更年期 冷え 自覚症状15項目

更年期の冷え に関する情報です。更年期というとホットフラッシュに代表される 急な異常の熱さなどがイメージにあるかもしれませんが、女性ホルモンが減少してくると 冷え 対策が重要です。

更年期 冷え とのぼせ は、更年期障害にもよくみられる症状です。こうした症状の改善はホルモン補充療法法や漢方治療などが効果的です。

冷え症は、更年期障害とも関わってくる

更年期 冷え

更年期 冷え

更年期とは、女性ホルモンの分泌がしだいに減少し卵巣機能が衰えはじめる時期から月経停止を迎えて、さらに数年後までの女性の体の転換時期をさします。
日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。 閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。

更年期障害とは、この体の転換期に起こる様々な症状のことです。通常45~55歳くらいまでに更年期を迎える人が多いようです。

これまでに述べてきたように、女性ホルモンは自律神経と密接に関連しています。したがって女性ホルモンの分泌状況が変化するとともに自律神経系にコントロールされている様々な身体機能に変調をきたします。

更年期障害に特有の症状である、頭痛、耳鳴り、めまい、不眠、イライラ、腰痛、冷え症などはその結果です。

更年期 ホルモン補充療法とは

体の冷えとのぼせは裏表の関係といえばいいでしょうか。これらの症状が現れる、あるいは、それまでの症状がひどくなった時期が更年期障害に重なっているときは、婦人科を受診するのが冷え症改善の近道です。

現在、更年期障害の治療には、イライラ、うつ症状など精神的な不調を示す人には、カウンセリングや抗不安剤や抗うつ薬の処方を、死体的な変化が大きい人については、漢方薬も含め、それぞれの症状に応じた薬を処方しています。

最近では、ホルモン療法の効果に注目が詰まっております。この療法は不足する女性ホルモンを補充することで、更年期の症状を改善しようというものです。

ホルモン補充療法がアメリカではじめられた当時、女性ホルモンは卵巣から分泌される卵胞ホルモンだけを補充していました。そのため、子宮内膜ガンや乳がんが発生しやすいというものでした。

しかし、その後の研究などでエストロゲン黄体ホルモンであるプロゲスタンを併用することにより、子宮内膜がんの発生は抑えられることがわかりました。

乳がんについては、現在も研究が継続されていますが、5年以上の HRT で若干リスクが高くなるのではないかという見解が一般的です。一方、HRT が様々な更年期障害の症状の改善に、成果をあげているのも事実です。また、骨粗鬆症や高脂血症など生活習慣病(成人病)の予防につながるデータを示されています。

更年期 15項目 自覚症状チェック

更年期 にあらわれる症状について15の代表的なチェック項目をあげています。7つ以上あてはまる場合は更年期です。5つ以上あてはまる場合はプチ更年期です。冷えが更年期によるものであれば更年期障害の治療を行えばほとんど改善されるケースが多いです。

  1. 顔がほてる
  2. 汗をかきやすい
  3. 腰や手足が冷える
  4. 息切れ・動悸
  5. くよくよしたり憂鬱になる
  6. 怒りっぽくイライラする
  7. 寝付きが悪い、または眠りが浅い
  8. 頭痛、めまい、吐き気
  9. 疲れやすい
  10. 食後に胃がもたれる
  11. 便秘がちである
  12. 吹き出物ができやすい
  13. 手足がしびれる、感覚が鈍い
  14. 肩凝り、腰痛、手足の痛み
  15. 尿が近い、尿漏れ

冷え性 ストレス 対策 を万全にすると冷え性にならない

冷え性 ストレス 対策 を万全にすると冷え性になりません。ストレスを解消するには、「緩める」と「温める」が大切です。 まず「緩める」のは、筋肉と脳です。

冷え性 ストレス 対策 自律神経や心臓、血管までもに影響を及ぼすストレス。ストレスに強ければ冷え症にならないのでしょうか?

冷え性 ストレス 対策

冷え性 ストレス 対策

ストレスを解消するには、「緩める」と「温める」が大切です。 まず「緩める」のは、筋肉と脳です。
筋肉は手足の筋肉を中心にお風呂上りや寝る前などに、ストレッチを行うことが大切です。 例えば、手首のストレッチでは手の曲げ伸ばしを1日5回程度行いましょう。

リンク:コリをほぐす

冷え性 ストレス 対策 で冷えを撃退 ストレスを受けると身体防衛機能が働く

ストレスという言葉をはじめて使ったカナダの生理学者ハンス・セリエはストレスを次のように定義しています。
『ストレスとは、有害な刺激携帯(ストレッサー)に対する身体的防衛である』
人体は怒り、悲しみ、苦痛などの精神的ストレスを受けると、体を防衛するために総力をあげて働きます。そうした体への負担が一時的なものであればむしろ能力発揮のためによい刺激となります。

過度なストレスと継続が体に負担をかける

ストレス社会と言われる現代、企業へのストレスチェック制度の導入を行うなど、国としても積極的にメンタルへルス対策を行っています。
ストレスが長期に及ぶとさまざまな症状が身体に現れますので、仕事や日常生活に悪影響が出てくる可能性があります。さらに、ストレスは大きな病気の誘引や発病にもつながります。

しかし、ストレスが過重でしかも継続し、体の無理が必要とされ期間が長いと、当然からだの各部位には大変な負担がかかってきます。

そうした無理が限度を越えてしまったときに体は様々な形でシグナルを送ります。冷えもそのシグナルの1つといっていいでしょう。

冷え症の大きな要因は、ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、体温調節機能が正常に機能しなくなるからですが、それだけではありません。細胞内で心臓や血管をコントロールしているβ受容体という物質もまた、非常にストレスを影響を受けやすいのです。

ストレスは五臓六腑にダメージを与える

ストレスは自律神経を乱し、体温調節機能や血液循環にも悪い影響を与えるのです。これでは体が冷えるのも当然です。
東洋医学ではストレスは「五臓六腑にダメージを与える」とストレートに表現します。

ストレスに強ければ

逆にストレスに対して強い場合はどうでしょう?それだけ、体が冷えにくい条件を備えているといえます。同じストレスにあってもそれに対して全く動じない人もいます。
受け止め方によってストレスはよいものにも悪いものにもなるのです。

セルフコントロール

診療内科では、対処療法を行うと同時に、その症状の背景にある、様々なストレスに対するケアをします。
カウンセリング、認知療法、自律訓練法などがそれです。
しかし、その前にセルフコントロールが可能な場合もあります。そのときのポイントとしたいのがセルフチェック項目です。

ストレスはどのタイプ

■ 肉体的ストレス(物理的ストレス)

ストレスは、自律神経系、内分泌系(ホルモン)、免疫系などを介して、身体の反応として現れます。もし、ストレスが慢性的に、強く作用しつづけると、これらの反応が持続することとなり、身体の各部に器質的あるいは機能的な障害を引き起こします。このような状態を心身症と呼んでいます。心身症には、頭痛、高血圧、狭心症、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、高血糖・糖尿病、気管支喘息、関節リウマチ、甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)、皮膚炎などがあります。

  • 病気・けが
  • 継続する寝不足
  • 体力以上のハードワーク

■ 精神的ストレス

  • 仕事や家族での人間関係
  • 自分の能力や性格と社会の折り合い
  • 自分の欲望(金銭欲、物欲)と表現性

■環境的ストレス

  • 暑さ、寒さ
  • 明暗
  • 騒音
  • 空気

冷えのタイプと根本原因

現代人のストレス

過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう

体の冷え対策のためには 過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう リスクをかんがえなければいけません。ダイエットのしすぎは NG です。特に低血圧体質の人はダイエットを行うとすぐに冷え症状があらわれます。

女性は過激なダイエットなどをすると、婦人科内科に顕著に現れます。体重が 50 kg の人が 5 kg 体重を減らすと、ホルモン分泌が異常となり月経不順になります。体重の 2 割にあたる10kg 減量すると、月経は完全に停止してしまうのです。

ダイエットが冷え症をはじめ、深刻な病気にまで発展することも。拒食症・過食症などの摂食障害について 過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう

過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう

過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう

過剰なダイエットで内臓機能が停止してしまう ダイエットと摂食障害

低血圧や貧血は冷え症、便秘の大きな要因になりますが、ダイエットなどによる慢性的な栄養失調によるものと考えられています。しかし、ダイエットは低血圧や貧血だけでなく、さらに深刻な病を引き起こすことがあります。

最近、ますます増えている過食症(神経性大食症)、拒食症(神経性食思不振症)などの摂食障害です。とくに、問題なのは、ダイエットがきっかけになっていることです。

  • 過食症 精神的なストレスを解消するためにひっきりなしに食べるのが過食症であり、男性よりも、女性に多くみられます。肥満でで紹介した神経症による過食もそのひとですが、強いやせ願望が原因となる神経性食欲不振症の反発が異常な大食となってあらわれるケースもあります。
  • 拒食症 思春期前後の女性に多く、拒食症ともいいます。精神的な原因で食欲を失ったり、肥満を異常に恐れて極端なダイエット(節食と断食)を繰り返します。

最初は、気軽に「もう少し痩せたい、キレイになりたい」だったのがどんどん過激になっていき、急激に減量して、食事を受け付けなくなってしまうというケースです。いつのまにか神経内科 や精神科 にかからないと治らないところまで行ってしまいます。過食症や拒食症が異常だと感じずにとにかく突き進んでしまう病気なので周囲で気づいてあげることが早い治療へのきっかけです。

冷え症にとどまらず内臓機能の障害も

ダイエットなどが原因で拒食症になってしまった若い人の中には、ゲームのような感覚でダイエットをはじめてしまったように見受けられます。

年齢は、15~20歳で体がまだまだ成長しなくてはならない大切な時期に多いのも特徴となっています。気軽にはじめたはずのダイエットも過激度を競うかのようにエスカレートして、ついに拒食症になってしまうのです。

こうなってしまうとダイエットも、危険と紙一重なのです。
食事をしない、ということは人体に必要な栄養補給がストップするということで、当然に心臓、肝臓、腎臓などの内臓機能に様々な障害が現れます。

5キロ体重が減少すると、月経不順、10キロで月経が止まる

女性は過激なダイエットなどをすると、婦人科内科に顕著に現れます。体重が 50 kg の人が 5 kg 体重を減らすと、ホルモン分泌が異常となり月経不順になります。体重の 2 割にあたる10kg 減量すると、月経は完全に停止してしまうのです。

こうした場合、壊れてしまったホルモン分泌機能の回復には時間がかかります。
過食症の場合でも、体重は正常範囲なのに、必要以上に体重のことが気になり、過食と故意に自分で吐くことの繰り返しから、極端な栄養障害を起こし、拒食症の場合と同様に内臓やホルモンの障害を引き起こすと考えられます。

摂食障害の患者さんは、20歳前後が多く、全体の20%にもなります。
また、発症年齢のピークは、15歳と18歳でちょうど進学あるいは就職という人生の転機を迎える時期で本人以上に家族もストレスを抱えてしまうのが実状です。

ダイエットの基本は長期計画

ダイエットを一種の医療行為であるという自覚をもち、専門家の指導のもとに行うか、または正しい知識をもって取り組みます。遊び半分で行うのは危険です。食事量を減らさずに筋トレなどで体重を減らしていくことが理想です。

減量は 1 ヶ月に 1 kg以下に抑えます。3 kg 減量したい場合には、計画的に 3 ヶ月かけて行うようにします。
適切な食事と適度な運動を主体に長期計画で行うのが基本です。

ダイエットは基礎代謝を低下させる

過激なダイエットのデメリットは摂食障害を引き起こすきっかけになるだけでなく、熱産生機能の低下と同時に基礎代謝量も減少するのです。

つまり、大切な内臓や筋肉が減っていく割には、体重は減らなくなります。
ダイエットの基本は無駄な脂肪を落とすことですが、これでは健康を害して当然なのです。
ダイエットをすればするほど脂質がたまる、ということも頭に入れておきましょう。

切り干し大根茶で頑固な便秘を解消し、ダイエットにも成功(1ヶ月で8kgも!)
切り干し大根茶 は、鹿児島県産ダイコンを使用した切干ダイコンを桜島溶岩プレートを使って焙煎しました。大根の苦味や辛味もなく、クセのないほんのり甘いお茶です

冷え性のタイプと根本原因にせまる