
ベリー 腸 にもとってもベリーグッドの ベリー にはかなりたくさんの種類があります。 いちご をはじめ、 ラズベリー や ブラックベリー などの木苺類、それに レッドカラント や カシス などのフサスグリ のほか、 グースベリー や グミ ブルーベリー と多種多様です。ベリー 腸 にどのような理由からおすすめなのかを紹介します。
1. 食物繊維が豊富
ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、ブラックベリーなど)は、食物繊維が豊富で、腸の働きをサポートします。食物繊維は便通を改善し、腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内フローラを健康に保つ助けになります。
2. 抗酸化作用
ベリー類には抗酸化作用を持つアントシアニンやフラボノイドが豊富に含まれています。これらの成分は、腸内での炎症を抑え、腸壁を守る役割があります。腸内の炎症が改善されることで、腸の健康を維持しやすくなります。
3. 腸内フローラのバランスを整える
ベリーにはプレバイオティクス(善玉菌のエサとなる成分)が含まれており、腸内フローラのバランスを整えるために重要です。腸内の善玉菌が増えることで、腸の健康が改善され、消化や免疫機能の向上にもつながります。
4. 低カロリーでダイエットにも適している
ベリー類は低カロリーでありながら栄養価が高いため、腸内環境を改善しながら、ダイエットにも役立ちます。腸内環境の改善が代謝をサポートし、健康的な体重維持にも寄与します。
5. 血糖値の安定
ベリー類は低GI食品で、血糖値の急激な上昇を防ぐため、腸内の健康を守るだけでなく、血糖値のコントロールにも効果的です。血糖値の乱高下は腸内環境にも影響を与えるため、ベリーを取り入れることで腸を間接的にサポートすることができます。
これらの理由から、腸に優しい食品としてベリ
ベリー類全体に共通しているのが、食物繊維が豊富で、果物の中では低糖質・低カロリーであるということ。「 果物 果糖が多い 悪」と考える人も多いのですが、抗酸化力の強い「ポリフェノール類」も豊富なため、積極的に食べたい食材です。
ベリー類の色は、赤~紫系の色が特徴ですが、この色素は抗酸化など様々な働きがあるとされるポリフェノールの一種、アントシアニンによるものです。
このアントシアニンは疲れ目やかすみ目に効果があるとされ、パソコンやスマホなどモバイル機器の使用で目が疲れやすい環境にある近年、眼科の分野でも注目されています。
また、アントシアニンは強い抗酸化作用があり、 ビタミンC や ビタミンE とは体内で作用する場所が異なるため、一緒に摂るとより効果的です。
ベリー類に豊富な エラグ酸 が効く
イチゴ や ラズベリー ブルーベリー などの ベリー類 には、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれています。
さわやかな酸味はこの有機酸によるものです。 ベリー類 に含まれている エラグ酸 には、すぐれた抗酸化作用があり、大腸ガンをはじめとする発ガン物質の働きを抑制することがわかっています。
エラグ酸(エラグさん、英: ellagic acid)は、野菜や果物を含む植物で見つかっている天然フェノール系の抗酸化物質です。 エラグ酸が抗癌性と抗酸化性を有しているのではないかとの観点から研究が行われてきました。また美白作用の研究もあります。
一般的にベリー類と呼ばれるものは色々あり、植物学的には全く別のカテゴリーの果実だったりします。おそらく、食用として見た目や食べ方が似ている小さな果実としての総称なのでしょう。そのため、どこからどこまでがベリー類と呼べるのかあいまいだったりします。
ここでは、ほぼ誰が見てもベリー類と言えそうなものだけでなく、それに準ずるものも含めています。大きく分けると下記のグループがあります。
●ユキノシタ科
レッドカラントやブラックカラント、ホワイトカラントなどのフサスグリ類と、グースベリーなどのスグリ類。
●バラ科
一般的なイチゴや、ブラックベリー 、ラズベリーなどの木苺類の他、ジューンベリーなど。
●ツツジ科
ブルーベリー 、クロマメノキ(浅間べりー)など。
●コケモモ科
クランベリーとも呼ばれるコケモモ。
●その他
グミ科のグミやナス科のガーデンハックルベリー、マルベリーやミュールとも呼ばれる桑の実はクワ科の果実です。
ベリー類は、食物繊維が多い点でも腸が喜ぶフルーツといえます。 ポリフェノール や ビタミンC もたっぷりと含まれているので、活性酸素の働きを抑制し様々な生活習慣のリスクを回避するのにも役立ちます。
目の疲れやトラブルにアサイーベリーなどの アントシアニン が効くと最近は評判です。これまでは、目に効くフルーツといえば 「 ブルーベリー 」 でしたが最近はブルーベリーよりもアントシアニンが豊富な アサイーベリー が注目されています。自分に合ったものを選べばいいでしょう。