がん 治る 治らない 人の違い

がん 治る 治らない 人の違いについてです。同じようなステージでも治る人、治らない人がいます。もちろん、発病にも同じことが言えます。

がん 治る 治らない 人

漢方は体質医学

同じ環境で生活していても、発病する人、しない人がいます。また、病人の病情(病気の性質と状態)も、それぞれです。なぜ?こうなるのでしょうか?漢方は、自然順応を健康の基本と見ますから、この考えに立てば、人によって発病したりしなかったりするのは、自然に順応できる体質にあったかどうがカギになります。
病気の原因は、順応する体質であるかどうか、つまり原因を体内に求めることになります。漢方が「体質医学」であると言われる所以はここにあります。

陽性体質、陰性体質

漢方医学では、体質を陽性体質と陰性体質の2通りに分けます。

陽性体質
強い体質、漢方では実証という。
病気に対する抵抗力のある体質。病気になっても治りやすく、自然治癒力の強い体質です。
陰性体質
弱い体質、漢方では虚証という。
病気にかかりやすい体質。病気になると治りにくく自然治癒力の弱い体質です。

気を重視

さらに体質の判定にあたって重要視されているのが、「気」といわれる精神状態の良否、並びに親から受け継いだ身体の性質(先天性体質)と生後に発生した身体の性質(後天性体質)です。

西洋医学の体質分類

西洋医学では、体質を次ぎのように分類しています。

  1. 発育不全体質
  2. 胸線リンパ線体質
  3. 無力体質(下垂体質)
  4. 浸出性体質
  5. アレルギー体質
  6. リウマチ体質
  7. 精神病体質
  8. 痛風体質
  9. 卒中体質
  10. 結核体質

この西洋医学の体質分類は、特定の病気にかかりやすいか否かを基準にして区別していうrのが特徴で漢方医学ほど広義に解釈されていません。

体質決定の要因

体質を一般的に決定する要因は、遺伝と環境の3つです。

  1. 体質形成の主役は、なんといっても先天的要因=遺伝があります。遺伝体質は主として、受精から出産に至る母の胎内で形成される体質です。血液や白血球のタイプ、骨格異常、内臓の奇形、気質的な変化(不全)などでこれを一次体質(胎生発達期の体質)といいます。
  2. 次に子宮害の環境によって生じる体質。オギャーと生まれてからの生活環境、とくに食生活が主体となって形成される体質です。機能的な働きに関係する体質で、これを二次体質(成長発達期の体質)といいます。
  3. 最後が本人の気構えによって形成される体質です。たとえばクセなどもこれになります。

三者一体でつくられる

以上のように体質とは、その人がその時々にもっている形態的性質(形質)、機能的性質(素質)、精神的性質(気質)の和であり、形と機能とが精神とが三者一体となって作られています。

改善できる体質とは

一次体質は遺伝的要因が強いので、現代医学による血液交換とか、外科的手術といった手段以外には、改善不能です。
二次体質は、環境、とくに食生活が深く関わっています。これは、生活環境の改善によって体質改善は化膿です。
三次体質は、本人の心構え(漢方でいう気)によって変化する体質ですので」、精神力によって改善が可能です。

体質改善は漢方が得意分野

一次体質は遺伝因子によってほとんどがその原型ですから特殊な場合は除いては改善することができませんし、健康上の障害になるとは限らないものです。
健康上の問題となるのは、二次、三次体質です。漢方は病気の発生、再発、進行、変化をめぐって、体質の判定を基礎にして処方していくので、実は二次、三次の体質改善は、漢方が最も得意とする分野なのです。これに対して西洋医学では、体質を特異なものとして半ば見放したり、見放された患者の方も「体質が原因なら治らなくても仕方ない」と諦めてしまいます。

陰性体質の改善

最近の漢方ブームの背景には、西洋医学が体質改善にあまり力を発揮できなかったのに対して、漢方は著しい体質改善の結果を示したからです。そこで、漢方の考えに立って二次、三次の体質改善法を紹介しています。

まず重要なことは、二次・三次体質の陰性化です。身体と心の冷えによって、体質はどんどん陰性化していきます。
陰性化していけば、やがてアレルギー性疾患、便秘、宿便、胃腸障害、婦人科疾患、神経痛などに悩まれることになります。
陰性体質は食生活や生活習慣をかえることによって、改善できるのですから心がけ次第ということになります。

塩ヌキ療法で陽性化

塩抜きはこちら。

食生活では、体質のかたよりに応じて三大栄養素、ビタミン、ミネラルを摂取すれば改善されていきます。

ミネラルで体質変換

陰性体質を陽性体質に変換するためには、たんぱく質とカルシウムを多くとるように心がけます。体質変換にはミネラルによる体液変換が有効性が高いのです。

カルシウムの多い食品 チーズ、ちりめんじゃこ、桜えび、大豆
ナトリウムの多い食品 食塩、塩辛、みそ汁
マグネシウムの多い食品 麦類、芋類、
カリウムの多い食品 落花生、果物類、しいたけ、ジャガイモ

体質の陽性化には、体の保温と排泄を心がけることが大切です。

また、日本人の体にあったものを摂取することが重要なポイントになります。
植物性発酵食品が特に合っていますのでぬか漬けや味噌、しょうゆなどの添加物が加えられていない無添加のものを選ぶようにします。
自然な通じがなく困っている人はイサゴールがおすすめです。

https://malignant-tumor.com/archives/621

病気の根本原因である宿便と冷え

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