たんぱく質分解酵素のアクチニジンが豊富
キウイフルーツにはアクチニジンというたんぱく質分解酵素が含まれています。ゼリーを作る際、キウイフルーツを加熱してからゼラチンと混ぜるのは、アクチニジンの活性をなくすためで、これをしないとたんぱく質であるゼラチンが固まらなくなるからです。この分解酵素の働きにより、肉や魚などの消化、吸収が促進されて胃や腸の活動を助けます。また、食物繊維も豊富で、なかでも水溶性食物繊維のペクチンは、腸内で穏やかに排便を促し、善玉菌が喜ぶ腸内環境にします。独特の酸味もよい刺激となって便意を促す効果があります。