味噌 醤油 などの発酵食品が善玉菌を増やす 乳酸菌の種類

味噌 醤油 などの発酵食品が善玉菌を増やすので積極的に和食を食べるようにすると腸内環境が改善します。

日本の伝統的な発酵食品

味噌 醤油

味噌 醤油

味噌、醤油、みりんなどは和食作りには欠かせない調味料です。調味料には発酵食品が多くかなり古い時代から乳酸菌や酵母菌の恩恵を受けてきました。

乳酸菌や酵母菌には、腸内の善玉菌を増殖させて悪玉菌を抑えるという腸内環境を正常化させる作用があります。

さらに、蠕動運動をはじめとする腸の働きを活発化させる作用もあるので、便秘や下痢の改善にとどまらず、便やおならのにおいを薄くしたり、免疫力を高める、風邪などの感染症の予防など様々な健康効果があります。
ヨーグルトなどと同様に毎日、続けて食べることが大切で2種類以上の発酵食品をとるとさらに効果倍増です。
日本人であれば、馴染み深い調味料ですから食事に取り入れることはそれほど難しくはないでしょう。
昔の日本人の強さを取り戻すならやっぱり 「 発酵力 」
腸の環境を整えるのに大事なキーワードは 発酵 です。日本人の腸内環境は 発酵 によって改善されます。

乳酸菌の種類

 

菌類
主な菌種
含まれる食品
ビフィドバクテリウム
(ビフィズス菌)
ブレーベ ヨーグルト、整腸剤、乳酸菌飲料
ビフィダム ヨーグルト、乳酸菌飲料
ロングム ぬか漬けなどの漬け物
ラクトバチルス
(乳酸桿菌)
カゼイ ヨーグルト、整腸剤、乳酸菌飲料
アシドフィルス ヨーグルト、乳酸菌飲料
ブランタルム ぬか漬けなどの漬け物
ブルガリクス ヨーグルト、乳酸菌飲料
ヘルベティクス チーズ、ヨーグルト
ブレビス 漬け物
ストレプコッカス
(連鎖球菌)
フェカーリス 整腸剤
クレモリス バター、チーズ、ヨーグルト
ラクチス バター、チーズ、ヨーグルト
サーモフィルス ヨーグルト、チーズ
ペディオコッカス属
セルビシエ サラミなど食肉加工食品
ハロフィルス 味噌、醤油

善玉菌を増やす

機能性 ヨーグルト で 乳酸菌 を増やす 乳酸菌と株

機能性 ヨーグルト で 乳酸菌 を増やす 方法を紹介します。

機能性 ヨーグルト

機能性 ヨーグルト

機能性 ヨーグルト

ヨーグルトがその整腸作用によって特定保健用食品として認められており、その基準は、プレーン、ソフト、ハード、ドリンク、フローズンなど形状にかかわらず、ヨーグルト 1 グラムあたり乳酸菌 1 千万個以上の乳酸菌が含まれていることです。

最近は、乳酸菌のもつ様々な健康効果にも注目されています。
ヨーグルトのパッケージに「LG」「LC」などの記載があれば、それらが健康効果をもつ菌や株の略称をあらわしているのです。これらのヨーグルトには、特定の乳酸菌、株、成分を含めることで整腸効果だけでなくプラスαの機能を強化しており、機能性ヨーグルトと呼ばれています。
具体的な例をあげると、

  • ピロリ菌を減少させる
  • 免疫力を強化する
  • アトピーを改善する
  • 血圧を安定させる
  • 血糖値を安定させる
  • コレステロールを安定させる

など、その機能は多岐にわたります。ただし、薬事法によりその効能は記載がありません。そのため、パッケージからはその効能を知ることが難しくなっています。
売り場ではわかりづらいその効能を以下の表にまとめています。参考にしてください。

主な乳酸菌と株

アシドフィルス菌、カゼイ菌 小腸に多くすむ菌。プロバイオティクス効果が高い。
ロイテリ菌 免疫強化に役立つ
LG21 胃・十二指腸潰瘍の最大の原因となるピロリ菌を減らす働き。
シロタ株 別名ヤクルト菌。生きたまま腸に届き、免疫力を高める。
LGC 免疫機能やアトピー改善効果が確認されている。
LC21 生きたまま腸に届き、腸内にすみつきやすい。ピロリ菌減少、免疫力強化。
BE80 生きたまま腸に届く

 

自分に合う ヨーグルト を見つける方法

その商品のヨーグルトを1週間食べ続け、便を観察します。色、におい、形が理想の便となれば腸内に善玉菌が増えている証拠です。
便の観察時には便からわかる腸の状態を参考にしましょう。よい便の状態になる、または近くなれば、効果があらわれていると思って間違いありません。
ヨーグルトは冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく常温程度になってから食べると効果がでます。
冷えたままだと、腸が冷えてしまい、下痢をしたり便秘になったりする場合があります。

開封後は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が減ってしまうという話を耳にしますが、これは本当です。

ヨーグルトに含まれた乳酸菌やビフィズス菌は、空気中の酸素に触れることによって数が減ってしまいます。酸化すると減少するということです。また、酸化が進むと風味が低下していき、酸味が強くなってしまいます。お漬け物なども時間の経過とともに酸味が強くなりますが同じです。

400g入りタイプの場合、1日ではなかなか食べきれませんが、開封したらできるだけ早めに食べてくださいね。

善玉菌を増やす

ビフィズス菌を生きたまま腸に届けるにはヨーグルトの食べ方に気をつかう

生きたまま届けるなら「食後」に食べる

便秘解消のために、ヨーグルトを続けて毎日食べる方法を選ぶ人はたくさんいると思います。
ヨーグルトを毎日食べる(200gがベスト)では、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える。という方法でしたが、さらに、どのようにして効率よくビフィズス菌などの善玉菌を増やすか?に注目したいと思います。

胃酸などで死滅してしまったビフィズス菌といえども、これらはただ死んでしまうわけではなくコレステロールを吸着して排出したり、腸の免疫力アップに役立つのも事実です。
けれど、どうせ食べるビフィズス菌はできることなら生きたまま腸に届けたいものです。
そこで大事なのが「食べるタイミング」にあります。それは、いつなのかというと、食事の一番最後。胃の中に他の食べ物が入っていると、胃酸の影響が抑えられるからです。ヨーグルトをデザートとして食べるのは、腸の面から見ると理想的なのです。

一般的なヨーグルトに含まれるビフィズス菌の場合、腸内ですみ続けることができずに排泄されてしまうので、継続が大切になります。

便秘解消方法や解消グッズを紹介している専門サイトでも、ヨーグルトに関する詳しい情報があります。腸のためのヨーグルト選びについてはこちら

フジッコの善玉菌のチカラは、胃で死滅せずに生きて大腸まで届きます。自分でつくれるヨーグルトで話題になったカスピ海ヨーグルトの乳酸菌、クレモリス菌FC株が入った乳酸菌カプセルです。