冷え症の根本要因は自律神経の乱れにある

自律神経は、交感神経と副交感神経とがバランスよく機能して正常です。交感神経は血管を収縮させて体温の低下を防ぎ、副交感神経は拡張させて体温を下げます

ストレスが長引くと自律神経が乱れる

冷え症に最も関与する自律神経が、うまく機能しない大きな要因は、ストレスと女性ホルモンにあります。
こんな症状を体験したことはありませんか?
激しい怒りのあとにプルッと体が震える。これは、喜怒哀楽などの感情をコントロールする中枢に影響されて交感神経が機能し血管を収縮させたためです。
自律神経の中枢がある間脳の視床下部には、喜怒哀楽や本能をコントロールする神経の中枢があり、自律神経にも強い影響を与えています。
怒りがおさまると、副交感神経が機能するため収縮はおさまりますが、長期間、恐怖や不安、悲しみなどのストレスにさらされると、交感神経の興奮状態が長く続くことになり、副交感神経とのバランスがとれなくなってきます。
こういった状態になってしまうと、外部の変化に対応して適切な指令を送ることが出来なくなり、当然に暑さ、寒さをそのまま体に受け止めてしまい、冷えやのぼせなど、様々な自律神経失調症の症状があらわれることになります。

女性ホルモンと自律神経は相互に影響している

最近では、子供や男性にも冷え症が増えています。しかしながら冷え症は、昔も今も女性に多く、2人に1人が冷え症です。これは、女性ホルモンの分泌をコントロールする中枢は、自律神経中枢と同じ間脳の視床下部にあって互いに密接な関係にあるからです。
冷え症が圧倒的に女性に多いのと同じように便秘体質の人が多いのも冷えとの関連性が深いためです。

女性ホルモンのバランスは崩れやすい

月経から排卵までの卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きがさかんになる時期は、自律神経では副交感神経が優位で体温は下降傾向になります。
また、排卵後の黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌される時期は、交感神経が優位になります。
このように、自律神経と女性ホルモンは互いに影響しあっているのです。
したがって女性は、初潮、出産、閉経など女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期に、自律神経のバランスも崩れやすいのです。

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