賢い乳酸菌生活

賢い腸に育てるには腸内環境を良好に!善玉菌を増やす

腸と病気との深い関係性について

幸せをたくさん感じるためにも腸内環境を整えることが大切

投稿日:2018-02-02 更新日:

穏やかになった豚

中国科学院の金峰教授が、豚に乳酸菌を飲ませる研究をしています。豚舎の豚はそれまで、人間が近づくと逃げようとして大騒ぎになったそうですが、乳酸菌を飲ませた豚たちはとてもおだやかになりました(あわせていろいろな病気も治り、肉の質までよくなったそうです)。

細菌が幸せ物質と呼ばれるドーパミンやセロトニンという脳内伝達物質の前駆体を脳までスムーズに送り届けたためだと思われます。

人が幸せだと感じるのは、脳から分泌される脳内伝達物質が深く関与しています。セロトニンは歓喜や快楽を伝えるもので、ドーパミンはやる気を奮い起こす働きがあります。
セロトニンが不足すると、キレたり、うつ状態に陥ったりするとされています。

脳に幸せ物質が多いと幸せを感じやすい

ドーパミンとセロトニンなどの幸せ物質を増やす方法を研究する過程で、腸内細菌の重要性が明らかになってきました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所による研究で、普通の状態の腸内細菌を持つマウスと、持たないマウスを比較した実験が行なわれました。

その結果、腸内細菌を持たないマウスは、成長とともに攻撃的な性格や行動が顕著になり、危険を伴う行動が多く確認されたのです。

また、私はうつ病などの精神疾患のある方の便を調査したことがあります。彼らの便は、例外なく不健康なものでした。腸内に善玉菌はほとんどおらず、悪玉菌がはびこっていて、便は少量で悪臭が強いものばかりでした。

彼らの脳には、「幸せ物質」が少なかったのではないかと推測しています。これらの経験からも、健康な腸はドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質を生成して脳に送り届けるため、精神状態がよくなり、幸せを感じやすくなるといえるのです。

うつ病が急増中 うつ病は誰でもかかりうる病気

-腸と病気との深い関係性について

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

腸内の細胞が70%の免疫力となって働く

免疫細胞の70%が腸内にある

健康は腸によって守られている 私たちには外部の病原菌や体内に出現するガン細胞などから身を守り、病気になるのを防いだり、かかった病気を治そうとする力が備わっています。 これを免疫力といいます。免疫には3 …

幸福感も腸内環境が影響する

心の病をできるだけ早く改善したい場合は腸内環境

幸せ物質のカギを握る腸内環境 現在のうつ病治療の中心は投薬療法となっていますが、以前から私はそのことに不満を覚え、異論を唱え続けています。 現在、日本ではうつ病の患者さんが増え続けており、2008年に …

ガンの原因

腸内環境が悪い状態を放置しておくと大腸ガンになりやすい

腸内細菌が大腸ガンの原因 人間の体内には日々3000~5000個ものガン細胞が発生しています。人間の体は約60兆個の細胞で構成され、そのうち2%程度が新陳代謝などで新しく生まれ変わっているのです。 細 …

腸の汚れ

腸が汚れると他の臓器も次第に汚れていく

腸が汚れると至る体の部分が汚れていく 腸内の悪玉菌が増え、腸内環境が悪化して、腸が汚れてくると、消化吸収機能が落ちて、せっかく摂った栄養素が十分に吸収されなくなります。 すると、他の臓器も機能不含に陥 …

脳より腸の判断

腸が下す判断は脳よりも的確で正しい

脳より腸の声に従うほうがよりベター 脳がない腔腸動物は、腸で判断をして生きています。つまり、腸が脳の働きを担っているというわけです。人の腸には、大脳に匹敵するほどの数の神経細胞があります。 それは、脳 …