便秘で悩む人は、年齢を問わずたくさんの人がいます。最近では、「便秘外来」が設けられるほど便秘は深刻な生活習慣病となりつつあります。確かに便秘が続くと、肩こり、いらいら、肌荒れなど多彩な症状があらわれます。
腸を若返らせるには、いかに悪玉菌を減らし、善玉菌優位の腸内環境にするかにあります。これを効率よく助けるのが生きた乳酸菌をたっぷり含んだヨーグルトです。普段から朝食を食べない人でもせめてヨーグルトだけでも食べてから家を出るように習慣づけるだけで腸内環境は変わっていきます。
ヨーグルトのよいところは、生きた乳酸菌が腸まで届くことにあります。これを科学的に実証したのが「プロバイオティクス」と呼ばれる乳酸菌です。ウィキペディアでは以下のように記載されています。
プロバイオティクス(Probiotics)とは人体に良い影響を与える微生物。または、それらを含む製品、食品のこと。人間は体内の微生物のバランスを崩すと病気になるという概念から、体内環境を整えるために、乳酸菌に代表される善玉菌を食品から摂取することで、消化器系のバランスを改善し、病気の発生を未然に抑えることができるとされる。この考えは、アンティバイオティクス(抗生物質)の副作用や、抗生物質によって生まれた耐性菌の発生に対する批判から生まれたものである
もともと「プロバイオティクス」は、共生を意味し89年にヨーロッパで提唱された言葉です。定義は「口から摂取して生きて腸まで届き、腸内にすむ細菌のバランスを改善して、体に有益に働く微生物」です。
これらの条件をクリアしていることが科学的な実験で証明されたものがプロバイオティクスです。
このプロバイオティクス乳酸菌は、さまざまな病気予防や、体の免疫力を高める効果が確認され話題を呼んでいます。代表的なのは、胃ガンを招くピロリ菌を抑制する効果、O157を予防する効果などです。最近では、花粉症にも効果があることがわかっています。また、難治性のアトピー皮膚炎などへの効果も確認されました。
便秘を治すことももちろんですが、ヨーグルトを食べて良質な乳酸菌を摂取することは、人間の体にとってそれはとても大切なことなのです。
ヨーグルトは、銘柄によって体に合う、合わないがあるので、何種類か試してみるといいでしょう。毎日、食べることが望ましいので、やはりプレーンのものが最適です。
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