冷え性は病気か?体質?どっち!?」カテゴリーアーカイブ

アトピー性皮膚炎などアレルギー性疾患に悩んでいる

アトピー性疾患があり、しかも冷え性という人は多いのです。アレルギー性疾患の素因と考えられるものが、冷え性を誘引するものとかなり重なっているのです。

アレルギーは免疫機能の過剰反応

アレルギーとは、免疫反応(人体に外部から病原菌などの有害物質が侵入した際、それを排除しようとする反応が過敏に現れて起こる症状です。
つまり、もともとは体にはいった異物を排除しようとする体の正常なメカニズムなのです。このようなアレルギー性疾患の代表的なものに、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、じんましん、アレルギー性鼻炎、花粉症などがあります。
いずれも原因は特定できていませんが、体質や調節機能の異常、ストレスなどがアレルギーを引き起こす素因になっているとされています。

大人の場合、アレルギーの素因は過労ととストレス

アレルギーの素因には、様々なものが考えられますが、とくに大人になってからのアレルギー性疾患は、過労やストレスが大きく関与しています。
過労やストレスにより自律神経や免疫機能が乱れたために、外からの毒性に耐えられないのです。また、過剰に反応してしまっているのです。しかし、アレルギー反応は、体にたまった毒素を体外へ排出しようとする体の防衛機能でもあるのです。

アレルギーと冷えは同じ原因

アレルギーの素因となっているものは、冷えを起こす要因とかなり重なっていると考えられます。自律神経は血液循環、体温調節機能をコントロールしており、その乱れが冷えの大きな要因になっています。冷えの場合は、余分な水分や老廃物の滞りと関連することが多いのです。
アレルギー体質の人が冷え性にも悩んでいる理由はここにあります。
体を温める体質改善を行うと自然にアレルギー症状も軽減されたり、消失することも少なくありません

アレルギーについては、次の記事が専門的視点から参考になります

頻繁に風邪をひき、一度風邪をひくと治りにくい

冷え性は、体温調節機能をはじめとする体全体、または一部の機能低下ですが、こうした機能低下が風邪をひいたり、体調を崩すといった症状にあらわれます。

冷え性体質は、風邪をひきやすい

顔色が青白い、痩せている、こういった若い女性、男性、ときには子供の冷え性によく見られるタイプです。こういったタイプの人は季節の変わり目や、寒暖の差が激しい日などに、体調を崩し、食欲がない、頭痛がする、熱っぽい、吐き気がする、など…の症状を訴えます。

便秘か下痢体質

消化器官が低下しているために便通が不規則で、便秘体質だったり下痢体質だったりします。消化吸収が機能していないので、栄養も体内にいきわたらずに内臓などの機能にも支障をきたします。
こんな状態では、ウィルスや病気菌などの様々な外敵と戦えないのです。ですから、風邪をひきやすく、また治りにくい、といことになるのです。冬のはじめに風邪をひき、シーズンが終わるまでズルズルずっとなんとなく風邪っぽい、という人もいます。

自律神経失調症のために体温調整機能が働かないkとも

冷え性の人の中には、ふとした時にめまいがする、立ちくらみがする、のどがつかえる、という症状を訴える人がいます。
こうした症状は、低血圧症、貧血、自律神経失調症の自覚症状と合致します。体温は、心臓から送られてくる温かい血液によって保持されています。自律神経は血液循環をコントロールしています。つまり、冷え性の人が合併症として低血圧や貧血、自律神経失調症の人が冷え性であるのは当然なのです。

低血圧・貧血・自律神経失調症の主な症状

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • めまい
  • ふらつき
  • 手足の冷え
  • 動悸・息切れ

肌は乾燥気味で荒れてくすんでいる

顔色と肌は、毛細血管の循環が直接影響します。冷えによる血流や末端の異常は、肌荒れ、赤み、くすみ、かさつきなどであらわれる

肌のコンディション=毛細血管のコンディション

肌荒れの多くは、血液循環が悪く、排泄機能が低下したために生じます。老廃物が適切に排泄されないために体内に溜まり、うるおいを保つための分泌物が毛細血管に十分に供給されない状態が皮膚の乾燥です。こういった状態が肌のかさつき、荒れ、くすみになって現れます。
たとえば…自律神経が体内機能に光を注ぐ太陽だとしたら、皮膚はそれを映し出す鏡といえるでしょう。
このように皮膚が最も直接的に内臓をはじめとした体調を反映するからこそ、顔色や肌の状態などが重視されるわけです。
高い化粧品を揃えるよりも体の中を健康にすることに重点をおいたほうが女性はキレイにそして美しくなれるのです。
このことに早く気づくか、気づかないかは将来大きな違いとなってあらわれます。

では、肌の調子に直接関与しているものは何か?というと…それは毛細血管です。静脈や動脈が通じているのは、皮下組織までで、ここから先は、血液は全身に張り巡らされていてる毛細血管を通じて表皮へと流れていきます。
心臓から出た動脈血は、皮下組織で毛細血管に引き継がれ、栄養やエネルギー源を表皮へと届けます。
その後、老廃物などの不要物をのせて静脈血に合流します。

冷えによる肌荒れの原因は毛細血管の血流の悪さ

毛細血管の流が悪いと、冷えの原因になると同時に、肌への影響も大きくなります。
つまり、栄養が皮膚表面にまで行き渡らないために、不要物が皮膚にとどまってしまい、かさつきや赤み、ひび、くすみなどの肌荒れの症状となって現れてしまうのです。
こういった症状とは反対に、毛細血管の流れが順調な場合は、肌は透明感と、はりのあるモチモチ肌になります。
女性の場合、月経前に乳房がはれたり、顔や手足がむくんだりすることがあります。これは、皮下出血やうっ血が起こりやすく、肌もくすみがちになることが多いのです。目の下のクマがいつもより黒ずんだ感じに見えるのもこの時期です。

顔や手足がむくんだり、ほてる

むくみは、余分な水分が皮下組織にたまるためにおきます。顔や手足がむくみやい人に冷え性が多いのは、過剰な水分と体の冷えによるものが原因となっています。

からだの余分な水分がむくみを引き起こし同時に冷えを招く

人体の約6割~7割が水分からできています。一時的にこのバランスが崩れても水を飲んだり、逆に汗や尿で水分を排泄することによってバランスを保ったり調節します。
ところが排泄が正常に機能しない場合、余分な水分が血管や内臓にたまってしまうことがあります。これが皮下組織にたまると「むくみ」となって症状にでます。
冷え性の人で「顔がむくみやすい」「手足がむくむ」といった症状は、日常的である場合が多く、これは水分の代謝が正常に行われていないためです。体にたまった余分な水分がむくみと同時に冷えを招いているのです。

更年期による冷えとほてりの症状がひどい場合には、婦人科の受診を

冷えとほてりは、まるで正反対の症状のように思いますが、併発することもあります。
血液の滞りやすい下半身は冷え、逆に上半身は異常なほどほてるのです。このほてりと冷えは、更年期障害にみられる特徴的な症状ですが、極端な人の場合、上半身は汗が噴き出ている状態なのに、下半身は凍り付くほど冷えているのです。
こういったケースだと、冷えだけを取り除けばいい。というわけにはいきません。こういった症状がある場合は、婦人科を受診します。最近は、ホルモン補充療法や漢方薬により適切な治療が行われます。

水分の摂りすぎに気をつけ、体を保温し水分の代謝をよくする

余分な水分をスムーズに体外へ出すためには、水分の代謝をよくすること、すなわち体を温めて内臓機能、とくに腎臓の機能を高めて排泄を正常化することです。
体に水分が多いタイプの冷え性は、主に水分の摂りすと運動不足が原因となっています。
まずは、運動によって水分の代謝を高めます。骨格筋を動かすといいでしょう。
筋肉の中でも骨格筋は大きな熱エネルギーを生み出すので、体が温まり、さらに、運動は血液循環量を通常の何倍にも増加させるので、血液による水分代謝もさかんになり、余分な水分が排泄されやすくなります。
むくんできたときに、体に余分な水分をためこんでいる感じを自覚できるようになると、体調のコントロールが適切に行えます。
朝、起きたときなどに目が腫れぼったいなぁ~なんて思ったときには、体に余分な水分が溜まっていることが原因です。

頻尿で夜中もかなりトイレに起きる

冷え性の人に「トイレが近い」という人は意外にも多いのです。腎臓や膀胱に異常がないのに頻尿である場合は冷えが原因となります

頻尿の原因には様々な原因があるが…

一般の成人の1日の尿の回数は、通常4~6回です。頻尿とはこらが10回を越えてしまうような場合をいいます。もちろん、お茶やコーヒーをたくさん飲めば尿の回数が増えるのは当然です。
頻尿の多くは、膀胱、尿道などの泌尿器疾患によるものが原因ですが、「冷え」が原因のケースもあります。特に、下半身の冷えによって膀胱の筋肉が収縮し、そのためにひんぱんに尿意を催してしまうケースがあります。寒いところや夏の冷房が効きすぎているような部屋にいるとトイレが近くなりますが、冷え性の人はこの状態が年中続いているようなものです。
体の中は冷たい風が吹いていたり、真冬の寒い状態である。といえます。

夜中も頻繁にトイレに行くために熟睡できない

冷えによる頻尿は昼間に限ったことではありません。夜、眠っているときも尿意を催して頻繁に目覚めるといったことが起こります。
寝る前はしっかり温めて練るのに、足が冷えてトイレに起きるという人も多いのです。ひどい人のケースだと1~2時間おきに目がさめてトイレに起きるので熟睡できない。といいます。
こうした症状の人を検査してみると、腎臓や泌尿器系に異常がない場合は、冷えが原因であることが多いのです。

女性の場合は下半身の冷えに注意する!

実際、トイレが近いというのは、別の解釈をすると、体の正常化機能の働きでもあるのです。体内の水分をためすぎないように、また溜まりすぎてしまった水分を排泄する働きなのです。
冷えによる月経困難症などで苦しんでいる女性が、体を温める作用のある漢方薬などを服用すると、頻尿も改善されるようです。
女性の場合、婦人科疾患だけでなく、膀胱炎などが誘発されるため、下半身はできるだけ保温に努めなくてはいけません。

性交痛がありおりものも多い

腰回りの冷えの大きな要因は、骨盤のうっ血と言われる静脈血の滞りです。こらが腰痛や月経に加え、おりものの量を増やしたり、性交痛を引き起こす要因となります

排卵期でもないのにおりものの量が多い

おりもので下着がべたべたしたりする症状で不安になったりしたことはありませんか?何か病気では?と思う女性もいます。
女性にとって月経とおりものは最も直接的に体のコンディションの影響を受けます。婦人科の診察でもおりものの量と内容は診断の際に重要な役目を担います。月経前や排卵期、妊娠時などにおりものの量が多少増えるのは心配ありません。
しかし、そうした時期でないのにおりものの量が増えたり、いつもと色や粘りが異なるのは注意が必要です。

おりものの量が増えるのは「冷え」が原因になることも

冷え性で婦人科機能が低下していると、細菌性の膣炎にかかりやすくなり、膣炎を起こすと、おりものの量が増えます。また、腰回りの冷えの大きな要因である骨盤内のうっ血でおりものの量が増えることもあります。いずれにしても、冷え性の女性は、おりものの量が増える傾向にあります。
細菌などによる膣炎以外は、骨盤内のうっ血がおさまれば膣は健康な状態に戻ります。骨盤内のうっ血も日頃の食生活や運動である程度は防ぐことができるのです。冷え性体質の人は特に日常生活の改善が必要です。

更年期に多い性交痛も冷えが原因のケースも

通常、45歳を過ぎて更年期へ移行するころから性交時に十分膣が潤わず、性交痛がある、また性交が苦である、と感じる女性が増えます。
これは更年期で女性ホルモンの分泌量が減少するに伴い、膣の粘膜が萎縮、また分泌される膣液が減少してしまうためです。
しかし、更年期に至らなくても、冷え性の女性にこの症状の自覚があり性交痛を引き起こしているケースもあるのです。
これは、骨盤内うっ血による女性ホルモンの分泌が正常に行われず、そのためやはり膣の湿潤が不十分になってしまうケースです。性生活というのは、パートナーとの問題をはじめ、こうした冷えによる骨盤内のうっ血も深く関連しているのです。

月経前はいつも不調

重い月経痛や月経過多、月経不純に悩む女性の多くが手足や腰の冷えに悩んでいます。冷えが月経困難症などの婦人科疾患を誘発しているケースも多く見られます

月経痛がひどく痛み止めなしでは過ごせない

冷え性体質の女性には、便秘以外にも月経で苦しんでいる人が多くいます。「生理中は痛み止めが離せない」という人も多いのです。また1~2日は寝込んでしまう、という人も。こういった人は大半が手足、腰の冷えを訴えます。
また、月経の1週間ほど前になると、決まって体全体、とくに腰回りがだるい」「頭痛」「吐き気」「異常なイライラ感」などの月経前緊張症」で
悩まされます。

冷え性の人は月経不順で妊娠しくにくい

月経というのは、基本的に女性特有の健康のバロメーターですから、心や体に生じるバランスの乱れは月経にあらわれやすいのです。普段、便秘で悩んでいるのに生理中になると下痢になる体質の人もいます。
月経不順、月経困難症、月経前緊張症などの月経障害の背景には、内分泌系や自律神経といった心身の調整機能の障害があると考えられます。
月経障害では、激しい痛みを伴う子宮内膜症のように、自覚症状が明らかな場合があります。その一方で自覚症状に乏しい場合は、きちんとした検査を受けることもなく放置していることも少なくありません。
不妊症外来では、こうした月経障害の患者さんに出会います。その際、患者さんの体温の推移を観察すると、たいてい低体温期と高温期がきれいなカーブを描いていません。これは排卵機能の低下などが要因となり排卵が正常に行われていないためです。

下半身の冷えで流産や婦人科疾患の悪化も

流産する女性にも、冷え性の人が多くいます。もちろんこれらの婦人科疾患の原因との因果関係ははっきりしていませんが、症状を悪化させたり、誘発する一因となっているのは確かなようです。
女性ホルモンの分泌と体温調節機能は、自律神経と密接に関わっており、この面からも冷え性と婦人科疾患の関係は無視できません。

生理痛は、漢方薬との相性がよく血の巡りを改善します
冷え改善には半身浴夏の暑い日でもお風呂を沸かす習慣が大切です。そして食事も大切です。

肩・腰・背中のあたりがスースーする(女性に多い冷えの症状)

女性が訴える冷えの症状で多いのが腰、首周辺の冷え。こうした冷えはめぐりめぐって肩や首の凝りにつながり、さらには頭痛に至ることが多い

腰に冷たいモノがはりついているよう

手足の冷えほどではありませんが、女性では腰や臀部・下腹部など、腰とその周辺部の冷えに悩んでいる人は少なくありません。肩・腰・首が冷える人の症状は次のようなものです。

  • 真夏の汗をかくほど暑い日でも腰だけは冷たく何か冷たいものが貼り付いていると感じる
  • 腰回りが常に冷たい感じでときどきお腹が痛くなる。普段は便秘傾向だがこのときはひどい下痢をする
  • 腰から背中にかけてスースーしだるい
  • 首に風があたるとぞくぞくしてその後、頭痛がする
  • ちょっと涼しいだけで首の後ろがひんやりして不快感がある

四季を問わず腰にカイロをあてたり首にスカーフなどを巻いて対処している。冷えをなだめている状態でこれを放っておくと風邪をひいたり、体調をこじらせたりします。

腰回りの冷えは婦人病・腰痛に

女性の腰の周辺は、子宮や卵巣など複雑で繊細な内臓が集中しています。腰が冷えることで周辺の内臓の機能も低下してそれが月経困難症をはじめとする様々な症状につながります。
腰の冷えは婦人科機能の低下だけでなく、もっとダイレクトに腰痛という形であらわれる場合もあります。
ひどい腰痛で整形外科を受診し、検査の結果、腰の骨や筋肉に異常がみられないケースは冷えを疑います。
冷えのために骨盤内がうっ血(静脈血の滞り)しているとその部分の筋肉がこり固まり、骨盤にゆがみが生じます。そうしたゆがみが、腰痛という症状であらわれるのです。腰は字にかいたとおり、体の要なのです。腰の骨がゆがむと、腰痛にとどまらず背骨全体に影響し、肩凝り、首の凝り、さらに頭痛を招きます。
腰の冷えを自覚している人の多くが同時に肩凝り、頭痛を訴えるのはこういった理由があるからです。

手や足などの末梢の冷えとしびれそして痛み

便秘体質の人の中には、他の部分はそうでもないのに手足だけが冷たくしびれや痛みを感じる人が多い

手足の冷えはもっとも多い

原因はともあれ、ほとんどのタイプの冷え性の人が感じている「手足の冷え」です。手足の先というのは、温かい血液の出発点である心臓から最も遠いため、冷えやすいのは当然といえば当然です。手足だけが冷たくても日常生活に大きな支障がでないために放っているのがほとんどです。

栄養失調、内臓疾患が原因のケースも

手足の冷えという現象は同じでもそれぞれの冷えの背景は異なります。原因としてあげられるのは、

  1. 貧血・低血圧や内臓疾患があり、体全体の循環が悪い
  2. 過度なダイエットなどによる栄養不良や栄養失調でエネルギー不足になって冷えている
  3. スタイルを優先してしまい、いつもヒールの高い靴を履くことで血液循環を悪化させている

手足は、そうした血液循環不全のしわ寄せが出やすい部分でもあるのです。

主な手足の冷え対策症例10

  1. 比較的年中冷たい
  2. 職場でも家でもじっとしているとつま先が冷えてしまい感覚が鈍くなる
  3. 布団に入ると冷気が足先から感じいつまでも温まらない
  4. すぐに手足の先が冷えジンジンしてくる
  5. 手足の先がしびれ、さらに痛くなる
  6. 幼い頃から冬が近づくと手足の指が冷えて痛みが強くなり赤く腫れてしまう
  7. かかと、足首がいつも冷たくこたつがないと過ごせない
  8. 真夏でも足からひざにかけて冷たく、放っておくとズキズキと痛む
  9. 冬は、足が冷え、夏は、足がほてる
  10. 冷えると指先が真っ白になる

手足の冷えの代表的な対策

  • 冬の外出時にはズボン下や靴下の重ね履き
  • 真夏でも靴下を履く
  • 就寝時も靴下を履く
  • 風呂上がりはまず靴下を履く
  • 職場やオフィスではひざかけを使う
  • 秋から冬にかけてはこたつや電気毛布、電気あんかなどの使用

「冷え」は体からの“ヘルプ”のサイン」

院に行くほどではない。冷え性体質の人が皆感じている感覚です。こういった判断で冷えを我慢していませんか?冷えを侮ってはいけません。冷え性体質の人への警告でもあるのです。

冷え性は女性だけの悩みではない

お風呂あがりに上半身はまだポカポカで湯気がでているのに、足先は異常な冷たさで、あわてて靴下を履く…これは、典型的な冷え性の実態です。
なんだかいつの間にかこんな行動や感じ方に慣れてしまっているのです。こういった女性は半数近くになるといいます。また、最近の特徴として低体温症の子供から壮年男性にまで、冷え性が見られるようになっているのです。
アトピー性皮膚炎、花粉症、便秘などは年々増加傾向にあるのです。

冷え性の定義は「特定の部位だけが冷たく不快に感じる」

冷え性とは何か?というと特定の病名をさすわけではありません。冷え性とは「体の特定の部位だけが冷たく、不快に感じる状態のことをいいます。
通常、6ヶ月以上続く場合をいいます。最近は、冷房などの影響から真夏でも冷え性に悩まされる人が増えています。
基本的には、気温が下がれば寒いと感じるのは、当然ですが冷え性の人はその感じ方が一般の冷え性でない人にくらべて過敏です。また、著しい不快感を自覚します。
それに冷えるとなかなか温かくならない、というのも特徴です。
ここまで自覚しても「病気」でないと長年の冷えの不快症状と過ごしている人が多いのです。実際、現代医学で「冷え」を根治する薬などはありません。対処療法しかないのです。
体質をかえなければ完治はありません。

冷えが出す「ヘルプ」のサインにどう対処する?

冷え性は婦人科機能や血液循環をはじめとする循環器系、および自律神経の機能と深いかかわりがあるとされています。
しかし、それらの疾患と冷え性の因果関係については、今のところはっきりしていません。
体が発するささやくようなサインを的確にとらえて対策をとることができれば、快適な生活を送ることができるのでしょう。