婦人病 は 便秘 と 密接 な 関係 にある ので注意しなければいけません。婦人科の主な疾患というと
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 性器脱(子宮脱、膣脱)
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 卵巣がん
- 卵巣腫瘍(良性)
- 月経前緊張症
などがあります。
婦人病 は 便秘 と 密接 な 関係 にある 便秘は病気という考え方をもつ
女性が 3 人いれば 2 人は便秘症であると言われるほど女性の 便秘体質 は多くなっています。
そのためか女性は便秘を病気と考えてはいないようです。1週間も便秘になても平気な人もいます。
便秘が肌荒れの大敵であることは経験上十分に知っていますが、便秘が婦人病までに影響することを知っている人は少ないのです。
便秘症の女性は、様々な全身症状を訴えています。
- 頭痛
- 頭重
- のぼせ
- めまい
- むかつき
- 不眠
- 腹痛
- 腹満
- 皮膚炎
などのほかにも
- 全身の疲労
- 精神疲労
- 精神不安
- イライラ
- 心悸高進
- 頻脈
- 不整脈
、など、症状的には立派な婦人病の病態です。
こういった症状にプラスされて
- にきび
- しみ
- そばかす
- 口臭
などができ肌は荒れてしまいます。肌荒れは女性にとって非常にストレスの大きいものです。また便秘によるこうした症状がストレスを引き起こしてしまいまた、ストレスに拍車がかかります。
女性になぜ多いのか?
大抵の男性は、毎朝快便の習慣をもっています。便秘は少ないのが一般的です。女性になぜ多いのでしょうか。
- 女性は情緒が繊細で、その変化がすぐに大腸に影響する
- 運動不足
- 排便の習慣が妨げられる条件下に置かれている朝食の支度、排便時の育児など
- 特に経産婦における腹壁圧の減退
- 内臓下垂症と広骨盤腔による腸管の転位
- 筋肉が少ない
- 朝、忙しくてトイレに入る時間がない
などが理由としてあげられます。
腸は生殖器から進化した
人間はアメーバにはじまって魚類を経て進化してきました。この進化の過程をたどっていくと、腎(泌尿器・内生殖器)は、腸が変化したものであることがわかっています。
内生殖器を進化度の低い魚類のメスについて見てみると、尿・大便・生殖腺をつくる所は3つに分化していますが、出口はひとつしかありません。
したがって両便も生殖物もひとつの穴から排泄されます。これを単孔類と呼びます。鳥類、亀、蛇類の両棲類からカモノハシに至るまですべて単孔類に属します。
サル と人間
進化がすすむと下等な ほ乳類 になります。下等な ほ乳類 は、腎臓の下に膀胱ができ、尿道と肛門とが分かれています。
しかし、まだ生殖排泄物の通路は、肛門を使っています。これがもう一段変化したのがサルや人間です。生殖排泄孔が独立し、尿道と肛門の間に膣ができ開口部となっています。このように内外の生殖器は腸から分離、独立してきました。つまり、元を正せば腸と生殖器は本家と分家の関係にあり、しかも身体の表と売れの隣に位置していますので、相互に密接な関係が生まれます。
便秘は生殖器の病気を誘発
たとえば、直腸の下部に蓄積した大便や宿便がありますと、直腸が鬱熱を発します。この鬱熱が直腸の前面にある子宮や膣に熱を感じさせ、古血を発生させます。そうなると子宮や膣は充血状態となり、不正子宮出血、子宮筋腫または膣炎などを起こして帯下の増量をまねき、外因炎を誘発することさえあります。
直腸ガンと誤診されるほどの蓄積された宿便もある
婦人科で有名な東洋医は「漢方では、体温で固くなった宿便を燥屎といっていろいろな病気の原因になるとしています。ちなみに女性の特有な不快な症状は漢方薬と相性がいいので東洋医学のほうがおすすめです。
この腸壁にこびりついた宿便は、現代医学では便とは別のものと見誤ることもあるそうです。。このように便秘は肌荒れだけなく婦人病の引き金になるものばかりです。便秘が習慣化してしまっている女性は便秘改善のためにアクションを起こすべきです。
食習慣で便秘が改善できない場合は トクホ イサゴール がおすすめです。