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腸と病気との深い関係性について

老化現象は腸からはじまる

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老化の指標

私たちの体は60兆個もの細胞によって構成されています。これらの細胞は分裂する際に、静止状態から分裂を準備する時期(GI期)を経て、遺伝子を2つに分ける時期(M期)を待って、自分の体を分断することで増殖します。

「P16 」というタンパク質が最近、「老化の指標」として注目されていますが、この「P16 」は細胞分裂のとき、GI期で細胞の分裂過程をストップさせるタンパク質なのです。つまり、「P16」というタンパク質が分泌されると細胞分裂ができなくなるのです。

ガン細胞は細胞周期が歯止めなく回り続け増殖するのが特徴なので、これにストップをかける「P16」は「ガン抑制遺伝子」の1つになる一方で、正常細胞の増殖も抑えてしまいますので「老化の指標」にもなり得るわけです。

血液の届け先第1位は胃と腸

ところで、歳をとるなかで、「P16」がいちばん早く出現する臓器が「腸」と「腎臓」なのです。これは腸と腎臓がもっとも早く老いる臓器であるということを示しています。

私たちにとって「食べること」と「排泄すること」は、生まれてから死ぬまで休むことなく続く、もっとも大切な仕事なのです。そして、このことに直接関係している「腸」と「腎臓」は1日も休むことなく働いています。したがって、もっとも早く老化してしまうというわけです。

そのことはこれらの臓器に配分される血液量を見てもわかります。心臓は各臓器に1分間に5リットルの血液を送り出していますが、その消費先の第1位は胃と腸で30%、第2位は腎臓の20%、3位は脳と骨格筋のそれぞれ15%です。

このように体のなかでもっとも働いているのは腸をはじめとする消化器なのです。そして、この「老いやすい腸」をそのまま老化させてしまうのも、頑張って若返らせるのも、腸内細菌次第というわけです。

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