腸の掃除キング こんにゃく はまさにお腹の中をキレイに掃除してくれます。 こんにゃく は、グルコマンナンが水分を多量に取り込んで凝固した 不溶性食物繊維 で、小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し、カサを増してやんわりと大腸を刺激して、排便反射を高め、おなかをすっきりさせます。
こんにゃく の原料となるこんにゃく芋の主成分なので、グルコマンナンは「こんにゃくマンナン」と呼ばれる場合もあります。もともとは水溶性の成分ですが、こんにゃくを作る過程で性質が変化する特徴を持っており、水酸化カルシウムをはじめとした凝固剤と反応することで、不溶性食物繊維に変化します。
こんにゃく は便秘をしない体質の方が便秘をしたときに食べる食物繊維の多い食材でベスト3 に入ります。
腸の掃除キング こんにゃく その保水効果が便秘解消に役立つ
こんにゃく は、目立った栄養素を含んでおらず、その主成分は マンナン と呼ばれる多糖類で 水溶性 の 食物繊維 です。グルコマンナン は こんにゃく にたっぷり含まれている食物繊維のひとつで、人間の体内にある酵素では消化できない性質をもっています。週に1回とか こんにゃく を食べるように食習慣にしてしまえば デトックス効果も期待でき,腸内環境をきれいに保つことができます。
マンナン は、保水力が抜群で便のかさを増やし、腸壁を激してぜん動運動を促します。
その作用は緩やかなので、腸がけいれんしてしまう 過敏性腸症候群 の人にも有効です。毎朝、うさぎのようなコロコロウンチだという人、お昼ご飯を食べた後に必ずグルグルとなってしまう方にもこんにゃく は有効です。
また、コレステロールや中性脂肪、胆汁酸などを吸着して体外に排泄し、腸の中をきれいにします。“腸のお掃除やさん”なのです。糖尿病、高血圧、動脈硬化の予防が期待できます。血糖値やコレステロールが気になる人にも効果的です。
最近は、あく抜きされた こんにゃくが売られており調理時にも手を患わせません。
最近では、 こんにゃくいも を材料にした ゼリー や 葛きり風 の和菓子なども市販されています。
腸内で吸収されていない食品なので、エネルギー量は低いのですが、水分を多く含んでいるため満腹感を得られます。女性がダイエットの時に使用する食材として定番です。
ユニークな粒タイプもある
最もポピュラーな板 こんにゃく や 糸こんにゃく のほか、 玉こんにゃく 、 さしみこんにゃく など形や硬さもさまざまなこんにゃうが市販されています。
- 煮物
- 鍋物
- 炒め物
- 刺身
などは定番ですが、つぶつぶタイプの こんにゃく をご飯と一緒に炊いて食べるのも新食感でおいしいです。ダイエット中の方に人気です。
こんにゃく入りごはん
全国の こんにゃく芋のほとんどがが群馬県で生産され、その生産量は約 5〜6 万トンです。 日本一の産地を支える こんにゃく いも品種は「あかぎおおだま」で病気に強く、県内生産の約8割を占めています。
群馬県 に お けるこん にゃくいもは、中山間地域における重要な特産物で、収穫量は全国第1位、9割のシェアを誇っています。産地ならではの生芋こんにゃくは、スーパーなどで販売されている粉から作ったこんにゃくと違い、生芋から「生ズリ」による加工で製造するため、コシや歯切れに独特の味があります。煮物やおでんにした時の味のしみ込みが良いのが特長です
さらにその中でも、群馬北部のエリアが群馬県全体のこんにゃく芋の生産量の 75 % を占めます。腸のお掃除にこんやくを購入する際には、群馬県産のこんにゃくを買えば間違いないでしょう。
こんにゃく と言えば黒い こんにゃく、東日本では白い こんにゃく が一般的です。このほかに芋から直接作った「生芋こんにゃく」も少し黒っぽく出来上がります。「黒いこんにゃく」には海藻が入っています。入ってる海草は、ひじきでなく、アラメ(カジメ)の粉を入れて黒くして います。
「ひじき」ではないです。生芋との差は、よく見ると、黒いつぶつぶが見えます。