正常な代謝を妨害する体内に蓄積した 有害金属 の害やその悪影響はどんなことに及ぶのかを紹介します。
有害金属は水銀・ヒ素・鉛・カドミウム・スズ等の総称で、体内に入ると体にとって必要不可欠なミネラルの働きを阻害し、慢性疲労、肝臓・腎臓障害、頭痛、慢性疲労、不眠、イライラ、しびれ等を引き起こします。 有害金属は、食品、大気、水道水、食品添加物、タバコ等から摂取されると言われています。
正常な代謝を妨害する体内に蓄積した 有害金属 痩せない原因
ありとあらゆるダイエットを試してみたが効果が全くない。という人がいます。もちろん、ダイエットの種類が体質に合っていない場合もありますがそれは体内に蓄積した重金属かもしれません。
毛髪中の水銀濃度を調べてみると、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかっている人ほど水銀濃度が高いことがわかっています。
毛髪から水銀濃度を調べる方法
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また、太っている人ほど水銀濃度が高い値を表示することもわかっています。そして、良いミネラルの代表であるカルシウムは低い値になっています。
つまり、肥満と有害金属は密接な関係にあることがわかります。体内に入った有害金属が酵素の働きを阻害するためです。体の中では至るところで酵素が働いています。
食べ物を消化吸収したり、エネルギーを生み出したり、そのエネルギーを使うのにも酵素は欠かせません。
脂肪を分解する際に必要な酵素もあります。こうした酵素に水銀などの有害金属がついてしまうと酵素自体の構造が変化して、活性が行われます。
その結果、脂肪燃焼システムがうまく機能せずにエネルギー代謝も低下します。肥満に繋がるというわけです。
体内にたまった有害金属は、「食べる」→「燃やす」→「出す」という正常なエネルギー代謝を妨害し、太りやすい、また痩せにくい体をつくります。
有害金属がたまって酵素の働きが悪くなると、燃え切らない脂肪がたまります。さらに消化もうまくいかなくなり便もたまる、というわけです。
これらは毒太りといっていいでしょう。
特別な薬や治療をしなくても、食生活を少し工夫すれば、体内の毒素を排出することができます。体内で毒素を捕まえて外に出す働きを持つ食材、解毒力をアップさせる食材を食べることでデトックスができます。
そんなすぐにできる方法が以下の方法です。
STEP1(お腹をすかせる)
消化吸収、解毒にと忙しく働いている胃腸や肝臓もしばしの休息でリフレッシュ。そんな空っぽのお腹に毒素バスター役の野菜や果物が投入されると有効成分の吸収もスムーズに。
STEP2(毒素を捕まえる)
毒素を捕まえる力を持つ成分が、体内に蓄積した有害金属や化学物質をつまみだし、排出へと導く。
STEP3(解毒力をアップ)
肝臓は、解毒を担う主要な臓器。日頃から活性酸素の害を受けやすい場所でもあるので果実や野菜の抗酸化作用でそのダメージを修復し解毒力を修正する。
STEP4(毒素を出す)
食事に含まれる毒素を、ササッとからめとって便として体外に排出してくれるのも食物繊維が豊富な野菜や果物。