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頭寒足熱 健康のベーシック 筋肉があればなおよし

頭寒足熱 健康のベーシック 筋肉があればなおよいです。筋肉があれば体温アップ効果を実現できます。

手足などの末梢の冷えは、動脈硬化が原因のこともある

人間の体は、ほんとうによくできています。だれもが皆、意識することなく、必要に応じて呼吸し、内臓を動かし、血流を調整して生きているのです。私たちの体は、実は、温度に対しても、絶妙なコントロールをしています。体温を一定に保つことが、生命活動にとってとても重要だからです。

手足が冷える

手足が冷える

最優先で温度を一定に保つのは、大事な心臓と脳です。そこの温度を上げるためなら、末端の手足の温度を犠牲にすることも、ままあります。手足の指先が冷えていても、ある程度は命に別状はありません。

糖尿病などでも壊疽が進行すると足を切断しますが、これは、脳や心臓に病気が及ばないための究極の選択です。

そして、もっとすばらしいのは、私たちの体は寒いところに適応できることです。100年前は、薪や炭に火をつけて燃やす暖房だけ。建物にはサッシもなく、すきま風が入ってきました。軽くて温かいフリースのような防寒着もありません。

それでも人間は、北海道やシベリアなどの極寒の地で、たくましく生きてきました。

体は環境に適応しますが、逆にいたわりすぎると、すぐにその状態に甘んじてしまいます。ですから、少しだけ我慢することも、大事なことです。我慢することで、体は外界に適応できるのです。

大前提として冬は寒くて当たり前、寒さに慣れましょうというのも大切なことなのです。

そうはいっても、手足が冷えるのはつらいことですから、効果的に体を温めるために、生活改善が必要です。

手足の冷えは、心臓の病気や動脈硬化など血管の病気、貧血で起こる場合があります。さらに、太る原因の1つに内臓の冷えも挙げられます。手足の冷えを自覚したら受診してみたほうがいいでしょう。

心地いい程度に温めることがとても効果的

まず、どこを温めたらいいでしょうか。俗に、頭寒足熱といいます。夏日漱石は「吾輩は猫である」で、頭寒足熱は延命息災のしるししと傷寒論にも出ているとおり…」と書いています。傷寒論は中国医学の古典ですが、昔から、脚を温めるのは健康の基本とされていたわけです。

確かに、寒いときに脚を温めるのは、とても気持ちよく感じます。
例えば、寒い日に温泉地で足湯に入ると、極楽気分になれるでしょう。私たちは、体にいいことは気持ちいいと感じるようになっています。ですから、気持ちいいことはどんどんやっていいでしょう。

脚を温めるのはいいといっても、注意が必要です。それは、汗をだらだらかくことはしないことです。

汗をかくのは、温まりすぎと体が判断し、体温を下げようとしているからです。十分に体が温まった証拠といえるでしょう。脚を温めるものとしては、湯たんぽがお勧めです。
足元あったか快眠グッズ(一覧)

湯たんぽは、体がじゅうぶんに温まったら、無意識のうちにけ飛ばしてしまいます。それがいいのです。その点、電気毛布はお勧めできません。電気毛布を使っている人は、寝ている間に、たいてい大量の汗をかいています。つまり、余計に体が冷えてしまうのです。

寒がりの人で体にカイロを10枚も触っている人がいます。この場合、汗をかいていて、寒いといったりするのです。カイロも必要最小限にしないとかえって汗で寒くなってしまうこともあります。たとえ1つでも、十分に気持ちよく、温かいと感じられるはずです。

下着や靴下も、汗をかいたらすぐに着替えましょう。汗をかいたものを身につけていると、体が冷えてしまいます。

脚を温める方法として、最もいいのは、運動をして下半身に筋肉をつけることです。下半身には多くの筋肉がありますから、脚を使った散歩やスクワットなどをするといいでしょう。

筋肉は熱を産生してくれますから、天然の発熱装置といえるのです。また、血行もよくなるので、筋肉で発生した熱が体の隅々まで運ばれて、冷え症の解消に役立ちます。でも、運動がいいからといって、いきなり走りだすのはNGです。

一念発起して、急に走りだす人は、たいていひざを故障して、長続きしません。また、運動不足の人がいきなり走ると、大量の汗をかいてしまいます。運動も、じんわりと汗をかく程度のもので十分です。食べ物、飲み物も、できたら冷たいものを避け、温かいものを選びましょう。冬は生姜などもおすすめです。

冬の冷えには「金時しょうが」を使って便秘を解消 夏のエアコン冷えにも

血流を改善し、体を内側から温める

春から秋にかけては、食物繊維を意識して摂る、ミネラルウォーターを飲む、しっかり睡眠をとる、などの方法で体調をしっかり管理していれば、快便とまではいかなくても便秘にはならずにすんでいた人も、真冬の時期になると急に便秘になってしまう人がいます。

これが、まさに冷えによる便秘です。血管がきゅっと縮まり血圧もあがります。

生姜

生姜

体の内側からも温めるには「しょうが」がおすすめ

冷えを解消するには、体を外側から温めるだけでなく、内側からも温めれば、効果はさらに高まり、免疫力(病気から体を守る力)もいっそう強まります。

沖縄に住む人は、ガンや生活習慣病にかかる人が少ないといいますが、これは温暖な気候が影響していると考えられます。寒さで体が過剰な緊張状態に陥ることがないためでしょう。
体を内側から温める方法としておすすめなのは、しょうがをとることです。

しょうがは、米国国立ガン研究所が推奨する「ガン予防食」の1つにも挙げられています。最近では、女性特有の乳ガンなどの予防や再発防止にも、しょうがの働きが注目されています。
生姜の冷え取り力の実力

さて、体の冷えを取る効果を調べるため、ネズミを使った次のような実験があります。ネズミの体温は通常、37~38度Cですが、セロトニンという神経伝達物質(神経細胞どうしの情報を連絡する物質)を与えると、体温がおよそ2度下がります。

こうして体温を下げたネズミに、冷え症の改善に使われる何種類かの漢方薬を与えました。その結果、体温の回復効果が最も大きかったのは、しょうがでした。

実はしょうがは、料理の味を引き立てる香辛料以外に、古くから漢方薬や民間薬としても利用されてきた食品なのです。

しょうがのルーツは、インドからマレー半島にかけてのアジア熱帯地域といわれています。中国では、ショウガは生薬(植物・動物・鉱物の一部を乾燥させたもの)として親しまれ、漢方薬の材料としても珍重されました。
日本では、奈良時代にカゼの特効薬としてしょうがが用いられたという記録が残っています。

西洋でも、保温や消化促進・解熱・鎮痛などの民問薬として用いられてきました。「冷えは万病のもと」と言われるように体を温めることがまずは大切です。
生姜力を最大限に引き出すなら生姜をよりパワーアップさせることもできます。

しょうがには、辛み成分のショウガオールやジンゲロール、香り成分のガラノラクトンといった成分が多く含まれています。こうした成分には、消化酵素の分泌を高めて整腸作用を促す貴重な働きがあります。そして、これらの成分が多ければ多いほど、体の冷えを取る働きが高まります。

人の体が冷えるしくみには、神経伝達物質のセロトニンや、体のさまざまな働きを調節するプロスタグランジンというホルモンが関係しています。

セロトニンは、血液中の血小板に含まれていて、出血を止めたり、血管の筋肉を強く収縮させたりする働きをします。
一方のプロスタグランジンには、いくつかの種類があり、ある種のものは血管を収縮させる働きをします。つまり、セロトニンやプロスタグランジンが働けば、血管が収縮して血流が憩くなるので、体が冷えるわけです。これに対し、しょうがに含まれるジンゲロールやガラノラクトンは、セロトニンの働きを打ち消したり、プロスタグランジンの生成を阻害したりして、血管の収縮を抑えます。こうした成分の働きによって血流が促され、体が内側から温まるのです。

夏の冷房に冷えにも
エアコン 寒い

エアコン 寒い

ここ最近は、日本の夏も非常に暑くなり、朝、晩も涼しくありません。テレビも「熱中症」の対策に関するものを放映しています。熱中症になると大変だということでエアコンの使い方をニュースでも紹介しています。しかし、冷えがつよい体質の方には、このエアコンで体の冷えは急加速的にすすみます。すると、

  • 肩こり
  • 頭痛
  • 手足の冷え
  • むかつき、食欲の低下
  • だるさ、疲れやすさ
  • 腹痛、下痢
  • 生理不順、生理痛

などの症状がでるようになります。自宅であれば、エアコンの温度調節ができますが、会社や学校ではそうはいきません。対策としては、衣類(カーディガン・上着)やひざ掛け・ストール・靴下などで調節して直接冷房の風を当てないように気をつけるぐらいしかできません。

帰宅してから湯船につかって体を芯から温めるなどで冷えた末梢の血管をしっかり温めます。そして、しょうがの常食で体を温めましょう。

便秘解消と共にガン予防(香りと辛み成分にがん抑制効果がある「しょうが」)にまで効果のあるしょうがを毎日の食事に取り入れたいものです。

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アイシー製薬 金時生姜プレミアム

生姜の王様「金時生姜」を使用することで身体の芯から手足の先までポカポカに温まります。金時生姜は普通の生姜に比べ、ポカポカ成分の「ジンゲロール」が4倍!「ガラノラクトン」は10倍です。
梅肉エキスと黒酢もろみをプラスし、毛細血管まで血流を改善します。
●1日の摂取目安量3粒(0.75g)当たり
エネルギー 2.79kcaL
たんぱく質 0.04g
脂質 0.03g
炭水化物 0.59g
ナトリウム 12mg

概要
「アイシー製薬 金時生姜プレミアム」は、生姜、黒酢もろみ、梅肉エキスをバランスよく配合したサプリメントです。健康維持にお役立てください。
お召し上がり方
1日2-3粒を目安に、水又はぬるま湯でお召し上がりください。
ご注意
  • 開封後は密封し、乳幼児の手の届かない場所に保管してください。
  • 体質や体調に合わない場合は中止、あるいは量を減らしてください。
  • 食生活は主食・主菜・副菜を基本に食事のバランスを。
保存方法
直射日光・高温多湿を避け、できるだけ涼しい場所に保存してください。
原産国
日本
お問い合わせ先
販売者アイシー製薬株式会社 IC東京都大田区蒲田5-29-3酒巻ビル9FTEL:03-5703-7302

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暑い夏は、冷房による下半身の冷えを防ぐことがポイント

今年の暑さは、ちょっと尋常ではなように感じますが、体が冷えてませんか?冷え症は、冬だけの症状ではなく、真夏の 冷房の利いた部屋に長時間いたり、暑い屋外と涼しい部屋への出入りを繰り返すうちに、体の中に、“冷え”がどんどん侵入してきます。

エアコン

エアコン

そのまま放っておくと、ひどい疲れ、肩凝り、脚のむくみや重だるさにもつながりす。冷たい空気がたまる足元から忍び寄ってきます。上半身は暑いのに、下半身はいつも冷えている…夏に冷えの特徴です。

去年までは、暑い夏は、冷えに無縁だったのに、今年の夏は、下半身がかなり冷えると自覚している方などは要注意です。夏に冷えは、ある日突然自覚するのも特徴です。

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「冷えは、体に蓄積されるもの。ある程度たまるまでは何ともなくても、いったんあふれると、体に冷えを感じるようになり、肩凝りや脚のむくみなど、いろいろな不調が出るようになるります。
また、夏には特に冷えがたまりやすく、「基礎代謝が1割ほど低くなり、熱を作る量も少ないため、寒い場所に長時間いると、冷えが蓄積されてしまいます。
キンキンに冷やされた電車やオフィスなどに薄着のまま長時間いれば、体の冷えは加速していきます。
「そうして夏に冷えをためこんだために、秋になってどっと疲れを感じたり、食欲が落ちる〝秋パテ〞になる人が多くいます。そのまま冬に突入して冷えが定着してしまうこともあり、夏の冷えは、意外にもきちんと対処しなくてはなりません。
夏の冷えの特徴に、冷たいものを食べ過ぎて腸が冷えることでさらに代謝が悪化する場合もあります。時々、熱いお茶なども飲むようにしましょう。

冷房の設定温度を度と高めにしていても、冷気は下に行くので、足元の空気は、20度台前半になていることはよくあります。一日中冷房の利いたオフィスで座りつばなしでほとんど脚を動かさないと、脚の血流が悪くなり、脚に水分が滞ってむくんでしまいます。

そして、脚にたまった水分でさらに冷える悪循環になります 。
脚のむくみやだるさ、腰痛といった不調も出やすい。そのため、夏の冷え対策は、「足元から」が鉄則です。専門家は、「ふくらはぎの筋肉を積極的に動かす」こと。例えば、「つま先立ちエクササイズ」。立ち上がってかかとを上げ下げするだけで、ふくしかんらはぎの筋肉が収縮・弛模して、血管のポンプの役割を果たして血行がアップします。

かかとの上げ下げでつま先立ちエクササイズを行えば、脚の血流が改善します。ふくらはきの筋肉を積極的に動かして、下半身に滞った血液を上へ戻す、ふくらはぎのポンプ効果を高めることが大事です。仕事の合間や電車の待ち時間などにやってみるといいでしょう。
トイレに立つ際にも行うといいでしょう。

もひとつはアキレス腱のばしです。ヒールを長時間履いていると、ふくらはぎから腰にかけての脚の裏の筋肉が凝って血流も滞りがちです。つま先を上げてかかとを下下げ、アキレス腱やふくらはぎの筋肉をよく伸ばしておくといいでしょう。座って行っても効果があります。
こうした下半身の血流を改善する運動+冷え取り靴下がおすすめです。
冷え取り靴下の口コミ、使用感、効能・効果一覧

冷房の効いた部屋での仕事環境であれば、用意しておくとずいぶん足のつかれ、むくみに効果がでます。就寝時に足がだるくてなかなか寝付けないような人は、冷房による「冷えすぎ症状」です。冷えを防ぐとともに、つま先立ちエクササイズやアキレス腱のばしを積極的に行うようにします。