冷え性は、体温調節機能をはじめとする体全体、または一部の機能低下ですが、こうした機能低下が風邪をひいたり、体調を崩すといった症状にあらわれます。
冷え性体質は、風邪をひきやすい
顔色が青白い、痩せている、こういった若い女性、男性、ときには子供の冷え性によく見られるタイプです。こういったタイプの人は季節の変わり目や、寒暖の差が激しい日などに、体調を崩し、食欲がない、頭痛がする、熱っぽい、吐き気がする、など…の症状を訴えます。
便秘か下痢体質
消化器官が低下しているために便通が不規則で、便秘体質だったり下痢体質だったりします。消化吸収が機能していないので、栄養も体内にいきわたらずに内臓などの機能にも支障をきたします。
こんな状態では、ウィルスや病気菌などの様々な外敵と戦えないのです。ですから、風邪をひきやすく、また治りにくい、といことになるのです。冬のはじめに風邪をひき、シーズンが終わるまでズルズルずっとなんとなく風邪っぽい、という人もいます。
自律神経失調症のために体温調整機能が働かないkとも
冷え性の人の中には、ふとした時にめまいがする、立ちくらみがする、のどがつかえる、という症状を訴える人がいます。
こうした症状は、低血圧症、貧血、自律神経失調症の自覚症状と合致します。体温は、心臓から送られてくる温かい血液によって保持されています。自律神経は血液循環をコントロールしています。つまり、冷え性の人が合併症として低血圧や貧血、自律神経失調症の人が冷え性であるのは当然なのです。
低血圧・貧血・自律神経失調症の主な症状
- 頭痛
- 倦怠感
- めまい
- ふらつき
- 手足の冷え
- 動悸・息切れ