月別アーカイブ: 2018年4月

消毒

食器は食毒してはいけない!

腸内の細菌の数が多ければ多いほど免疫力は高まる

キレイ好きは菌まで殺してしまう

免疫力を下げるのはどんなことが原因でしょうか?一番は「栄養の偏った食事を摂る」ことです。免疫力を上げるためには腸内環境を整え、腸内細菌にしっかり免疫防御の仕事をしてもらわなければなりません。

こぼしたおかずを食へたほうがよい理由

まず、栄養の偏った食事がよくないことは理解しやすいところだと思います。ファストフードや手軽に食べられるインスタント食品ばかり食べていると、食物繊維はほとんど摂取できません。

食物繊維が摂取できないと、それを餌にしている腸内細菌は数を増やすことができません。そのうえ、これらの食品に含まれている食品添加物は腸内細菌を殺してしまうので、数は減る一方です。

続いて、多くの方が意外に思われたかもしれない「落としたものを食べる」という行為ですが、テーブルにこぼしたおかずを食べることは、菌を体内に取り入れることと同じです。腸内の細菌の数が多ければ多いほど、種類も多ければ多いほど、免疫力は高まります。

こぼしたおかずについた菌を取り入れて、腸内細菌の種類と数を増やすことが、免疫力アップになるというわけです。日本の衛生環境で、普通に清潔を心がけていれば、テーブルの上に人を死に至らしめるような悪玉菌はまずいません。こぼしたおかずを食べたくらいで、病気になることはほとんどないといっていいでしょう

たとえば、私は毎年、インドネシアのカリマンタン島へ医療調査に出かけていますが、現地のものを食し、現地の水を飲んでも下痢になったことがありません。

それ以外にも必ずしも衛生状態がよいとはいえない国へ行って現地の人と同じ食生活をしても問題ないのです。これは私が幼いころに土壌菌(地表や土壌中に生活する菌類の総称)をたくさん摂っていたため、腸内細菌が鍛えられたのだと思います。

戦中・戦後と食橿難の時代に育ち、野山を駆け回るような幼少時代を過ごしましたので、ドジョウやタニシ、カエルもへどもなんでも食べました。

私と同世代の人たちの体が強いのは、多くの人がこうした体験をして、腸内に土壌菌などさまざまな菌を取り込んでいたためなのです。

同じ理由で、あまり熱心に食器を消毒しないでほしいのです。台所のアルコール除菌や除菌洗剤など、メーカーは菌を悪者扱いすることで売上げを伸ばそうとしているようですが、私たちの周囲にそこまで恐れなければならない菌はまずいません。

もちろん、汚れたままの食器を使い回すことをおすすめするわけではありませんが、まったく菌がいなくなるまで徹底的に食器を消毒しなくてもいいのです。

乳酸菌革命

16種類もの乳酸菌がサポートする「乳酸菌革命」

3大乳酸菌「ビフィズス菌」「ラブレ菌」「ガセリ菌」をはじめとした乳酸菌16種類を1粒にギュッと配合。

毎朝スッキリに感激!1粒に500億個の乳酸菌!

乳酸菌は数だけではダメ!種類を多く摂る

乳酸菌の数はとても大切な要素ですが、人によっては合う乳酸菌と合わない乳酸菌が存在します。これは、個人個人の腸内環境との相性により決まるため、一概にこの乳酸菌がいい!とは断言できないのです。
ヨーグルトを食べるとお腹の調子がよくなる人もいれば、下痢をしてしまう人もいるように「合う乳酸菌」「合わない乳酸菌」は個人個人違います。

乳酸菌革命 商品詳細

名称 乳酸菌生産物質含有食品
原材料名 乳酸菌生産物質粉末(大豆、乳酸菌)、食物繊維(イヌリン、難消化デキストリン)、
ガラクトオリゴ糖、コーンスターチ、グルタチオン含有酵母エキス末、乳酸菌末(EC-12)、有胞子性乳酸菌、乾燥生菌末(ガセリ菌)、ラブレ菌、HPMC
内容量 (1袋あたり)20.46g(330mg×62粒)
保存方法 直射日光と高温多湿を避けて保存してください。
栄養成分 1粒当たり エネルギー1.36kcal、たんぱく質0.06g、脂質0.03g、炭水化物0.22g、ナトリウム0.26mg
お召し上がり方 1日2~6粒を目安に、そのまま水などと共にお召し上がりください。
使用上の注意 本品は食品ですのでお早めにお召し上がりください。なお、天然原料を使用しておりますので、色調などが多少変化することがありますが、成分・安全性等は問題ありません。

腸まで届ける工夫がこらされていて熱・酸対策も

耐熱性に優れた乳酸菌で届けやすい「有胞子乳酸菌」
一般的な乳酸菌は、胃酸や胆汁の影響でほとんどが死滅してしまいます。有胞子乳酸菌は耐熱性に優れた性質をもつことから胃や十二指腸で死滅せず腸に到達することができる力強い乳酸菌です。

長く続けるためには必須の安心の添加物不使用

乳酸菌は、毎日とり続けることが大切です。せっかく腸のために多種類の乳酸菌が含まれていても添加物で加工されているのでは不安です。
乳酸菌革命は、化学性の添加物不使用です。

断食

断食や絶食は、腸と体を弱らせる

「断食が体によくない理由は

断食は腸にいいのか?悪いのか?

最近では「プチ断食」とか半日断食などといった絶食する健康法が流行っているようで、私もよく「断食は腸にいいのでしょうか? 」といった質問が増えています。

結果から申しあげますと、私は「断食は腸に悪い」と思っています。そもそも食事をとらないと腸管が使われず、腸の粘膜が急速に萎縮していきます。
繊毛が萎縮し、腸での粘液分泌が減少して、腸管の動き自体が悪くなっていきます。

それにともなって腸内細菌叢も変化し、ウェルシュ菌や大腸菌といった悪玉菌の増殖が見られるようになります。この際に、腸が持っているバリアー機能が低下していると、腸管内で繁殖したこれらの細菌は腸壁の毛細血管に侵入してしまうことがあるのです。これは専門的には「バクテリアトランスロケーション」」といい、全身の感染症へと移行することもある、危険な状態なのです。

あぶない「リーキーガット症候群」

最近では、腸から食物分子や腸内細菌が漏れて体内に侵入する「リーキーガット症候群」(腸管壁浸漏症候群)という言葉もよく使われるようになりました。

食物アレルギーの幼児も「リーキーガット症候群」が原因だと考えられています。腸の壁の繊毛は薄い膜で覆われており、腸内細菌や病原微生物の侵入を防ぎながらも、胃で分解された食物の栄養素を吸収しています。
この粘膜が破れると細菌類が体内に侵入するだけではなく、食物が十分消化されない段階の、まだ大きな分子のままで体内に吸収されてしまうのです。食物が小さな分子に分解され体内に侵入した場合は免疫反応は起こりませんが、大きな分子が体内に入ると体内でアレルギー反応が起こるのです。

繊毛に存在する膜はある一定以上の食物分子は通さないようにできていますが、これが破れると大きな食物分子まで通してしまうのです。この膜バリアーは、化学薬品アルコール、抗生物質などによって、また精神的ストレスによって簡単に破れてしまうのです。

食事

質のいい食事だけでは健康になれない

腸が整っていないと、せっかくの栄養分をきちんと吸収できない

食べ物と腸内細菌が体f元?

「人の体は、食べ物の化身」ともいわれていますが、食べ物がそのまま体の原料になっているわけではありません。

私たちは、腸の中にある栄養分を吸収しで、体の細胞を作っています。たとえば、肉や大豆などのタンパク質はアミノ酸に、お米やパンなどの炭水化物は糖に、植物油などは脂肪酸に、消化して吸収しています。

また、腸は食べ物を消化する以外に作っているものがあります。野菜などの食物繊維は、人の消化液では分解できないので栄養価がない素材として、カロリーがゼロとされでいました。

しかし今は、水溶性の大豆食物繊維などは1グラムあたり2キロカロリーとなっています。これは、大腸で腸内細菌が食物繊維を分解して、酢酸や酪酸などを作り出し、それを栄養分として吸収しているからです。

腸が栄養を作り出しでいることになhノます。さらに、乳酸菌などの善玉菌は、ビタミンBや葉酸なども作りだしています。善玉菌が多いと、食べ物がさらによい栄養分に変化していき、プラスの効用が出てきます。

食べ物を栄養に変換する腸内細菌

逆に、悪玉菌が多いと、未消化のタンパク質などをエサとして、硫化水素やアミンやアンモニアなどの有害物質を大量に作り出してしまいます。

これでは、毒ができてしまってマイナス効果です。私たちは、食べ物の栄養分だけではなく、食べ物をエサに腸内細菌が作り出したものも一緒に吸収しています。そのため、腸内細菌バランス(善玉菌が多いか、少ないか) によっても、免疫が上がり、代謝がよくなり、その結果、体のもととなる原料(血液)が変わってしまうのです。

ですから、いくら栄養価の高い食事をしたところで、それを受け取る腸が整っていないと、せっかくの栄養分をきちんと吸収できないのです。

腸の専門家がやっている乳酸菌を増やす方法

太りやすい痩せやすい体質は腸内細菌

痩せやすい体質、太りやすい体質は腸内細菌が決定している

ダイエットを効果的に成功させるためのキーポイントがある

ダイエットが思い通りにいかないのは

ダイエットがなかなかうまくいかないのにも腸内細菌が関係していました。ワシントン大学のJ・ゴードン教授がマウスを使って、「太りやすさ」についての実験をしています。

腸内細菌を持たない無菌マウスを2つのグループに分け、一方には太ったマウスから取った腸内細菌を植え付け、もう一方には普通の体型のマウスから取った腸内細菌を植え付けました。

双方に同じ量の餌を食べさせて観察していると、太ったマウスからの腸内細菌を移植したマウスのほうが肥満になりやすかったというのです。私自身も確認していますが、太っていたときの腸内細菌と、痩せていたときの腸内細菌とを取り出しで分析したところ、明確な違いがありました。

太っている人は少しの量を食べただけでも太るのに、痩せている人は少々食べすぎても太らないのは、腸内細菌の違いだったのです。

腸内細菌その宅のが「食」によって変化していく

肥満の人の腸内細菌は少し食べただけでその人を太らせてしまうわけですが、一方では食べると太る食品を摂り続けていると、腸内柵菌そのものが変化していくという研究報告があります。

これは慶応大学医学部・伊藤裕教授らの研究で、マウスに高脂肪食を食べさせると短期間のうちに腸内環境が変化し、腸内の悪玉菌が増え、善玉菌が減ることを明らかにしています。

つまり、食事によって腸内環境が変わり、その結果として太りやすい腸内細菌に支配されてしまうというわけです。このような腸内環境の人が、高脂肪食を食べ続けていると、動脈硬化になりやすくなると伊藤教授は報告しています。また、2011、Z・ワン博士らが「ネイチャー」誌に、動脈硬化や心筋梗塞の発症に腸内細菌が関わっでいる可能性があることを発表しています。

腸の専門家がやっている乳酸菌を増やす方法

海藻

海藻ダイエットは日本人には不向き

日本人の腸内細菌は海藻からエネルギーを取り出す

海藻からエネルギーを得られる日本人

わかめなどの海藻類でダイエットをしている、という話はよく耳にします。「海藻はカロリーゼロだから、いくら食べても問題ないんです」と言っていました。

しかし、この方法は少なくとも日本人にはおすすめできません。日本人は、昔からわかめや昆布、海苔などをはじめ、さまざまな海藻類を食べてきました。そのおかげで、海藻類を分解する遺伝子をもつ腸内細菌を、80%近くの日本人が備えているという研究結果があります。

日本人は海藻からもエネルギーを取り出せるという、すごい特性を持っているのです。たとえば、太平洋南部に位置するニューギニア島の人たちはイモを主食としているにもかかわらず筋骨隆々の体つきをしています。これは彼らの腸内細菌がイモの食物繊維をタパク質に変える役割を果たしているからなのです。

ヨーロッパ人なら海藻ダイエットが可能

日本人は海藻類からエネルギーを取り出すことができるため、海藻類を食べてもカロリーが発生してしまいます。つまり、日本人にとって海藻がゼロカロリーの食材であるとはいえないのです。

「海藻ダイエット」をしていた彼女が全然痩せなかったのは、もしかするとこういう理由があったのかもしれませんね。
一方、海藻類を分解する特性をもつ腸内細菌を、ほとんどのヨーロッパ人はもっていません。ですから、彼らにとっでは海藻類はダイエットに適しでいるといってもいいかもしれません。

日本人が、古来から続けてきた食習慣に従って、腸内環境に好影響を与える食物繊維を豊富に含む海藻類を適度に食べるのはいいことです。ただ、ダイエットのために海藻類を大量に食べて満腹にしようというのは、やめておいたほうがよさそうです。

油

腸にいい油と悪い油がある

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は不可欠

まずは油の特性を知る

健康的な食生活」というテーマになると悪者にされがちなのが油ですが、それは誤解です。抽をまったく摂らないのが理想の食生活、というわけではありません。

脳の成分のうちもっとも多いのは脂質です。脳をはじめさまざまな部位が正常な働きをするためには、脂質は欠かせない成分なのです。

なんでもそうですが、もちろん油の摂り過ぎはよくありません。油は消化吸収に時間がかかる栄養素なので、過剰に油分を摂ると腸の負担になります。

十分に消化されなかった油分は腸壁を刺激し、下痢を起こしてしまいます。ほかの栄養分と同様、油もバランスよく摂ることが大切なのです。

油は数種類に分けられ、特に注意して摂ってほしいものと、意識しなくてもたくさん摂ってしまいがちなものがあります。抽はまずその性質から飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。

オメガ3脂肪酸はなかなか摂りづらい

オメガ3脂肪酸とオメガ6 脂肪酸はともに生命の維持に欠かせない必須脂肪酸(不可欠脂肪酸)で、体内では合成できないため、食物から摂る必要があります。

最近の食生活ではオメガ6脂肪酸は豊富に摂取できるのですが、オメガ3 脂肪酸を摂ることは困難です。オメガ3脂肪酸は熟に弱く、青魚を食べる機会が昔と比べて減ったことで、摂取がとても難しくなっているのです。

たとえばケーキや揚げ物を食べれば、オメガ6脂肪酸と一価不飽和脂肪酸のオメガ9脂肪酸は摂取できますが、オメガ3脂肪酸は摂取できません。
オメガ3 脂肪酸から生成されるロイコトリエンやプロスタグランジンが不足すると、体内の炎症を抑えたり免疫力を上げたりする働きが鈍ってしまいます。
油を味方にする、現代人はオメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる オメガ3、6、9について
また、オメガ6 脂肪酸を摂りすぎるとアレルギーが起こりやすくなるという調査結果もあります。マウスによる実験では、オメガ3脂肪酸が胎児期から常に欠乏していると、抑うつ行動が生じるということも明らかになっています。

油と病気は関係している

うつ病が増加の一途をたどっているのも、オメガ6脂肪酸の過剰摂取が原因だという論もあります。まだメカニズムがははっきりしでいませんが、脳の病気にオメガ3脂肪酸の摂取量が関わっているという報告もあります。

認知症、特にアルツハイマー型認知症の予防に多価不飽和脂肪酸を含んだ食事が有効であるという調査結果も出ています。現代の日本で意識せずに食事をしていては、オメガ3脂肪酸はほとんど摂取できません。

ほんの一部の抽と青魚を除いて、抽が使われているものを食べてもオメガ3脂肪酸を摂ることはできないのです。サバ、マグロ、イワシ、サンマ、ブリ、サケ、ニシンなどは、オメガ3 脂肪酸を豊富に含んでいるので、常日頃から意識して摂取するようにされるといいでしょう。

認知症予防 | ビタミンEは認知症予防に

便秘には硬水

便秘解消には硬水がおすすめ

すべての人に合う理想的な水、というものはない

体調によって飲む水を変えよう

すべての人にとって理想的な水、というのはありません。体質や食生活、住んでいる場所などの生活環境によって、体が欲する水は違うからです。

さらに、飲むときの体調によっても適した水は変わってくるので、昨日はぴったりだった水が、今日はそうでないことだって、当然あるのです。

そのとき「おいしい」と感じる水が、体が欲している水だと覚えておいてください。私たち日本人の多くが、硬水より軟水をおいしいと感じますが、それは日本の水道水が軟水だからです。
最初は慣れない水には違和感を覚えるかもしれませんが、試しに硬水や超硬水も飲んでみて、体との相性を確かめてみるといいでしょう。

食生活によっても、おいしいと感じる水は変わってきます。出汁を基本にした和食は、調理の際に使うのも、食べるときに一緒に飲むのも軟水が適しています。洋食を食べるときは、硬水をおいしいと感じます。最近、硬水を好む人が増えてきたのは、洋食を食べる機会が増えたからなのです。

体調別水の選び方

便秘が気になるときには、超硬水がおすすめです。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが腸の働きを促し、正常な便通に戻してくれます。硬度1000mg/L以上のものを選ぶといいでしょう。硬度の高い水を飲むことは、動脈硬化や心筋梗塞の予防にもなります。
硬水というと海外製のミネラルウォーターが多いのですが、日本にも種類はごくわずかですが、硬水があります。
国産で硬度の高いミネラルウォーター一覧
日本人は、軟水で慣れてしまっているので硬水は少し不味く感じてしまうかもしれません。

コレステロールや中性脂肪が高めの中高年の方は特に、硬水を飲むといいでしょう。ただ、超硬水を飲む際には注意が必要です。硬度の高い水は腎臓に負担をかけるので、腎臓に不安がある人にはおすすめできません。炭酸水は、疲れでいるときにおすすめです。炭酸水には血行をよくする性質があるので、肩こりやむくみ、冷え性に悩んでいる人にも適しています。

ただ、いつも炭酸水を飲むと体が酸性に傾いてしまうので、いつもではなく、特に疲れが気になるときだけ、といったような飲み方がおすすめです。

料理で硬水と軟水を使い分ける

健康に必須の水と口にしないほうがいい水

消毒した水や、不純物を取り除いた水は体に悪い

自然の水がオススメ

私たち人間は、成人の場合で約60%、新生児の場合はなんと約80%が水でできています。そのうち、およそ10% を失うと重度の脱水症となり、20%を失うと命を落としてしまいます。

私たちは毎日、尿や汗としておよそ2.5リットルの水を排出しているので、日々の水分補給を欠かすことはできません。といっても、毎日欠かさず2.5リットルの水を飲まなくてはならないわけではありません。

私たちは、水以外からも水分を摂取しているからです。ご飯や果物を食べたり、お茶を飲んだりしながら、だいたい排出する量ほどの水分を、私たちは意識せず摂っているのです。ですから、特別に水を飲む習慣がないからといって、いきなり脱水症になるということはありません。
それでも私は、健康のために、1 日約1~1.5リットルくらいは水を飲むことをおすすめしています。

沸騰した水はNG

飲用するのは、どんな水でもいいわけではありません。日本の水道水は安全ですが、飲用に適しているとはとてもいえません。
徹底的に菌を追い出すために、大量の塩素を入れているからです。塩素は有害な菌も無害な菌もすべて殺してしまいます。さらに、老化やガンのリスクを上げる活性酸素を生み出しもします。

もう1つ大きな問題は、日本の水道水には硝酸態窒素という物質が含まれていることです。硝酸態窒素は、血液中で酸素を運ぶ役割をしているヘモグロビンからその役割を奪い、体を酸欠状態にしてしまいます。

さらに、発ガン性物質であることもわかっています。ではどうしたらよいのでしょうか? 1度、沸騰させるといいと思っている方も多いようですが、これは大きな誤解です。

湯冷ましにすると、さらに危険度が増します。沸騰させると水分が蒸発し、有害物質の濃度が濃くなってしまうからです。それなら不純物を人工的に取り除いた蒸留水が飲用に適しているのかというと、これも違います。

蒸留水はとてもまずく、飲めたものではありません。まずいばかりでなく、空腹の状態で蒸留水を飲むと胃腸の働きが悪くなると言われています。
蒸留水に金魚を入れると、死んでしまうほどです。それは、蒸留水が生物の体から必要な物質を奪い取ってしまうからです。

人が手を尽くして消毒した水や、不純物を取り除いた水は、体に悪いのです。その一方で「ミネラルウォーターを飲めばいいんでしょ? 」という方がいますが、これもまた誤りです。

一般的な日本のミネラルウォーターと外国のミネラルウォーターとでは全然別物だからです。日本のミネラルウォーターのほとんどは加熱処理がされています。これは農林水産省のガイドラインにしたがって、日本では自然の水を汲みあげたあとで、沈殿・ろ過や加熱殺菌をしているのです。これではとてもおすすめできる水とはいえないのです。

日本で販売しているミネラルウォーターは、加熱されたモノ | 腸をも若返らせる水の効果

食物繊維

世界で最も自給率の低い国の食習慣

自殺者の増加と腸内環境の悪化は密接に関係している

メキシコ人は野菜好き?

日本における自殺者の数は、最近の5年間で約16万人にものぼります。この数は先進国のなかでもかなり多いほうです。
では、日本でこんなに自殺する人が多くなってしまったのはなぜでしょうか。

昨今の不景気が関係していると思うかもしれませんが、それは大きな原因ではないようです。なぜなら、もっと経済状況が悪い国は、世界にたくさんありますし、それらの国が必ずしも自殺大国かというとそうではないからです。

それに、ほかの先進国で経済状況の悪化にともなって自殺者が増えたという記録はありません。ほかの理由を探していくうちに、私は自殺者の増加と腸内環境の悪化は密接に関係してるのではないか、と考えるようになりました。

その裏付けは、自殺率が世界でもっとも低い国であるメキシコにあります。メキシコは経済的にはあまり豊かとはいえない国ですが、自殺者の率は日本のおよそ6分の1です。この数値だけを見ても、日本の自殺者の増加が長引く不況だけでは説明がつかないということはおわかりいただけると思います。

注目してほしいのは、メキシコ人の食物繊維の摂取量です。ある調査でメキシコ人は世界一多く食物繊維を摂っているということがわかりました。ちなみに、メキシコ人が摂取する量は、日本の約3倍でした。

土地土地に合った健康メニュー

繰り返しお話ししでいるように、食物繊維は腸内細菌の餌です。腸内細菌は食物繊維が多く送られてくることで増加し、さまざまな役割を活発に果たしてくれるようになります。

もちろん便通はスムーズになりますし、免疫力が上がって病気になりにくくなります。また、腸内環境がよくなると、心の病にもかかりにくくなるので、自殺のリスクが減ることにつながります。

付け加えになりますが、メキシコ人が好んで食べるサルサソースにも、健康の秘訣が隠されています。ソースの主な材料であるトマトには、抗酸化力が非常に強いリコピンというフィトケミカルが含まれています。サルサソースに欠かせない唐辛子にはカブサイシンというフィトケミカルが含まれていて、こちらは体液の循環をよくする性質があります。

たとえば、日本人の食生活と密接に結びついている大豆には、イソフラボンという成分が含まれていますが、この成分は腸内細菌の働きによって「エクオール」という強い抗ガン作用のある物質に変えられます。

これ以外にも大豆には植物性タンパク質、食物繊維、ビタミンE、カルシウム、マグネシウムなど豊富な栄養素が含まれています。日本の和食のように、その国々、土地土地で伝統的に食べられている食べ物には長い間受け継がれるだけの理由があるというわけです。