油

腸にいい油と悪い油がある

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は不可欠

まずは油の特性を知る

健康的な食生活」というテーマになると悪者にされがちなのが油ですが、それは誤解です。抽をまったく摂らないのが理想の食生活、というわけではありません。

脳の成分のうちもっとも多いのは脂質です。脳をはじめさまざまな部位が正常な働きをするためには、脂質は欠かせない成分なのです。

なんでもそうですが、もちろん油の摂り過ぎはよくありません。油は消化吸収に時間がかかる栄養素なので、過剰に油分を摂ると腸の負担になります。

十分に消化されなかった油分は腸壁を刺激し、下痢を起こしてしまいます。ほかの栄養分と同様、油もバランスよく摂ることが大切なのです。

油は数種類に分けられ、特に注意して摂ってほしいものと、意識しなくてもたくさん摂ってしまいがちなものがあります。抽はまずその性質から飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。

オメガ3脂肪酸はなかなか摂りづらい

オメガ3脂肪酸とオメガ6 脂肪酸はともに生命の維持に欠かせない必須脂肪酸(不可欠脂肪酸)で、体内では合成できないため、食物から摂る必要があります。

最近の食生活ではオメガ6脂肪酸は豊富に摂取できるのですが、オメガ3 脂肪酸を摂ることは困難です。オメガ3脂肪酸は熟に弱く、青魚を食べる機会が昔と比べて減ったことで、摂取がとても難しくなっているのです。

たとえばケーキや揚げ物を食べれば、オメガ6脂肪酸と一価不飽和脂肪酸のオメガ9脂肪酸は摂取できますが、オメガ3脂肪酸は摂取できません。
オメガ3 脂肪酸から生成されるロイコトリエンやプロスタグランジンが不足すると、体内の炎症を抑えたり免疫力を上げたりする働きが鈍ってしまいます。
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また、オメガ6 脂肪酸を摂りすぎるとアレルギーが起こりやすくなるという調査結果もあります。マウスによる実験では、オメガ3脂肪酸が胎児期から常に欠乏していると、抑うつ行動が生じるということも明らかになっています。

油と病気は関係している

うつ病が増加の一途をたどっているのも、オメガ6脂肪酸の過剰摂取が原因だという論もあります。まだメカニズムがははっきりしでいませんが、脳の病気にオメガ3脂肪酸の摂取量が関わっているという報告もあります。

認知症、特にアルツハイマー型認知症の予防に多価不飽和脂肪酸を含んだ食事が有効であるという調査結果も出ています。現代の日本で意識せずに食事をしていては、オメガ3脂肪酸はほとんど摂取できません。

ほんの一部の抽と青魚を除いて、抽が使われているものを食べてもオメガ3脂肪酸を摂ることはできないのです。サバ、マグロ、イワシ、サンマ、ブリ、サケ、ニシンなどは、オメガ3 脂肪酸を豊富に含んでいるので、常日頃から意識して摂取するようにされるといいでしょう。

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