運動不足 腸 に NG 激しすぎる運動も NG です。 便秘になる大きな原因のひとつに、運動不足 があります。
では、便秘を解消するためには、どんな運動をすればいいのでしょうか?ご存知のとおり、運動には 無酸素運動 と 有酸素運動 の 2 つがあります。便秘解消に適しているのは 有酸素運動 です。便秘に悩んでいる方は積極的に 有酸素運動 を行いましょう。45分を過ぎるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されるので要注意です。
運動不足 腸 にはNG 激しすぎる運動 も NG 有酸素運動 が ベスト
有酸素運動 無酸素運動
無酸素運動 というのは、短距離走やウェイトトレーニングのように筋肉に酸素を取り入れないで短時間で大きな力を発揮しなければならないもの。たとえば、
- プッシュアップ
- スクワット
- ダンベル運動(以上、筋トレ)
- 短距離走
- 中距離走
です。つまりこれらの無酸素運動は腸活のためには NG です。腸活のために最適な運動は 有酸素運動 です。腸のことを考えたら有酸素運動を実践しましょう。
有酸素運動 は、水泳やウォーキング、ストレッチ、ヨガなど、一定の間隔で酸素を筋肉に取り入れながら、比較的ゆっくりと筋肉を動かしながら長く行うことのできる運動です。
便秘を解消するためには、 有酸素運動 が効果的です。ぜん動運動がスムーズに行われなくなってしまった弱った腸を活発にします。
自分では自覚しなくても運動をすれば、自然に腸の働きを促す副交感神経を優位にする作用があるので、ストレスを発散することもできます。少し運動をするだけで頭がすっきりしたり、さわやかな気持ちになるのは運動によるストレス解消効果です。
便秘気味でどうもイライラするようなときは、思い切って外に出てウォーキングをすることもいいです。
普段デスクワークの人は生活の中に運動を取り入れると効果を発揮します。デスクワークの方は7割以上の方が便秘に悩んでいるとの調査結果もあります。
これは、完全に運動不足が原因になっているからでしょう。せめて通勤で歩くことができればいいのですが、最近はコロナの影響もあり、在宅ワークがすすみウォーキングの機会が激減してしまっています。
在宅ワークにはさまざまなメリットがあり、時間の節約にもなりますが、失っていることもあることを気づかなくてはいけません。
また、ある会社の調査では在宅ワークが導入されてからイライラするなどの精神症状がでている方が増えていることがわかっています。在宅ワークだと普段運動をしない人の通勤時のわずかなウォーキングも削られてしまうためデメリットが大きくなります。
有酸素運動 は体脂肪をエネルギー源として使い燃焼させるため、内臓脂肪も同様に減少させることができます。
内臓脂肪量が減少することでアディポサイトカインの分泌も減少するため、高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化の予防・改善につながります。腸だけの効果だけでなくこれほどまでに効果が期待できるということです。
代表的な有酸素運動として、ウォーキング、ジョギング、ランニング、サイクリング、水泳、エアロビクスダンスエクササイズなどが挙げられます。
他にも球技やレクリエーションスポーツも適しています。 人によって体力が異なるため、運動強度の設定を行うことでより効果的に運動を継続することができます。まずは、自分ですぐにできそうな運動からはじめるのがいいでしょう。
45分を超えるとストレスホルモンが分泌されるので 激しすぎる運動 NG
ただし、45分を超えるとコルチゾールというストレスホルモンの分泌量が増すことで、老化を促進させる活性酸素が増えてしまい運動時間には注意が必要です。コルチゾール(Cortisol)は、副腎皮質で産生される最も重要な糖質コルチコイドの一種であり、各組織に作用して糖質・脂質・たんぱく質代謝の調節、血糖上昇作用、及び抗炎症・抗アレルギー作用などの生理作用を有します。
運動が腸にいいからといっても本気で全力で行うような運動は NG ということです。
これが腸にとって 運動不足 激しい運動 どちらも NG の答えです。
普段、全く運動をしない生活習慣の方は、急に運動を開始するとあちこち痛みがでたりする場合もありますので、最初は少しずつ運動量を組み込んでいく方法がよさそうです。
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