冷え症を改善する暮らし方のポイント

お酒や酢もお風呂に入れて体を温める

ハーブだけでなく、お酒やお酢入りのお風呂も冷え症改善に効果があります。

お酒

お酒

お酒風呂、お酢風呂もいい

お酒やお酢もハーブと同様に入浴剤として使うことができます。お酒やお酢に含まれるアルコール分が皮膚呼吸を活発にします。

皮膚は常に発汗と皮膚呼吸を行うことで体の老廃物および二酸化炭素を排出しています。さらにお酒やお酢に含まれているアルコール分は毛穴の汚れを溶かし出す働きがあります。

お酒風呂は、スポーツや運動で汗をかいたときと同様に皮膚を活性化させてくれるのです。アルコールには殺菌作用もあります。お酒のかわりにお酢を入れるお酢風呂にもお酒風呂と同様の効果があります。

入浴後のお湯をよく見て!

お酒もお酢もそのまま口に入れても害はありません。お酒は少し酔ってしまうかもしれませんが…ですから量を多少たくさん入れてしまっても害になるようなことはないので安心して使うことができます。

一般家庭の浴槽では500ml、コップ3杯くらいが適当です。使うのは、お酒もお酢もできれば合成ででないものが効果的です。お酒・お酢風呂に入浴後、浴槽は普段より汚れていますが、それだけ体から汚れや老廃物などの余分なものが出て毛穴が掃除できたということです。
※お酢は人工大理石の浴槽では変色する場合があるので注意が必要です。

こんな方法で冷えを改善

ビニール袋などに両手、両足がつかるくらいの酢(薄めていない)を入れ、その中に手または足をつけて、お湯を入れたバケツに浸して温めます。においがきついのですが、この状態で20分ほどするととても温まります。

ハーブ リラックス 効果 簡単アロマ

ハーブ リラックス 効果 簡単アロマで得られる効果を紹介します。気分転換、神経疲労などに効果を発揮するハーブによるアロマの効果について。ストレスや過度な緊張は冷え誘発の原因となり、最終的には、不眠などの原因にもつながりますから体をどれだけリラックス状態にできるかがとても大切です。

いい香りは脳に穏やかな刺激を与え、その成分が肺を通して血液中にとけ込みます。生活シーンにアロマテラピーを取り入れ リラックス 効果 を高める方法を紹介します。

ハーブ リラックス

ハーブ リラックス

リラックスしたい…そんな時には、不安な気持ちを落ち着かせる働きがある、ラベンダーやカモミール、リンデン、レモンバームがオススメです。

ハーブティー が簡単

ハーブティー を入れたら、カップに鼻を近づけて深呼吸してみてください。 香りに含まれる有効成分をたっぷり取り込むことで、より気持ちを楽にしてくれます。

ハーブティーに溶け出す水溶性成分は、ビタミン、ミネラル、タンニン、フラボノイドなどの栄養を含み、それらの成分が体内に吸収されます。

ハーブティーは、心にも体にも働きかけてくれますが、使用するハーブによって効果が変わります。下の紹介をしっかり読んで、それぞれのハーブの効果を知って、自分に合ったハーブティーを見つけましょう。

 

ハーブ リラックス ハーブ 鉢植えでもOK

アロマテラピーに使われるハーブの代表的なものには、ラベンダー、ジャスミン、ミント、ローズマリーなどがあります。

 

使い方は鉢植えを飾ってもいいですし、乾燥させたものでも OK です。ハーブエキスだけを抽出したエッセンシャルオイル(精油)でもいいでしょう。精油の香りが苦手な場合は、乾燥させたものがいいかもしれません。非常に自然で優しい香りです。

注意することは、エッセンシャルオイルの場合は、値段が高価であることからもわかるようにほんの1 cc を抽出するために大量のハーブを使っています。つまり成分がギュッと凝縮されているのです。実際に使う時には、1 ~ 2 滴となります。作用も強いため口に入れたりはできません。大量に使うと体調不良になる方もいるので注意です。そんな意味では、ハーブティーからはじめるのが初心者向きといえるでしょう。

冷えの大敵であるストレスを解消するときや安眠にも効果

ラベンダー や カモミール にはイライラやストレスをやわらげる作用があります。また、ラベンダーには解毒作用もあるので入浴として使うと神経が休まるだけでなく、皮膚の消毒にもなります。香りをかいでリラックスするなぁ~と感じるものが合っている香りです。少しでも香りに違和感がある場合は合っていません。

ジャスミン もラベンダーと同じように神経を鎮める作用があるほか、胃や呼吸器系の疾患を改善するのに効果が期待できるため、虚弱タイプで常に食欲がないなどの冷え症の人には試す価値があります。

ジャスミン:リラックスさせる作用が強いので、集中力が必要なときは使用を避けましょう。妊娠中の使用も避けます。作用は、催淫作用、子宮強化作用、消毒作用、鎮静作用、通経作用、皮膚軟化作です。

ラベンダー:すがすがしく爽やかで甘い香りで親しみやすく、気分をリラックスして疲労を回復させるハーブです。お茶やお風呂、ピローなどで楽しむといいでしょう。浸出液( お茶) は脂性肌に向く化粧水に。防虫効果があるので手作りハンガーやスパッグ(虫よけ袋)にも活用できます。菓子類やジャム、ビネガーなどの香りづけにも使われます。

気分転換には ミント 神経疲労なら ローズマリー

情緒を安定させるとともに、爽やかで清々しい気分にしてくれるミントオレンジ は、仕事中などの気分転換に最適です。集中しているときにはあらゆることが邪魔になりますが、いい香りによってさらに集中できます。いいアイデアが生まれたり、ひらめいたりします。作家の先生の仕事部屋に ミント の香りが置かれているのはもはや定番です。

ローズマリーの香りは、脳細胞に働きかけて、記憶力を増進させる役目があります。眠気をさますような刺激的な香りなので、運転中に使うと効果的でドライバーの方にはおすすめです。

ミント、パセリには、食品の香りづけやアクセントにも使われているように、消化促進作用も備えています。鉢植えなどを置いて、常備したいハーブのひとつです。

ローズマリー は疲れた心を癒す効果があり、皮膚を引き締める作用もあるのでラベンダーとともに、化粧水やボディーローションなどにも使われます。癒やされる香りですから寝室に使う方が多い香りです。

アロマテラピーの効能・効果 には、精油の効能効果以外にも作用や特徴などが紹介されています。

冷え症を改善する暮らし方のポイント

自家製入浴剤 冷え 撃退

自家製入浴剤 冷え 撃退 する方法を紹介します。入浴は冷えを改善するために非常に有効です。入浴で芯からじっくり温める方法(半身浴) がおすすめですが、このとき気分転換できる 自家製入浴剤 が役に立ちます。香り効果による気分をリラックスさせたり、疲労回復効果なども期待できます。睡眠前に入浴すると快眠効果も高まるのでいいことなしです。やらない理由はありません。

入浴剤の基本的な効果は、入浴そのものによって得られる温浴効果(身体を温める、痛みを和らげる、等)と清浄効果(汚れを落とす、皮膚を清浄にする、 等)を高めることです。寒い冬は、お風呂で温まりしっかり体温を上げてから布団に入れば安眠効果も倍増です。

自家製入浴剤 みかんの皮や茶葉など、身近な素材を使って入浴剤をつくることができます。これなら口に入れても害がないという安心感があります。

自家製入浴剤 みかんの皮も入浴剤になる

自家製入浴剤 みかんの皮も入浴剤になる

入浴剤としては、明治中期、種々の生薬を配合し、布袋に入れ煎出して用いる商品が作られたのが初めてです。 戦前、風呂付の住宅を持っている家庭はまだ少なく、入浴剤は主に公衆浴場で使われていました。 1960年以降の高度成長期のおり、風呂付の公団住宅の建設が増え始め、自宅に風呂があることが一般化するようになってきました。

自家製入浴剤 として使うのなら食べても害のない素材が安心

12月22~23日頃の冬至にはゆず湯、5月5日の端午の節句にはしょうぶ湯、真夏の土用の丑の日には桃の茶葉など、日本では昔から季節に応じ自然を生かした「入浴剤」を楽しんできた歴史があります。

また現在では、「風呂好き」の日本人向けにたくさんの入浴剤があります。こうした販売されている入浴剤も手がかからずいいのですが、体に優しい、口に入れても無害な入浴剤を手作りしてみるのもいいものです。

自家製入浴剤 は、誰でも簡単につくることができます。さらにこうした素材を利用してつくる入浴剤は、保温効果を高めるほか、リラックス効果が高く皮膚によい刺激を与えます。冷え症改善にも効果があります。リラックス効果が高まれば副交感神経が優位になり、毛細血管にまで血液が行き届くようになり体も温まります。

柑橘類の皮以外に野草なども 自家製入浴剤に使える

最も身近な食材で使えるのが「みかん」「レモン」などの柑橘類の皮や大根の葉です。また柿やびわの葉、どくだみやヨモギといった野草も優れた入浴剤になります。

食べ終えたみかん、レモン 柿 の皮などを丁寧に洗って日向に干して乾燥したらお風呂に入れればいいでしょう。とてもいい香りが漂います。フレッシュな香りがとても心地いいと思います。

みかんの皮にはリモネンやテルピンなどが主成分の精油が含まれており、リラックス効果が見込めます。 また、ヘスペリジンというポリフェノールは、毛細血管の状態を整え、血流を良くしてくれます。 このほかみかんの皮には、美肌効果や肝機能の向上、胃腸を整える効果、むくみの予防・改善といった効果も期待できます。冷え改善だけでなく美容にもおすすめです。

みかんの皮を乾燥させた「陳皮」(ちんぴ)は、漢方薬の材料にも使われており、風邪薬として中国では古くから用いられてきました。香りだけでなくとても効果のあるものです。

陳皮をハサミで2cmほどにカットし、目の細かいネットに入れてお湯を入れた浴槽に浮かべましょう。入浴剤として使う場合には、完全に乾いた皮でなくても大丈夫です。

どくだみやヨモギなどはさまざまな効能 効果 も期待できます。どくだみ茶やヨモギ茶を飲んでその後の茶葉を乾燥させてそれをお風呂にいれて 自家製入浴剤 として使うのも方法です。

どくだみ は、ちょっと独特な香りがあるので子供さんなどは嫌うかもしれません。効果としては、名前のとおり毒消しと言われて、皮膚疾患に良いとされます。

ヨモギ は、血液の流れを良くして身体を温める作用と、保湿作用も期待されます。また血止め草とも言われて、止血効果もあります。

どんな薬草も作り方は同じですが、そのまま使ってもかまいませんが、干してカラカラになってから使うと効果的です。

香りも生より乾燥させたほうがいい香りがします。みかん、大根などの食材を使う場合には無農薬のものを選ぶとよりいいでしょう。みかんは腐りやすいので防腐対策にワックスが塗られている場合が多く、べとべとしていますので、自家製入浴剤としてみかんを使用するのであればワックスが塗られていないみかんを購入しましょう。

ワンポイント知識ですが、びわの葉は、皮膚の新陳代謝を高めたり、疲労回復の働きがあるだけでなく水をきれいにする作用もあります。お風呂の水が汚れやすい家庭では、びわの葉を入れるのもおすすめです。
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