兄弟

生まれる順番とアレルギーの関係性は密接に関係している

日本にアレルギーの子どもが増えたのは出生率が下がったから

ほうっておかれた子どものほうが腸内環境がいい?

生まれる順番とアレルギー体質とには関連があるという調査結果があります。「日本小児アレルギー学会誌」が行なったアンケートによると、長男・長女はそれ以外の子どもに比べて、アレルギー体質である確率が高かったのです。

面白いことに、これは日本だけの現象ではなく、イギリスのロンドン公衆衛生専門学校で行なわれた調査でも、ほぼ同様の結果が出ているのです。断言することはできませんが、生まれる順というよりも、親が子どもにどれだけ手をかけているかに理由があるように私は思います。

1人目と2人目の違い

1人っ子や長男・長女は、親の注目を一身に受けて育ちます。でも、2人目以降が生まれると、親は1人だけにかかりきっているわけにはいきません。そうなると、2人目以降の子どもたちには長男・長女ほど手が行き届かなくなることも多くなります。

そのことが2人目以降の子どもをアレルギー体質になりにくくしているのです。親が注意しないと、子どもは床に落ちたものを平気で口に入れます。一人目の子どものときには、いちいち心配して、「汚い」ものを口に入れないように気にかけていた両親も、2人目以降では子育てにも慣れて、少々汚いものを口にしても平然としているようになります。

こうして2人目以降の子どもたちは自然に菌と触れ合っていくのです。そうするうちに、腸内細菌の数・種類ともに多くを獲得しでいきます。その結果、「手を洗いなさい」「うがいをしなさい」と目が行き届いて育てられた長男・長女よりもすぐれた腸内環境をもつことになり、アレルギーになりにくくなるというわけです。日本にアレルギーの子どもが増えた要因の1つに、出生率が下がり、1人っ子の家庭が多くなったこともあげられるのではないかと考えています。

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