最強 解毒 食材 たまねぎ を紹介します。解毒の過程で毒素を「捕まえる」「運ぶ」「排出する」「肝臓を元気にする」という全部のステップに効果を発揮するのがたまねぎとねぎです。
特に解毒力が強い「たまねぎ」と「ねぎ」最強 解毒 食材 たまねぎ
解毒の過程で毒素を「捕まえる」「運ぶ」「排出する」「肝臓を元気にする」という全部のステップに効果を発揮するのがたまねぎとねぎです。
体に備わっている解毒システムを向上させてくれます。
たまねぎ独特のにおいのもとである、硫化硫黄化合物が解毒パワーの源です。これを余すことなく逃がさないようにするためには調理が大きなポイントになります。
この硫黄化合物は、にらやにんにくといったにおいの強い野菜全般に多く含まれます。たまねぎのすばらしい点は
- 調理、食べ方のバリエーションが豊富
- 安価で年中買える
- 日持ちする
- 食べた後ににおいが残りにくい
などです。
生で食べると、程良い辛味があり、煮たり、炒めると独特の甘みがでておいしいのが特徴です。ここで解毒効果を高める調理方法をご紹介します。疲れがたまったり、朝起きるのがつらい、肩こりがひどい、手足が冷えるなどの症状がある場合は、この調理方法を試すといいでしょう。
たまねぎ、ねぎの解毒効果をアップさせる調理法
その1 輪切りにする |
切ると細胞に含まれる硫黄化合物と酵素が反応し、解毒力の強いスルフィド類ができる。酵素の効きをよくするには、繊維に逆らう方向に切る。つまり、輪切りがおすすめ。たまねぎは、いったん縦半分に切って切り口を下にし、半円状に切ると切りやすい。 |
その2 15分~30分置く |
しばらく室温に放置すると、どんどん酵素反応が進む。たまねぎであれば15分~30分、ねぎであれば5~6分でスルフィド類の量はピークに達する。揮発性成分なので長く置き過ぎてもよくない。 |
その3 2~3分油炒め |
揮発成分であるスルフィド類は、油で封じ込めることができる。中火で2~3分、油炒めにするといい。加熱でカサが減らせるのでたっぷり食べることができる。 |
サラダなどにたまねぎを使う場合に水にさらしてから使うケースがありますが、これは、せっかくの解毒パワーがおちるのでやらないように、もしやるなら短時間にしましょう。
たまねぎ | 効果アップの食材食べ合わせ
たまねぎとねぎの 4 大パワー
〔その1〕有害物質を捕まえる
たまねぎに含まれるケルセチン、たまねぎとねぎの両方に含まれるセレンが毒素とくっついて、これらが代謝酵素に結合しようとするのを防ぎます。
〔その2〕肝臓の解毒酵素を元気に
たまねぎやねぎ特有のにおいのもとであるスルフィド類が、解毒の要となる肝臓の解毒酵素を活性化します。ケルセチン、セレン、グルタチオンは抗酸化力が強く、活性酸素の害を抑制したうえで肝臓を元気にします。
〔その3〕毒素を絡め取って便で排出
たまねぎやねぎの水溶性食物繊維が毒素を絡め取ります。便通をよくして腸内に毒素が滞留するのを防ぎます。また、ねぎの緑色部分には豊富なクロロフィルが含まれダイオキシンを排出します。
〔その4〕血流をよくする
たまねぎやねぎの抗酸化成分が血液をさらさらにし、血流をよくします。
たまねぎ、ねぎの解毒成分
- グルタチオン 含硫アミノ酸を含むペプチドの一種で抗酸化作用がある。
- クロロフィル ねぎの緑の部分に含まれる色素成分でダイオキシンを体外に排出。
- ケルセチン たまねぎに多いポリフェノール類で抗酸化力が強い。
- 食物繊維 腸内で毒素をからめとり、排出する。
- スルフィド類 たまねぎとねぎのにおい成分。肝臓の解毒に役立つ。
- セレン 抗酸化力が強いミネラル。水銀と結合して排出。
最後に体にいいたまねぎの選び方の情報は玉ねぎの選び方、調理法 |農薬の害をより少なくを参照ください。