ビール放射線防護 効果 を確認染色体異常が減少 生存率も上がった

ビール放射線防護 効果 を確認染色体異常が減少 生存率も上がったという驚くべき ビール の効能 効果 について紹介します。アルコールには、放射線障害に対して何らかの効果があるのではないか、という指摘は、昔からありましたが真偽のほどはどうでしょうか?

飲酒後 6 ~ 7 時間経過した時の実験 ビール放射線防護 効果

ビール放射線防護 効果

ビール放射線防護 効果

アルコールには、放射線障害に対して何らかの効果があるのではないか、という指摘は、昔からありました。被爆したかたにアルコールを投与したところ、症状が改善したという体験談がいくつか出てくる書籍 「 原爆の惨禍 [ 蜂谷道彦  ]」 もありあます。

放射性物質に汚染された地域に住む人たちにとって、どんな食品が体にいいのかという問題は、とても切実です。放射線防護、もしくは健康増進に役立つ食品があれば、少しでも安心できるのは当然です。

放射線が生体に与える影響を研究する中で自分の血液を採取して、放射線を照射し、染色体の異常の数を数えます。ところがある日、そこでありえない結果が出てしまいました。放射線を照射する機械が故障したのでは、と思ったほど、染色体異常の数が少なかったのです。

通常、浴びた放射線の線量と染色体異常の数は一定しており、染色体異常の数から、浴びた放射線の線量を逆算する指標にも使われるほどです。その染色体異常の数が、これほど変化した経験は初めてでした。

原因を探るうちに、思い当たったのが ビール でした。

実験のデータに狂いが出ないよう、私は日ごろから食生活に気をつけており、飲酒を避けていました。しかし、この実験の前日に職場の送別会があり、断りきれずにビールを飲んでいたのです。

飲酒後 6 ~ 7 時間経過してから、おそらく大丈夫だろうと血液を採取して実験したのですが、このような結果が出て驚きました。

これがきっかけで、私は ビールと放射線の関係 について研究を開始しました。

ノンアルコールビール 効果なし

飲酒前の血液と、 ビール を大瓶 1 本分飲んで 3 時間後に採取した血液に X 線を照射すると、後者では染色体異常の数が、4分の3程度におさえられることがわかりました。

さらに、がん治療にも使われる強力な放射線を照射した場合、ビールを飲んだ後では染色体異常が4割もへっていたのです。

さらに、ビール、ノンアルコールビール、アルコール(エタノール)をそれぞれ飲ませたマウスに、 γ 線を照射して 30 日後の生存率を調べる実験を行ったところ、興味深い事実がわかりました。

ビールを与えたマウスが最も生存率が高く、アルコールがそれに続きました。しかし、ノンアルコールビールを与えた群では、全く効果が見られなかったのです。重粒子線を照射した場合でも、同じ傾向が確認できました。

この結果から、アルコール自体に放射線防御作用があること、アルコールとビールの成分が合わさると、さらにその効果が高まることがわかりました。

ノンアルコールビールでは効果が見られなかったことから、ビールの有効成分が、アルコールによって体内に吸収されている可能性が推察されます。では、ビールのどんな成分が、これらの効果をもたらしているのでしょうか。

ビールには非常にたくさんの微量成分が存在します。私は、いくつか可能性のありそうな成分( シュードウリジン、グリシンベタイン、メラトニン) に絞って研究を行いました。これらをヒトの血液に加えたり、マウスに投与したりして放射線照射実験を行うと、3つの成分とも、それぞれ程度の差こそあれ、放射線防護効果を確認することができました。例えば、シュードウリジンを加えた血液にⅩ線を当てると、染色体異常の数が34% も減少する、というデータが出ています。

では、ビールを飲めば、放射線の害を防げるのでしょうか。残念ながら現時点では、「ピールには放射線防護効果をもたらす可能性があるものの、効果があるとは断言できない」というのが正確なところです。

というのも、放射線にはさまざまな種類があり、細胞の種類によっても受ける影響が全く違ってくるからです。さらに、放射線防護効果をヒトで検証することは不可能、という事情もあります。

したがって、お酒が飲めない体質の人や、未成年者が無理に摂取するようなことは、絶対に避けていただきたいと思います。

健康を害さない程度に食生活に取り入れるのなら、放射線対策の一環として、ビールを利用してみてもいいでしょう。

放射線の害

コンブのだし汁が放射性ヨウ素の害を防ぐ

コンブのだし汁が放射性ヨウ素の害を防ぐ についてです。1986 年 4 月に起きたチェルノブイリの原発事故を含めて、世界各地の核放射線災害地を訪れ、人体への影響を調査、研究してきた札幌医科大学の教授の高田先生によるレポートです。

福島の原発事故でも影響を受けない コンブのだし汁が放射性ヨウ素の害を防ぐ

コンブのだし汁が放射性ヨウ素の害を防ぐ

コンブのだし汁が放射性ヨウ素の害を防ぐ

1986 年 4 月に起きたチェルノブイリの原発事故を含めて、世界各地の核放射線災害地を訪れ、人体への影響を調査、研究してきた札幌医科大学の教授の高田先生によるレポートです。

高田先生は、今回の福島の原発事故でも 4/6 ~ 4/10 にかけて福島原発 20 km 圏内も含めて、現地のかたたちの健康調査や放射線衛生調査を実施しています。

退避圏内の浪江町の放射線量は、毎時0.02ミリシーベルト。福島第一原発の正面ゲートで計測すると、浪江町の2倍程度の数値で、最大でも毎時 0.059 ミリシーベルトでした。

この数値は、チェルノブイリの緊急事態時のおよそ 1000 分の 1 以下にすぎません。当初、正門付近で最大 10 ミリシーベルトの被曝を覚悟していましたが、実際はその 100 分の 1 で、マスクや簡易防護衣も不要でした。

また、原発 20 km 圏内を出入りした3日間の積算線量は、 0.1 ミリシーベルトでした。今後の放射性ヨウ素の減衰を予測すれば、現地に1ヶ月滞在しても、積算量は 1 ミリシーベルトに満たないといえます。

放射線防護学の 100 年以上の研究成果に基づき、放射線の線量レベルをA~Fまでの6段階に分けています。 A ~ C までが危険な範囲、 D ~ F までが安全範囲です。

レベルAの線量範囲は 4 シーベルト以上で、人間はこの線量を全身で受けると、100人中50人が 60 日以内に死亡します。レベル B は、1 ~ 3 シーベルトで、嘔吐、脱毛などの自覚症状が現れ、ガンの発生率が若干高まります。
レベル C は、 0. 1~ 0.9 シーベルト。この線量を受けても自覚症状はありませんが、わずかながらガンリスクが高まります。また、レベル C 以上では、胎児が奇形になるリスクがあり、注意が必要です。

レベル D は、 2 ~ 10 ミリシーベルト。これは自然界にある放射線や、医療機関で診察の際に受ける程度の量です。このレベルD以下であれば、健康面で問題なしと考えられます。なお、 C と D には 10 倍の線量差があります。この間の線量が、放射線を職業とする人たちの法律で定められた年間限度( 50 ミリシーベルト)です。

今回の福島の調査から、原発周辺の住民がレベルC以上の線量を受けることはないと考えられます。

セシウムが汚染されたキノコを食べて実験

また、今回、原発 20km 圏内からの避難住民を中心に、福島県民希望者 66 人に対して、甲状腺に沈着した放射性ヨウ素量を計測しました。結果、最も高かった人でも、その数億は3600ベクレルで、甲状腺ガンのリスクは全くない範囲でした。

さきほどの危険度のレベルでいえば、検査した全員が D ~ F レベルに入り、健康上なんら問題はないと考えられます。

そもそも欧米人は海藻などをとらないため、甲状腺に蓄積されている安定(放射性ではない)ヨウ素の量が多くありりせん。一方、海藻類を日常的に食べる日本人は、甲状腺に蓄積されているヨウ素の量が多いのです。

そのため、放射性ヨウ素は日本人の甲状腺には新たに蓄積しにくく、その害も受けにくいと考えられるのです。

それでも、もしものことが心配なら、日ごろからコンプをはじめとする海藻類をたくさん食べるようにするといいでしょう。

研究では、大人で 1 日33 g 、 3 歳~小学生は 16 g の乾燥コンプで作っただし汁を摂取すれば、十分な安定ヨウ素を体に取り込めると考えられます。この量は、私が自分でコンプを食べ、尿中のヨウ素を調べて算出したものです。

この際、コンプは必ず沸騰させるようにします。沸騰させることで初めてヨウ素が水中に溶け出してくるからです。沸騰したら、すぐに火を消します。

大人 1 人33 Gのコンプにつき、どんぶり 1 杯の水( 約 300 cc )で煮出します。例えば、夫婦 2 人、小学生のお子さん 2 人のご家庭なら、コンプ 99 g ( 3 人分 )を、どんぶり 3 杯の水で煮出して、このコンプだしでうどんなどを作って食べるのがお勧めです。

3 歳未満のお子さんには、だし汁のみを与えます。生後 1 ヶ月~ 3 歳未満は 8 g 、新生児は 4 g が目安です。だしを取った後のコンプも、刻んで油炒めにして食べるといいでしょう。

根昆布水は高血圧を抑制するは、血圧を下げるためのレシピとして紹介されていますが、コンブの量さえ適切(大人 1 人 33 g )にして作れば放射性ヨウ素の害を防ぐために役立つということです。あらためて和食にはコンブが欠かせませんが、ホントにすばらしい食品だとあらためて関心します。

そして人体の中から不要な毒素などを排出させるには腸内で食物繊維がからめてとることで排泄できるのはこれからも変わりません。

ちなみにヨウ素の半減期(発する放射線の量が半分になるまでの期間)は8日で、時間が経過するごとに、さらに大幅に減少していきます。一方、 30 年が半減期とされるセシウムも、体内では代謝により実効半減期は 100 日になります。これは、私がチェルノブイリ近郊で調査を行った際、セシウム汚染されたキノコを食べ、測定して確認しています。

そのうえ、セシウムによる発ガンなどの健康被害は、チェルノブイリ 20 年間の疫学調査でも見つかっていないのです。

土壌が放射性セシウムに汚染されたとしても」チェルノブイリの事例から、健康被害を与えるとは考えられません。

ましてや福島の場合、チェルノブイリより格段にセシウムの量が少ないのです。こうした事実がはっきりしているわけですから、私たちは根拠のない情報に踊らされて、むやみに野菜や牛乳などを買い控えたり、風評を広めたりすることを慎みましょう。

そして、今後も正しい知識に基づいて、福島や、震災に加えて原発事故の影響も受けている被災地の人たちを、全力で応援し続けていくべきでしょう。

せっかくコンブを食べて放射性ヨウ素の害を防げても便秘をしていては全く意味がありませんので、コンブには食物繊維が多いので便秘解消効果も高いのですが、万一便秘になってしまっているならこちらの イサゴール などを使うとスムーズに排便できるでしょう。せっかくのコンブの力で排泄できなければ意味がありません。

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玄米 納豆 などの伝統食で放射性物質を排出すると体温もアップする

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長崎原爆投下後に誕生

玄米 納豆 などの伝統食で放射性物質を排出すると体温もアップする

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長崎に原爆が投下されたのは、昭和 20 年 8 月 9 日です。今からもう 70 年以上も前のことですが、その後に生まれました。当然、直接被爆こそしていないものの、当然、自身も、放射線の被害を受けているのは間違いないでしょう。

その当時は放射線の線量を測測定するものもありません。このため正確な数値は不明ですが、たぶん長崎の街じゅうに、かなり多量の放射性物質が存在したことは間違いないでしょう。しかし長崎の市民は、全く気にもかけずに生活していました。

長崎大学の医学部を卒業後、大学付属の原爆後遺障害研究施設内科に所属し、その後原爆病院でも1年働きました。こう考えてみをと、放射線障害とも長いつきあいになっています。

ちなみに、長崎の被爆者のうち、非常に貴重な証言を残している先生とも、何度も直接お話ししています。その医師は、爆心地から2キロと離れていない病院で被爆されました。ところが、そんな近距離で被爆したにもかかわらず、先生やその病院のスタッフはひどい放射線障害にならずに済んだのです。しかもその後、放射線の影響でガンになることもなく、先生は89歳までお元気で過ごされました。

先生は、自分たちが放射線の害を受けなかったのは、その当時常食していた玄米食やみそ汁などの効果ではないかと考えられました。

玄米食やワカメのみそ汁、また、大豆製品などは、放射線対策の食品として大いに推奨できるはずです。

ただ、放射線対策といっても、何も難しく考えることはありません。要するに体内に入った放射性物質は、ほかの老廃物や毒物と同様に考えればよいのです。肝心なのは、それをどんどん体外へと排出させることです。

あるいは、花粉症と同様に考えてもいいでしょう。花粉も放射性物質も、空気中のちりや食物にくっついて体内に入ってきます。これを早く排出するために適した食品が玄米であり、大豆発酵食品なのです。

玄米には、フィチン酸という成分があります。このフィチン酸は強力な排出作用を持っており、放射性物質の排出にも役立っていると考えられます。

大豆発酵食品には、ジピコリン酸という成分があります。ジピコリン酸は、ストロンチウム 90 などの放射性物質の排出に効果があるとされています。

こうした効果が知られるようになり、チェルノブイリ原発事故のときは、ヨーロッパで納豆が大人気になったのです。また、放射性物資を排泄するという意味では、食物繊維の摂取も大切です。
大豆についてはこちらの大豆パワーで詳細に紹介されています。

免疫力で体外への排出力が変わる

放射線障害については、過度に心配しすぎたり、慌てたりしないことも大事です。そうした精神的なストレスは、自律神経のうち、交感神経を緊張させます。交感神経が緊張すると、老廃物の排出がスムーズにすすまないからです。

これに対して、リラックスしていれば、副交感神経が優位になり、老廃物の排泄もスムーズに行われるようになります。便秘は毒素をため込んでしまう一番最悪な原因ですからまずは、食物繊維をしっかり摂ることを意識しなければいけません。

せっかく副交感神経優位のリラックスモードになっても食物繊維が不足していると便秘になるのは言うまでもありません。

ちなみににきびや吹き出物は便秘になると出てきます。思春期のにきびと異なり大人になってからのにきびは一端よくなっても便秘になるとまた、同じ場所ににきびや吹き出物ができます。大人にきびの場合は、便秘、そして洗いすぎが原因になるのですが、スキンケアは、大人になってからの方が難しくなります。

少し、話がそれましたが、同じ線量の放射線を受けても、各人が受ける害は、決して同等であはりません。それは心の持ち様でも違ってくるのです。「病は気から」はとても重要です。

ちなみに、これまでの放射性物質による内部被曝の問題が中心でしたが、可能性としては、放射線による外部被曝も考えられなくはありません。放射線をいったん受けてしまえば、確かにそれはどうしようもありません。ですが、その人の免疫力が高いか低いかで、その後の経過も変わってきます。
東洋医学的には治る体質、治らない体質も影響します。

当然ながら、ふだんの食事内容なども影響しますから、できるだけ肉食や脂肪を控える、ふだんからストレスをため込まないように心がける、運動不足や睡眠不足にならないようにすることも大切です。

そして、冷えも NG です。最近は、冷房の影響で、夏に体を冷やしすぎる人がふえています。すると、体の中の水の排泄がうまくいかず、体に水がたまった状態(これを「水毒」という) になり、さまざまな疾患が生じます。

水毒になれば、体内の老廃物の排泄も進みません。となれば、放射性物質の排出も滞りがちです。このため、放射線対策としても、冷えの改善は重要といえるでしょう。

体を冷やしやすい夏こそ、冷え対策が必要となります。熱いふろに入り、どっと汗をかくようにしましょう。生姜紅茶 を飲むのもお勧めです。便秘解消には難儀しているのであれば  イサゴール を使うのも手です。