2019年 7月 の投稿一覧

自然のバランス 玄米菜食 食べ合わせが生み出す

自然のバランス 食べ合わせが生み出す というのは、どんどん食べてやせるとか、デンプンや脂肪を減らすとやせるとか、いろいろ言われていますが、いのちに対する感謝のない生活を続けているのなら、一時的にやせたとしてもまた元にもどってしまうでしょう。世間的にはリバウンドと言っていますが、それも本質ではありません。

自然のバランス

自然のバランス

自然のバランス

以下のような食生活を心がけてください。第一に、主食の栄養バランスを考えて、白くしない(未精白)米や粉にすること。

これでミネラルやビタミン類を効率良くとることになり、デンプンの消化吸収も助けるので太らなくなります。
また、玄米菜食に、ゴマを妙ってよくすりつぶし、うすい塩味にしたゴマのふりかけをたっぷりかけて食べると、今までとは疲れかたが違うことに気づきます。

体が軽くなり、重さ、だるさはなくなります。主食はその名のごとく主に食べることです。第二に、副食は積極的に大豆製品を用いることです。

魚は全部食べられる小型のものが良いでしょう。小魚などを空妙りして、良質のはちみつとしょうゆをまぜてからめるごまめ式の食べかたをすると、おいしくポリポリ食べられます。

空妙りだけでもおいしい。少し大きい魚なら、骨をまるごとから揚げにすると、骨せんべいになってポリポリ食べられます。

魚の骨の真中のズイは、脳の働きを強化するので、カルシウムとともにとくに大切なものなのです。緑や赤や黄色の、芯まで色の濃い野菜と海草類を中心にした、季節の野菜をしっかりとりいれること。その調和を続けることも大切です。

第三に、おかずと主食はほぼ見合う量にすることが大切です。おかずが多すぎないことが大事です。

ご飯を食べないで副食をたくさん食べる人に肥満が多いのは、胚芽のついた穀類は細胞に弾力と活力を与えるため体がしまるのに対して、副食が多くなると水分やカリウムなどが多くなって、細胞がふくれてふやけやすいからです。

それに酒や砂糖を使った甘いものが多くなると、いっそうふやけてしまうのです。一般的にサツマイモを食べると太るといいますが、これも食べかたです。大体、イモ類はカリウムが多いのです。カリウムが多いとナトリウムを追い出します。すると細胞はゆるんで働きがにぶります。
食べてむせやすいのはそのためです。それで、たくあん漬とか白菜漬、ぬかみそ漬などの漬物を一緒に食べるとむせないし、食べたあと昧も良くなります。

ゴマのふりかけをまぶしたらなお良いでしょう。カリウムはナトリウムを追い出して塩分を少なくするので、細胞はしまらないでふやけ、プーとふくれるから太るということにもなります。

逆に、肉食者などはナトリウムが多くなるので、細胞は縮んで硬化して働けません。ですから、そんな人は、イモ類、瓜類、くだものなどカリウムの多いもので中和すると硬化がとれます。

ナトリウムはミネラルの一種であるクロールと結びつき、塩分となるので、肉食者は塩分をへらすことです。逆に、生野菜やイモ類、くだもの、甘いものを多く食べる人は塩分がぬけてふやけているのでだるく、動きがにぶくなります。

体質を考えてバランス良く生活することを心がけてください。主食の質を良くし、間食をやめ、よく噛んで副食をへらすことと、塩分のバランスが大事です。これがやせる療法となり、肥満予防で足もとからの健康管理となります。

砂糖やそれを使った製品(菓子類や飲みもの)なども、血液を酸性にするだけでなく、細胞がふやけて働きがにぶくなるので、間食も量と中身を考えて、さけるようにしましょう。

こうした食生活を心がけると、生活の中から新しい体験が生まれ、新しい発見とともにものの見かた、考えかたがかわってきて新しい発想が生まれ、知恵が育ち、次第に生活習慣やサイクルがかわってきます。食事だけをかえたつもりが、生活のリズムもかわる。これが大切なところです。

マクロビ 玄米菜食がもたらす 効果

マクロビオティックの玄米菜食を続けていると、様々な効果があります。
玄米には多くの栄養素が含まれていることから健康維持やダイエットには非常に効果的。さらに女性にとってうれしいのは、肌質アップの効果です。玄米に含まれるビタミンB群は肌の再生をサポートしてくれるだけでなく、ターンオーバーも活性化、美肌の実現に力を貸してくれます。

肌トラブルの中には、過剰な脂肪や糖分を摂取することで起きる肌荒れもありますが、マクロビオティックは動物性たんぱく質や白砂糖を極力避ける食生活を送るため、脂肪や糖分の摂取量が減り、お肌のコンディションを整えてくれます。それ以外にも、食物繊維によるデトックス効果などもお肌にとっては効果的です。

マクロビオティックの玄米菜食には、精神的なものや社会的な効果も期待できます。
偏った栄養バランスや栄養素の不足は脳の働きを低下させますが、マクロビオティックの玄米菜食では十分な栄養が補給できるため判断力や決断力がアップ、精神的に安定を感じることもできます。

また、マクロビオティックでは皮や葉まで美味しく食べるため、どうしても農薬や農業の問題にも目をむける必要が出てきます。これら社会的意識の高まりもマクロビオティックならではの効果といえるでしょう。

「身土不二」

仏教用語の身土不二をマクロビオティックでは、「身体と住むところは切り離すことができない。住んでいる土地のものを食べることで、土地に適した身体になり健康を保てる」と解釈しています。

日本では禁止されていますが、輸入食品には鮮度を保つためにポストハーベスト農薬(殺菌剤、防カビ剤)が使われており残留農薬も気になるところ。

できるだけ近くで収穫された食材を選ぶことは、フードマイレージを減らすことにもなり、自然環境にも健康にもプラスになる。身土不二の考え方は地球環境の保全にも適していると言えます。

「一物全体」

一物全体とは、食材を丸ごと使用するという意味です。

食べ物を丸ごと食べることで、バランスが取れエネルギーを自分の身体に生かす、命をいただくことになります。野菜ならば皮や根、魚は頭から尻尾、骨や内臓まで調理します。

カロリーではなく生命力を重視し、全体を食べることからも、無農薬、無化学肥料で栽培されたものが選ばれています。

細胞を正常化

旬のものを食べることの大事な意味

旬のものを食べることの大事な意味 についてはとても重要な意味があります。自然を主とした食生活の第一歩は、その土地と季節にあった自然な形と方法で食物をとることです。つとめて季節はずれのものはさけて、穀物はできるだけ精白していないものを選びます。

旬のものを食べることの大事な意味

旬のものを食べることの大事な意味

主食は

  • 玄米
  • 二分づき米
  • 半つき米
  • ソバ
  • アワ
  • キビ
  • ヒエ
  • ハト麦
  • 黒パン
  • 玄米胚芽
  • 小麦胚芽

などを食べ、
副食には

  • 野草
  • 野菜類
  • 豆類
  • ゴマ
  • 木の実
  • 小魚
  • 川魚
  • 自身の魚
    をとります。

健康な人でも肉を少なくして魚をとると良いでしょう。穀類を主に、副食は穀類と同量くらいにします。

食物はその地方によって特性があり、南の沖縄ではパパイアやそのほかの瓜類がおいしく、北の北海道や東北では体の温まる鍋物があるように、その地方には地方色豊かな食品や食べかたがあります。

また、寒いときにはお餅や煮こみものが体を温めてくれるのでおいしく、暑いときには冷たくさっばりとしたものが好まれます。

また、

  • キュウリ
  • トマト
  • ナス
  • スイカ
    、そのほかの瓜類などは、毛穴を開いて汗を放散させ熱を外に出す働きがあるので、暑さから体をまもるようにできています。

これらは冬に食べるとよけいに体が冷えるので、本来、冬にはできないものでした。今は季節感もなく、どニールハウスで年中できるようになりました。しかし、売っているかといって冬に冷えるものを食べると、細胞の活力を失われるになっててしまいます。

血液の循環を悪くするだけでなく、体液やホルモンのバランスをくずすため、冷え症とともに、肥満にもつながってしまうのです。「季節には季節のものを大切に」これがごく自然で、自然の流れの中でいのちが養われるのは当然のことです。

しかし、この頃は「旬」という言葉も忘れられてしまったようです。こんなことひとつ考えても、自然の生活のサイクルがくるってきていることがわかります。
これらのひずみはだんだん肉体を不自然にして、病気や不幸をつくっていきます。調子がおかしいと思ったら、生活のリズムを自然にもどすとすぐ快調になります。

自然は待ってましたとばかりに、人間の生きかたをさとしてくれます。どんな都会のど真申にあっても、とりいれようと思うならば、すぐ身近にいくらでも自然はあります。

基本的には、体を温めるための食事を意識することが体調を良好に保つ大事なポイントです。

体を温める食品を意識的に食べる | 腸をきれいにして便秘解消

アレルギー 治す 食べもの ごぼう を皮のまま使う

アレルギー 治す 食べもの ごぼう を皮のまま使うことです。ごぼうを皮のまま使うと、アレルギー性の病が好転する 東洋医学では、ごぼうはアレルギーになるので良くない、といって使いません。中国では一般でも食べないのが一般的です。実際にアトピー性皮膚炎の人が食べると良くないと言います。

しかし、日本の伝統的な考えかたから言えば、盲腸のとき、ごぼうをすりおろしてその極り汁を飲むと治ります。

アレルギー 治す 食べもの

アレルギー 治す 食べもの

腹痛でも治ります。ただ、効かないという人もいました。おかしいと思って詳しく聞いてみると、皮をむいて使っていると言うのです。

ごぼうは皮のまま使うことで効果アップ アレルギー 治す 食べもの

正しい食物繊維の摂り方でないと便秘は悪化!便通を強力に促進する繊維が豊富なゴボウ茶がおすすめ | 便秘を解消しよう!
https://benpi-guide.net/contents/archives/2667

日本人は何でもアクぬきだといって皮をはいで水にさらす習慣がありますが、皮ごと使うと、アレルギー性のアトピーも、ぜんそくも、花粉症も好転してきます。

お腹の調子がよくないとある日突然食物アレルギーになったりする | アレルギーは腸で治す
https://constipation-guide.net/allergie/?p=50

盲腸の場合も、皮ごとすりおろしてその搾り汁を飲む。そこに、丸ごといただく、健康づくりの秘密があるのです。

やっぱり体に効果があるのでネギの根もダイコンの皮も、コマツナの根も、タマネギのうす皮も根も全部捨てません。タマネギの皮はだしをとるときに一緒に煎じたり、薬草茶の中にまぜて煎じたりするほかは、形をまったくかえて、何なのかわからないお料理にかわります。

ダイコンの皮のきんぴら、残りもののお好み焼き、だんご汁、スープといろいろです。コンプや煮干しのだしも、佃煮やから揚げにしてコクのあるおいしいつまみものにかわってしまうのです。まさに変幻自在に食卓に並びます。

これで病弱者も健康になります。実を養うのは根です。この根に力があり、いのちがある。かたいところには、栄養的にも現代人にとくに足りない、ミネラル、ビタミンが豊富にある。この自然の恵み、自然の親切をありがたくいただく心が、工夫をさせ、創作科理をつくらせるのです。

つまり、心があってこそ、見えないいのちも、自然の力も見ることができるのです。手ぬきは心ぬきになってしまうのです。手づくり、手当て、というこの「手」も、心とともに働きます。手ぬきは心ぬきです。心を失ったとき、いのちを失い、枯れるのです。見えるものばかりを追いかけてしまった結果、出てきたゆがみが病です。

自然食も自然療法も、心が根となって行動し続けることですから、これは病気治しではありません。自然に帰るひとつの道であり、よき運命と幸せを呼ぶものなのです。体の健康だけでなく、心の健康を育む。運命の健康を呼ぶ道だと思うのです。

自然の食物と自然の療法と、もうひとつ大切なことは精神的な心の安定です。ある年の老人の日に、新聞が、東京に100歳以上の長寿者が55人もいると報道しました。日本一です。

ごぼう 皮 の栄養

ごぼうの皮
ごぼうの皮にはどのような栄養が含まれるのでしょうか。抗酸化物質の「ポリフェノール」 近年注目されている抗酸化物質であるポリフェノールは、ごぼう本体よりも皮のほうが多く含まれており、強い抗酸化作用が期待できるといわれています。次に水溶性食物繊維「イヌリン」が含まれます。
次に不溶性食物繊維「セルロース」「リグニン」が含まれます。
不溶性食物繊維である「セルロース」や「リグニン」は、水に溶けずに水分を吸収することでかさを増して腸を刺激し、便通を整える便通改善効果が期待できる栄養素です。また善玉菌のエサになることで菌を増やし、整腸効果も期待できるといわれています。

食物繊維は、穀類・いも類・豆類の摂取量の減少に伴い、現在多くの日本人に不足しているといわれています。意識して積極的に摂取する必要のある栄養素なので、水溶性・不溶性の両方を含むごぼうは食物繊維の摂取に適した野菜といえるでしょう。
イヌリンとは、キクイモやごぼう、にらなどに多く含まれる多糖類の一種です。 イヌリンは糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病予防に効果的です。 また、善玉菌を増やし、老廃物の排出を促すため、腸内の環境を整える効果も持っています。

公害がひどく、住みにくい東京砂漠で、1世紀をたくましく生きぬかれたご老人の顔は、底力と気品にあふれていました。その誰もが、クヨクヨせずにゆったり生きるのがコツだと言います。この方々は、都会の悪条件をはねのけて精神的な力を養いつつ生きてこられました。

このご老人は、都会とて長寿できないことはない、自律神経を老化させず、いつまでも丈夫に働き続けるなら、都会の中でも立派に生き続けられるのだと、心の大切さを立証してくださいました。人間は食物も大切ですが、自律神経もよく働いてくれなければ、内臓は働かないし、神経は弱るし、脳は老化して早くボケてしまいます。

この自律神経が十分に働いてくれれば、頭はボケることはなく、いつまでも若々しくたくましく生きられます。これが健康長寿のコツです。この神経は心と探い関係があり、心明るく働くときは疲れずさわやかです。しかし、イライラ、不平があると疲れかたは大きいものです。欲得計算をぬき、喜んで生きられたら幸せですね。

細胞を正常化する