受診すべき 冷え が生じる 病気

冷え症は何科で受診すればいいのか?を紹介しましたが、今度は すぐ病院で受診する必要のある「冷え」 についてです。
受診すべき 冷え が生じる 病気 です。

受診すべき 冷え は手足のしびれ 痛み 皮膚の色が変色 こういった冷え症の症状は病気の可能性があります。すぐに受診します。

低血圧や貧血、膠原病や甲状腺機能低下症などが考えられるほか、手足の動脈が詰まって血行障害を起こすASO(閉塞性動脈硬化症)は運動不足やたばこの吸いすぎの人に多くみられます。

また、レイノー病、バージャー病、全身性エリテマトーデス(SLE)なども、手足の冷え(冷え症)に似た症状があらわれます。

受診すべき 冷え

受診すべき 冷え

寒ければ体が冷えるというのは当たり前の反応ですが、冷えを苦痛に感じ、日常生活に支障を来すこともあります。そうした“冷えがつらい”という症状を訴えるような状態を冷え症といいます。冷え症は、西洋医学的には自覚症状であって、病気とはみなされませ
ん。しかし、受診すべき 冷え があることもしっかり頭に入れておかなければいけません。

全身に及ぶ冷えと動悸・息切れ、顔のむくみ、肌のかさつき

これらの症状は貧血、甲状腺機能低下症が疑われます。貧血は、鉄欠乏性貧血やダイエットによる栄養不足、血液疾患や胃・十二指腸潰瘍などによる出血が原因になっていることもあります。

甲状腺機能の低下は、ダイエットにより二次的に生じてくる場合もあります。いずれにしても内科での検診が必要になります。

手足の冷えと手足のしびれ・鈍感覚<痛みがあり、その部位が白、赤、紫などに変色し動かせなくなる

レイノー病(レイノー症候群)、動脈血栓症、動脈塞栓症、バージャー病。こうした末梢障害では、その部位に血液が流れなくなるため、そこから先の末梢組織、細胞が死んでその部位の色が変わるのが特徴です。

全身の流動的な冷え、とくに足腰の冷えと食欲減退、無気力

アジソン病、自律神経失調症、鬱病。アジソン病は副腎皮質の機能低下により皮膚が黒ずんでしまいます。物事を悲観的に考えてしまう場合は自律神経失調症やうつ病の可能性もあります。

まとめ

 

レイノー症候群 振動病・膠原病など特定の病気に伴う症状をレイノー症候群といいます。指のむくみや指先の潰瘍などを併発することもあります。
動脈血栓症・動脈塞栓症 動脈血栓症は、血液のかたまり(血栓)が動脈をふさぐ病気。動脈塞栓症 は心臓などで生じた血栓が末梢に運ばれてその部位の動脈をふせぐ病気。
バージャー病 手足の動・静脈の炎症で血栓ができその部位に血液が流れる病気。現在のところ、まだ原因は不明。発症部位はひざ・ひじから下で中年以降の男性に多い。

冷え 病気 可能性

病気によって冷えが生じる代表的な病気の例です。こちらもすぐに受診すべきです。体質や食生活、生活習慣を変えてもよくならないので注意しましょう。様子を見るといって放置せずに受診しましょう。もし病気でなかったら喜ばしいことです。

足先が冷える 病気 可能性

  • 心不全
  • 糖尿病足病変
  • 多汗症

多汗症は、過剰に汗をかく病気です。多汗症は、全身の汗が増加する全身性多汗症と、手のひら、足の裏、脇、顏など、体の一部に汗が増える局所性多汗症があります。

また、多汗症は他の病気が原因で過剰に汗が出る場合と、そうした基礎疾患がないのに過剰に発汗する原発性多汗症に分けられます。厚生労働省の研究班の2011年度調査によると、手のひらや足の裏に過剰な汗をかく原発性掌蹠多汗症の有病率は人口の5.3%、脇に過剰な汗をかく原発性腋窩多汗症は5.7%と非常に多いことがわかっています。

しかし、これらの患者中で、医療機関での治療を行っているのは1割程度と推定されています。

 

冷え性のタイプと根本原因にせまる

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