納豆菌は、有胞子乳酸菌と呼ばれる乳酸菌の仲間で、発育を邪魔する環境にいるときには、芽胞と呼ばれる熱い殻をつくり、発育できる環境では発芽する特殊な菌です。
そのため胃酸や胆汁酸にも耐性があり、腸までしっかり到達します。さらに胃・十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌をやっつけるほどの抗菌作用を発揮します。また、納豆菌の酵素であるナットウキナーゼには食後2~10時間にわたって血液をさらさらにする効果もあります。
これは医薬品の数十倍に匹敵する効果だといわれています。ただ、常在菌にはなれないので毎日1パック50gを食べ続けることが必要です。
発酵食品を2種類以上食事のときに摂取すると効果的だといいます。漬け物と納豆を食べれば万能です。あとは、みそ汁などのみそなども善玉菌を増やし腸内環境を正常化します。
昔の人達が自然と行っていたいわゆる自然食が日本人の体にはあっているということになります。