枕はやや低め、足もとはやや高め、というのが安眠の鉄則です。冷え症であればその他の工夫も必要
敷き布団は少しかため、枕は低めに
ベッドでも布団でも、下に敷く物は体が埋まらないおうにほどほどにかたいものがオススメです。また、枕はやや低めがいいでしょう。睡眠の質を左右するこれらの素材は、慎重に選びます。人間工学に基づいた商品もたくさん販売されています。
また、睡眠中は皮膚の新陳代謝がかなりさかんに行われるので、パジャマをはじめ、枕、シーツなどの材質は下着と同様に天然素材を用いるのがよいでしょう。
足用枕が疲労回復効果
枕を足元に置くのも効果滴です。このとき、やや高めにします。足は常に体の一番下にあるため水分や老廃物がたまりやすくなっています。
こうしたことを物理的に解消するのが足枕やフットピローと呼ばれる足用の枕です。足元が高くなった分、足に滞りがちな静脈血が心臓へ戻りやすくなり、血行がよくなって足の冷えの解消にもつながります。