みそ 内部被曝 外部被曝 効果

みそ 内部被曝 外部被曝 効果|メラノイジンの放射線防御力と秋月医師の証言についてまとめています。放射能への不安が高まる中で注目されているのが、日本古来の伝統食「味噌」の力です。
長崎の原爆投下時に多くの命を救った秋月医師の証言と、近年の研究で判明したメラノイジンの驚くべき放射線防御メカニズムについて詳しく解説します。

みそ 内部被曝 外部被曝 効果

長崎の被爆下で原爆症を防いだ秋月医師の食養生と、味噌の主成分メラノイジンによる放射線防御効果をまとめました。内部被曝・外部被曝から身を守るための、熟成味噌と玄米による解毒の知恵を紹介します。

みそ 内部被曝 外部被曝  両方に効果
みそ 内部被曝 外部被曝 両方に効果

第二次世界大戦末期の 1945 年 ( 昭和 20年 ) 8 月 9 日長崎に原爆が投下されたとき、秋月医師は、爆心地からわずか 1.4 km の病院に勤務されていました。そんな場所で被爆しながら、そのとき病院にいた 20 人には、いわゆる原爆症がほとんど出ませんでした。多少のだるさなどはあったものの、出血などの放射線による急性症状が出ませんでした。

それから 70 年以上も経過しましたが、その後の経過を調べても、 20 人のかたたちは皆、放射線による害は認められなかったのです。現在も、そのうち 8 人余りのかたが御存命で、ガンにもならずお元気です。

秋月先生は、その著書、「長崎原爆記 被爆医師の証言/秋月辰一郎」で、その当時毎日食べていたみそ汁が、我々の命を救ったのではないかと述べています。秋月先生のこうした体験が1つのきっかけとなって、みそと被曝の関連性について研究が行われました。

チェルノブイリ原発事故の後、北欧では多くの人がみそを食べたり飲んだりしました。今でも、チェルノブイリにみそが輸出されています。

東日本大震災が起こり、福島での原発事故が終息していない今、放射線に対するみその効果は、いよいよ重要性を増しているといってもいいでしょう。

そこで、ここでは放射線対策として、みその効果を中心に解説します。

みその効果として第一に取り上げたいのは、放射線の防御作用です。次のような実験を行っています。

乾燥した赤みそを 10 % 混ぜ込んだえさを、マウス(実験用のネズミ)に与えて 1 週間飼育します。別グループのマウスには、みその入っていないえさを同様に与えます。

1週間後、放射線を照射し、その後マウスの小腸で、どれだけ小腸組織の再生が進むか調べます。これによって、みそが放射線に対して、どの程度の防御作用をもたらすかわかります。

この結果、みそのえさを食べていたマウスは、食べていないマウスに比べて、小腸の細胞の再生が有意(偶然ではないこと)に増加しました。放射線の防御作用があると確認されたのです。

この放射線防御作用は、みその熟成度が高いほど、効果が大きいことが判明しています。つまり、外部からの放射線の害を防ぐうえでは、より完熟したみそのほうがよいといえます。

なぜ、みそにはこのような効果があるのでしょうか。

みそが発酵すると産生される、メラノイジンとう褐色色素に着目しました。メラノイジンを人工的に合成し、これをえさに混ぜてマウスに与えて放射線照射実験を行ったところ、放射線防御作用があることが確認できたのです。メラノイジンが、放射線に対するみその効果の1つを担っていると考えてよいでしょう。

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みそには、メラノイジン以外にも、多くの有効成分が含まれていると思います。しかし、それが何かはわかっていません。

味噌の歴史と7つの食効

また、みそは外部からの放射線の害に有効なだけでなく、体内に入った放射性物質を体外に排出する効果もあります。

みそは、放射性物質を体内に取り込んで起こる内部被曝に対しても、放射線に接して起こる外部被曝に対しても有効であるということになります。

さらに、これは私の専門分野外なので詳しくふれられませんが、みそには免疫機能を高める働きがあり、こうした働きも、放射線の害に対して効果を発揮している可能性があります。

なお、高血圧などで、塩分の過剰摂取が気になるかたもいると思いますが、食塩を与えると血圧が上がるタイプのラット(実験用のネズミ)にみそを与えても、血圧は上がりません。そのみそに含まれているのと同量の食塩のみを与えると、血圧は上がります。つまり、みそは食塩単独とは違い、血圧を上げないのです。それでも塩分の過剰摂取が気になるかたには、具だくさんのみそ汁をお勧めします。

まとめ

味噌による放射線防御効果と秋月医師の証言まとめ

1945年、長崎に原爆が投下された際、爆心地から約1.8kmの距離にあった病院で勤務していた秋月辰一郎医師とスタッフ、患者たちは、深刻な原爆症の発症が比較的少なかったとされています。

秋月医師は当時、食事内容に強い注意を払い、玄米を中心とした食事や、わかめ入りの味噌汁を日常的に取り入れるよう指導していました。また、甘いものを控えるなど、栄養バランスを重視した食生活を徹底していたと伝えられています。

メラノイジンの抗酸化作用

味噌に含まれる褐色成分であるメラノイジンには、抗酸化作用があることが知られています。この働きにより、体内で発生する活性酸素を抑えるサポートが期待されています。

  • 体内環境への働き:味噌に含まれる成分は、体内環境のバランス維持をサポートすると考えられています。
  • 細胞への影響:活性酸素の増加を抑えることで、細胞へのダメージ軽減に寄与する可能性があります。

また、動物実験では、発酵食品の摂取が体調維持に関与する可能性が示唆されています。ただし、これらの結果は特定条件下での研究であり、人に対する効果についてはさらなる検証が必要とされています。