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食べ物 「 陰 」 「 陽 」

食べ物 「 陰 」 「 陽 」 というのを聞いたことがありますか? 冷え改善の食事療法を行うにはこの 陰 陽 のポイントがとても重要です。身体の冷えをとるには、陽性食品を多くとり、陰性食品を控えるのが大原則です。陽性食品 陰性食品についてはこちら。

大根おろし が胃によい作用をもたらすからと毎日食べていたら冷えタイプの人はさらに冷えが悪化するでしょう。自分の体質に合った 食べ物 「 陰 」 「 陽 」 を上手に食べ分けることが重要です。栄養やカロリーだけで決めては 冷え をさらに悪化させてしまうこともあります。

食事療法の基本

食べ物 「 陰 」 「 陽 」

食物には、分析してわかる栄養素や計算できるカロリー意外に微量の未知の成分や食物そのもののもつ ( 食性 ) があります。

漢方では、患者の症状、体質、病気にあわせた食事メニューを用意します。その食事で治療することがあり、これを食事療法といいます。食事療法の基本的な考え方は、食物の様々な要素を、総合して身体に働きかけようとする物です。

食べ物 「 陰 」 「 陽 」 天然醸造酢 は身体を冷やしてしまう 陰 食品

どんなにすぐれた食品でも、人によっては合わない場合もあります。調理の仕方や食べ方によっても、良かったり悪かったりします。

たとえば、冷たい 生水 や ビタミンC が多いといわれる 生野菜 、 大根おろし などは、身体を冷やす作用がありますから、 陽性タイプ の方には適しますが 陰性タイプ の方には向きません。むしろ逆効果になって体の不調を招くことさえあります。

流行の天然醸造酢にしても、これは身体を冷やす働きがありますから、やせ型の人がとりすぎると内臓下垂の原因となります。

体にいいと思って毎日摂っていたら逆効果ということもしっかり理解しなければいけません。自分の体質に合っている 合っていない ものがあるということです。また、冷えタイプの人でもお酢を毎日少量ずつ摂るのなら問題ありません。

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レバー はスタミナ食で興奮作用があるので陰性の人には向きますが、神経質タイプの人は避けたほうがいいでしょう。

薬も食べ物も、口から入るものは、共に身体に対して薬理作用をもちますから、漢方では「医食同源」をとなえ、普段から食物に気をつけることが大切です。

食事療法が第一歩

食事療法は、漢方治療の第一歩です。好んで食べるべき食品、なるべく控えたい食品を、食性によって病名別、体質別に分類してあります。

「身体の冷え」をとるためには、この食事療法の原則を守らないと、とれるはずの「冷え」もとれないことになってしまいます。ますます冷えを悪化させてしまうこともあります。

それから大切なこととして食べ物は良いからといって一度にたくさん食べるのではなく毎日少量ずつ忘れずに食べることです。
1 食ごとのバランスを考えて食べないと、食事療法のホントの効果は発揮できません。

冷え性の人の食生活の特徴

「冷え」をとるための食事療法の基本は三大栄養素では、たんぱく質、ミネラルではカルシウムを多くとることです。たんぱく質は植物性を中心に動物性たんぱく質もバランスよく摂取します。

お腹に冷えがあると、お腹が張ったり、気分がさえなかったりと食欲も減退しがちです。また、朝食を抜いたり、昼食はお菓子やケーキですましてしまったり、食事の時も食べる量も不規則になったりします。胃腸は、一定の規則的リズムで動いているときが最も快調なのです。自律神経と非常に連動しています。決まった時間に起床して決まった時間に朝食をとる、こんな生活がとても重要です。

ですから、胃腸に多少の不快症状があっても3度の食事はきちんととることが大切です。若い女性がサラダなどしか食べないダイエットを行っている風景をみますが、身体を冷やす生野菜や果物を美容食と称してとるため冷えがさらにひどくなります。体が冷えれば痩せるどころか水分を排泄できずにむくんでしまいます。

よく噛むこと

よく噛む ことの重要性はこちらでも紹介しました。これとは別に加工されて歯ごたえのない噛まずに食べられる食品が多くなりました。食べ物をよく噛むということは、唾液の分泌をよくして消化を助けるだけでなく唾液に含まれるパロチンなどのホルモンが、身体に活力を与えてくれます。

パロチンは、耳下腺から分泌される唾液腺ホルモンの一種で,脂質を含むポリペプチドです。 緒方知三郎らによって発見され,骨と歯牙の石灰沈着および骨端軟骨の増殖を促す因子です。

また、よく噛むことで顔の筋肉が動き、しまりのあるキリットとした表情をつくってくれます。不安定な自律神経を安定化させるためにはよく噛むことで脳への血流が増すのでとても効果的です。

塩も炒る

身体の冷えをとるには、陽性食品を多くとり、陰性食品を控えるのが大原則です。冷えをとる食事の基本は、口から入れるものは、火を通したもので、体温より高い温度のものです。
塩は天然塩に火を通して、狐色になた炒り塩を料理に使うといいでしょう。炒り塩には、冷えの原因となる水毒をとる働きがあります。温食効果 はこちらです。

今、すぐに余分な水分を排出する8つの方法 5症例の紹介(水毒改善例)

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