便秘に効くヨーグルトの上手な食べ方

塩ヨーグルト 効果 乳酸菌の働きを活性化しヨーグルトの便秘解消効果をアップさせる

塩ヨーグルト 効果 は乳酸菌の働きを活性化しヨーグルトの便秘解消効果をアップさせてくれます。塩ヨーグルトは、ヨーグルト100 g に対して 0.5 ~ 1 g の塩を混ぜて、そのまま食べるだけのとても簡単に作ることができます。

塩ヨーグルト 効果 腸の働きがよくなり免疫力も同時にアップする

 

塩ヨーグルト 効果

塩ヨーグルト 効果

多くの家庭ではヨーグルトが冷蔵庫に入っており、食べる時は少し冷たい状態だと思います。また、ヨーグルトは発酵食品で商品によっては、酸味が強いので、それを抑えるために砂糖やジャム、オリゴ糖などを加えて食べているというも多いと思います。果物を入れる家庭も多いでしょう。

ところが最近は、ヨーグルトに塩をかけて食べる 「 塩ヨーグルト 」 が、便秘の解消やダイエットに絶大な効果があると議題になり、大ブームになっています。

「私たちの腸内にはたくさんの細菌が住みついており、体にとって有益な働きをする善玉菌と、健康を害する悪玉菌に大別できます。
ヨーグルトには、豊玉菌の代表ともいうべき乳酸菌が多く含まれており、ふつうに食べるだけでも腸内に韮宝菌が増えて、腸の活動が活発になり、便秘の解消に役立ちます。

また、腸には体の免疫を担う免疫細胞が集中しているので、善玉菌が増えて腸の働きが活性化することで、免疫力もぐんとアップします。では、ヨーグルトに塩を入れると、どのような効果が得られるのでしょうか。「塩を加えると乳酸菌が活動しやすくなって、ヨーグルトの整腸作用がさらに高まります。

実は、乳酸菌は生理食塩水くらいの微量の塩があると、よく活動するようになります。

さらに、塩を加えたヨーグルトを食べると、便が軟らかくなって排出されやすくなります。「ナトリウム(塩分) によって、ヨーグルトが体液と近い濃度になると、腸内の浸透圧が適度に上がり、保水性がよくなって便が軟らかくなります。

して、便の体積が増えて排出されやすくなるのです。ですから、塩とヨーグルトをいっしょにとれば、より便秘解消効果が大きいといえるでしょう。

ヨーグルトの酸味も和らぐ

ヨーグルトは酸味が強いので苦手と感じる人が多く、酸味を弱めるために砂糖など甘味を加える人が多いと思います。しかし、意外かもしれませんが、実は砂糖よりも塩のほうが酸味を和らげ、うまみを強める効果もあり、食べやすくなるのです。塩とヨーグルトは味覚の上でも非常に相性のよい組み合わせです。

日本では発酵食ブームがあった際に朝食のときに砂糖やフルーツソース、ジャム、果物などを加えて食べるというイメージが定着していて、塩を加えることは一般的ではありませんでした。むしろ甘みをプラスするほうに注目を集めていました。

ヨーグルトに塩を入れる食べ方は、実は海外では一般的です。特に羊の牧畜が盛んな中近東では、羊乳の保存性を高めるためにヨーグルトが作られていますが、こうした地域では、ヨーグルトに塩を加えて食べています。

例えば、トルコには、ヨーグルトに1%ほどの濃度の食塩水を混ぜて作ったアイランという飲料があります。

塩ヨーグルト 作り方

塩ヨーグルトはどのように作るのでしょうか。ヨーグルト100グラムに対して0.5~1グラムの塩を混ぜて、そのまま食べるだけのとても簡単にできます。
塩ヨーグルトはそのままでもおいしいのですが、料理に活用すると、さらにおいしく食べることができます。
料理に使う場合は、コーヒーのドリッパーでヨーグルトの水気を切った水切りヨーグルトに塩を加えた水切り塩ヨーグルトを作っておきます。
これを使うとさらに料理のバリエーションが広がり、塩ヨーグルトをたくさん食べることができます。ただし、血圧が気になる人は、食べる量を少し控えめにします。
塩ヨーグルトはまずヨーグルトの水分をとることから

水切り塩ヨーグルトの作り方(材料/150g分)
  • ヨーグルト(1パック 450g)
  • 塩(小さじ2分の1)
  1. ペーパーを敷いたコーヒードリッパーにヨーグルトを入れ、乳清が250~280ml取れるまで6~8時間水切りする。
  2. 1の水切りヨーグルト(約150g)をボウルに移し入れ、塩を混ぜ合わせる。
水切りしない塩ヨーグルトの作り方

ヨーグルト100グラムに対して、0.5~1gの塩を入れてよく混ぜ、そのまま食べる。塩分はお好みで自由に変更可能。

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塩ヨーグルトレシピリンク

塩ヨーグルトは、ヨーグルトに塩を混ぜるだけなので誰でも簡単につくることができます。時間があればチャレンジしてください。

便秘に効くヨーグルトの上手な食べ方

トッピングで楽しくおいしく効果的にヨーグルトを食べる

トッピングするそれぞれの食品には、整腸作用、便秘解消以外の健康効果もいろいろです。ヨーグルトと上手に組み合わせて摂取しましょう。ちょっと工夫することで、ヨーグルト生活が楽しみになります。

プレーンヨーグルトにトッピングをプラスして整腸効果アップ、便秘改善

  • ココア

1週間ほどの摂取で、ヨーグルト並みの整腸作用を発揮します。ココアに含まれているポリフェノールの抗酸化作用も強く、血液をサラサラにしてくれます。


  • きな粉

大豆たんぱくがコレステロールや中性脂肪を排出します。イソフラボンには、強力な抗酸化力があります。オリゴ糖、食物繊維が豊富で、整腸効果も大きいです。また、骨粗鬆症や乳ガンの予防など女性にうれしい働きがあります。


  • 抹茶

お茶に含まれているカテキンは抗酸化力が強く、ダイエット効果や抗菌、抗アレルギー作用もあります。また、乳製品の臭みを緩和してくれるので、苦手なひとには食べやすいという利点があります。


  • アーモンド

良質の脂質、たんぱく質、ビタミンEやB群を含んでいます。オレイン酸が豊富で、血中の悪玉コレステロールを取り除き、肌と髪をツヤツヤにしてくれます。また、不溶性食物繊維を豊富に含み、腸の働きを活発にして整腸を促します。


このほかにも、バナナ、リンゴや桃など季節のフルーツを一緒に食べるのも良いです。そして、食物繊維を豊富に含んでいるドライフルーツやシリアル類などは忙しい朝にも手軽に摂取できて、便秘にも効果的。

甘さが欲しければオリゴ糖やハチミツを

  • オリゴ糖

ビフィズス菌のエサとなり腸内で善玉菌を増やすことが実証されていて、高い整腸効果が期待できます。甘味料として、シロップや顆粒タイプのものがたくさん市販されています。


  • ハチミツ

栄養満点のハチミツは、蜜蜂がもつ酵素で分解されているおかげで、腸に負担をかけずにすばやく吸収されます。また、含まれているフラクトオリゴ糖がビフィズス菌のエサになり、グルコン酸という有機酸には悪玉菌の増殖を抑える働きがあって、腸に効果的です。


お砂糖の代わりに入れて食べると、甘くなるだけでなく、善玉菌を増やしてくれます。


  • アロエ

世界には何百種類ものアロエがあるそうですが、日本でよくあるのはキダチアロエとアロエベラという種類。生のアロエがとても苦いことは知っている人も多いと思いますが、この苦味成分を「アロイン」といいます。アロインはどちらのアロエにも含まれていて、アロインには大腸内の水分を増やして腸の動きを活発にする働きがあります。

小さくカットされてシロップ漬けになったアロエがお店で購入できます。
手軽に飲めるアロエジュースはこちら。

ヨーグルトを食べるなら食後が効果的

ビフィズス菌や乳酸菌は基本的に胃酸に弱いのです。だから、胃酸が薄まる食後にヨーグルトを食べるのが効果的。胃の中にほかの食べ物がたくさん入った後だと胃酸の影響を抑えられるから、食事の一番最後や食後のデザートとして、が良いのです。
ヨーグルトのプロバイオティクス効果を発揮させるには、胃酸の影響を受けにくい食後に食べましょう。せっかく食べるなら、効果的に摂りたいものですね。

ヨーグルトのビフィズス菌は、胃酸などの影響を受けて腸にたどり着く前に死んでしまったとしても、腸の免疫力をアップするのに役立ったり、コレステロールを吸着して排出したりすると考えられています。
ただし、生きたまま腸に届いても、ビフィズス菌は腸内でずっとすみ続けることができるわけではなく排泄されてしまうので、毎日食べることが大切になります。
また、生きた菌が入っているヨーグルトは賞味期限に関わらず、乳酸菌が元気なうちに、製造されてからできるだけ早めに食べたほうが良いです。

ヨーグルトを腸に効果的に食べて便秘も改善していきましょう。