腸内環境( 腸内フローラ )のベストバランスは 善玉菌 3、悪玉菌 1、日和見菌 6 です。悪玉菌も一定数必要というのに驚かれた方もいるかもしれません。
わたくしたちの、 腸内フローラ 工場では腸内細菌が日々「健康」を維持するために腸内環境をベストな状態にしています。 腸内フローラ の役割はひとことであらわせないくらい多くの働きをしています。
ただ、その腸内のベストな環境をどれだけ理想な状態にまでもっていけるかが、品質をどれだけたかめられかは、その時々の調子により異なります。いったい、どういう要因で差がつくのでしょうか?
大事なポイントは腸内細菌のバランスで 腸内環境( 腸内フローラ )のベストバランスは 善玉菌 3、悪玉菌 1、日和見菌 6
そもそも、 腸内フローラ 内は、3 つのグループに分けられます。それが「善玉菌 グループ」「悪玉菌 グループ」「日和見菌 グループ」の 3 つ。この3つは耳にしたことがあるかもしれません。
善玉菌 は、その名の通り善良で優秀です。ビフィズス菌、乳酸菌、麹菌、酵母菌などが相当します。これらの菌は、腸内を酸性に保って免疫が働きやすい環境をつくり、有害菌の増殖を抑えたり、ビタミンをつくつたりと、健康づくりのために必要なさまざま善玉菌3、悪玉菌1、日和見菌6が、理想のバランスな仕事をこなしてくれます。
悪玉菌は、目を離したすきに悪さを働きやすい要注意細菌です。一部の大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌などです。
これらは腐敗型細菌とも呼ばれ、有害物質をつくり出して、がんや生活習慣病の原因物質になります。また、増えてくると、腸内がアルカリ性に傾いて免疫力が落ち、感染症や病気になりやすくもなります。
日和見菌は、その他大勢の腸内細菌であり、バクテロイデス、連鎖球菌、土壌菌など、多くの種類があります。「日和見」はネーミングの通り、善玉菌・悪玉菌の優勢なはうにつく性質があり、善玉菌が多いときにはそちら側に味方し、悪玉菌が多いときにはそちら側に味方するのです。
ところで、この3 つの腸内細菌の関係、どこかで見たことがあるような気がしませんか? たとえば、学校のクラスなども、優秀な「よい子グループ」、ちょっと不良っぼい「悪い子グループ」、どちらでもない「その他大勢グループ」があったりしますよね。
よい子グループが多いと、クラスの雰囲気も全体的にいい感じに保たれますが、悪い子グループが増えてくると、クラスの雰囲気が悪くなって、その他大勢のおとなしい子たちまでが不良っぼい傾向に染まってくるようになってきます。
腸内フローラもまさにこれと同じなのです。すなわち、善玉菌グループが多いと、フローラ内の環境が良好に保たれて機能し、反対に、悪玉菌グループが増えてくると、フローラ内の環境が荒れてきて、仕事どころではない雰囲気になってくるのです。
そのうえ、普段はおとなしいその他日和見菌グループも悪玉菌グループに巻き込まれて、よくない働きをしてしまうのです。
ですから、腸内フローラと内の質をあげていくには、常に善玉菌グループを優勢にしておくことが大切になるのです。善玉菌を優位にしておけば、その他大勢の日和見菌グループも善玉菌側に大挙味方して、より健康になれるということです。
しかし、これは、フローラ内を善玉菌だけにして、悪玉菌をゼロにしてしまったほうがいいというわけではありません。悪玉菌グループの存在も腸内フローラには必要です。
悪玉菌も「必要悪」としての役割を果たしているところがあるのです。実際に、悪玉菌のなかには、ビタミンを合成したり、病原菌を追い出したりといった頼もしい働きをしてくれるものもあります。
あくまで、数が増え過ぎると厄介な問題を引き起こすということであり、数が少なく保たれている分には、悪玉どころかけっこう役に立ってくれる存在なわけですね。
要するに、大切なのはバランス。理想的な腸内細菌のバランスは、善玉菌が20〜30 % 、悪玉菌が10 % 、日和見菌が60 〜70 % とされています。
このバランスをキープしていくことが、腸内細菌作業員たちのやる気を引き出して、腸内フローラが良好に保たれ、良好な腸内環境につながっていくのです。では、こうした「いいバランス」を保つにはどうすればいいのか。
腸内細菌のバランスを変動させる要因はいろいろありますが、もっとも影響が大きいのは日々入ってくる食べ物です。腸内細菌の好きな食べ物が入ってくれば、善玉菌が増えてきてフローラ内の環境がよくなります。
一方、腸内細菌の嫌いな食べ物が入ってくれば、悪玉菌がどっと増えてきて工場の生産性がガタ落ちとなります。とにかく、腸内細菌のバランスは入ってくる食事内容によっててきめんに変わってしまうのです。
栄養の偏りや食べ過ぎ、飲み過ぎでも、すぐにバランスを崩してしまいますし、食事以外でも、緊張をしたり、おなかを冷やしたり、不規則な生活をしていたり、睡眠が足りなかったりといったことでもバランスを崩しがちになります。
つまり、腸内環境は、とっても神経質で影響されやすく、うつろいやすい性質なのです。そして、そういうデリケートな存在だからこそ、わたしたちは普段から腸内細菌の声に耳をすます必要があるのです。
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