乳酸菌生活の大事なポイント

無理せずに焦らずに ストレス解消 腸 のために重要

無理せずに焦らずに ストレス解消 腸 のために重要です。あなた流のストレス解消法を身につけることが腸内細菌の「ため」になります。

特別な方法でなくていい 無理せずに焦らずにストレス解消

無理せずに焦らずにストレス解消

無理せずに焦らずにストレス解消

元気に長生きを目指すための方法をまとめでおきましょう。これは私自身が日々、実践していることです。元気で長生きするためには、特別な方法は不要です。特別な食べ物を毎日欠かさず食べないといけないとか、高価なフィットネスマシンで毎日運動しないといけないなど、そんな必要はまったくありません。

日々、自然に、人間らしい暮らしをしていればいいだけなのです。まずは、早寝早起きです。朝晩は免疫作用が活発ではないので、有害な物質が外部から侵入しやすい時間帯となります。

朝はその日の準備にあて、晩は明日に備えるためにゆっくり過ごしましょう。免疫作用が活発な昼は動くのに適しています。

外出したり仕事をしたり、アクティブに過ごしても疲れにくい時間帯なのです。食生活を改善するのも、健康に暮らすためには欠かせません。

少し気遣うだけで、腸内環境はずいぶん改善されます。腸内環境次第で免疫力は上がり、体質もよくなっていきます。といっても、難しく考える必要はありません。

食べ物のおいしさを感じ、体と相談しながら、そのとき「本当に食べたい」と思うもの(脳ではなく腸が思うものです) を必要な分だけ食べるようにすれば充分です。

極端な偏食や栄養過多はいけませんが、体が欲するときには甘いものだって食べてもいいのです。腸のことを考えれば、旬の野菜や発酵食品、海藻などをコンスタントに食べて、食物繊維を多く摂ることをおすすめします。食事で食物繊維が不足してしまう場合は  イサゴール などを活用するといいでしょう。水に溶いて飲むだけで食物繊維が摂れるトクホの製品です。

逆に添加物が入った食品は、できるだけ避けましょう。しかし、健康を意識するあまり、神経質になりすぎるのも考えものです。
周囲に有害物質がないかと常に目を光らせるような生活を送るのは、おすすめできません。

添加物 についての詳細はこちらです。自分で知らず知らずのうちに摂取していないか確認しておきましょう。

私のストレス解消法

思い立ったらすぐできることもあります。それはストレスをためすぎないように注意することです。ストレスは万病のもと。

ストレスがたまると腸内環境は悪化し、免疫力が落ちます。するとあらゆる病気にかかりやすくなり、病気によるストレスでさらに不健康になっていく、という悪循環に陥ってしまいます。

常日頃からあまりくよくよしないようにしましょう。とはいえ、ストレスと無縁で暮らすのはとても難しいことです。ですから、ストレスをためすぎない努力をしつつ、ストレスを解消する方法を探しておきましょう。

  • 買い物に行く
  • おいしいものを食べる
  • カラオケをする
  • 友達とおしゃべり

など、方法はなんでもいいのです。大切なことは「リラックスした」と自分が感じられるかどうかです。

ちなみに私のストレス解消法は、家の近くにある天然温泉に行くことです。「ちょっと疲れたな」と思ったらそこに出かけ、心身ともにリラックスして帰ってきます。

これまでの生活を一気に変えることなど、だれにだってできっこありません。できることから少しずつ、簡単に始められそうなことから実践してみてはいかがでしょうか。

乳酸菌生活の大事なポイント

現代人のストレスはこちら。

適度な運動 腸 が喜び、過剰な運動は腸がいやがる

適度な運動 腸 が喜び、過剰な運動は腸がいやがる ことを頭に入れて激しすぎる運動は避けて軽く運動しましょう。運動すると、幸せを感じる 「 快感情 」 が高まります。

腸の蠕動運動を活発にする運動 適度な運動は腸が喜び、過剰な運動は腸がいやがる

適度な運動 腸 が喜び、過剰な運動は腸がいやがる

適度な運動 腸 が喜び、過剰な運動は腸がいやがる

規則正しい食生活を心がけ、体にいい成分を含む水を熱心に飲んでいるとしても、まったく体を動かさずにごろごろしていたのでは健康にはなれません。

運動不足もまた、腸の活動を妨げるものの1つです。体を動かさないことの一番のデメリットは、便秘になりやすくなることです。

腸は小刻みに震える蠕動運動をすることで、便を体外へ排出しようとします。つまり腸自身が動くことで、便を動かしているというわけです。

体を動かさないと腸も蠕動運動を活発にしなくなるので、便秘になっでしまうのです。腸のためにおすすめしたいのは、ほどほどの運動をすることです。週に数回、20~30分のウォーキングをする程度です。毎日歩くという人は、もっと少ない時間でかまいません。

週に1度しか時間がとれないという人の場合は、もう少し長い時間を歩いてください。無理なく続けていけるように、運動時間はライフスタイルに合わせるといいでしょう。

ほどほどの運動とは、決して苦ではなく、むしろ「気持ちがいい」と感じやすいもののことをいいます。体力医学研究所による実験では、じっとしているときよりウォーキング後のほうが、幸せを感じる「快感情」が高まるというというデータが出ています。
ほどほどに運動することで刺激を受けた腸が、幸せを感じる物質セロトニンやドーパミンをせっせと作ってくれるのです。

少しきつめの運動は健康促進に効果的

ほどほどの運動を続けることがまず大切なのですが、それができるようになったら、次には少しきつめの運動も併せてやってみることをおすすめします。
ほどほどな運動を続けながら、週に数回、少しきついと思うくらいの運動を取り入れてみてください。といっても、張り切ってテニスを始めるとか、スポーツジムに入会したほうがいいというわけではありません。

少しきつめの運動の目安は、安静時より心拍数が1.5倍になるくらい。ウォーキングの速度を上げてみるとか、軽いジョギングにしてみるとか、そういった変化で十分です。

少しきつめの運動が健康を促進するのに効果的であることは、筑波大学の大蔵倫博博士らによる調査結果から明らかになっています。

内臓脂肪型肥満の女性90 人を「食事制限のみ」「食事制限と弱めの運動」「食事制限と強めの運動」の3つにグループ分けし、それぞれに14週間メニューを行なってもらう、という実験でした。

弱めの運動は毎日30分以上のウォーキング、強めの運動は1回45分のエアロビクスを週に3回です。その結果、「食事制限と強めの運動」のグループの人が、ウェストサイズ・悪玉コレステロール値・空腹時の血糖値・体脂肪がもっとも減少したという結果が出たのです。

人類の体は歩くことを前提に作られている

それなら極限まで激しい運動をすれば腸がより活発に動いて幸せだと強く感じるかというと、そうではありません。

アスリートのように体を酷使してトレーニングをしたり、スポーツジムでぎりぎりまで走り続けたりすれば、免疫力を下げてしまうでしょう。

苦しいほどに運動をすること自体がストレスになってしまうのです。ちなみに、私がここでほどほどの運動の例としてウォーキングを挙げたのには理由があります。

私たち人類の体は、歩くことを前提にして作られているからです。長い距離を歩くことだって、体にとっては自然なのです。

車や交通機関の充実で、私たちはずいぶん歩かなくなってしまいましたが、そんなものがなかった昔は必要に迫られて長い距離を歩いていたのです。歩くことで下半身の筋肉を動かせば、重力で下半身に滞りがちな血液の循環がスムーズになります。

また、下半身の筋力が衰えなければ、将来的に寝たきりになるリスク、ひいては介護を必要とするリスクを避けることができるのです。

乳酸菌生活の大事なポイント

腸内環境 変化 加齢 成長に伴い腸内環境は変化していく

腸内環境 変化 加齢 成長に伴い腸内環境は変化していきます。腸内細菌はその種類・数を増やし、腸内環境は整っていくようになります。乳児は、ビタミンB2を生成する遺伝子をもつ腸内細菌が多く、大人はビタミンB12 、B7、B1の生成遺伝子を持つ腸内細菌が多かったというデータがあります。

腸内環境も成長によって変化する

腸内環境 変化 加齢

腸内環境 変化 加齢

いくらしっかり掃除をしたとしても、完全に菌がいない部屋をつくり出すのは困難です。たとえ部屋が無菌の状態になったとしても、人が入ってしまうと、もうダメです。

人が暮らしている場所には、床や壁はもちろん、空間にすらさまざまな菌がいるため、普通に暮らしている人には無数の菌がくっついているのです。いろいろな菌に触れてそれが体内に入ることで、腸内細菌はその種類・数を増やし、腸内環境は整っていくのです。

人は成長するにつれ、行動範囲が広がるものです。そこでさまざまな菌に触れることで、腸内環境は複雑になっていくのです。

変わらないけど変わっていく腸内環境

子どもと大人が違うのは、行動範囲だけではありません。食生活もずいぶん違います。乳児は、ビタミンB2を生成する遺伝子をもつ腸内細菌が多く、大人はビタミンB12 、B7、B1の生成遺伝子を持つ腸内細菌が多かったというデータがあります。

また、葉酸を生成する遺伝子をもつ腸内細菌が多かったのは乳児で、葉酸を代謝する遺伝子をもつ腸内細菌が多かったのは大人でした。

この結果が導かれた理由はまだはっきりしないのですが、摂取する食物の成分が違うことが一因だと考えられています。出生時から離乳期、成年期、老年期と、善玉菌と悪玉菌のバランスは経年で変化をしていきます。これまで述べてきたとおり、腸内細菌のほとんどを日和見菌が占めている組成は生まれたときのままなのですが、ごくわずかだけある悪玉菌や善玉菌はこのように年と共に変化をしていくということなのです。

一生変わらないけど、日々変わっていく腸内環境はそんな複雑な顔をしているのです。

 

乳酸菌生活の大事なポイント

普通分娩 子供 の腸内環境 は良好 帝王切開より普通分娩の方がよい

普通分娩 子供 の腸内環境 は良好 帝王切開より普通分娩の方がよいというのはどうしてでしょうか?赤ちゃんが「ちょい悪」菌を取り入れようとするのは当たり前です。

「産まれ方」によっても腸内環境は変わってくる 普通分娩 子供 の腸内環境 は良好 帝王切開より普通分娩の方がよい

普通分娩 子供

普通分娩 子供

以前と比べ、帝王切開で産まれてくる赤ちゃんはずいぶん増えました。その数はどんどん増え続け、アメリカでは実に約30 %の子どもが、日本でも24%を超える子どもが帝王切開で産まれています。

医療機関が整い、安全に出産できる環境になったことは素晴らしいことですが、腸内環境のことを考えると自然分娩で産まれてくることが望ましいのです。

不思議に思う人もいるかもしれませんが、どういう方法でこの世に生まれ落ちたのかも、腸内細菌の数や種類に影響を与えます。
赤ちゃんは、胎内にいるときは無菌状態で暮らしています。赤ちゃんは産まれてくるときに、無菌のチューブを通って出てくるのではありません。赤ちゃんが通ってくるお母さんの産道には、さまざまな菌が無数にいます。そこ軋通過するときに、赤ちゃんは重要な菌をたくさん獲得するのです。

「ちよい悪」菌が赤ちやんに不可欠

生まれ落ちるそのときを除いて、赤ちゃんがお母さんの産道に触れることはまずありません。帝王切開の場合は産道を通らずに産まれてきてしまうので、得られる菌の種類・数ともにぐんと少なくなってしまうというわけです。

無菌状態で育った赤ちゃんがシャバに出てきたときに「ちょい悪」菌を体に取り入れようとするのは必要な行為です。この際に良い菌をいくら取ってもダメなのです。

少しだけ悪い「ちょい悪」菌をたくさん腸に届けることが大切なのです。これが免疫力を高めるためになくてはならない条件です。

人間の赤ちゃんがなんでも舐めたがるのは、こうした行為によって腸内にさまざまな菌を取り込もうとしているのです。パンダは生まれたらすぐに土を舐め、母親のウンコを舐めるのです。これも腸内にいろいろな菌を取り込もうとする本能によるものなのです。

生後数週間の乳児の腸内細菌の構成は、成長してからの免疫系の発達に大きな影響を与えることがわかってきました。多くの細菌類からの刺激が不足すると、免疫が低下し機能しなくなるのです。

細菌、ウィルス、寄生虫に対する接触が少なくなることで、免疫システムが正常に働かなくなるという考え方を「衛生仮説」といいます。先進国を中心としたアレルギー性疾患の増加は、家庭や社会に抗菌物質や清浄用の化学物質があふれ、環境がキレイになりすぎた結果、乳幼児期に細菌に触れる機会が減ったことによるものであるという学説です。

スウェーデン・リンショーピンブ大学のT・アブラハムソン博士らは、「腸内細菌の多様性が大きいほどアレルギーを発症しない」ということを明らかにしました。

アトピー性皮膚炎の子ども20人と、健康な子ども20人について、腸内細菌の種類を経年的に調査した結果、健康な子どもは生後1ヶ月時の腸内細菌の数と種類が多いことがわかったのです。

また、生まれてすぐアトピー性皮膚炎になった赤ちゃんの腸内細菌を調べたところ、大腸菌がまったく検出されない赤ちゃんが40%もいたのです。

つまり、子どもを生まれたときから哺乳ビンや、果ては乳首まで消毒して乳やミルクを飲ませ、周囲のものを舐めさせないように育でると、子どもの正常な免疫系が機能しなくなるのです。

乳酸菌生活の大事なポイント

生まれる順番 アレルギー の関係性は密接に関係している

生まれる順番 アレルギー の関係性は密接に関係している のは日本にアレルギーの子どもが増えたのは出生率が下がったからです。

ほうっておかれた子どものほうが腸内環境がいい? 生まれる順番 アレルギー の関係性は密接に関係している

生まれる順番 アレルギー

生まれる順番 アレルギー

生まれる順番とアレルギー体質とには関連があるという調査結果があります。「日本小児アレルギー学会誌」が行なったアンケートによると、長男・長女はそれ以外の子どもに比べて、アレルギー体質である確率が高かったのです。

面白いことに、これは日本だけの現象ではなく、イギリスのロンドン公衆衛生専門学校で行なわれた調査でも、ほぼ同様の結果が出ているのです。断言することはできませんが、生まれる順というよりも、親が子どもにどれだけ手をかけているかに理由があるように私は思います。

1人目と2人目の違い

1人っ子や長男・長女は、親の注目を一身に受けて育ちます。でも、2人目以降が生まれると、親は1人だけにかかりきっているわけにはいきません。そうなると、2人目以降の子どもたちには長男・長女ほど手が行き届かなくなることも多くなります。

そのことが2人目以降の子どもをアレルギー体質になりにくくしているのです。親が注意しないと、子どもは床に落ちたものを平気で口に入れます。一人目の子どものときには、いちいち心配して、「汚い」ものを口に入れないように気にかけていた両親も、2人目以降では子育てにも慣れて、少々汚いものを口にしても平然としているようになります。

こうして2人目以降の子どもたちは自然に菌と触れ合っていくのです。そうするうちに、腸内細菌の数・種類ともに多くを獲得しでいきます。その結果、「手を洗いなさい」「うがいをしなさい」と目が行き届いて育てられた長男・長女よりもすぐれた腸内環境をもつことになり、アレルギーになりにくくなるというわけです。日本にアレルギーの子どもが増えた要因の1つに、出生率が下がり、1人っ子の家庭が多くなったこともあげられるのではないかと考えています。

乳酸菌生活の大事なポイント

抗生物質 危険 摂腸内細菌が死滅してしまう

抗生物質 危険 抗生物質の危険性は一言で言えば摂腸内細菌が死滅してしまう からです。抗生物質が処方されても、本当に必要か、医師に確認をしてから使うのが腸のためには大事です。

風邪などで軽症の場合でも抗生物質が処方されることもありますから注意しなければいけません。もし、それほど重症でないのに抗生物質が処方されたら本当に必要かどうか聞いてみることです。

抗生物質 危険 抗生物質の摂りすぎは NG

抗生物質 とは、細菌による感染症を治療する薬です。感染症には細菌以外が原因のものも多く、感染症だからといっていつも抗生物質が効くわけではありません。

抗生物質の効かない細菌(薬剤耐性菌【やくざいたいせいきん】といいます)が問題となっています。
抗生物質の副作用として多いのは、下痢などのお腹の症状や皮膚にあらわれるブツブツなどの症状です。

抗生物質 危険

抗生物質 危険

最近はよく病院で処方され、頭痛や風邪の際などにも気軽に服用され、市民権を得た抗生物質ですが、抗生物質がどういうもので、どんな病気に効くのかを正確に知っている人は多くありません。

どんな病気でも治してくれる薬だと思っている人がいたら、それは大間違いです。抗生物質は、細菌を殺したり、その働きを邪魔したりするものです。

抗生物質が相手にしているのは菌なので、ウィルス性の風邪には効果がありません。カビが原因の水虫やタムシには効果がないどころか、悪化させてしまうことさえあります。

抗生物質が厄介なのは、菌という菌すべてに働きかけてしまうことです。体に必要な菌や微生物でもおかまいなしに、どんどん殺してしまうのです。抗生物質を飲んでしまったら、腸内細菌はいなくなってしまいます。腸内細菌がいない状態では免疫力が下がり、感染症になりやすくなります。

抗生物質  弊害

長い期間にわたって抗生物質の服用を続けていると、抗生物質に負けないように菌も対策をとりはじめます。抗生物質のメチシリンに対する耐性をもった黄色ブドウ球菌による感染症は、治療が難しく、最悪の場合は死んでしまうことがあります。

薬の効かない結核菌や腸球菌による感染症も、治療が困難です。少し前まで、風邪というと多くの医者が抗生物質を処方していました。

こういった抗生物質の乱用が、抗生物質に抵抗力を持った「耐性菌」の出現を招き、院内感染を広げているとも指摘されています。

風邪に抗生物質が効かないことがわかるにつれ、そういうお医者さんも減ってきています。抗生物質が病院で処方されたとしても、本当に必要なのかどうか、どういう症状に効くから必要なのかを医師に確認し、不要と思ったらはっきりと断る姿勢で臨みましょう。乳酸菌生活の大事なポイント

抗生物質 種類

分類 医薬品名(成分名) 処方例・作用する病気
ペニシリン系抗生物質 – サワシリン(アモキシシリン)
– パセトシン(アモキシシリン)
– ペングッド(バカンピシリン塩酸塩)
– ビクシリン(アンピシリン水和物)
– ユナシン(スルタミシリントシル酸塩水和物)
肺炎、梅毒、咽頭炎など
セフェム系抗生物質 – フロモックス(セフカペンピボキシル塩酸塩)
– メイアクト(セフジトレンピボキシル)
– セフゾン(セフジニル)
副鼻腔炎咽頭・喉頭炎、扁桃炎など
マクロライド系抗生物質 – クラリス(クラリスロマイシン)
– クラリシッド(クラリスロマイシン)
– ジスロマック(アジスロマイシン)
– エリスロマイシン(エリスロマイシン)
肺炎、急性気管支炎、副鼻腔炎など
テトラサイクリン系抗生物質 – ミノマイシン(ミノサイクリン塩酸塩)
– ビブラマイシン(ドキシサイクリン塩酸塩)
ニキビ、尿路感染症など
ニューキノロン系抗生物質 – クラビット(レボフロキサシン)
– オゼックス(トスフロキサシン)
– ジェニナック(メシル酸ガレノキサシン水和物)
咽頭・喉頭炎、膀胱炎など
抗ウイルス薬 – ゾビラックス(アシクロビル)
– バルトレック(バラシクロビル塩酸塩)
– ファムビル(ファムシクロビル)
– アラセナ(ビダラビン)
帯状疱疹、ヘルペス
抗真菌薬 【アゾール系抗真菌薬】
– エンペシド(クロトリマゾール)
– ニゾラール(ケトコナゾール)
– フロリード(ミコナゾール硝酸塩)
– アトラント(ネチコナゾール塩酸塩)
– アスタット(ラノコナゾール)
– ルリコン(ルリコナゾール)
– ジフルカン(フルコナゾール)
– イトリゾール(イトラコナゾール)【ポリエン系抗真菌薬】
– ファンギゾン(アムホテリシンB)【アリルアミン系抗真菌薬】
– ラミシール(テルビナフィン塩酸塩)
体部白癬、カンジダ症など
抗原虫薬 – フラジール(メトロニダゾール) トリコモナス症

同じ風邪でもすぐ治る人と治らない人

清潔 過剰 当たり前になった ウォシュレット や 腸内洗浄には注意

清潔 過剰 当たり前になった ウォシュレット や 腸内洗浄 には注意が必要です。皮膚常在菌がいなくなった肛門はあまりに無防備ということになります。お腹の中もお尻の周辺もよい菌、悪い菌、どちらでもない菌が常在することでよい環境が作られるのは、腸内環境と全く同じです。

清潔のイメージが強いウォッシュレットなしではトイレで用をたせない人も増えているでしょう。トイレに ウォッシュレット がついていない便器のほうが少ない時代になりました。ウォシュレットや腸内洗浄についてのデメリットとリスクについて説明します。そして、今日からウォシュレットと腸内洗浄はやめです。

清潔 過剰 お尻にも 常在菌 がいる

清潔 過剰

清潔 過剰

過剰な清潔志向は危険

何かに触ったら手を洗わないと気がすまない!」という、行き過ぎた清潔志向が世間に蔓延しています。オフィスやトイレなど、消毒用アルコールが置いてあるところも多くなってきました。トイレとは思えないくらいキレイなところが増えました。

レストランでもトイレが心地よく使えるところはいつも満席だそうです。トイレを心地よく使えることは必須条件となりました。
そしてコロナウィルスによって消毒の必要性が高まり、これまであまり除菌を意識していなかった人も過剰な除菌をするようになりました。

しかし、コロナウィルスに対して行う除菌とウォッシュレットや腸内洗浄は別ものです。間違えないようにしなければいけません。

電車やバスの吊り革にも「抗菌性」のものが増えています。「バイ菌嫌い」な日本人は、そのおかげでさまざまなものを発明してきました。会社で使うマウスに除菌タイプがあるのはやや過剰です。

 ウォシュレット のリスク 肛門周囲皮膚炎

トイレも例外ではありません。ウォシュレットは、ものすごいスピードで普及した人気製品の1つです。日本人の清潔志向にぴったり合ったのでしょう。

最近では各家庭のトイレにはもちろん、ホテルやデパートのトイレでも当たり前になってきました。あっという間に市民権を得たウォシュレットですが、使い方を間違えると危険なものになるでしょう。

あまり話題にのぼりませんが、肛門のまわりにも皮膚常在菌という菌がいます。有害な菌やウィルスがくっついて悪さをしないように、膜を作っで肛門を守ってくれている菌です。肛門は汚れているという認識の方が多いのですが、実はそうではありません。当然、ばい菌もつきやすいのですが、体を守る菌も常在しています。

ウォシュレットを日に何度も使っていると、この皮膚常在菌が作った膜が洗い流されてしまうのです。皮膚常在菌がいなくなった肛門は、有害物質に対してあまりにも無防備です。かぶれてしまったり、最悪、定期的にノズル部分を掃除することを怠ると逆にばい菌の温床になってしまいます。

大腸菌はもちろん、乳酸菌やビフィズス菌などでさえ、肛門付近の皮膚に入り込んでしまうとトラブルを起こします。

菌が入り込んで排便のたびに痛むようになっでしまう症状を、肛門周囲皮膚炎というのですが、これが悪化すると膿がたまる肛門周囲腫瘍になってしまいます。

排便後、肛門を拭きすぎたり、擦りすぎたり、シャワートイレを強い勢いで長時間使い続けると皮膚に傷がついて、赤くなったり、水疱、ブツブツ、ゴワゴワ、でこぼこなどができ、色々変化します。下痢が続くと腸液が周りの皮膚に付き皮膚炎を起こします。肛門周囲皮膚炎がおきます。掻き壊してしまうと血液や分泌液が出てさらに悪化してしまうことがあります。

肛門周囲腫瘍は重症になると激しい痛みを伴い、高熱や全身倦怠、さらには体力がない人の場合、敗血症を誘発し命を落とす危険性すらあります。

ウォシュレットは絶対に使ってはいけない!と言いたいのではありません。要は使い方に注意してほしいということです。1日に1、2回程度の使用ならなんの問題もありませんが、排便していないのに肛門をウォシュレットで洗い流したり、小便をしただけなのにビデを使ったりというような過剰な使用は危険なのです。

ついでですが、有毒物質を体外に排出するという「デトックス」のブームにより注目を集めるようになった腸内洗浄についても私は心配しています。

腸内洗浄 のリスク

腸内洗浄 は、腸の中にお湯などを入れて腸内のものを強制的に排出するというものです。便秘の解消やダイエット効果を期待した女性を中心に広まっているようですが、これはおすすめできません。よくデトックス効果抜群などを謳っていますが間違いです。毒素を出したいのであれば、

便は基本的に有害なものではありません。定期的に排出されていれば、体に悪影響を及ぼすことはないからです。長い間、腸内にとどまり続けてしまうことが問題なのであって、便そのものが有害というわけではないのです。

腸内を洗浄してしまうと、便だけでなく腸内細菌も根こそぎ体外へ出されてしまいます。腸内細菌の数が格投に減った腸では免疫作用を正常に働かせることができなくなり、免疫力が下がって病気になりやすくなってしまうのです。肛門も腸内も単純に「洗って解決! 」という考え方はじつは危険なことなのです。洗うという行為は大切ではありますが、表面的なことしか解決できません。

実は腸内洗浄によってこれまでより便秘が加速してしまうケースもあります。腸内洗浄というのは、人間の生理とかけ離れたものです。むやみに使ってはいけません。また、日常的に使っている人は早めにやめるべきでしょう。自分で行う場合、ばい菌などが入ると大変なことになるのは言うまでもありません。

  • 善玉菌を洗い流してしまう
  • 病院で行う場合コストがかかる
  • 施術を受けるときに恥ずかしい
  • 便秘を加速させるリスクがある

どうしても 便秘で困った 特定保健用食品 赤坂ロハス イサゴール がおすすめです。食物繊維は便秘時の最初のステップです。食物繊維をたっぷりとって便秘を改善させるのが正攻法です。

乳酸菌生活の大事なポイント

食器の消毒 腸 にはよくないのでしないほうがいい

食器の消毒 腸 にはよくないのでしないほうがいい 腸内の細菌の数が多ければ多いほど免疫力は高まりますが過剰な消毒では腸力を弱めてしまうことになります。最近は、コロナへの対応策として食器の消毒を行っている方も多いのですが、過剰にやりすぎないほうがいいでしょう。

食器の消毒 キレイ好きは菌まで殺してしまう

食器の消毒 腸

食器の消毒 腸

免疫力を下げるのはどんなことが原因でしょうか?一番は「栄養の偏った食事を摂る」ことです。免疫力を上げるためには腸内環境を整え、腸内細菌にしっかり免疫防御の仕事をしてもらわなければなりません。

こぼしたおかずを食へたほうがよい理由 食

まず、栄養の偏った食事がよくないことは理解しやすいところだと思います。ファストフードや手軽に食べられるインスタント食品ばかり食べていると、食物繊維はほとんど摂取できません。

食物繊維が摂取できないと、それを餌にしている腸内細菌は数を増やすことができません。そのうえ、これらの食品に含まれている食品添加物は腸内細菌を殺してしまうので、数は減る一方です。

続いて、多くの方が意外に思われたかもしれない「落としたものを食べる」という行為ですが、テーブルにこぼしたおかずを食べることは、菌を体内に取り入れることと同じです。腸内の細菌の数が多ければ多いほど、種類も多ければ多いほど、免疫力は高まります。

こぼしたおかずについた菌を取り入れて、腸内細菌の種類と数を増やすことが、免疫力アップになるというわけです。日本の衛生環境で、普通に清潔を心がけていれば、テーブルの上に人を死に至らしめるような悪玉菌はまずいません。こぼしたおかずを食べたくらいで、病気になることはほとんどないといっていいでしょう

たとえば、私は毎年、インドネシアのカリマンタン島へ医療調査に出かけていますが、現地のものを食し、現地の水を飲んでも下痢になったことがありません。

それ以外にも必ずしも衛生状態がよいとはいえない国へ行って現地の人と同じ食生活をしても問題ないのです。これは私が幼いころに土壌菌(地表や土壌中に生活する菌類の総称)をたくさん摂っていたため、腸内細菌が鍛えられたのだと思います。

戦中・戦後と食橿難の時代に育ち、野山を駆け回るような幼少時代を過ごしましたので、ドジョウやタニシ、カエルもへどもなんでも食べました。

私と同世代の人たちの体が強いのは、多くの人がこうした体験をして、腸内に土壌菌などさまざまな菌を取り込んでいたためなのです。

同じ理由で、あまり熱心に食器を消毒しないでほしいのです。台所のアルコール除菌や除菌洗剤など、メーカーは菌を悪者扱いすることで売上げを伸ばそうとしているようですが、私たちの周囲にそこまで恐れなければならない菌はまずいません。

もちろん、汚れたままの食器を使い回すことをおすすめするわけではありませんが、まったく菌がいなくなるまで徹底的に食器を消毒しなくてもいいのです。

 

乳酸菌生活の大事なポイント