梅肉エキス の強力な酸味が腸の殺菌を行う情報です。様々な健康効果が知られる昔ながらの伝統食品で民間薬として利用されてきました。
梅肉エキス 悪玉菌を抑え、便秘と下痢の両方に効果を発揮
梅肉エキス は梅肉とも言われ、腸の活動を活発にするだけでなく、様々な健康効果が知られる昔ながらの伝統食品で民間薬として利用されてきました。青梅1kgから20kgほどしか作ることができない、とても貴重なものです。梅エキスの有効成分はなんと入っても強力な酸っぱさの成分であるクエン酸の酸味が唾液の分泌を促し、消化を助ける効果があります。
また、腸内で悪玉菌を抑え、腸のぜん動運動を活発にして、便秘や下痢の両方の症状を改善します。
強力な殺菌作用が食中毒をも防ぐ
クエン酸の働きとして殺菌力にも優れた効果を発揮します。クエン酸は、腸内環境を酸性にして
- 腸炎ビブリオ菌
- サルモネラ菌
- 病原性大腸炎O-157
- 黄色ブドウ球菌
など様々な病原菌を生存できなくします。
常温保存が可能
梅の産地和歌山ではほとんどの家庭に梅エキスが常備されていてすぐれたその殺菌作用の効果を利用しています。また常温保存が可能でピンなど密閉容器に入れておけば年単位で保存が可能です。
梅エキス の作り方
- 5kg の青梅を用意。
- 金属でないおろしを使って梅をすりおろし、さらしのふきんで果汁を絞る。ミネラルを割って種をとてからミキサーに欠ける方法でもよい。
- 果汁を土鍋に入れて弱火で10~20時間コトコト煮詰める。あくはすくい取る。
- 黒くなり、木じゃくしですくうと糸をひくようになったらできあがり。ゆっくりと冷まして密閉ビンで保存する。
1 日 2 ~ 5 g 摂取で便秘に効果
梅エキスはかなり酸っぱい味ですが、慣れてくれば、そのまま薬味さじのような小さなスプーンの先にすくってなめてしまうのがいいでしょう。1 日 1 さじ程度 2 ~ 5 g を目安に毎日続けるのが大切です。