酒、たばこ、浮気…困った 行動を抑制したい

行動を抑制したい

人が浮気をすること」「酒やタバコに依存すること」「集中力を長く保てないこと」の 行動を抑制したい 3つには、共通する理由があります。

行動を抑制したい 腸内細菌が人生をも左右してしまう

人が浮気をすること」「酒やタバコに依存すること」「集中力を長く保てないこと」の3つには、共通する理由があります。

腸内細菌が不足して、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンをうまく作れないということです。ノーベル医学生理学賞を受…賞したA ・カールソン博士は、ドーパミンは幸せを記憶する物質であるとしています。ドーパミンには、一度好きになってやめられなくなってしまったものを記憶するという性質があるのです。

ですから、脳内にドーパミンが十分にあれば、人は1人の異性だけを愛することができますが、ドーパミンが足りなくなるとそれが困難になります。意外なことに、人が浮気をするのと腸内細菌の不足は、無関係なことではないのです。

さらに酒やタバコをやめられなくなるのも、困ったことにドーパミンが原因です。ドーパミンは「美味しい」という感情も記憶して、脳に刻みつけているのです。

集中できない原因

同様に、腸内細菌の減少からセロトニンが十分に作れなくなると、集中力が続かなくなったり、すぐ疲れてしまったりするようになります。

人体におけるセロトニンの総量は10ミリグラム程度とされていますが、このうちの90%が腸に存在し、そこから脳や体内の臓器に運ばれているのです。
このセロトニンは、ドーパミンとのあいだでバランスを取り、精神状態を平静に保っています。おとなしい性質のネズミの腸内を調べてみると、善玉菌が多く、それらを全部取り出してみたところ、おとなしかったはずのネズミが攻撃的になってしまったという研究報告もあるくらいです。

腸内細菌の不足が招くトラブルは、行動だけではなく、基本的な性格にまでも、その影響は及んでいるのです。

謎が多い腸

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