大腸がんを防ぐためには ビール を飲むときの おつまみ にはこだわる ようにしましょう。様々なアルコールの中でも習慣的にビールの多飲は大腸ガンのリスクファクターになります。酒は百薬の長 と言われる一方で毎日ビールを飲む人には大腸がんリスクが高まっているという情報もあります。
お酒を飲み過ぎないことと同じくらい大事なのは お酒と一緒に口にする おつまみ です。おつまみは、基本的に冷蔵庫にあるものや食べたいものを選んでしまいがちですが、ちょっと気を使うだけでリスクを低減できます。
大腸ガンを防ぐためにも食物繊維を積極的にとる おつまみ にも気を使う
おつまみにはこだわる ビール
様々なアルコールの中でも習慣的にビールの多飲は大腸ガンのリスクファクターになります。発酵飲料であることやビール酵母の健康効果を考えるとビールは腸内細胞のためには好ましい飲み物と思いますが、それは間違いです。ビール酵母が便秘に効果を発揮することからビールは女性にも人気のアルコールとなっています。
ビールの何がどのように発ガンに関わっているのか、詳しいメカニズムは現在のところ、はっきりとわかっていません。しかも不明な点はあるにせよ、飲み過ぎは要注意です。お酒のデメリットとして気分がよくなると飲み過ぎてしまう点にあります。もう少し、もう少しと量が増えてしまうのは注意しなければいけまえせん。
そして、ビールを飲むときに気をつけたいのは、おつまみ です。ビールのおつまみには肉類が合いますが、真っ先に焼き肉との組み合わせを連想してしまった人は要注意です。焼き肉とビールの組み合わせは要注意です。
お酒の おつまみ に脂肪の多い肉類は、腸内に善玉菌を増やし、腸内環境を腐敗へとすすめ大腸ガンのハイリスクであることは明らかになっています。肉類の消費量が世界最多のニュージーランドでは大腸ガンの発症率が高い調査報告もあります。
また、『飲酒によって、日本人の大腸がんリスクがおそらく確実に高くなる』という内容が以下のリンクです。
飲酒と大腸がんリスク | 現在までの成果 | 科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究 | 国立がん研究センター 社会と健康研究センター
飲酒が大腸がんを引き起こすメカニズムについてははっきりしていませんが、アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドには発がん性があることが実験的に示されています。
しかし、飲酒によって大腸がんのリスクが高まるのは、アセトアルデヒドによる大腸粘膜への直接的な作用としてよりも、アルコール、またはアセトアルデヒドが葉酸の働きを阻害することにより、大腸がん発がんの初期段階である遺伝子の低メチル化が引き起こされるためという考えが有力です。
ビールが大腸ガンのリスクファクターだとすると脂肪分の多い肉との組み合わせはさらにそのリスクをアップさせます。
ビールを飲む時の おつまみ は、キノコ、海草類などの食物繊維を含むものを一緒に食べるようにしたいものです。ビールに合うおつまみのランキング1位は えだまめ ですがえだまめなら問題ありません。また、最近は、糖質を抑えたビールもさまざま販売されていますが、ビールは糖質が多い点も注意しなければいけません。
ビール ( 350ml ) 1 本あたりの糖質は約 11 gで、これはコンビニのおにぎり 1/3 個とほぼ同じ量です。 また 500ml のビールでは 15.5 g の糖質量となり、コンビニのおにぎり半分よりやや少なめとなります。 このことから、ビール 1 本あたりの糖質はさほど多くないことがお分かりいただけると思います。しかし、毎日、大量に飲めば過剰な糖質摂取となります。お酒を飲む日はご飯を減らすなどの工夫が必要な人もいるでしょう。
ビール に合う おつまみ のランキング
ビールに合う おつまみ の人気ランキング
- えだまめ
- 焼き鳥
- 唐揚げ
- ソーセージ
- 餃子
ビールに合う、おつまみと言えば? という調査です。 総合ランキングの1位は「えだまめ」で56.2%、2位は「焼き鳥」で43.3%、3位は「唐揚げ」で39.0%、4位は「ソーセージ」で34.5%、5位は「餃子」で28.3%という結果でした。
おすすめは えだまめ です。枝豆の旬は夏ですが、最近は冷凍ものも多数販売されています。ビールには枝豆なら大腸がんを遠ざけるおつまみとして最適です。
現在国内で栽培されている主な えだまめ は、もっとも流通量が多い白毛豆(青豆)、豆の薄皮が茶色い茶豆、黒大豆を未熟なうちに収穫した黒豆の 3 種類です。
特定の地域だけで栽培されている在来品種が多く、希少価値の高いブランド枝豆も数多く存在しています。全国の えだまめ を食べてみるのもいいかもしれません。
山形県庄内地方の「だだちゃ豆」や、兵庫県丹波篠山市などの「丹波黒(黒豆枝豆)」は、ブランド枝豆の代表格です。
どうせ飲むならビールでなく 焼酎 がおすすめです。