アジアのハーブは解毒成分の宝庫
キムチやナムルでたっぷり野菜がとれるヘルシーな韓国料理。タイヤベトナムでたっぷり使う独特の野菜やハーブには解毒効果成分が豊富に含まれます。ピリッと辛味を効かせれば、代謝がアップしてダイエット効果にもなります。
有害金属や老廃物を排出するには、ネギ類や緑の野菜など解毒食材をたっぷり使うと効果的です。
たまねぎ | 毒素を捕まえるケルセチン、排出させるセレニウム、解毒力を高める硫黄化合物の3成分を含む、解毒野菜のキング。 |
コリアンダー (パクチー) |
アジアでは、古くから解毒・殺菌目的で食べられている定番の解毒食材。有効成分は特に解明されていないが、水銀やヒ素といった排出に役立つ。 |
にんにく | 新陳代謝を活発にし、食べた物を完全燃焼させるスコルジニンを含む。体が温まり、ダイエット効果も。 |
緑の野菜 | 毒素をくっつけて出す。解毒力を高めるのがにら、香り成分が解毒効果をもつのがしそ。緑色のクロロフィルは解毒にはかかせない成分。 |
タイやベトナムなどのアジア料理が女性達の間に人気。ちょっとしたブームを巻き起こしています。アジア食がヘルシーなのは、野菜がたっぷりでハーブやスパイスを効かせているためです。沖縄の野菜で健康効果が高いゴーヤや青パパイヤやフーチバー(ヨモギ)などは、タイやベトナムでもお馴染みの解毒食材です。
熱帯産の野菜や果物には、強い抗酸化作用で発ガン抑制効果を発揮するものが多く注目されています。
解毒という考え方は、アジアの食文化の中では、常識です。高温多湿な気候の中で、昔から食中毒を防ぐ目的で殺菌作用が強い野菜を一緒に食べてきました。
韓国などで、肉や刺身をサンチュ、エゴマの葉、にんにくといった野菜と一緒に食べるのも解毒や殺菌を目的にしていました。
最近では、これらの野菜が確かに解毒成分を持つことが確認されました。緑の野菜に多いクロロフィルやたまねぎなどの野菜に含まれるケルセチン、にんにくやにらに多い硫黄化合物、食物繊維などの成分です。
これらの食材はできるだけ食事の早めの段階で食べることが大切です。