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「自然の力」で乱れたリズムを正常化する方法

やせたいからといって、生野菜やくだものばかり食べると、陰性が強すぎて細胞がゆるんで働きがにぶくなり、内臓下垂や冷え症や貧血など陰性の病気になります。

こんな人が、酢が良い、青汁療法が良いなどと聞いて酢や青汁、野菜ジュースをガブガブ飲んだら、ますます細胞はふやけてひどい場合は、腰をぬかして立てなくなったり、病気を悪化させることになります。陰に陰を重ねるので逆療法なのです。

肉食過多の人なら、細胞がかたくしまりすぎていますから、青汁や生野菜のジュースは非常によく効きます。青汁は陰性でマグネシウムが多いのでゆるめてくれるのです。

陰性
冷たい・暗い・長い・遠心力・拡散力・増える・太陽に向かって上にのびる・静的(動に対して)・水っぽい・塩分が少ない・色では紫・あい・緑・白。
陽性
熱い・明るい・短い・求心力・収縮力・増えない・地下に長くのびる・動的(静に対して)・水分が少ない・塩分が多い・色では赤・黄・だいだい・黒。

これで判断すると、野菜の場合、地上に早くのびるタケノコや、暑い夏に育つ瓜類や、暑い地方に育つサトウキビ、バナナ、夏野菜、キノコ、地下に横に生えるクワイ、ピーナッツ、イモ類は陰性です。

陽性のものでは、地下に実直にのびるもの。霜にあっても負けない冬野菜、寒い地方に育つものほど細胞は緻密になり陽性が強い。自然薯は陽性。栽培のナガイモは水分が多くて陰性。ダイコンは地下に真直に生えても水分が多いので、陰性。ヤマトイモのほうが陽性。

ガンや腎臓、肝臓病でも、肉食のとりすぎ、甘いものやくだもののとりすぎなどによって陽性と陰性があり、それによって食養は違ってきますが、中庸になればいいのです

体質の弱さを改革するためには、酸性・アルカリ性だけでなく、この陰陽のバランスも大切で、体質を知り、その体質の弱さを改革するには、この陰陽の考えかたも頭の中に入れておくと良いでしょう。

とくに病弱者は生きかた、考えかた、心の持ちかたとともに、この偏りも大きいので、無理のない中庸にもっていくために、この自然に学ぶ食養法は大切です。これは、自然を柱にした陰陽理論から生まれた食養法なのです。

心が育たず理論ばかりにとらわれると、狭く小さくなり、細胞は自由に働けないのでこんな人は治りにくいのです。西洋医学、栄養学に見られる分析的考えかたと、東洋的な食養法と、総合的、全身的に根から治す束洋医学の考えかたがひとつになるとき、それぞれの長所が融合して、健康づくりに大きく貢献します。

東洋医学の考えかたから自然の栄養学を学び、自然の力に目覚めさせられたおかげで、肺結核から救われ、今日があります。陰と陽の食べものをわかりやすくまとめると、地球の中心に近いほど陽性が強く、上に高くなるほど陰性が強い。下にのびる根のものは陽性。土のかたい所にのびるものほどエネルギーを要しますから陽性(野草は栽培野菜に対して陽性)、上にのびるもの、高いもの(木になるくだものなど) ほど陰性。地面に近いものほど陽性。

また、色、重さ、水分、塩分によっても陰陽の度合は違ってきます。この自然界から学ぶ陰陽の見かた、考えかたをまとめるのが大変です。頭で理解するのでなく、心でのうなずきが根にないと、小さな世界になってしまいます。

それでは体の健康も運命の健康も、遠いものになります。私はそんなことを勉強して、なるほど自然はリズムと調和だと気がつきました。いのちの尊さもわからず、自分勝手に生き、病気と嫁ができてしまった。それなら病気とつり合わない自分にならなければと気づいて、必死に根性きりかえの勉強をしました。

はじめはものまねでわからないことばかりでした。でも食物をいただきながら、嫌いでも、これは私にいちばん大切なことなのだと言いきかせながら、自然の食べものをよく噛んでいただくと、それが脳にしみこんでいき、だんだん好きなものとなるのです。好んで食べていたお菓子なども体に良くないとわかり、そのように脳に教えこんでいくと嫌いになっていく。突っ張って治すのでなく、自然のリズムが自然の流れにしてくれる。そんなことを食物や自然療法を通して学びました。

以来、自分にあった食べものや手当て法、生活法、人間関係を豊かにする法などを学んでみて、やはり心が根だと知りました。こう言うと、スラツとそうなったようですが、紆余曲折があって40年かかってやっとここまできたのです。大自然によって生かされている人の生命は、調和の良い食息心身により自律神経も安定し、五臓六腑五感も順調となり、健康増進につながるのです。

陰と陽の調和、中庸の食事がベスト

酸とアルカリだけでなく、陰と陽の考えかた、生きかたも大切です。

これは東洋医学的な考えかたです。東洋医学には大別して実症(陽性)と虚症(陰性)があります。それは細胞のでき具合や働きによって違ってきます。
簡単にわかりやすく言うと、細胞は蛋白質、脂肪、含水炭素、ビタミンのほかにミネラルがあります。このミネラルによって陰性の体質、陽性の体質に分かれます。栄りん養学の酸性、アルカリ性もミネラルですが、クロール、銅、硫黄、燐などが多いと酸性になり、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどが多いとアルカリ性となります。

ところが、食養ではこのアルカリ性のミネラルのバランスによって、細胞に対する影響が追ってきます。体質づくりには食物の影響が大きく、とりわけ、その中にあるミネラルの働きが大きいのです。

カリウムとナトリウムは括抗して働き、細胞内にカリウムが多すぎるとナトリウムを追い出し、逆にナトリウムが多くなるとカリウムを追い出します。

また、マグネシウムが多くなるとカルシウムを追い出し、カルシウムが多くなるとマグネシウムを追い出します。このミネラルの比によって、細胞の働きが違ってきます。

陰性は、カリウム、マグネシウムが多すぎると細胞がゆるんで働きにくく、下垂の体質で、内臓下垂や冷え症などになりやすい。

陽性は、カルシウム、ナトリウムが多すぎると細胞が縮んで働きにくい硬化型で、動脈硬化や肝硬変や心臓病などになりやすい。いずれにしても、病気の場合は大きな偏りがあります。

陰性に偏った場合と陽性に偏った場合によって体質は違い、食物のとりかた、処置のしかたも違ってきます。

まず、陽性の食物は、肉(四足ほど陽性が強くなる)、動物油脂、脂っこい魚、卵など動物性のもの。体の大きい物ほど強く、小魚になり形が小さくなるほどこの性質は低くなります。
鯉は池の中で藻を食べて育つので動物性の中では陽性は弱く中庸に近いのです。卵類は陽性が強くうずらの卵は鶏卵より弱く中庸に近いので、病人で陰性の人にはうずらのほうが良いでしょう。

また、塩分は陽性ですから、塩からいものや、動物性のものをとりすぎると、細胞は硬化して働けなくなります。陽性過多になると陽性の病気をします。

陰性の場合、植物性のものは陰性ですが、とくに陰性が強いものは白砂糖、水っぽいもの、瓜類、くだもの、ナス、甘いものいっさい、刺激物などで、これらが多すぎると陰性過多となり、細胞はゆるんで古くなったゴムのように弾力を失い、働きが悪くなります。すると毒素も老廃物も出せず、栄養ももらえないので病気ということになります。

陰陽のバランスをとるには、陽性の肉と陰性の白砂糖を一緒にとれば丁度よくなるかというと、そうではありません。極端は極端を呼んでより大きいマイナスとなり、細胞に大きな無理が生じます。弱っている細胞にこれをしたら、病気は急速に悪化します。栄養学でいう酸性の強い肉と、アルカリ性の強い刺激物はつきもので、中和の働きをするし、肉食をするとコーヒー、コショウなどの刺激物が必要になります。さしみにワサビで生肉の強さを中和しています。

しかし、刺激物や極端なものは細胞に無理をさせるので、病弱者や病人は、中庸でおだやかさを保ちながら細胞に活力をつけ、血液をまわすのがいちばん自然にもどりやすいのです。

中庸のものは植物性では海草、木の実、草の実(小豆、未精白穀類、ゴマ、アワ、ヒエ、キビ) など。小粒のものほど細胞は緻密で、内容は充実しています。

くだものでも、化学肥料をたくさん使って大きいのはカリウムが多く、細胞は大ざっばで水っぽい味で陰性が強い。

化学物質は強い陰性で、添加物は陰性、電気も陰性です。上にのびるもの、高いものほど陰性。土の下にもぐるものは陽性。ゴボウ、ニンジン、レンコン、タマネギ、ニンニクなどは陰の中の陽で、中庸に近い。

菜っ葉類は地に広がって生えるもの、またははうもの、ダイコン葉、ニンジン葉、パセリ、ニラ、ミツバ、ハコベ、タンポポ、ヨモギ、セリなどは、陰性の中の陽で中庸に近い。

色では赤、黄、黒が陽性。自、緑、紫は陰性(トマトは赤でも水が多いので陰性となる)小豆は陽性。黒豆は大豆より陽性。太陽にあでで干したもの今は電気乾燥ですから太陽にあてたもののこと)切り干しダイコン、海草、魚の干物などは中庸。

みそ、しょうゆ、納豆、梅干し、たくあんのような醗酵食品は、微生物の働きでできます。古いほどバクテリア、酵素などの働きが浸透して陽性となるので、古いものほど細胞に活力をつけるのです。動物性でも全食できる小魚の干物などは中庸に近いと言えます。

特に体調が優れないときは、玄米で体調を回復するのがいいでしょう。

食べ合わせが、自然のバランスを生み出す

どんどん食べてやせるとか、デンプンや脂肪を減らすとやせるとか、いろいろ言われていますが、いのちに対する感謝のない生活を続けているのなら、一時的にやせたとしてもまた元にもどってしまうでしょう。

以下のような食生活を心がけてください。第一に、主食の栄養バランスを考えて、白くしない(未精白)米や粉にすること。

これでミネラルやビタミン類を効率良くとることになり、デンプンの消化吸収も助けるので太らなくなります。また、玄米菜食に、ゴマを妙ってよくすりつぶし、うすい塩味にしたゴマのふりかけをたっぷりかけて食べると、今までとは疲れかたが違うことに気づきます。

体が軽くなり、重さ、だるさはなくなります。主食はその名のごとく主に食べることです。第二に、副食は積極的に大豆製品を用いることです。

魚は全部食べられる小型のものが良いでしょう。小魚などを空妙りして、良質のはちみつとしょうゆをまぜてからめるごまめ式の食べかたをすると、おいしくポリポリ食べられます。

空妙りだけでもおいしい。少し大きい魚なら、骨をまるごとから揚げにすると、骨せんべいになってポリポリ食べられます。

魚の骨の真中のズイは、脳の働きを強化するので、カルシウムとともにとくに大切なものなのです。緑や赤や黄色の、芯まで色の濃い野菜と海草類を中心にした、季節の野菜をしっかりとりいれること。その調和を続けることも大切です。

第三に、おかずと主食はほぼ見合う量にすることが大切です。おかずが多すぎないことが大事です。

ご飯を食べないで副食をたくさん食べる人に肥満が多いのは、胚芽のついた穀類は細胞に弾力と活力を与えるため体がしまるのに対して、副食が多くなると水分やカリウムなどが多くなって、細胞がふくれてふやけやすいからです。

それに酒や砂糖を使った甘いものが多くなると、いっそうふやけてしまうのです。一般的にサツマイモを食べると太るといいますが、これも食べかたです。大体、イモ類はカリウムが多いのです。カリウムが多いとナトリウムを追い出します。すると細胞はゆるんで働きがにぶります。
食べてむせやすいのはそのためです。それで、たくあん漬とか白菜漬、ぬかみそ漬などの漬物を一緒に食べるとむせないし、食べたあと昧も良くなります。

ゴマのふりかけをまぶしたらなお良いでしょう。カリウムはナトリウムを追い出して塩分を少なくするので、細胞はしまらないでふやけ、プーとふくれるから太るということにもなります。

逆に、肉食者などはナトリウムが多くなるので、細胞は縮んで硬化して働けません。ですから、そんな人は、イモ類、瓜類、くだものなどカリウムの多いもので中和すると硬化がとれます。

ナトリウムはミネラルの一種であるクロールと結びつき、塩分となるので、肉食者は塩分をへらすことです。逆に、生野菜やイモ類、くだもの、甘いものを多く食べる人は塩分がぬけてふやけているのでだるく、動きがにぶくなります。

体質を考えてバランス良く生活することを心がけてください。主食の質を良くし、間食をやめ、よく噛んで副食をへらすことと、塩分のバランスが大事です。これがやせる療法となり、肥満予防で足もとからの健康管理となります。

砂糖やそれを使った製品(菓子類や飲みもの)なども、血液を酸性にするだけでなく、細胞がふやけて働きがにぶくなるので、間食も量と中身を考えて、さけるようにしましょう。

こうした食生活を心がけると、生活の中から新しい体験が生まれ、新しい発見とともにものの見かた、考えかたがかわってきて新しい発想が生まれ、知恵が育ち、次第に生活習慣やサイクルがかわってきます。食事だけをかえたつもりが、生活のリズムもかわる。これが大切なところです。

肥満は老化現象のひとつと考える

現代人の食生活をみると、ビジネスマンは昼食を店屋もの、夕食をアルコール類と偏った添加物入りのつまみですませる人が増えています。

また、若者は清涼飲料水や缶コーヒーやジュース類を多くとる一方、肉食で野菜不足の傾向があります。それで栄養状態を見ると、全体としてカルシウム、鉄、ビタミンA、B1、C の不足と、動物性蛋白質過剰が目立ちます。

こんな食生活では酸性過多となり、病人は増えてもへることはありません。そして老化を早めます。肥満も老化現象のひとつですが、これも食生活が原因の大きな比重をしめています。

幼い頃太っていましたが、結核になり、玄米食をはじめてからやせ出して、体質がまったく変化してしまいました。私はご飯が好きで、おやつなどお菓子くらいでは間に合わず、白米の大きなおにぎりにみそをつけて食べるのが好きでした。

主食は丼のようなお茶碗でも、おかわりして食べるという大食漢でした。白米の大食はミネラル、ビタミン欠乏症になるし、血液も酸性にします。

その上、くだものの木がたくさんあったので、たくさん食べました。これでは細胞はカリウムが多くなりカルシウムを追い出すので、陰に偏っててゆるみます。肝臓や腎臓の浄化槽がフル向り転しても間に合わない。毒素も老廃物も疲労も流れにくい。血液の酸性はホルモンのアンバランスにも結びつくので、いよいよ細胞にプレッシャーがかかり、内臓にも神経にもマイナスとなってしまいます。

太るのも健康で太るのでなく、浄化の働きをする肝臓や腎臓の働きが弱って流せなくなって、老廃物や毒素がたまってふくれるのですから、疲れやすく、体は重くだるくなってきます。そんなことで病気と仲良しになる。その底には、いのちに対する感謝がありません。食べたいから食べる。自分中心の生きかたがあるのです。

酸性体質を中和するための食品はこうして選ぶ

旬のものを食べることの大事な意味

自然を主とした食生活の第一歩は、その土地と季節にあった自然な形と方法で食物をとることです。つとめて季節はずれのものはさけて、穀物はできるだけ精白していないものを選びます。

主食は玄米、二分づき米、半つき米、ソバ、ヒエ、アワ、キビ、ハト麦、黒パン、玄米胚芽、小麦胚芽などを食べ、副食には野草や野菜類、豆類、ゴマ、木の実、小魚、川魚、自身の魚をとります。

健康な人でも肉を少なくして魚をとると良いでしょう。穀類を主に、副食は穀類と同量くらいにします。食物はその地方によって特性があり、南の沖縄ではパパイアやそのほかの瓜類がおいしく、北の北海道や東北では体の温まる鍋物があるように、その地方には地方色豊かな食品や食べかたがあります。

また、寒いときにはお餅や煮こみものが体を温めてくれるのでおいしく、暑いときには冷たくさっばりとしたものが好まれます。
また、キュウリ、ナス、トマト、スイカ、そのほかの瓜類などは、毛穴を開いて汗を放散させ熱を外に出す働きがあるので、暑さから体をまもるようにできています。

これらは冬に食べるとよけいに体が冷えるので、本来、冬にはできないものでした。今は季節感もなく、どニールハウスで年中できるようになりました。しかし、売っているかといって冬に冷えるものを食べると、細胞の活力を失われるになっててしまいます。

血液の循環を悪くするだけでなく、体液やホルモンのバランスをくずすため、冷え症とともに、肥満にもつながってしまうのです。「季節には季節のものを大切に」これがごく自然で、自然の流れの中でいのちが養われるのは当然のことです。

しかし、この頃は「旬」という言葉も忘れられてしまったようです。こんなことひとつ考えても、自然の生活のサイクルがくるってきていることがわかります。
これらのひずみはだんだん肉体を不自然にして、病気や不幸をつくっていきます。調子がおかしいと思ったら、生活のリズムを自然にもどすとすぐ快調になります。
自然は待ってましたとばかりに、人間の生きかたをさとしてくれます。どんな都会のど真申にあっても、とりいれようと思うならば、すぐ身近にいくらでも自然はあります。

基本的には、体を温めるための食事を意識することが体調を良好に保つ大事なポイントです。

体を温める食品を意識的に食べる | 腸をきれいにして便秘解消
https://constipation-guide.net/intestines/?p=323

ゴボウを皮のまま使うと、アレルギー性の病が好転する

東洋医学では、ゴボウはアレルギーになるので良くない、といって使いません。中国では一般でも食べない。実際にアトピー性皮膚炎の人が食べると良くないと言います。

しかし、日本の伝統的な考えかたから言えば、盲腸のとき、ゴボウをすりおろしてその極り汁を飲むと治ります。腹痛でも治ります。ただ、効かないという人もいました。
おかしいと思って詳しく聞いてみると、皮をむいて使っていると言うのです。

正しい食物繊維の摂り方でないと便秘は悪化!便通を強力に促進する繊維が豊富なゴボウ茶がおすすめ | 便秘を解消しよう!
https://benpi-guide.net/contents/archives/2667

日本人は何でもアクぬきだといって皮をはいで水にさらす習慣がありますが、皮ごと使うと、アレルギー性のアトピーも、ぜんそくも、花粉症も好転してきます。

お腹の調子がよくないとある日突然食物アレルギーになったりする | アレルギーは腸で治す
https://constipation-guide.net/allergie/?p=50

盲腸の場合も、皮ごとすりおろしてその搾り汁を飲む。そこに、丸ごといただく、健康づくりの秘密があるのです。

やっぱり体に効果があるのでネギの根もダイコンの皮も、コマツナの根も、タマネギのうす皮も根も全部捨てません。タマネギの皮はだしをとるときに一緒に煎じたり、薬草茶の中にまぜて煎じたりするほかは、形をまったくかえて、何なのかわからないお料理にかわります。

ダイコンの皮のきんぴら、残りもののお好み焼き、だんご汁、スープといろいろです。コンプや煮干しのだしも、佃煮やから揚げにしてコクのあるおいしいつまみものにかわってしまうのです。まさに変幻自在に食卓に並びます。

これで病弱者も健康になります。実を養うのは根です。この根に力があり、いのちがある。かたいところには、栄養的にも現代人にとくに足りない、ミネラル、ビタミンが豊富にある。この自然の恵み、自然の親切をありがたくいただく心が、工夫をさせ、創作科理をつくらせるのです。

つまり、心があってこそ、見えないいのちも、自然の力も見ることができるのです。手ぬきは心ぬきになってしまうのです。

手づくり、手当て、というこの「手」も、心とともに働きます。手ぬきは心ぬきです。心を失ったとき、いのちを失い、枯れるのです。見えるものばかりを追いかけてしまった結果、出てきたゆがみが病です。

自然食も自然療法も、心が根となって行動し続けることですから、これは病気治しではありません。自然に帰るひとつの道であり、よき運命と幸せを呼ぶものなのです。体の健康だけでなく、心の健康を育む。運命の健康を呼ぶ道だと思うのです。

自然の食物と自然の療法と、もうひとつ大切なことは精神的な心の安定です。

ある年の老人の日に、新聞が、東京に100歳以上の長寿者が55人もいると報道しました。日本一です。公害がひどく、住みにくい東京砂漠で、1世紀をたくましく生きぬかれたご老人の顔は、底力と気品にあふれていました。その誰もが、クヨクヨせずにゆったり生きるのがコツだと言います。この方々は、都会の悪条件をはねのけて精神的な力を養いつつ生きてこられました。

このご老人は、都会とて長寿できないことはない、自律神経を老化させず、いつまでも丈夫に働き続けるなら、都会の中でも立派に生き続けられるのだと、心の大切さを立証してくださいました。人間は食物も大切ですが、自律神経もよく働いてくれなければ、内臓は働かないし、神経は弱るし、脳は老化して早くボケてしまいます。

この自律神経が十分に働いてくれれば、頭はボケることはなく、いつまでも若々しくたくましく生きられます。これが健康長寿のコツです。この神経は心と探い関係があり、心明るく働くときは疲れずさわやかです。しかし、イライラ、不平があると疲れかたは大きいものです。欲得計算をぬき、喜んで生きられたら幸せですね。

慢性的な病は腸の汚れからはじまる

血液を酸性に汚し、体力を低下させる動物性食品の過食は、酸素、ミネラル、ビタミンの不足となり、有害な成分を体に残していきます。

とくに腸に残ると影響は大きく、腸の中に腐敗現象がおきてきます。腸にはプラスそうになる有効叢菌がありますが、この繁殖を乱し、バクテリアの働きをかえてしまうのです。そして、害をおよぼすアイノリナーゼ菌が増え、必要な乳酸菌はどんどん少なくなってしまいます。このアイノリナーゼ菌はビタミンBlを破壊します。こんなわけで腸の腐敗現象は進み、ドブのようになっていきます。

すべての慢性病は腸の汚れからはじまります。腸がドブのようになって流れなくなると、血液だけでなくホルモンの働きもアンバランスになり、リンパ液、胆汁液の働きもバランスを失い、殺菌力やや浄化力を失って弱体化を進めてしまうのです。

本当の栄養学は、食べものが体の中に入ってから、どのように変化して栄養となったかを大切にします。しかし、西洋から入ってきた現代栄養学は、いのちある食物を分析的にとり扱います。分析的な見かたは、分析して出てきた蛋白質、脂肪、ミネラル、ビタミンなどはわかりますが、出てこないものはわからない。魂も精神も見えない。でも、自然が養い育てるものにはいのちがある。心がある。そのいのちは見えないし、物質ではないから分析には出てこない。その見えない重大なエネルギーを忘れてしまう。そこに大きな問題があり、いきづまってしまったのです。

その結果、肉を食べろと百年間言い続けてきた栄養学が、未精白穀類、野菜、海草を食べろ、白砂糖をやめて黒砂糖やはちみつに、動物脂肪より植物脂肪をとれ、と菜食型に移行しだしてきたのです。

血の汚れは性格にも大きな影響をおよぼし、肝臓や腎臓の疲れは脳の疲労も大きくします。酸素がまわりにくく、酸欠になると、怒りつぼくなったり、短気になったり、泣き虫になったり、ひとつのことをじっくりやり通すことができなくなります。集中力も忍耐力も、神経が疲れていたらできないのです。神経を働かすためには酸素が必要ですが、血が汚れたら酸素を運べません。それがエスカレートすると、ノイローゼや精神病へとつながっていきます。

まずは、白米を玄米、それが無理であるのなら、半つき米にヒエ、アワ、キビ、麦などの雑穀を白米にまぜて炊きこむようにしたらいいと思います。

食物繊維を十分に食べていると悪玉菌も良い働きを開始する – 腸にNGな食べ方とOKな食べ方
https://1088note.com/gut/2018/06/post-15.html

酸性体質を中和するための食品はこうして選ぶ

戟後の経済成長とともに、欧米好みの食生活が流行して、肉食偏重や美食で偏った食生活になってきました。あの人は美食だと言って、その人の味覚、嗜好をほめたりするときにも使いますが、栄養生理学的な面から見ればこれは、とんでもないことと言わざるを得ません。

つまり、美食と言われるもののほとんどは酸性食品なのです。その代表的なものは白砂糖、卵、魚、肉、酒、ビール。さらに白米、白パンなどもその仲間に入ります。

エビ、カキ、アワビ、カニなどは、高級料理につきものですが、典型的な酸性食品です。ですから、美食家は高血圧や心臓病などを患い、倒れてしまうことがよくあります。糖尿病や腎臓病、ガンをはじめ、そのほかの慢性病などもそうです。

最近では日本人の食生活もぜいたくになり、美食化が進み、アルカリ性食品を敬遠しがちです。慢性病とはつきりわかって一般に知られている病気のほかに、特別の治療をほどこすに至っていないさまざまな体の不調もあります。漫然とした疲労感、虚脱感などに咽まされる人も多くなりました。

普通はよほど急激な変化を経験しない限り、突然、糖尿病やら高血圧になることはありません。はっきりした病名がつくまでに、気がつかないうちに徐々にその素地ができ上がっていきます。それは毎日の暮しかた、生きかた、考えかたが決定づけるものです。
現代人の多くは、食生活と社会的環境に左右されて、酸性体質に偏り、弱い体づくりにつき進んでいるように思えてなりません。

人間の体は単純に酸とアルカリだけで片づけられませんが、酸性に傾くことはNGです。もともと人間の血液は、一時的に酸性になっても中和できるようになっていますから、あまり神経質に考えることはありませんが、無頓着でいていいものでもありません。

昔から働き者は丈夫だと言うのは、働いてエネルギーに転換して、弱体化させる酸を体に残さないからです。しかし、食べてばかりいて燃焼させずにゴロゴロしていたら、どんな良いものを食べても毒素として残ってしまいます。

偏った食事をさけ、中和する食生活を心がけると、体は軽くなり、働くことが楽しくなって、性格までもかわってきます。
一般的に日常好んで食べているのは、酸性食品が多いものです。

梅干しや海草などは、とても大事な酸中和食品です。例えば、砂糖を100 gとったとき、梅肉エキスなどは2 gでバランスがとれますが、牛乳、サヤエンドウなどは同じアルカリ性でも340 gもとらなければバランスはとれません。

カレー粉などはアルカリ性が強く酸性の中和もしますが、刺激物なので弱った細胞にはマイナスとなります。肉食の酸の強さは刺激物のアルカリをほしがり、それで中和しようとします。ただ、強すぎると体に無理を強いることになるのです。

イギリスの精神科医リチャードマッカーネス博士は、その臨床例から卵、チョコレート、ベーコン、子牛肉、インスタントコーヒーなどが、肉体的不調、とくに食品アレルギーで精神病が発生するという確信を得たと言います。個人差はあったようですが、患者はこれらを食べるのをやめた後、急速に回復したと報告しています。最近、通り魔事件、自殺、不登校をはじめ驚くような事件が増えたのも、食べものの影響が大きいと思います。

アレルギー体質を改善する食事 – 食事を工夫してもっと健康になる
https://memo-note.com/meal/2013/04/post-7.html