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治る体質、治らない体質

漢方は体質医学

同じ環境で生活していても、発病する人、しない人がいます。また、病人の病情(病気の性質と状態)も、それぞれです。なぜ?こうなるのでしょうか?漢方は、自然順応を健康の基本と見ますから、この考えに立てば、人によって発病したりしなかったりするのは、自然に順応できる体質にあったかどうがカギになります。
病気の原因は、順応する体質であるかどうか、つまり原因を体内に求めることになります。漢方が「体質医学」であると言われる所以はここにあります。

陽性体質、陰性体質

漢方医学では、体質を陽性体質と陰性体質の2通りに分けます。

陽性体質
強い体質、漢方では実証という。
病気に対する抵抗力のある体質。病気になっても治りやすく、自然治癒力の強い体質です。
陰性体質
弱い体質、漢方では虚証という。
病気にかかりやすい体質。病気になると治りにくく自然治癒力の弱い体質です。

気を重視

さらに体質の判定にあたって重要視されているのが、「気」といわれる精神状態の良否、並びに親から受け継いだ身体の性質(先天性体質)と生後に発生した身体の性質(後天性体質)です。

西洋医学の体質分類

西洋医学では、体質を次ぎのように分類しています。

  1. 発育不全体質
  2. 胸線リンパ線体質
  3. 無力体質(下垂体質)
  4. 浸出性体質
  5. アレルギー体質
  6. リウマチ体質
  7. 精神病体質
  8. 痛風体質
  9. 卒中体質
  10. 結核体質

この西洋医学の体質分類は、特定の病気にかかりやすいか否かを基準にして区別していうrのが特徴で漢方医学ほど広義に解釈されていません。

体質決定の要因

体質を一般的に決定する要因は、遺伝と環境の3つです。

  1. 体質形成の主役は、なんといっても先天的要因=遺伝があります。遺伝体質は主として、受精から出産に至る母の胎内で形成される体質です。血液や白血球のタイプ、骨格異常、内臓の奇形、気質的な変化(不全)などでこれを一次体質(胎生発達期の体質)といいます。
  2. 次に子宮害の環境によって生じる体質。オギャーと生まれてからの生活環境、とくに食生活が主体となって形成される体質です。機能的な働きに関係する体質で、これを二次体質(成長発達期の体質)といいます。
  3. 最後が本人の気構えによって形成される体質です。たとえばクセなどもこれになります。

三者一体でつくられる

以上のように体質とは、その人がその時々にもっている形態的性質(形質)、機能的性質(素質)、精神的性質(気質)の和であり、形と機能とが精神とが三者一体となって作られています。

改善できる体質とは

一次体質は遺伝的要因が強いので、現代医学による血液交換とか、外科的手術といった手段以外には、改善不能です。
二次体質は、環境、とくに食生活が深く関わっています。これは、生活環境の改善によって体質改善は化膿です。
三次体質は、本人の心構え(漢方でいう気)によって変化する体質ですので」、精神力によって改善が可能です。

体質改善は漢方が得意分野

一次体質は遺伝因子によってほとんどがその原型ですから特殊な場合は除いては改善することができませんし、健康上の障害になるとは限らないものです。
健康上の問題となるのは、二次、三次体質です。漢方は病気の発生、再発、進行、変化をめぐって、体質の判定を基礎にして処方していくので、実は二次、三次の体質改善は、漢方が最も得意とする分野なのです。これに対して西洋医学では、体質を特異なものとして半ば見放したり、見放された患者の方も「体質が原因なら治らなくても仕方ない」と諦めてしまいます。

陰性体質の改善

最近の漢方ブームの背景には、西洋医学が体質改善にあまり力を発揮できなかったのに対して、漢方は著しい体質改善の結果を示したからです。そこで、漢方の考えに立って二次、三次の体質改善法を紹介しています。
まず重要なことは、二次・三次体質の陰性化です。身体と心の冷えによって、体質はどんどん陰性化していきます。
陰性化していけば、やがてアレルギー性疾患、便秘、宿便、胃腸障害、婦人科疾患、神経痛などに悩まれることになります。
陰性体質は食生活や生活習慣をかえることによって、改善できるのですから心がけ次第ということになります。

塩ヌキ療法で陽性化

塩抜きはこちら。

食生活では、体質のかたよりに応じて三大栄養素、ビタミン、ミネラルを摂取すれば改善されていきます。

ミネラルで体質変換

陰性体質を陽性体質に変換するためには、たんぱく質とカルシウムを多くとるように心がけます。体質変換にはミネラルによる体液変換が有効性が高いのです。

カルシウムの多い食品 チーズ、ちりめんじゃこ、桜えび、大豆
ナトリウムの多い食品 食塩、塩辛、みそ汁
マグネシウムの多い食品 麦類、芋類、
カリウムの多い食品 落花生、果物類、しいたけ、ジャガイモ

体質の陽性化には、体の保温と排泄を心がけることが大切です。

また、日本人の体にあったものを摂取することが重要なポイントになります。
植物性発酵食品が特に合っていますのでぬか漬けや味噌、しょうゆなどの添加物が加えられていない無添加のものを選ぶようにします。
自然な通じがなく困っている人はイサゴールがおすすめです。

身体の冷えは顔色にすぐでる

四診

漢方の診断法は、前述したとおり治療法を決定するためのものです。漢方が集大成された時代は、検査器具や診断設備のない時代でしたから、診断は現代医学と異なって、すべて五官の感覚のみに頼って行われています。診断にあたっては、四診を使います。要診(視覚)、問診(聴覚)、問診(問答)、切診察(触覚)の四つです。
具体的には、漢方医は患者の身体の表面にあらわれた症状や当人の訴えによって診断します。

顔面望診

なかでも重要視されているのが、望診です。「上工ハ望診ニヨリテ病ヲシル」といわれ、病人を見ただけで、正確な判断をできるのが名医の条件とされています。望真は、現代医学の視診に相当するもので、漢方医では、全体像、顔面部、舌、眼の望診をとくに重視しています。
顔面望診の基本は、顔は身体の萎縮図であるという考え方を基本に体内の全般的異常を顔面の望診によって診断するものです。
普段と違った顔色が見られるのは、必ず体内のどこかの異常と対応しているからです。顔面のどの部分に、どんな色が現れたら体内のどの部分がどんな状態になっているかを望診によって知ることとが出来ます。

冷えを望診すると…

身体の冷えという症状についてもどの臓器に冷えがあるかを、顔面の部位の色によって判断できます。
まず、冷えの色は、蒙色といって鉛筆の芯の色、墨の黒さとは明らかに違う、ちょっと陰影と見誤りやすいくらいの、湿灰色です。蒙色の現れる顔面の部位と、内臓の関係を箇条書きにしたので参考にしてください。
蒙色望診法は「小腸の宿便」を提唱した二代目・目黒玄竜子先生が30年の歳月と2万人に及ぶ観相体験によって開発された、きわめて信頼の高い病相学です。

冷えの自己診断(目安)

  1. 疲れやすく、根気や気力がない。
  2. 冷え性、冷えのぼせ、冷房に弱い。
  3. 慢性便秘、尿が近い、汗が少ない。
  4. 胃下垂、腹鳴、腹が張る、食欲不振。
  5. 生理不順、不妊症、精通がある。
  6. 肩こり、腰痛、神経痛がある。
  7. 低血圧症、平熱が低い、アレルギー体質。
  8. にきび、しみ、肌荒れ

顔色の発現と内臓の関係

  1. 冷え性で婦人科が弱く、宿便もたまりやすい
  2. 性線ホルモン、副腎皮質ホルモンの分泌異常
  3. 下腹部の冷えによる生理不順
  4. 冷えによる自律神経のアンバランス
  5. 貧血、疲れやすく気力不足
  6. 理紋あるいは、胆嚢の冷えによる胆汁分泌不足
  7. 小腸の宿便、小腸も弱くスタミナ不足
  8. 大腸が弱く、便秘、古便のある人
  9. 肝機能弱く、腰痛、便秘、ぢになりやすい
  10. 子宮の冷え、冷え性で宿便もたまりやすい
  11. 胃腸の冷えによる吹き出物
  12. 腎臓の冷え、排尿異常、アレルギー
  13. 下腹部の冷え、胃腸障害、冷え性
  14. 首に出るいぼ、冷えによる体内の水分代謝不足が原因

婦人病は便秘と密接な関係にある

便秘は病気という考え方をもつ

女性が3人いれば2人は便秘症であると言われるほど女性の便秘体質は多くなっています。
そのためか女性は便秘を病気と考えてはいないようです。便秘が肌荒れの大敵であることは経験上十分に知っていますが、便秘が婦人病までに影響することを知っている人は少ないのです。
便秘症の女性は、様々な全身症状を訴えています。頭痛、頭重、のぼせ、めまい、むかつき、不眠、腹痛、腹満などのほかにも全身の疲労、精神疲労、精神不安、イライラ、心悸高進、頻脈、不整脈など、症状的には立派な婦人病の病態です。
こういった症状にプラスされてにきび、しみ、そばかすなどができ肌は荒れてしまいます。

女性になぜ多いのか?

大抵の男性は、毎朝快便の習慣をもっています。便秘は少ないのが一般的です。女性になぜ多いのでしょうか。

  1. 女性は情緒が繊細で、その変化がすぐに大腸に影響する
  2. 運動不足
  3. 排便の習慣が妨げられる条件下に置かれている朝食の支度、排便時の育児など
  4. 特に経産婦における腹壁圧の減退
  5. 内臓下垂症と広骨盤腔による腸管の転位

などが理由としてあげられます。

腸は生殖器から進化した

人間はアメーバにはじまって魚類を経て進化してきました。この進化の過程をたどっていくと、腎(泌尿器・内生殖器)は、腸が変化したものであることがわかっています。
内生殖器を進化度の低い魚類のメスについて見てみると、尿・大便・生殖腺をつくる所は3つに分化していますが、出口はひとつしかありません。したがって両便も生殖物もひとつの穴から排泄されます。これを単孔類と呼びます。鳥類、亀、蛇類の両棲類からカモノハシに至るまですべて単孔類に属します。

さると人間

進化がすすむと下等なほ乳類になります。下等なほ乳類は、腎臓の下に膀胱ができ、尿道と肛門とが分かれています。
しかし、まだ生殖排泄物の通路は、肛門を使っています。これがもう一段変化したのがサルや人間です。生殖排泄孔が独立し、尿道と肛門の間に膣ができ開口部となっています。このように内外の生殖器は腸から分離、独立してきました。つまり、元を正せば腸と生殖器は本家と分家の関係にあり、しかも身体の表と売れの隣に位置していますので、相互に密接な関係が生まれます。

便秘は生殖器の病気を誘発

たとえば、直腸の下部に蓄積した大便や宿便がありますと、直腸が鬱熱を発します。この鬱熱が直腸の前面にある子宮や膣に熱を感じさせ、古血を発生させます。そうなると子宮や膣は充血状態となり、不正子宮出血、子宮筋腫または膣炎などを起こして帯下の増量をまねき、外因炎を誘発することさえあります。

直腸ガンと誤診されるほどの宿便もある

婦人科で有名な東洋医は「漢方では、体温で固くなった宿便を燥屎といっていろいろな病気の原因になるとしている。
この腸壁にこびりついた宿便は、現代医学では便とは別のものと見誤ることもあるそうです。。このように便秘は肌荒れだけなく婦人病の引き金になるものばかりです。

花粉症は腸を整えて根治する

鼻垂れ小僧の食生活

戦後から少し前までの子供達の食生活は、穀菜主体の粗食でした。発育盛りである子供たちは、たんぱく質の不足を補うためにご飯や芋を腹いっぱい食べるのが習慣でした。こういった食生活は副交感神経緊張の食生活です。
そのため、鼻が蓄膿症やうっ血をを起こしやすく鼻垂れ小僧(蓄膿症)が目につきました。
しかし、最近では、食生活も豊かになり、たんぱく質不足も解消されてきました。
ただ、その反面で、生活環境が豊かになり過ぎたために、アレルギー性の疾患が激増し、花粉症という30年前は考えもしなかった新医薬用語まで生まれました。

花粉症が起こる原因

花粉症は、花粉が抗原となるアレルギー性鼻炎のことで、アレルギー性疾患の中で一番多い即時型のⅠ型に属するアレルギー症状です。抗原に対応する抗体が、体内に生産され、血中に流れる抗原を補足するのが、抗原抗体反応です。ところが、生物の抗原に対する感受性が強く、過剰防衛に出ると、抗原が多量に生産されます。そして、その多量の抗体は、粘膜や皮膚にあるマスト細胞にくっついて、抗原の侵入に備えることになります。そして、侵入してきた抗原をマスト細胞にくっついている抗体が直接つかまえて、抗原抗体反応を行うために、マスト細胞が化学伝達物質(ヒスタミン、セロトニンなど)を遊離します。この物質は、粘膜に張り巡らされた知覚神経を刺激してしまうので、症状としてくしゃみがでて、多量の鼻水がでてきます。
さらにヒスタミンは、毛細血管に作用して環境障害やむくみを起こしてその結果として鼻づまりが生じます。これがいわゆるアレルギー性鼻炎というわけです。

漢方医が考える花粉症

これだけの数の花粉症患者がいて、しかも現代医学では詳細に解明がされています。ところが実際、根治治療については、決定的な方法を見いだしていません。花粉症の時期になると鼻詰まりや鼻水を解消するTVCMを頻繁に目にします。。ドラッグストアーに行くと「花粉症コーナー」がかなりの場所をとっています。
現代医学では、アレルギー体質であることを診断されて花粉の季節が過ぎるのを待つだけになっています。漢方医学では、鼻垂れの蓄膿症を「食毒」と捉え、アレルギー性鼻炎は「水毒」と捉えます。
水毒とは、「身体の冷え」が起こす病態です。いずれも食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、身体の冷えが最大の原因です。
そうした冷えによる抵抗力の低下から免疫反応ゆがみが、鼻で起きたのがアレルギー性鼻炎、皮膚で起こるのがアトピー性皮膚炎です。
漢方薬で症状を改善したい人はこちらの「アレルギー性鼻炎・花粉症」がおすすめです。

冷えによる水毒

かなりひどい花粉症で、鼻水、鼻づまり、涙、くしゃみの症状が常にとまらない方の中にも鼻の症状が一時的によくなるときがあります。
こんな時ではないでしょうか?

  • お風呂に入っているとき(身体が温まっている)
  • 運動をしているとき(身体が温まっている)
  • 何かに夢中で取り組んでいるとき(交感神経緊張)

アレルギー症状は、身体が温まっているとき、精神を集中しているとき、お腹がすいている時、こういった時には、症状がでないか、比較的軽い傾向にあります。漢方では冷えを解消し代謝をよくすることが花粉症根治には必要だといっています。
冷えを解消する方法や知識についてのサイトはこちら

鼻と腸は密接な関係

小腸には、パイネル氏板といって抗体産生リンパを育成する組織があります。お腹が冷えて血行障害があったり、腸内毒素がたまると、パイネル氏板の働きも妨げられて、アレルギー性疾患には、よくありません。漢方医学によれば、鼻と腸とは肺を通じて密接な関係にあります。鼻の投影図は、羽根を広げた蝶に大変に似ており、鼻と蝶の関係は、花と蝶とが相互依存関係にあるのと同等であるといいます。アレルギーは細胞膜と腸管とが深く関与しています。

鼻をよくする10の生活習慣

花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのお悩みは鼻をよくする10の生活習慣を実践します。

  1. 鼻は片方の鼻ずつ軽くかむ。鼻をほじったり鼻毛を抜かない
  2. 規則正しい生活と食事療法を守り常に背中を伸ばして肺に負担をかけないようにする
  3. 部屋は常に清潔にし風通しをよくするハウスダストに留意する
  4. 就寝前に背中のマッサージ。腰やそけい部の指圧
  5. 食事は控えめに。よく噛んで食べる。薄味を心がける
  6. 治すという決意を大切に
  7. 快便と腸内毒素の排泄を意識する
  8. 空腹であっても夕食以降は食べない.症状がひどいときは特にお腹がぐるっと鳴ったら食事をする。
  9. 目がさめたら同時に深呼吸
  10. 起床時の呼吸法によっては心臓にもいい影響があります。

  11. ペットを飼うこと、ぬいぐるみを抱くことを避ける

鼻づまりの治し方

背中のマッサージ
夜寝る前や食事前に実行。うつぶせに寝かせ首から腰へと下方へさすりおろす。ついでに首筋や肩周辺も軽く揉んだり押したりします。神経が休まり津腋の流れが改善します。
鼻の指圧と深呼吸
目が覚めたら枕をとり仰向けの姿勢。目をつむり体をまっすぐにして腹式呼吸10回。次に鼻筋のマッサージ。鼻周辺を指圧。鼻粘膜が次第に強くなる。
蒸しタオルで
鼻の上全体から顎まで蒸しタオルでおおい温シップすると一時的に鼻の通りがよくなる。

花粉症対策

宿便は日本の風土が影響している

宿便は日本の風土が影響している  ことについてです。宿便(しゅくべん、Fecal impaction)とは、便秘により腸内に長く滞留している糞便のことです。 必要な場合には治療として浣腸などが行われる。 滞留便(たいりゅうべん)とも呼ばれることがあります。

宿便について

宿便は日本の風土が影響している

宿便は日本の風土が影響している

体内にあってはならないものとして「宿便」という考え方があります。しかし、この言葉は東洋医学にも西洋医学にも存在しない言葉なのです。

では、どこから宿便という言葉は登場したのでしょうか。日本は四方を海に囲まれて湿度が高く、四季の気温差も激しい…というまさに身体は冷えやすい自然環境です。

人間が継続的に自然への働きかけを行い、自然が特殊な形となると同時に、この特殊化した自然を自分たちの営みに取り込んで形成される人間集団の性格や社会のつながり、文化など生活のすべてを総称して、「風土」とよびます。

さらに飢えや寒さかから身体を守るために、塩分の摂取が異常に多いことなども重なって腸の動きや伸縮性を著しく低下させてしまいまいました。このことが「食べる」「出す」という健康維持に最も大切な生理現象を妨げてしまったのです。

また、これが原因で健康障害の原因となっていることを体験から学んだのです。
この腸管に停滞する古便のことを宿便と呼び万病の元凶として警告したのです。

宿便は日本の風土が原因

日本人女性の多くが、便秘や冷え性の悩みを抱えているのは、日本特有の自然環境によるものであって冷え性と宿便は、日本の風土が生んだ民族の病であり風土病といってもいいでしょう。
日々、快適に過ごすために「冷えと宿便」という先人の警告を真摯に受け止めて自然環境に対応した生活習慣を守ることが大切です。

食物繊維で宿便を解消するなら イサゴール

便の中身を詳しく知る

大便の中身[1]

菌食を十分に摂取し、善玉菌優位のお腹にした場合の次に考えることは「出す」です。まずは大便の中身を調べます。
大便の中身には、まず口から入った食物でお腹の中で消化吸収されなかった食物繊維やそのカスを見つけることができます。
これらは腸を素通りしたものです。食べ物はかみ砕かれ、唾液とまざって食堂を通り、胃の中に入ります。胃では胃液が出て、糖類やたんぱく質を消化し、ゆっくりと十二指腸に流れていきます。

十二指腸から小腸

十二指腸は25~30cmの大きさです。ちょうど指12本を横に並べたくらいの長さがあります。食物が十二指腸を通るときに、胆嚢から胆汁が、すい臓から消化酵素をたっぷり含む膵液が一緒になって出てきます。
胆汁には、脂肪を溶けやすくしたり、腸管の流れをよくしたりする働きがあります。
食物は、十二指腸から小腸末端までを時速2~4mの速さで流れていきます。
その間に、膵液中の消化酵素や小腸から分泌される腸液で、食物はさらに細かい部分にまで分解されて栄養素となり、小腸壁から吸収されていきます。
小腸で吸収された栄養素は、小腸壁の毛細血管から門脈という血管に入り、すべて肝臓に運搬されます。

大腸から排便

吸収されなかったものは、水分の多いお粥のような状態で大腸に入ります。大腸は1.5~2.0mあります。お粥はそこを時速数cmのゆっくりとした速度で流れながら次第に水分を吸収していき、便の形を形成していきます。大腸の最終段階は、S字状結腸→直腸→肛門→排便となります。この長い過程を健康体であれば、12~15時間で完了します。その後、一昼夜から3日以内に大便として排出されます。

大便の中身[2]

大便の中には、口から肛門までの消化器系をつくっている細胞の死骸も含まれます。
ちょうど皮膚表面の角質細胞がアカとなってはげ落ちるように消化器でも細胞が盛んに新陳代謝を行っています。
たとえば、小腸の内側の細胞は2日に1回、胃や大腸の壁も5~6日で生まれ変わっていて食物による刺激や腸内細胞菌の生育によっても剥がされています。

大便の中身[3]

大便の中身には、体内老廃物も混ざっています。これは、肝臓で分解処理され、胆汁と共に腸管に捨てられたものです。

大便の中身[4]

大便の中身の最後は腸内細菌の死骸および腸内悪玉菌のつくった腸内毒素です。大便には、腸内細菌の死骸が大量に含まれていて全体の30%を占めています。善玉菌は、食物のたんぱく質を分解して、各種の毒素に作りかえており、その代表的な毒素が発ガン物質として有名なアミン類です。

便秘をすると身体に毒素が逆流する

体内老廃物の腸内毒素を吸着して身体の外に捨てることが、大便の大切な役割です。便秘をすると肩がこったり、蕁麻疹がでたり、子供の場合は、高熱を出したりします。大腸がせっかく吸着した老廃物・毒素が排出されるためだとされています。

便秘のときはトクホイサゴールが効きます。

宿便はお腹の中の煤(すす)である

便秘と宿便は異なる

宿便に悩む人達は、圧倒的に便秘症の方々です。「ひどい便秘症なので宿便がある」と自覚している人は大変に多いのです。
ところが、便秘している大便である古便と宿便は基本的に異質のものです。
腸を煙突にたとえるととてもわかりやすく理解が深まります。煙突の内壁にこびりついた煤(すす)が宿便とたとえるのが適切です。便秘している大便・古便は煙突に詰まっているものとなり宿便とは基本的に異なることがわかります。
煙突から煙りが出ていても煤はたまるものです。つまり、毎日快便でスッキリしていても宿便が溜まってしまうことは、あり得ることなのです。
反対に便秘症だから宿便がたまっているとは限りません。

タール便、黒色便

宿便は小腸にたまる宿便と大便にたまる宿便とがあります。小腸にたまる宿便でポピュラーなのは、新生児が出生後に排出する飴便(カニババ)です。これは、コールタールを流したような粘りけのあるドロドロとした便です。
大腸にたまる宿便の代表は、死の直前にだす粘りけの少ないすすけた黒色の便です。健康人の場合は、普通便にススのように混ざって排出されます。これを黒色便と呼びます。

小腸は藻の生えた川底によく似ている

小腸は直径4cmほどの、長い円筒形の管です。内側の粘膜には、たくさんの壁(ひだ)があり、この壁の上に絨毛と呼ばれる突起物がびっしりと生えています。絨毛の表面にはさらに長さ1ミクロンの微絨毛(びじゅうもう)があります。この二重三重の凹凸のおかげで、小腸の表面積は円筒の600倍、テニスコート1枚分の広さになります。
その様子をたとえるならば藻の生えた川底の状態でその上を分解された食べ物がゆっくり流れていきながら栄養素が吸収されていく様です。

宿便体質になりやすい人

宿便を防ぐためには、宿便を持ちやすい体質を知ることが重要です。

  • 大食漢
  • 肉食が好き
  • 野菜不足
  • 塩分をとりすぎる
  • 胆汁不足

などの人などです。ほとんどが生活習慣、それも食習慣に関わる部分が大きく関与します。
さらに冷え性や虚弱体質が加わると、排便が毎日あって快便でも宿便がたまってしまいます。
また、胃腸が冷えて働きが低下していると、消化吸収が十分に行われず腸の絨毛の間に消化されない老廃物がたまり宿便となってしまいます。l

小腸の宿便について

宿便の成分は、老廃たんぱく質、脂肪、ステロイド類です。ステロイド類というのは、燃焼されなかったホルモンのことです。肝臓で分泌されて胆汁と一緒に腸管で廃棄された体内老廃物です。
脂肪は、本来ならば、胆汁に含まれている胆汁酸によって分解・乳化され、吸収され吸収されるはずですが、胆汁不足のために十分に分解されないまま残り、やがてたんぱく質と一緒に腸の絨毛にまとわりつきます。この時、腸の動きがにぶくて自浄作用が正常に行われないと宿便となって滞留することになります。

大腸での宿便

大腸では消化は行われていないため絨毛がありません。ということは宿便ができないのか?というとそうではありません。大腸の筋層に欠陥があったり、神経の緊張状態が続いたりすると大腸の収縮によって出来たヒダ、あるいは、結腸の移行部などに便が滞留しやがて大腸の宿便となります。

まずは、イサゴールで宿便を排出しましょう。

子宮は冷えに弱い

子宮の病気

女性には、子宮を中心とした生理機能があって、妊婦・出産という大切な役割を果たしています。このために、女性は婦人病といわれる特有の病気に、悩まされることがあります。古書に「独り婦人にありて、男子になきところの三十六疾」とあり、いかに女性特有の病気が多いかを示しています。
なにも女性特有の病気は、生殖器官の疾患に限りません。ホルモン分泌の異常、血の道」症といわれる更年期障害、不定愁訴なども女性特有の病気です。
その中でも特に多いのが、骨盤内の臓器の病変で、なかでも子宮をめぐる病原が目立ちます。最近は、子宮内膜症で病院へ通院する方や服物を手術をされる方が多くなりました。

子宮筋腫の治療

お腹の手術は、子宮ガンや卵巣嚢腫の場合もありますが、圧倒的に子宮筋腫が多いのが現状です。子宮筋腫は、現代婦人医学の病名で、漢方医学には、ありません。
漢方では、お腹の外から触ってわかる位の大きさ以上のものが治療の対象となりました。その場合も、子宮の腫瘍として治療するのではなく、内臓やリンパ腺などの腫瘍として治療しており、時には、腸管内の宿便やガスによる腸管の膨隆」として治療したり、もっと誤って尿による膀胱の緊満と、捉えていた場合、もあったようです。

漢方による子宮筋腫の治療

しかし、漢方医学も進歩するものであって、子宮筋腫などは漢方治療で成功した例が、散見されるようになりました。
子宮筋腫は手術による治療が望ましいのですが、年齢的に更正期を過ぎ、筋腫の大きさが手挙大以下、貧血症状が見られないなどの条件があれば、定期的に専門医の検診を受けながら、漢方で治療することができます。
このときに用いられる漢方薬が桂枝茯苓丸、桃核承気湯 などですが、これに椎茸エキスを併用すると、早い効果が期待できます。
この椎茸エキスには、私たちの身体の細胞つくりに絶対的に必要な、核酸や必須アミノ酸、ビタミン、酵素などをバランスよく含んでいますから、手術後の回復にも役立ちます。

子宮は位置異常をおこす

女性の腹部には、身体の血液の30%が流れています。女性のお尻やお腹に脂肪がつくのも、すべて子宮を「冷え」から守るためです。
心臓から出た動脈血は、腹部大動脈から内腸骨動脈を通って子宮動脈にに入り、子宮外側縁にそって強く迂曲いsながら、子宮に分布しています。
子宮は全体が筋肉でできているために伸縮性がありますl。
また、靱帯で骨盤壁につながれているだけですので、移動性がある反面で、位置の異常を起こしやすいのです。

結局、冷えが子宮異常の元

身体に冷えがあると、真先に被害を受けるのがお腹です。腹部が冷えてうっ血を起こせば、子宮が冷えます。子宮が冷えれば、血行不良になりますから、子宮の機能が低下し、子宮の細胞の代謝にも異常をきたします。
当然、子宮や卵巣に障害が現れ、子宮後屈などの位置異常にもなります。
子宮筋腫は、子宮の筋肉が異常増殖を起こし1つ~数十個のこぶとなったものです。

筋腫の発生

50歳代の婦人科の3人に1人は、子宮に筋腫があると言われています。ところが、その原因については、卵巣ホルモンの関係かと言われているだけで真の原因は依然不明です。月経過多、腰痛症、経口避妊薬の連用などは、子宮筋腫との関係が疑われています。そして「身体の冷え」による腹部の血行不良がきっかけとなって、組織がうっ血状態(漢方では古血)となり、代謝障害→筋腫の発生となると考えられています。
またこのように血の鬱だけでなく、心の鬱(欲求不満、イライラ)など精神の冷えも子宮の障害の原因となりますのでガス抜きなども健康には欠かせません。

婦人病、冷え性は漢方が有効

冷え性という病名

身体の冷えを原因とする症状で、女性に最も多く見られるのは婦人病と冷え性です。冷え性は誰もが知っているありふれた病気なのに、現代医学には、その病名がありません。なぜかと言えば、現代医学では、検査や実験で得られたデータをもとに病名を決定するのに「冷え性」に関しては、検査しても数値がでない、症状が特定できない、動物実験による立証ができない、器質的変化を見いだせない…つまり基礎データがないために、病名を決定できずいます。現代医学は、病名を決定した上で治療を行いますので、病名を決定できない「冷え」に関しては病気の判定がなされません。

婦人科医に漢方治療が増加した理由

漢方医学では、病名にもとづく治療をせず、あくまで病人の体質、自覚症状、他覚症状、病態に基づいて治療法を選んでいきますので、病名の特定をしにくい婦人病や冷え性などには漢方医学が決め手となります。そのため、現代では多くの婦人科医が、漢方治療を行うようになりました。
婦人科の人には、腹部のうっ血による血行障害があり、冷え性も婦人病も現れ方は異なりますが、その真の原因は「身体の冷え」にあります。

低血圧と体温低下が主な症状

冷え性は、多様な愁訴をもっていますが、主な症状としては、低血圧と体温の低下が見られます。そして、現代医学的には、確かな原因がわかっていませんが、体験的には大別して二つの原因で起こることが知られています。一つは、身体の不調で、神経機能やホルモンの分泌失調によって起きます。
もう一つは、生活環境によるもので衣食住のそれぞれに冷えの原因が潜んでいます。

漢方では4つの原因をあげている

  1. 血毒(血液循環障害)
  2. 水毒(体液代謝障害)
  3. 気の変動(生命エネルギーの不足)
  4. 食毒(食べ過ぎ、偏食)

の4つです。気・血・水・食は単独に作用するのではなく、複合・錯綜して原因となります。

陰陽の決定から行う

漢方による治療です。漢方の漢方は「冷え性は漢方が決め手」といわれるほど、はっきりした効果をもっています。まず、患者の体質・症状・病態について陰陽の区別をし、その上で気血水食との関連を調べて漢方を決定します。
漢方の組み合わせは、漢方相談の店で応じてくれます。漢方専門店は冷えに関する症状を大まかに5つに分離しています。

  1. 血液循環障害型(婦人科疾患タイプ)子宮内膜症、生理不順、卵管炎、妊娠障害、更年期障害、子宮筋腫、冷感症、中絶後遺症
  2. 消化器障害型(胃腸科タイプ)
    急・慢性胃腸炎、慢性便秘症、慢性下痢症、腹痛、胃下垂、内臓下垂
  3. 運動神経障害型四肢神経痛、肋間神経痛、リウマ様関節炎、座骨神経痛、腰痛症
  4. 泌尿器障害型
    膀胱炎、腎盂炎、排尿異常
  5. 循環器障害型
    貧血型、胃炎、心臓衰弱、ネフローゼ

よく使用される漢方薬

冷え性は婦人病や胃腸障害を誘発し、患者は基礎体力の低下や冷感症に、悩むことになります。冷え性に対する漢方の処方は、身体を温めるという方針のほかに胃腸を丈夫にし、新陳代謝機能の衰えを体質的に改善しようとするものです。
よく使われている漢方処方は次のとおりです。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 、桂枝茯苓丸(けいしふくりょうがん)、四物湯(しもつとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、八味丸(はちみがん)、五積散(ごしゃくさん)、補中益気湯(ほちゅうえきとう)、六君子湯(りつくんしとう)など15処方あり、症状によって処方を組み合わせたり、内容量や原料を加減して用います。

原料と製造方法がポイント

また、原料は草根木皮、つまり植物性のものを主体にして、あらゆる天然物を利用し、多品種にわたります。そのため漢方ひゃ、同じでも、原料の選択や修治(効果を高め副作用を除く手段)の有無、製造方法によって効果に差異が生じてきます。ところが、戦後、服用に便利だからという理由だけでエキス剤の粉末や細粒が出回るようになってしまい、漢方本来の使用方法から逸脱することが多くなりました。

おすすめの漢方薬のサイト

漢方薬を使う際には、基本的に病院を受診した上で現在の症状、体質などを考慮した上での処方してもらうのが基本です。漢方だから副作用がないとネットだけの情報を頼りに購入して飲んでも効果が得られないことが多いのが実態です。
こちらのサイトでは、症状別に漢方薬を紹介していますが、一度専門医を受診してから服用するようにしましょう。
漢方薬の場合、女性特有の症状については、かなり効果が高く最近では注目を集めています。

便秘、宿便は肝臓に悪影響

3つの血液循環

血液が人間の生命を維持していることや大切な役割を担っていることなどは周知の通りです。
心臓から押し出された血液は、一瞬の休みもなく、全身のすみずみにまで張り巡らされた血管を流れ、身体に必要な栄養素・酸素を細胞へ届けています。細胞からは、炭酸ガスや老廃物を受け取って心臓へ戻っていきます。
心臓から送り出される血液を動脈血、心臓へ戻る血液を静脈血といいます。血液循環には、全身を流れる体循環、静脈血中の炭酸ガスを肺で交換する肺循環、もう一つ門脈循環の合計3つの循環があります。

門脈循環について

門脈は、胃、小腸、大腸、すい臓、脾臓などで吸収されたものを肝臓へ運ぶ特殊な血管です。
口から入ったものは、食物でも薬でも腸粘膜から門脈を通って肝臓に入ります。肝臓の中で化学反応が起こり、いろいろな栄養の出し入れや合成・解毒が行われ体内に流してよいだけのものが肝静脈と一緒になって心臓に戻ります。

肝臓には十分なゆとりがる

肝臓は身体の右側の肋骨の中におさまっていて体内では最大の臓器です。
重さ1.4~1.8Kg。日頃は全体の30%~40%くらいの細胞で活動していてかなりゆとりのある臓器です。肝臓の主な役割は、栄養素の加工と貯蔵、解毒、胆汁分泌、ホルモンの調整、造血、血液の貯蔵、血液の循環、水分代謝の調整、体温保持など生命活動に欠かせません。
それだけに肝臓はとても丈夫にできており、能力にもゆとりがあります。そのため、少々の障害では症状があらわれず、重症に至るまで気づかないケースがほとんどです。
沈黙の臓器とも呼ばれています。物質も全て肝臓で解毒されます。
最近、肝臓障害による死亡g死亡率の上位を占めるようになっています。肝臓障害の終着駅は肝硬変で、肝細胞の再生が不能となって肝臓が機能しなくなってしまいます。
肝臓障害による死亡率が高くなったのは、肝硬変の原因となるウィルス性肝炎やアルコール性肝炎が激増したほかストレスの増大などです。

体内毒素が肝臓に負担を与える

こうして疲れ果てた肝臓にさらに追い打ちをかけているのは

  • 便秘のため腸内発酵で生じる毒素が体外は排出されない
  • 宿便により宿便による毒素が腸粘膜より吸収されてしまう
  • 下腹部に冷えがあり腸内細菌叢が悪玉菌優位となり悪玉菌の出す毒素が大量に門脈から肝臓に入る

このような毒素は肝臓がフル操業しても処理できないのです。解毒できなければ、肝臓の働きが低下するだけでなく毒素が静脈血に入り、全身の細胞代謝に障害を及ぼすようになります。
便秘、宿便を貯めることはこれほどに健康障害を引き起こすのです。

便秘にはイサゴールです。