです。

もちろん、哲学的な問題を考えたり、難しい計算をしたり、言葉や文章で何かを表現したりする知能は 腸 にはありません。そういった学校で勉強するような能力では、到底脳に及ばないのはあきらかです。しかし、日々の生活に根差した「どう生きるか」「どちらを選ぶか」という部分では、脳よりも勝のはうがかしこい選択をすることが多いと思うのです。少なくとも「より健やかに生きていくための知恵」という点では、脳の判断よりも腸の判断に従うほうが利口なのではないでしょうか。

腸 は、 脳 よりも何億年も前に誕生しています。 ミミズ のような形態をしていたころから、必要な生存機能がしっかり埋め込まれています。だから、腸には「生きていくには、いま何をすべきか」「生き残るためにはどっちを選ぶべきか」という本能的な知恵がインプットされているのではないでしょうか。

そして、生きていくために腸が下す判断は、脳が下す判断よりもたぶん正しいのです。私は、人の人生には、脳の考えに従うよりも、腸の考えに従ったほうがいいという局面がたくさんあると思っています。腸の考えを生かしていくことができれば、きっとわたしたちは、より長く、より健やかに生きられるようになっていくのではないでしょうか。

腸内環境( 腸内フローラ )のベストバランスは 善玉菌 3、悪玉菌 1、日和見菌 6

丈夫な元気な子を育てるために重要な 生後10カ月 頃までには 腸内細菌 の バランスは決まる

赤ちゃんはお母さんのおなかのなかにいる期間は完全な無菌状態です。そして、分娩の際、産道を通るときに膣内の菌に初接触し、この世に生まれ落ち、空気を吸ったり、お母さんの肌に接したり、母乳を飲んだりすることにより大量の菌を体内に取り入れるようになります。

腸内フローフの組成バランスは生後10ヶ月頃まで

母乳やミルクを飲むことによって善玉菌の代表格である ビフィズス菌 や ラクトバチルス菌 などが一気に増加し、生後1週間くらいになると、赤ちゃんのおなかのなかが ビフィズス菌 で満たされるようになります。

生後10カ月 頃までには 腸内細菌 の バランスは決まる

生後10カ月 頃までには 腸内細菌 の バランスは決まる

さらに、ハイハイするくらいのころになると、いろいろなものを手当たり次第にぺろぺろとなめるようになって、どんどんいろいろな菌を体内に取り入れていくようになります。丈夫な 腸内フローラ を形成するにはたくさんの種類の菌が取り込まれているはうがいいのですが、この時期の赤ちゃんが近くのものを口に入れたりなめたりするのは、多くの菌を獲得するための本能的な行動なのです。

これにより赤ちゃんのおなかのなかでは多くの腸内細菌が勢力を拡大したり縮小したりするようになり、やがて勢力分布がだんだん決められてきて、 生後10ヶ月 ごろに、 腸内フローラ のおおまかな組成バランスが完成するわけです。

そして、このときにできた お花畑 のバランスを、その人は一生涯持ち続けていくことになるのです。とにかく、生まれ落ちてからお花畑が完成するまではたった10ヶ月間しかないのです。

私は、丈夫な子を育てるには、この10ヶ月間の過ごし方がカギになると考えています。それというのも、この時期までにどれだけ多くの菌を取り入れることができたかで、免疫力の強さが決定してしまう側面があるからです。

それは、10ヶ月までにいろいろな人やいろいろなもの、いろいろな自然に接して、たくさんの菌を取り込んでいったほうが、多くの免疫を獲得して病気に強い子に育つ可能性が高いということです。

逆に、菌と接する機会が少ないと、必要な免疫が獲得できず、病気に対する抵抗力が低い子になってしまいます。たとえば、清潔な部屋に閉じ込めて外部との接触をほとんどさせなかったり、いろいろなものをいちいち消毒してから使わせたり、その辺のものをなめさせないようにしていたりしていると、アトピー性皮膚炎をはじめ、さまざまなアレルギーを発症する可能性が高くなってしまいます。

実際に、アトピーの子供と健康な子供の生後1ヶ月時の腸内細菌を比較してみたら、健康な子供のはうが菌の種類と数がはるかに多かったというリポートもあるのです。

つまり、 アレルギー になるかならないか、免疫力が高いか低いか、病気になりやすいかなりにくいかといった 体質 の基本べ- スは、 生後10ヶ月 までにどのような 腸内フローラ を築くことができたかで決まってくるわけです。

生後10ヶ月 といえば、通常、離乳食にも慣れてきて乳離れが進む頃合いです。また、このころは、食べ物を消化・吸収したり、病原菌を排除したり、免疫機能を維持したりといった腸の基本的な機能が整ってくる時期でもあります。それはきっと、腸内細菌のサポート態勢が整うことによって、ひとりの人間として生きていくための初期設定ができたということを表しているのでしょう。

もしかすると、この初期設定の段階で、わたしたちはとても多くのことを腸内細菌によって決められてしまっているのかもしれません。

もちろん、体質などがすべてこの時点で決まってしまうわけではありません。あくまで生後10ヶ月で形成されるのは基本ベースであり、おそらく、その後の成長過程で環境要因によって変化していきます。

でも、生きていく力の基本形のようなものは、 腸内フローラ が固まって腸の活動態勢が整ったところでほぼ出来上がっているのではないでしょうか。私はそう思います。

なぜなら、人は勝と腸内細菌の働きがなければ、到底生きていけないからです。腸はわたしたちが生きていくためのカをつくり出し、「生」を営んでいくためのシステムの根幹を支えている臓器です。

生き物が生きていくには、まず腸内細菌のカを獲得しなくてはなりません。 パンダ の赤ちゃんは生まれてすぐにお母さんの うんち を食べ、コアラの赤ちゃんもすぐにお母さんの うんち を食べます。それは母親の うんち から腸内細菌を取り入れて、ササやユーカリを分解・吸収する機能を獲得しているのです。

生後すぐに腸内細菌を取り入れなくてはならないのは、わたしたち人間も一緒です。生を受けたわたしたちが真っ先に取り組まなくてはならない仕事は、腸内細菌というパートナーづくり。

まずはおなかのなかのパートナーをしっかり機能させて、「食べて」「吸収して」「出して」「病原菌から身を守って」という「生きていくためのベース」を早い段階で固めてしまう必要があるのです。

だから、人間は生まれてすぐに 腸内フローラ を完成させてひとまず初期設定を済ませてしまい、あとはおよそ20年もかけてゆっくり脳や体を発達させるようになったのではないでしょうか。

これはきっと、人間が生きていくには、脳や体は後回しでもいいから、とにかく先に腸を独り立ちさせてしまうことが大事だということを示しているのです。

生物が生きるためには腸があればいい

ここで少し、 腸 という臓器にどんなカが秘められているのかという話をしておくことにしましょう。生きるためには 腸 だけあればいい1 私はそう思っています。腸は、生き物の体でいちばん最初に生まれた臓器です。進化をさかのぼれば、すべての動物の祖先は クラゲ や イソギンチャク などの腔腸動物に行き着きます。

腔腸動物には口と肛門の区別がない原始的な腸があり、ほとんどこれだけで生きています。それが、もう少し進化すると、口と肛門の区別ができて、 ミミズ などの環形動物となります。 ミミズ は、あのうねうねとひょろ長い胴体の一方が口で、もう一方が肛門になっています。

脳もないし、目もありません。いうなれば、全身が腸管だけで構成されているようなものなのです。しかし、私は、 ミミズ はある意味完成された生き物だと思っています。 ミミズ は脳がなくても、ちゃんと考えながら行動をしています。夜と昼の光の強弱を判ま断したり、条件がそろえば地中から地表へ温い出してみたり、落ちている葉や小枝を自分が食べられるものかどうかを判断したりしています。

ほとんど腸だけであるのにもかかわらず、的確に状況を判断し、しつかり環境に適応しながら、日々ひたすらエサを取り込んで消化と排泄を繰り返しているのです。入れては出して、入れては出して、という行動を繰り返しているのはわたしたち人間も一緒。でも、 腸だけ の存在で同じことが何の問題もなくできてしまうところがすごいと思いませんか。

しかも、ミミズはちゃんと社会の役にも立っています。ミミズのなかには数えきれないほどの腸内細菌がいて、エサとして取り込んだ土壌中の有害物質を処理し、有益なものに変えたうえで糞として出しています。

だから、ミミズがたくさんいると、やせた土地が肥沃になるのです。土壌の豊かさは多くの恵みをもたらします。植物を育て、作物を実らせ、それを人間を含めた多くの動物が食べるのです。

ですから、 ミミズ は生命循環の立役者のようなものでしょう。ひょろ長い腸管がエサを摂って立派な糞をするだけで、そういう偉大な仕事を成し遂げているわけです。

さらにもうひとつ、つけ加えておきましょう。みなさんはミミズがどうやってセックスするかをご存じですか?これがすごいんです。じっは、ミミズは両性具有であり、オスとメスの両方の生殖器を持っています。

私はかねがね、  ミミズ は地中に暮らして個体同士が出会う機会が少ないため、出会ったら、一方がオスになり一方がメスになってセックスをするのだろうと思っていました。ところが違ったのです。

2匹の ミミズ が出会ってセックスをする際は、オスの生殖器とメスの生殖器を両方使ってお互いに生殖器を挿入し挿入されながらがっちりと抱き合います。1 回のセックスに数時間をかけ、ネバネバした粘液を多量に分泌しながら行為に没頭する2 匹の様子は、恍惚感に浸っているようにも見えます。

たぶん、こんなに一心不乱にセックスをする動物はそういないのではないでしょうか。私は観察をしていて、 すごい交わり方をするんだなあ  いま、オスとメスの快感を両方とも味わっているんだなあ″ と思いながら、なんだかうらやましい気になったものです。

ミミズ はほとんど腸だけで生きている生き物であるにもかかわらず、これだけの生命活動ができるのです。腸で考え、腸で動き、腸で消化し、腸で うんち をつくり、腸でセックスもして…きっと、 ミミズ はその日その日を精いっぱい生きで何の不足も感じていないでしょう。

脳などなくても、日々のすべてが膿だけで事足りていて、完結しているのです。だから、生きるためには腸だけあればいい。生きるために最低限必要なことは、全部隕に備わっていると、私は考えているわけです。

私は、人間の 腸 にも、生きるために最低限必要な機能ははとんどそろっていると見ています。考える機能もあるし、状況を判断する機能もある。もちろん、食べ物を消化した際排泄したりする機能もある。ミミズのようなセックスをすることはできませんが、男女の生殖器はもともと腸だったものが変化したのです。

そう考えれば、セックスをする機能もちゃんと備わっていることになります。みなさんのなかにはあまりピンと来ない方もいるかもしれませんが、そもそも人間だって 上から入れて、下から出して を日々繰り返す1本の腸管のようなもの。一生かけてそういう腸管運動を繰り返して生きていくという点で見れば、 ミミズ とそんなに変わらないのです。私は、「生きる」ということをとことん突き詰めて、無駄なものをどんどん削っていくと、最終的に腸の機能だけが残るような気がしています。勝という臓器には、「最低限必要なものしかないけれど、これさえあれば十分に生きていける」という究極の生存機能がセレクトされて残されているのではないでしょうか。