日本人 発ガン率 上昇 野菜の摂取量が減少したことが原因 のひとつです。肉を食べるのは50歳を過ぎたら週2回くらいがちょうどいいでしょう。肉を食べると脳は喜びますが、腸はストレスであることを覚えておきましょう
日本人 発ガン率 上昇 野菜の摂取量が減少したことが原因 腸内細菌にもちゃんとした餌が必要
日本の食卓が変化しはじめたのは、戦後からです。具体的には、昭和 60(1985)年頃からは、食の洋風化・多様化が一層進み、脂質の割合が上昇す るなど栄養バランスの崩れてきました。
欠食等食生活の乱れ。欧米の食文化が入ってきたことで、日本人は古来の食習慣をやめてしまいました。いわゆる 穀物 野菜 中心の 食生活 です。
その結果、肉の消費量が増え、野菜 豆 米 穀物 の消費量が減ってしまいました。野菜や豆類などの植物性食品には、 フィトケミカル という成分が含まれています。
「 フィトケミカル 」 とは、野菜、果物、豆類、いも類、海藻などの植物に含まれる化学成分のことで、具体的には、植物が紫外線や有害物質、害虫などの害から身を守るために作り出した色素や香り、アク、辛味などの成分です。
カロテノイド やポリフェノール など、その種類は900以上。それぞれに特性がありますが、ガンの予防効果や、抗酸化作用は共通するといわれでいます。
日々の暮らしのなかにこれらの食品を取り入れる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
日本の食卓から野菜が消えてい<
近年の日本では、大腸ガンや乳ガンが急増していますが、それは野菜を摂らなくなったことと無関係ではありません。2人に1人がガンに罹患する数は異常でしかありません。ガンでなくなるのがいつの間にか日常化してしまったのです。
大腸ガンを切除後、ハナビラタケ増強食を続けたら5年間再発なし
欧米ではこれらのガン対策として野菜摂取量を増やした結果、患者の数が減少しているのです。もともと豊富な野菜を摂っていた日本人の食生活が欧米化していき、反対に欧米人の食事が昔の日本人のそれに近づいているのだとしたら、こんなに皮肉なことはありません。
野菜に多く含まれる食物繊維は、腸内細菌の好物です。野菜の摂取量が減ったことで食物繊維の摂取量も減り、腸内細菌は餌を失ってしまいました。その結果、腸内細菌自体が減り、腸の免疫力は下がっていったのです。免疫力が下がったことで、ガンをはじめ、さまざまな病気にかかりやすくなってしまっているのが、現代の日本人といえるでしょう。
アブラナ科の野菜にふくまれている抗ガン成分 | ガン予防のための習慣
高脂肪の食事が善玉菌を殺す
とはいえ、私は「肉を食べるな」と言っているわけではありません。肉に含まれる栄養素も、生きていくうえで必要なものです。
食べ過ぎはもちろんよくありませんが、適量を食べることは健康を増進させてくれます。ただし、肉や脂などを摂り過ぎると悪玉菌が増えてしまいます。
「高脂肪の食事が善玉菌を殺す」という北海道大学・横田教授の研究があります。ラットの普通のエサの中に、高脂肪食で分泌される濃度に近い胆汁を混ぜて10日間食べさせ、盲腸の細菌の変化を調べたものです。
その結果、「クロストリジウム」という悪玉菌が培養できる菌全体の98%と異常に増え、善玉菌を含むその他菌がたった4種類しかいなくなったのです。
また、米国で行なわれた肥満者の腸内細菌の研究でもこれと同じような結果になりました。通常は培養できる菌のうち1割ほどいる乳酸菌などの善玉菌がほとんど見当たらなかったといいます。
若いうちは毎日、肉を食べても問題ありませんが、中高年になっても同じペースで食べるのはよくありません。個人差はありますが、50歳を過ぎたら週2回くらいがいいと思います。
ちなみに、野菜を付け合わせに食べることが、肉の栄養素を効率よく吸収する秘訣です。肉料理を楽しむときにも、野菜をしっかり食べることを心がけましょう。
野菜が苦手だという人は 野草酵素 もおすすめです。ガンになってしまった方が 野草酵素 でガンを撃退している貴重な体験談が紹介されています。不足した野菜を野草酵素で補うことでガンも撃退できた体験談が紹介されています。野菜を食べることで本来の人間の体の免疫力が機能したのでしょう。