解毒食材

肝臓機能を高め、自律神経の安定化にも有効な玄米

肝臓機能を高め、自律神経の安定化にも有効な玄米 玄米は日本人の主食として重要な食品のひとつでした。日本民族は原始時代から玄米を食べてきました。それは日本の風土に米が適していたからです。

日本の風土は大陸と追って湿度が高い。こうした風土に生活する人間は、毛穴が湿気でふさがるために、新陳代謝を低下させ解毒作用をさまたげやすくなります。このような欠点を湿度に強い玄米が補って、体の生理作用を助けてくれるのです。

肝臓機能を高め、自律神経の安定化にも有効な玄米
肝臓機能を高め、自律神経の安定化にも有効な玄米

これは自然のしくみにのっとった天の恵みですが、現代は、天から与えられた米の本質を発払博することのない白米にして食べています。

半病人が多くなったのは、玄米を精白した寒白い米を食べているからと言っても過言ではないと思います。玄米の中にはイノシトールやフィチン酸という成分があります。
イノシトールは肝臓を強めて老廃物を体の外に排泄する大切な役目をしてくれます。また、フィチン酸は、ストロンチウムと結合して老廃物を体の外に出す性質があります。
このストロンチウムというのは放射能の中に含まれる成分で、原子爆弾の死の灰の物質なのです。

フィチン酸には、ストロンチウムだけでなく、公害物質なども流す働きが強く、とくに梅干しとともに食べると、梅干しのクエン酸やアミグダリンという特殊成分の働きも加わって、公害物質を体の中に残さないで排泄する働きが強化されるのです。

また、ガンマーオリザノールという成分も含まれていますが、これは神経の働きを強め、ことに自律神経の調整には非常に大切な成分です。
これによって自律神経がよく働きますから、内臓の働きも強められ、新陳代謝も盛んになります。

ところが、白米にしてしまうと、これらの大切な成分は失われます。たとえビタミンB1・カルシウムなどを強化した強化米にしても、人工的につくつた薬品にすぎず、いのちのある自然の成分とはまったく違うのです。まして玄米には、まだまだ究明できない未知成分がたくさん含まれているのです。ここに自然の食物の尊さと偉大さがあります。

こうした効能からもわかるように、現代生活の中で失われた力をとりもどし、弱った細胞を強め、血液の浄化を促すためにも、玄米が大切なのです。玄米を食べて健康を回復したという実例が多いのは、失われた成分を回復したからであって、ごく当たり前なことなのです。

特に体調がよくないときには玄米で回復させるといいでしょう。玄米、納豆などの伝統食で放射性物質を排出すると体温もアップすることがわかっています。

加熱調理 オリーブオイル油 種類を選ぶ際に迷わないために

加熱調理 オリーブオイル油 種類を選ぶ際に迷わないために オリーブオイル5 選 を紹介します。
健康志向が高まり、日本人にも オリーブオイル のすばらしさがだいぶ浸透していると思います。しかし、オリーブオイルを加熱したいいのかといった疑問の声が多数聞こえてきます。

オリーブオイル 加熱調理 していいの? という疑問

加熱調理時 オリーブオイル油
加熱調理時 オリーブオイル油

多くの方が オリーブオイルを加熱した際に

  • 健康を損ねる成分等が出てくるのではないか
  • オリーブオイルの価値を下げてしまうのではないか

という疑問をもたらているようですが、そういった疑問を解決するための情報です。

加熱調理に最も適している油はオリーブ油です。高価なので多量に油を必要とする揚げものには使えませんが、妙めものなど少量ですむ調理にはこれを是非使うといいでしょう。

https://www.d-blood.info/olive-oil/2019/10/22/best5-ranking/

オリーブ油が加熱調理によいのはすべての油のなかで単不飽和脂肪を最も高率にふくんでいるからです。他の植物油が多くふくんでいる多不飽和脂肪に比べると単不飽和脂肪は熱に対して安定しており、酸化もしにくいのが特徴です。
だから酸化した脂肪をあまりとりこまなくてすむのです。

バージンオリーブオイルで揚げると健康的な化合物が追加される、と研究者は発見

スペインにある科学研究高等評議会(CSIC)の脂肪研究所とは別の研究で、以前は次のことがわかっていました。 オリーブ搾りかす油で揚げた食べ物 その健康的な化合物のいくつかも吸収しました。

それに オリーブ油 は、ギリシャやスペインで何世紀にもわたって多量に消費されてきていて、この2つの国では癌や循環系の障害が少ないことが確認されています。

研究者の調査結果は、いくつかの仮説を確認しました 健康的な生物活性化合物 バージンオリーブオイルは、オイルの加熱による劣化によって失われます。 それでも、揚げ物の状態に抵抗し、揚げ物に移されるものもあります。

私たちの研究は、揚げる際にバージンオリーブオイルの代謝プロファイルに生じる変化に焦点を当てました」と研究者たちは書いています。 ,war私たちの結果は、これらの化合物のいくつかが、フライドポテトの190回の揚げるサイクルで30°Cの熱に耐えることを示しました…バージンオリーブオイルからの生物活性化合物でフライを強化します。」

科学者によると、この研究は、そのような揚げ物技術とバージンオリーブオイルがフライドポテトの栄養プロファイルを大幅に向上させる可能性があることを示しています。

バージンオリーブオイルは栄養価の高いオイルです」と研究者たちは書いています。 ,warオレイン酸と生物活性化合物の供給源であり、揚げ物に一般的に使用される精製された食用植物油を使用することによって食品に存在したり移動したりすることはないため、調製に付加価値をもたらします。」

したがって、私たちが揚げる油の選択肢の中で、オリーブ油はその魅力的な栄養プロファイルのためにおそらく最も興味深いものの-つであると言えます」と彼らは付け加えました。

研究者たちは、家庭での食品加工を模倣した条件で試験を実施しました。この条件では、調理は小規模で行われ、揚げオリーブオイルの過度の再利用はありません。

ギリシャ・ローマ時代からの天然便秘薬「オリーブオイル」

つまり オリーブ油 にはあまり害のないことが証明されているわけです。脂肪を構成している脂肪酸は、炭素と水素の原子が手を結び合って長くつながった構造をしているのですが、そのなかで炭素原子同士が4本の手のうちの2本の手を互いに出し合って二重に結び合っているものがあります。

2本の手のうち一本は水素原子をつかんでもよいのですが、つかまずに炭素同士でつかみあっているのです。

そういう個所が1ヶ所あるものを単不飽和脂肪酸といい、2ヶ所以上あるものを多不飽和脂肪酸といっています。

そして、そういう個所がまったくないものが動物性食品に多くふくまれている飽和脂肪酸です。バター、ラード、牛脂などは飽和脂肪酸を高率にふくんでいて、加熱に対してはこれが最も安定しているのですが、飽和脂肪のとりすぎは有害で、健康上の大きなマイナスになります。

飽和脂肪酸と単不飽和虚肪酸はただカロリーをもたらすだけで必須栄養素ではないのに対して、多不飽和脂肪酸は必須栄養素です。だから適量を食事でとる必要があります。

多不飽和脂肪酸は、加熱に対しては最も安定を欠いているし、すぐに酸化してやはり有害な過酸化脂質を生み出します。酸化したものをとるのは望ましくないので、できるだけ加熱調理には使いたくないということになります。

そこで加熱調理に最も適した油は、単不飽和脂肪酸を最も高率にふくんだ オリーブ油 ということになります。 オリーブ油 についで単不飽和脂肪を高率にふくんでいるのは 菜種油 です。

オリーブオイル は身体によい脂肪酸で組成され、なかでも一番多く含まれているのが、オレイン酸。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持する賢い働きをしてくれる。このオレイン酸は熱にも強いため、揚げ物や炒め物でも健康効果を維持でます。

アメリカでは西洋種の菜種からとった油を キャノーラ・オイル と呼んでいるのですが、オリーブ油よりも安いところが利点です。

キャノーラ油 は サラダ油 です。精製の度合いを高めた良質の食用油のことを 「 サラダ油 」 といいます。
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では必須栄養素として、サラダなどに加熱しないで使う油は何がいいのでしょうか?推奨されているのは亜麻仁油とシソ油です。多不飽和脂肪酸は3番目の炭素原子の個所で最初の二重結合のあるものをオメガ3と呼び、6番目の炭素原子の個所で最初の二重結合があるものをオメガ6と呼んで二大別されています(単不飽和脂肪酸はオメガ9)。

魚に多くふくまれているEPAはオメガ3で、植物油に多いリノール酸は オメガ6 ですが、この オメガ3 と オメガ6 の比率が健康上の重要なポイントだということがわかってきました。

オメガ6 よりもオメガ3 を多くとることが望ましいのですが、 亜麻仁油 と シソ油 はオメガ3 を最も高率にふくんだ植物油なのです。
油を味方にする、現代人は オメガ9 系を積極的に摂ることで効率よく健康的に痩せる オメガ3 6 9 について

解毒食材

手作りキムチで便秘解消に役立てる

手作りキムチで便秘解消に役立てる キムチは発酵食品ですから腸内環境を整える効果大です。体質によってヨーグルトでは便秘に効かないけれどキムチだったら効くという人もいます。自分の腸に合っているかもしれません。

手作りキムチで便秘解消に役立てる

植物性乳酸菌というと、

  • ぬか漬け
  • 味噌
  • 醤油

それからキムチなどがありますが、みそ汁を食べて、玄米ご飯を食べると大抵翌朝は、快便です。さらにぬか漬けなども効果があるように思いますが、腸内環境を整えるには継続しないと効果が半減してしまいます。

手作りキムチで便秘解消に役立てる
手作りキムチで便秘解消に役立てる

そこで、キムチを手作りしてみようと思い、レシピを調べてみたのでここで紹介します。ぬか漬けなども善玉菌優位の腸内環境を作るには、最高ですが、どうも味が「地味」で飽きてしまうのでキムチづくりをしたいと思います。キムチなら味にもパンチがありますし、飽き対策にもってこいです。

まずキムチのうんちくを少し。キムチには白菜のペチュキムチや、大根のカクテキ、きゅうりのオイキムチなどがあり生すが、韓国では、他にもさまざまな野菜をキムチにしています。

手軽に作れる即席キムチで、変わりキムチを作ってみたいと思います。ビタミンCが多く、健胃作用のあるキャベツ、たんぱく質 や食物繊嫌が多い 大豆もやし 、βカロテンやビタミンC、鉄、カルシウムが豊富な小松菜などで作れば、栄養も万全です。

余り野菜の利用にもなり、食卓のバリエーションが広がります。辛味成分は、基本的に腸にも有効なので便秘解消効果もかなり期待できそうです。とにかく食物繊維が豊富に摂取できるのは、うれしい限りです。

即席のキムチだれをつくる

材料は、次の通りです。

  • ねぎのみじん切り おおさじ 2
  • いかの塩辛 おおさじ 2
  • 韓国産粉唐辛子(細びき) おおさじ 1 ~ 2
  • しょうが/にんにくのすりおろし 各大さじ 1
  • 塩 小さじ 1
  • ごま油 おおさじ 2

韓国産の粉唐辛子というのは、韓国産の赤唐辛子を細かくひいたもの。粗くひいたものもありますもー味に使われる日本産の赤唐辛子よりも辛みが少なく、かすかな甘みもあり、キムチを滋味深い味わいにします。
粉唐辛子はこちらからどうぞ。

野菜を漬ける

即席キャベツキムチ

キャベツ200 g を準備し、小さく切って塩小さじ 1 をふってもみ、約 20 分おいて洗い、水けをきる。上の即席キムチだれ 3 分の 1 程度をなじませ 40 ~ 50 分程度付ける。冷蔵で 3 ~ 4 日保存可能。

即席もやしキムチ

大豆もやし200 gを準備し、もやしに塩小さじ 1 をふってもみ、約 10 分おいて洗い、水けをきる。上の即席キムチだれ 3 分の 1 程度をなじませ 20 ~ 30 分程度付ける。冷蔵で 3 ~ 4 日保存可能。

即席小松菜キムチ

小松菜 150 g を準備し、小松菜は根元を切り、幅 3 cm に切って塩小さじ 1  をふってもみ、約 20 分おいて洗い、水けをきる。上の即席キムチだれ 3 分の 1 程度をなじませ 40 ~ 50 分程度付ける。冷蔵で 3 ~ 4 日保存可能。

キムチをおいしく食べるには

そのままでは辛すぎて、という場合は、キムチを何かに混ぜたり、のせたり、料理に入れたりすると、辛さがやわらぎ、食べやすくなります。

ただし乳酸菌は熟に弱いので、加熱しない食べ方のはうがよく、加熱調理に使う際にはなるべく最後に加えて、さっと火を通すようにします。

にんにくの臭いが気になる場合は?

にんにくのにおいのもとであるアリシンは、たんばく質と結びつきやすく、カルシウムなどのミネラルで中和されます。

キムチを食べたあとに、たんばく質やミネラルが豊富な牛乳などを飲めば、におい消しに有効です。

一気に飲まず、かむようにしてゆっくり飲むのがコツです。ヨーグルトを食べるのも同様に効果があります。また、消臭効果のある 緑茶 紅茶 コーヒー ウ一口ン茶などを飲むのもよく、紅茶やコーヒーには牛乳を加えるとより効果的。

ほかにミント系のガムをかんだり、口臭予防剤を利用するという方法もあります。日本人は、にんにくにもビタミンB群が豊富に含まれるのでキムチはまさに健康食です。

酸っぱくなっても大丈夫?

キムチは作ってから時間がたつほど、乳酸菌が増えて酸味が生まれます。そして乳酸菌の量がピークに達したあとに出てくるのが酢酸菌。これは酢をつくる菌で、酢酸菌が優位になるとかなり酸っぱくなってしまいます。

そうしたキムチも加熱調理に使えば、酸っぱさが気にならず、おいしく食べられます。キムチチャーハン、キムチスープなどがおすすめです。