腸 健康チェック についてです。20 項目からあてはまる腸の状態を自己チェックしていただき、判定結果で自分の腸の状態がどのようになるなか知ることができます。
生活改善、食習慣の改善などで対策するための指標になります。腸は非常にデリケートな臓器ですから、ストレスがたまったり疲れがたまったりするとすぐに排泄物にサインがでます。そのサインを見逃さないようにするのが大事なポイントです。
腸 健康チェック 悪玉菌は加齢とともに増える。これをどのようにして抑えるか?
腸には
- 食べ物を消化する
- 栄養素や水分を吸収する
- 不要なものを便として排出する
という大切な働きを担っています。腸が疲れると、これらの機能が低下してしまいます。すると、便秘や下痢、臭いおならが出るといった症状があらわれます。
腸の状態を良好に保つためには、善玉菌を優位に保つ食事と悪玉菌を増やさない生活が、全身の健康と深いつながりがあることは言うまでもありません。
乳児の腸内細菌は、ほとんどがビフィズス菌ですが、離乳食をはじめると成人と同じような細菌分布に安定します。
それまで臭くなかった便が臭くなってくるのもこの頃です。
その後、加齢とともに善玉菌は減り悪玉菌が増えてきます。だからこそ、乳酸菌食品や低脂肪で食物繊維たっぷりの食事を摂り、飲酒を控え、善玉菌を増やす生活習慣にしなければなりません。
日常生活では、食生活だけでなく、運動不足にならないようにウォーキングなどの有酸素運動を行い、ストレスをためないことが大切です。
よく言われますが、長寿の人の腸には、善玉菌が多く、若い人でも運動不足で偏食をしていると悪玉菌が増え、便も滞りがちで腐敗便傾向にあることがわかっています。
腸 健康チェック
1~20までの20項目に該当するものを選びます。該当するものがいくつあったかで腸の健康がわかるという自己チェックです。このチェックで自分の腸がどのような状態にあるかおよそわかります。
腸は生活習慣 食習慣の影響を大きく受けますのでできる範囲で改善してかなければ症状は改善しません。今日からはじめられることもたくさんあります。腸の状態を良好に保つことこそ私たちの健康を維持するために欠かせません。
腸 健康チェック を行い腸の健康状態を良好に保つための指標にしてみましょう。
- ヨーグルトなどの乳酸菌食品はあまり食べない
- お酒をよく飲む
- インスタント食品やスナック類が好き
- 豆類、海草類、根菜類は食べない
- 肉類や油分の多い料理が好き
- 水分はあまり摂らない
- いつも睡眠不足気味
- 食事を食べないことがある
- 生活時間が不規則ト
- 運動はあまりしない
- 肌に張りがなくくすんでいる
- 体や顔に吹き出物ができやすい
- 肩凝りがひどい
- 冷え症
- 頭痛がおきやすい
- ストレスが多いと感じている
- 疲れがたまっている
- 風邪をひきやすい
- くさいおならがでる
- 便通は毎日ない
腸 健康チェック 判定結果
- 該当項目が多いほど腸内の健康度は悪化しています。
- 1~10までに該当数が多い人は悪玉菌優性になるのは時間の問題です。
- 11~20に該当数が多い人はすでに悪玉菌が増加しており腸内で有害物質が発生している可能性があります。生活改善をしましょう!
お腹の調子は悪いけれど特に病気が見つからない場合
お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気は過敏性腸症候群(IBS)です。
およそ1割程度の人がこの病気でよくある病気です。女性のほうが多く、年齢とともに減ってくることがわかっています。命に関わる病気ではありませんが、お腹の痛み、便秘・下痢、不安などの症状のために日常生活に支障をきたすことが少なくありません。
該当項目数が多い → 腸内環境を整えるためにすべきこと
自分ではそれほど腸にとって悪くない生活習慣や食習慣だと思っていても案外、該当項目数が多いケースが多々あります。腸内環境を良好に保つためにまず3つのことを意識します。以下がその3つです。
- 善玉菌のエサ、食物繊維を摂る
- 睡眠をきちんととる
- 適度な運動
この3つは基本中の基本中です。腸が
1.善玉菌のエサ、食物繊維を摂る
腸内にいる善玉菌のエサとなる食物繊維を摂ることです。ご存じのとおり、腸内には善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌がいますが、腸疲労にならないためには、善玉菌に元気に働いてもらうことが必要です。1日に摂りたい野菜の量は 350 g です。多くの人がクリアーしていないでしょう。
便がかたい人は、野菜(にんじん、キャベツなど)おくら、納豆、里芋、こんにゃく、海藻類、果物などの水溶性食物繊維を腸を動かしたいときには、野菜(ごぼう、たけのこ、さつま芋など)
穀類、豆類、キノコ類、海藻類などの不溶性食物繊維を摂ります。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を2:1の割合いでとるのがベストです。イサゴール などはこのベストバランスになっています。
2.睡眠をきちんととる
腸内細菌が働くのは、主に夜中、副交感神経が優位になっているときです。睡眠が不十分だと腸内細菌が十分に働けず、腸内の状態が乱れてしまいます。
3.適度な運動
運動も効果的です。腸を刺激する運動として、藤田先生は「スカイツリー体操」を勧めています。体を動かすことで、腸も動きます。